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透明人間
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半世紀に及ぶ研究の結果、透明人間になれるはずだった。
いつでも女風呂に出入りができるし、好きな女の寝室にも堂々と入られる。
はずだった。
しかし、詰めが甘かった。俺を見た女性たちは皆、悲鳴を上げる。
半分しか消えなかったせいだ。
うっすらと見えているので、俺は死ぬまで、幽霊と間違えられる。
いつでも女風呂に出入りができるし、好きな女の寝室にも堂々と入られる。
はずだった。
しかし、詰めが甘かった。俺を見た女性たちは皆、悲鳴を上げる。
半分しか消えなかったせいだ。
うっすらと見えているので、俺は死ぬまで、幽霊と間違えられる。
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