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心はヌーディスト⑦

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 断続的な〈潮吹き〉が終わったので、再びインサートして、軽くジャブを打つ。真由莉さんは下唇を噛んで、僕の腰に右手を回して引きつけようとする。切実な想いを視線に込めている。

 口にしなくても求めているものがわかる。ガンガン奥を突いて欲しい、ということだ。僕は彼女の両脚を大きく開いて、高々と持ち上げた。

 濡れそぼったザクロが露わになる。真由莉さんの膝の裏と僕の肘を噛み合わせて、腰の角度を深くした。ゆっくりと斜め下に打ち込んでいく。

 バナナの先端にしっかりと、彼女の奥底を感じる。引き戻して、今度は素早く打つ。可愛い悲鳴が上がった。僕は容赦なく、腰の速度を上げていく。

「これが欲しかったんですね。他の男のものでは満足できませんか?」

 真由莉さんは慌ただしく頷く。

「大きさと硬さが他の男と全然ちがう。シュウのがいい。シュウの×××××が最高」

 可愛い声で言いながら、腹筋を激しく震わせた。再び、エクスタシーに達したのだ。

 僕はバナナを引き抜いて、右手のタオルを押し当てる。勢いよく吹き出した体液を受け止めるために。

 今度は一滴も逃さなかった。呼吸の荒い彼女を見下ろしながら、絞れるほど湿ったタオルを新しいものと交換する。

「真由莉さん、あなたは素敵です。とってもセクシーですよ」

 いきなり強い力でしがみつかれ、情熱的に唇を奪われた。しばらく連絡をとらなかった罪滅ぼしもある。彼女の御要望には最大限に応えよう。

「たっぷり可愛がってあげます」

 再び、彼女の両脚を大きく押し広げる。そのまま彼女の腰をベッドから浮かせると、屹立したバナナを荒々しく打ち込んだ。

 真由莉さんは立て続けに達してしまうが、僕の腰は止まらない。時折、バナナを引き抜いて、吹き出す飛沫をタオルで受け止めた。

 でも、すぐにインサートしなおして、激しい腰の動きを再開する。たっぷりと、男の身体を堪能してもらう。エクスタシーは5回までは数えていたが、それ以降はあいまいだ。

 二人とも汗まみれになっていたし、僕の意識も朦朧としてきた。彼女の〈潮〉の量も目に見えて減ってきた。ふと、脱水症状の不安がよぎる。お互い、水分補給の頃合いだろう。

 十数回目のエクスタシーにぴったり合わせて、僕は彼女の中に勢いよく放出した。

 しばし余韻を味わった後、感謝のキスを交わす。真由莉さんは放心状態である。
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