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クールでジューシィ⑦
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「どうしますか? もし、やめてほしいのでしたら、そうおっしゃってください」
「……」
「なら、続けますよ」
僕は強引に、山本さんの両脚の間に膝を入れる。身体をからめて、彼女の肩や腕を愛撫しながら、彼女の両脚の内側を右太腿と膝を使って擦りあげる。抵抗の気配を見せても、力でねじ伏せた。
「カズはフェミニストだから、優しくしてくれたでしょうね。山本さん、僕の身体はカズと比べてどうですか?」
「……」
「カズと比べたら、僕は粗野で乱暴かもしれません。でも、山本さんはそちらの方がお好みのようですね」
つまり、Mっ気があるということだ。
「お願い、そんなこと言わないで」
彼女の顔は真っ赤になってしまう。それは羞恥心だけでなく、右太腿と膝でザクロの周辺を愛撫しているせいもある。
「優しく抱いた方がいいですか? それとも、荒々しくしましょうか?」
「……」
「山本さんのお好みはどちらですか?」
答えがわかっているのに訊くのは、これが言葉責めだからだ。
「……そんな、恥ずかしい」山本さんは顔を伏せて、眼を閉じている。
「優しくしてほしい、という人が大半なんですが、実はお好みが正反対なことも多いんですよ」
セックスの最中にお客さんの興が乗ってきて、僕の腰に両手をかけて強い力で引きつけることもある。
「僕に任せてもらっていいですか? 山本さんのお好みは何となくわかっているつもりです」そう言って、彼女の顔を覗き込む。
「……はい」
か細い声が返ってきた。僕は頷くと、彼女の素敵なおでこのキスをした。避妊具は装着しながら、彼女を見つめる。
引き締まった身体に、怠惰の気配はない。形の良い脚を両手でつかむと、さりげなく開いた。濡れたザクロが露わになる。彼女が羞恥心を感じる前に、僕は素早く腰を入れた。
「ああっ」
「まだ、カズに会いたいですか?」
「……」
「カズは二度と帰ってこないような気がします」
何となく、そう感じた。僕は屹立したバナナをザクロに押し当てる。
「カズのことは忘れてください。今、あなたを抱いているのは僕です」
バナナの先端をザクロの入口を潜らせた。
「……」
「なら、続けますよ」
僕は強引に、山本さんの両脚の間に膝を入れる。身体をからめて、彼女の肩や腕を愛撫しながら、彼女の両脚の内側を右太腿と膝を使って擦りあげる。抵抗の気配を見せても、力でねじ伏せた。
「カズはフェミニストだから、優しくしてくれたでしょうね。山本さん、僕の身体はカズと比べてどうですか?」
「……」
「カズと比べたら、僕は粗野で乱暴かもしれません。でも、山本さんはそちらの方がお好みのようですね」
つまり、Mっ気があるということだ。
「お願い、そんなこと言わないで」
彼女の顔は真っ赤になってしまう。それは羞恥心だけでなく、右太腿と膝でザクロの周辺を愛撫しているせいもある。
「優しく抱いた方がいいですか? それとも、荒々しくしましょうか?」
「……」
「山本さんのお好みはどちらですか?」
答えがわかっているのに訊くのは、これが言葉責めだからだ。
「……そんな、恥ずかしい」山本さんは顔を伏せて、眼を閉じている。
「優しくしてほしい、という人が大半なんですが、実はお好みが正反対なことも多いんですよ」
セックスの最中にお客さんの興が乗ってきて、僕の腰に両手をかけて強い力で引きつけることもある。
「僕に任せてもらっていいですか? 山本さんのお好みは何となくわかっているつもりです」そう言って、彼女の顔を覗き込む。
「……はい」
か細い声が返ってきた。僕は頷くと、彼女の素敵なおでこのキスをした。避妊具は装着しながら、彼女を見つめる。
引き締まった身体に、怠惰の気配はない。形の良い脚を両手でつかむと、さりげなく開いた。濡れたザクロが露わになる。彼女が羞恥心を感じる前に、僕は素早く腰を入れた。
「ああっ」
「まだ、カズに会いたいですか?」
「……」
「カズは二度と帰ってこないような気がします」
何となく、そう感じた。僕は屹立したバナナをザクロに押し当てる。
「カズのことは忘れてください。今、あなたを抱いているのは僕です」
バナナの先端をザクロの入口を潜らせた。
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