14 / 18
男が欲しい夜
忘れられない夜⑥
しおりを挟む
「ああっ」
大学生の頃なら暴発してしまったかもしれない。それほどの圧倒的な快感だった。
エリの手が絶妙な力加減で、スズキのシンボルをこすりあげる。まるで、感じるポイントを知り抜いているかのように、それを責め立てる。
「早く、来て」
そう囁かれて、スズキの躊躇いは消えた。導かれるままに、濡れた穴に入っていく。
「「ああああっ」」
二人は同時に、大きな悲鳴を上げた。全身に痺れるような快感が駆け巡ったからだ。
ケダモノになったのは、エリが先だった。スズキの腰に手を回し、荒々しく引き寄せる。明らかに、力強いピストン運動を求めている。
スズキは応じた。若々しい力で腰を使う。
エリの豊かなバストをもみしだきながら、荒々しく腰を突き上げる。
二人は暗闇の中で交わるケダモノだった。
たちまち、エリは頂に上り詰め、ほぼ同時にスズキもフィニッシュした。
二人は若い。性欲が尽きることはない。
スズキはすぐに勢いを取り戻し、エリのやわらかな身体を組み敷いた。
「もう一回したい」
「いいわよ。来て」
二人は再びケダモノに戻ると、激しく交わった。エリのセクシーな悲鳴を聞いているだけで、スズキのそれは逞しさを失わなかった。
ただ、唯一の心残りは、エリのすべてを愛でることができなかったことだ。しばらくすれば暗さに目が慣れるかとスズキは思っていたが、最後までそれは叶わなかった。
大学生の頃なら暴発してしまったかもしれない。それほどの圧倒的な快感だった。
エリの手が絶妙な力加減で、スズキのシンボルをこすりあげる。まるで、感じるポイントを知り抜いているかのように、それを責め立てる。
「早く、来て」
そう囁かれて、スズキの躊躇いは消えた。導かれるままに、濡れた穴に入っていく。
「「ああああっ」」
二人は同時に、大きな悲鳴を上げた。全身に痺れるような快感が駆け巡ったからだ。
ケダモノになったのは、エリが先だった。スズキの腰に手を回し、荒々しく引き寄せる。明らかに、力強いピストン運動を求めている。
スズキは応じた。若々しい力で腰を使う。
エリの豊かなバストをもみしだきながら、荒々しく腰を突き上げる。
二人は暗闇の中で交わるケダモノだった。
たちまち、エリは頂に上り詰め、ほぼ同時にスズキもフィニッシュした。
二人は若い。性欲が尽きることはない。
スズキはすぐに勢いを取り戻し、エリのやわらかな身体を組み敷いた。
「もう一回したい」
「いいわよ。来て」
二人は再びケダモノに戻ると、激しく交わった。エリのセクシーな悲鳴を聞いているだけで、スズキのそれは逞しさを失わなかった。
ただ、唯一の心残りは、エリのすべてを愛でることができなかったことだ。しばらくすれば暗さに目が慣れるかとスズキは思っていたが、最後までそれは叶わなかった。
0
拙作『天使の穴には牙がある【R18】』を読んでいただき、本当にありがとうございます。どうぞ、お気軽に御覧ください。「お気に入り」登録や御感想を聞かせていただければ幸いです。『裸のプリンス【R18】』と『ブラックアイドル【R18】』も合わせて、よろしくお願いいたします。ホラー・ミステリー大賞に参加しますので、合わせてお願いします。
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説

ママが呼んでいる
杏樹まじゅ
ホラー
鐘が鳴る。夜が来る。──ママが彼らを呼んでいる。
京都の大学に通う九条マコト(くじょうまこと)と恋人の新田ヒナ(あらたひな)は或る日、所属するオカルトサークルの仲間と、島根にあるという小さな寒村、真理弥村(まりやむら)に向かう。隠れキリシタンの末裔が暮らすというその村には百年前まで、教会に人身御供を捧げていたという伝承があるのだった。その時、教会の鐘が大きな音を立てて鳴り響く。そして二人は目撃する。彼らを待ち受ける、村の「夜」の姿を──。
まばたき怪談
坂本 光陽
ホラー
まばたきをしないうちに読み終えられるかも。そんな短すぎるホラー小説をまとめました。ラスト一行の恐怖。ラスト一行の地獄。ラスト一行で明かされる凄惨な事実。一話140字なので、別名「X(旧ツイッター)・ホラー」。ショートショートよりも短い「まばたき怪談」を公開します。


赤い部屋
ねむたん
ホラー
築五十年以上。これまで何度も買い手がつきかけたが、すべて契約前に白紙になったという。
「……怪現象のせい、か」
契約破棄の理由には、決まって 「不審な現象」 という曖昧な言葉が並んでいた。
地元の人間に聞いても、皆一様に口をつぐむ。
「まぁ、実際に行って確かめてみりゃいいさ」
「そうだな……」

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる