裸のプリンスⅡ【R18】

坂本 光陽

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ゴージャス・ボディ⑧

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 僕は無言で頷く。ヘッドボードから避妊具を摘み上げ、素早く装着する。

 二三回しごき上げると、準備は整った。ノアさんの足首をつかみ、美しい両脚を持ち上げる。

「失礼します」

 断わってから、大胆に押し開いた。僕の目の前に、熟したフルーツが露になる。潤みきった口を開いて、僕のインサートを待っている。

「ゆっくり行きますから、もし、痛かったら仰ってください」

 ノアさんはコクンと頷いた。

 まず、バナナを濡れた太股にこすりつける。体液になじませながら、バナナの硬さを確認してもらう。敏感な果粒にこすり上げてから、ザクロの入り口に突き刺した。

 セクシーな悲鳴を聞きながら、僕はゆっくりと腰を押し進めていく。

 ノアさんの体液のせいだろう。抵抗をほとんど感じることはない。僕たちの角度もぴったりだった。美しい身体を見下ろしつつ、僕はゆっくりと進む。

 やがて一番奥まで達した。ノアさんが上体をのけぞらして、甲高い悲鳴を上げた。

 跳ね回る身体を抱きしめつつ、ゆっくりとピストン運動を開始する。

 また、二の腕に爪を立てられたが、さほど痛みは感じない。次第にピストンの速度を増していく。

「シュウ、どうして? どうして、こんなに硬いのっ!?」
「まだ始まったばかりですよ。遠慮なく味わってください」

 僕は愛情を込めて、腰を打ち込んでいく。

 やはり、ノアさんはポルチオも開発されていた。

 ザクロの奥の奥、子宮の入り口にあるスポットを、専門用語で〈ポルチオ性感帯〉という。十文に開発されていれば、最高のエクスタシーを味わえるスポットである。

 激しく突き立てると、ノアさんはビビッドに反応する。腰を引いて入り口周辺をかきまわしたり、Gスポットを刺激したりもしたが、ノアさんの好みは、圧倒的に〈奥〉らしい。

 両手で僕の腰を引き寄せて、一番奥を激しく突いてほしい、と求めてくる。

 お客様の御要望には応えねばならない。

 僕はバナナを入れたまま、自分の両肘と彼女の膝裏をかみ合わせる。そのまま、ザクロの位置を持ち上げて、両脚を最大限に広げた。

 濡れたザクロの入り口を広げる。ノアさんは期待と羞恥心の入り混じった表情だ。二つの瞳は情欲に濡れている。

「行きますよ」

 僕はバナナを斜め下に打ち込んだ。体重もかかっているので、奥を打つ衝撃は半端ない。

 ノアさんは身体をよじり、ケモノのような声を上げた。コールボーイとして手応えを感じる。僕は容赦なく、鋼鉄のバナナでザクロを串刺しにする。

 美しい身体が僕の下で、活きのよい魚のように、激しくのたうっている。女性が快感に乱れる姿は本当に美しい。心から、そう思う。

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