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21話:魔神の姫(1)
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[魔神と女神の戦争時代]
球体のガラスの中に少女がいる。その少女を見つめる黒髪の大人の女性が、球体の外側から寄り添うようにいた。
黒髪の女性「ユピテル・・・ごめんなさい。封印されたせいで、ここから出すことが出来なくて」
ユピテル「イオお母様、私は大丈夫です」
「それよりも、私に魔力を注ぐのをお止めください」
「魔力が無くなれば、消滅してしまいます」
イオ「何をいってるの! ユピテルは、女神なのよ」
「まだ魔力が安定してない状態で、その球体の中で雷の魔力を吸い取られるとユピテルが消滅する危険があるのよ」
ユピテル「お母様・・・」
お互いに疲労した状態の時、扉が開き中に入って来る人物がいる。
それは、魔神の王オルデス
イオの前まで近寄り、話す「どうだ、娘の魔力は回復したのか?」
ユピテルは怖がり、イオはオルデスに睨み付ける。
イオ「今度は何をする、つもりですか」
オルデス「やっと宇宙戦艦が完成した」
「これで神の部屋を、打ち落とせる」
「打ち落とした後は、クロスの娘たちを捕らえて、ユピテルと同様に扱ってやる」見下すように笑う。
イオ「何て事を・・・」
オルデス「娘とイオをスターシップに連れていけ」兵士に命令を出す
疲労してるユピテルとイオは、抵抗できずに移動する。
スターシップ内の通路を進むと、大きいドアの前で止まる。
魔神の兵士「中に入れ」
素直に従い中に入ると、帝国で監禁されてた場所と同じ作りになっている。
ユピテルは球体の中に入れられ、イオは動力室に閉じ込められる。
イオは、ユピテルと一緒に逃げる事を考えてるが、スキルを封印された状態では何もできない事を悲しんでいた時、頭の中に直接声が聞こえた。
〔母上、聞こえますか?〕その声は、スティアの声だった。
イオ「スティアなの?」
スティア〔母上、この声は父上が作った水晶で、相手に念話をする事ができるのですが、相手に送信できても受信は出来ません〕
〔なので、この後の母上を助ける方法を伝えます…〕
イオの行動にユピテルが不思議そうに見つめる
ユピテル「お母様何かあったのですか?」
イオ「ユピテル! 私達ここから出られるかもしれない」
球体のガラスの中に少女がいる。その少女を見つめる黒髪の大人の女性が、球体の外側から寄り添うようにいた。
黒髪の女性「ユピテル・・・ごめんなさい。封印されたせいで、ここから出すことが出来なくて」
ユピテル「イオお母様、私は大丈夫です」
「それよりも、私に魔力を注ぐのをお止めください」
「魔力が無くなれば、消滅してしまいます」
イオ「何をいってるの! ユピテルは、女神なのよ」
「まだ魔力が安定してない状態で、その球体の中で雷の魔力を吸い取られるとユピテルが消滅する危険があるのよ」
ユピテル「お母様・・・」
お互いに疲労した状態の時、扉が開き中に入って来る人物がいる。
それは、魔神の王オルデス
イオの前まで近寄り、話す「どうだ、娘の魔力は回復したのか?」
ユピテルは怖がり、イオはオルデスに睨み付ける。
イオ「今度は何をする、つもりですか」
オルデス「やっと宇宙戦艦が完成した」
「これで神の部屋を、打ち落とせる」
「打ち落とした後は、クロスの娘たちを捕らえて、ユピテルと同様に扱ってやる」見下すように笑う。
イオ「何て事を・・・」
オルデス「娘とイオをスターシップに連れていけ」兵士に命令を出す
疲労してるユピテルとイオは、抵抗できずに移動する。
スターシップ内の通路を進むと、大きいドアの前で止まる。
魔神の兵士「中に入れ」
素直に従い中に入ると、帝国で監禁されてた場所と同じ作りになっている。
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イオは、ユピテルと一緒に逃げる事を考えてるが、スキルを封印された状態では何もできない事を悲しんでいた時、頭の中に直接声が聞こえた。
〔母上、聞こえますか?〕その声は、スティアの声だった。
イオ「スティアなの?」
スティア〔母上、この声は父上が作った水晶で、相手に念話をする事ができるのですが、相手に送信できても受信は出来ません〕
〔なので、この後の母上を助ける方法を伝えます…〕
イオの行動にユピテルが不思議そうに見つめる
ユピテル「お母様何かあったのですか?」
イオ「ユピテル! 私達ここから出られるかもしれない」
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