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19話:思い悩み
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火の女神スティア、魔神の俺を警戒してる人物。
ユピテルの話だと、国の消滅で難民たちの居場所を確認するため、今は捜索をしているらしい。
スティアがここに来る理由は、俺を捕らえに来たのだろうか?
スティアの顔を見ると、鼻血を出しながら涙目になり、こちらを睨み付けている。
スティア「見えない壁は、お前がしたのか」
アーク「そうだが」
スティア「これは何なのだ、顔面強打したではないか!」
アーク「もしかして、走りながら魔法障壁に当たったのか?」
スティアが恥ずかしそうに返答する「だ・・・だからなんだ。見えない壁があるなんて普通は、気が付かねえよ」
言われてみればその通り。そこで魔法障壁のシステムに、壁の周りに半透明の注意文の表示をさせた。
アーク「すまない、障壁を作って、その日に人が来るとは思わなかったので、これでどうだろうか?」
スティア「もっと早く表示して欲しかった」むくれながら怒っている
アーク「所で、ここには何しに来た?」
スティア「ユピテルが復興の手伝いをしていると、連絡があったから、駆け付けたんだよ」
「元々獣人族の支援は、自分の担当だから、役に立ちたくて」
「そしたら数ヶ所家が有るから嬉しくて走って向かったら、見えない壁にぶつかったんだよ」ケガをしたから治せ目線を送る。
スティアの入行登録済ませ、ポーションをスティアに渡す。
アーク「魔神のポーションだ。これで出血が止まる」
スティアは、ポーションを受け取り、飲む「このポーション凄いな! 普通のポーションは、出血・毒に対して回復してもすぐに体力が減り続けるから、普通のポーションを飲み続ける必要があるのに、これは持続性があるのか」感心する。
アーク「スティアは、魔神の俺の事を警戒してないのか?」
スティア「自分が警戒してるのは、魔神の兵器で国が滅ぶ事だよ」
「今は、ユピテルがお前を監視してるから、警戒はしていないよ」
どうやらスティアは、ユピテルに合いに来たみたいだ。それに復興の支援を手伝う事も言っている。
家付近まで来ると、スティアが回りを見ながら喜ぶ「おぉ! これは湖なのか?」
「確か爆発して、大きな穴があった場所だよな」
アーク「その通り、大きな穴を埋めて小さくした。水の魔法で貯水地にして、飲み水と畑に使っている」
スティア「水も飲めるのか。でも、井戸がないぞ?」
アーク「それは、あそこの蛇口を回せば、水が出てくる」
スティア「本当に凄いな・・・」少し悲しそうな顔になる。
「自分の使えるスキルは、火と熱しか扱えないから、国が消滅して砂漠化になったこの場所で、火のスキルではかえって悪化になり、何もできなかった」
「だからさ。自分ができる事で、手伝わせて欲しい」
トトと別れて、アークとスティアでユピテルの部屋の前にいる。
アーク「ユピテル、お前に会いたい人が来たぞ」ドアを開ける。
その姿は、エアコンの効いた部屋で、大きめの椅子にだらしなく足を開き、屋でくつろいでいた。
アーク「ユピテル・・・」
ユピテルの口がへの字で、目が点の顔になった「あ!・・・」徐々に顔が赤くなる。
ユピテルの話だと、国の消滅で難民たちの居場所を確認するため、今は捜索をしているらしい。
スティアがここに来る理由は、俺を捕らえに来たのだろうか?
スティアの顔を見ると、鼻血を出しながら涙目になり、こちらを睨み付けている。
スティア「見えない壁は、お前がしたのか」
アーク「そうだが」
スティア「これは何なのだ、顔面強打したではないか!」
アーク「もしかして、走りながら魔法障壁に当たったのか?」
スティアが恥ずかしそうに返答する「だ・・・だからなんだ。見えない壁があるなんて普通は、気が付かねえよ」
言われてみればその通り。そこで魔法障壁のシステムに、壁の周りに半透明の注意文の表示をさせた。
アーク「すまない、障壁を作って、その日に人が来るとは思わなかったので、これでどうだろうか?」
スティア「もっと早く表示して欲しかった」むくれながら怒っている
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スティア「ユピテルが復興の手伝いをしていると、連絡があったから、駆け付けたんだよ」
「元々獣人族の支援は、自分の担当だから、役に立ちたくて」
「そしたら数ヶ所家が有るから嬉しくて走って向かったら、見えない壁にぶつかったんだよ」ケガをしたから治せ目線を送る。
スティアの入行登録済ませ、ポーションをスティアに渡す。
アーク「魔神のポーションだ。これで出血が止まる」
スティアは、ポーションを受け取り、飲む「このポーション凄いな! 普通のポーションは、出血・毒に対して回復してもすぐに体力が減り続けるから、普通のポーションを飲み続ける必要があるのに、これは持続性があるのか」感心する。
アーク「スティアは、魔神の俺の事を警戒してないのか?」
スティア「自分が警戒してるのは、魔神の兵器で国が滅ぶ事だよ」
「今は、ユピテルがお前を監視してるから、警戒はしていないよ」
どうやらスティアは、ユピテルに合いに来たみたいだ。それに復興の支援を手伝う事も言っている。
家付近まで来ると、スティアが回りを見ながら喜ぶ「おぉ! これは湖なのか?」
「確か爆発して、大きな穴があった場所だよな」
アーク「その通り、大きな穴を埋めて小さくした。水の魔法で貯水地にして、飲み水と畑に使っている」
スティア「水も飲めるのか。でも、井戸がないぞ?」
アーク「それは、あそこの蛇口を回せば、水が出てくる」
スティア「本当に凄いな・・・」少し悲しそうな顔になる。
「自分の使えるスキルは、火と熱しか扱えないから、国が消滅して砂漠化になったこの場所で、火のスキルではかえって悪化になり、何もできなかった」
「だからさ。自分ができる事で、手伝わせて欲しい」
トトと別れて、アークとスティアでユピテルの部屋の前にいる。
アーク「ユピテル、お前に会いたい人が来たぞ」ドアを開ける。
その姿は、エアコンの効いた部屋で、大きめの椅子にだらしなく足を開き、屋でくつろいでいた。
アーク「ユピテル・・・」
ユピテルの口がへの字で、目が点の顔になった「あ!・・・」徐々に顔が赤くなる。
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