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第1章
19話 スケルトンが あらわれた!
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「2時の方向に2体います」
「よし。それ以外はいないな?」
「近くにはいません」
ドロネから出発した日の昼過ぎ、僕の魔力感知に反応があった。
この匂いから判断するとまたアンデット系の魔物だろう。
「よし。今回は連携の確認をするから全員で行くぞ」
「誰か馬車に残さなくて大丈夫ですか?」
いくら近くにいると言っても少し不用心な気がする。
「ああ、今回が特別と言うのもあるが、この匂いで嗅覚のある魔物は近付かないから大丈夫だ」
なるほど、そういえばララニアでゾンビを倒していた時も、周りにはゾンビ以外いなかったな。
「分かりました」
「よし。ダミアンさん達はここで待っていて下さい」
「はい、分かりました」
「私とエルムが前衛、タツヤが中衛、カヨが後衛だ。行くぞ」
反応があった場所にゆっくり近付くと匂いが強くなり、見慣れたゾンビともう1体、金属製の鎧を着たスケルトンがそこにいた。
スケルトンはその名の通り骨の魔物だ。
今回のは人骨の様で鎧の他に剣と盾を持っている事から、生前は兵士の様な戦う職業だったのだろう。
「スケルトンか、エルム頼めるか?」
「はい」
僕は右手にメイス、左手には金属製の盾を装備している。
そしてメイスは打撃武器なのでスケルトンとは相性が良いのだ。
「よし。ゾンビは私が抑えておくからその隙にタツヤが光魔法でゾンビを仕留めてくれ」
「おう、分かった!」
この間、ゾンビ達はさまよう訳でもなくただそこに立っているだけだった。
まるで何かを待つ様に。
「よし。カヨは後で周りを警戒しつつ、もし怪我をした時の為に回復の準備しておいてくれ」
「は、はい!」
「よし。行くぞ!」
そして僕とアナベルが飛び出し、戦闘が始まった。
「「強化」」
僕とアナベルの声が重なる。
僕は足と腕に強化を使って一気に間合いを詰める。
アナベルも一気に間合いを詰めたところを見ると同じく足に強化を使ったのは明らかだ。
そして僕はスケルトンの頭に向かってメイスを振り下ろす。
スケルトンは僕の攻撃に気が付き、横に避ける。
しかし完全に避ける事は出来ず、スケルトンは盾を持っていた左腕を失った。
スケルトンは骨を鳴らし、右腕に持った剣を僕に振り下ろす。
僕はそれを盾で弾き、メイスで腰の辺りを殴る。
すると鎧の劣化が酷かったのか鎧は砕け、それと一緒に中の骨も砕けてしまい上半身と下半身が離れてしまった。
それでもまだ上半身は動く様でどこかへ這って行こうとする。
どこへ行こうとしているのかは分からないけどやる事は1つ、僕はメイスで頭を叩き潰した。
そして中にあった赤黒い魔石を取り出すと、スケルトンは動かなくなった。
「ホーリーアロー!」
向こうも終わった様で、このパーティーの初戦闘は勝利に終わった。
装備を剥ぎ取った後、馬車に戻ろうとした時にカヨがスケルトンに祈りを上げようとしていた。
アナベルとタツヤはもう先に行ってしまった様なので、僕が残る事にした。
前世でも聖女が魔物を倒した後に同じ様な事をしていたのを思い出す。
「この魂に救いを与え給え」
カヨがそう唱えるとスケルトンの骨から光のモヤが現れ、空に昇って行った。
それを見ながら戦闘で昂った心を落ち着かせる。
前世の勇者パーティーメンバーの動きを真似てみたけど結構上手くいったな。
それに前世では後ろで見ている事しか出来なかった。
でもこの体なら戦える。
僕は静かに手を握りしめた。
「お、お待たせしました」
祈りが終わった様でカヨが駆け足で寄ってきた。
「それじゃあ行こうか」
「はい」
馬車へ戻り、少し休憩を取ってから出発した。
そして日が落ち始めた頃、小川を見つけたのでその近くで野営をする事になった。
「タツヤとエルム、これは見た事あるか?」
アナベルが皮袋の中に入った灰色のキメの粗い粉を見せてきた。
「ありません」
塩にしては粒が大きすぎる。
「俺も見た事ないな」
「これはビャクマの木を粉末にした物で、これから出る煙が魔物避けに使えるんだ」
「「へ~」」
そんな便利な物があったのか。
前世では夜襲にあって寝不足になるなんて事が当たり前だったけど、今世ではそれに悩まされる事はなくなりそうだな。
「私の店でも取り扱っていますから、もしお金に余裕があればお買い求めください」
流石はダミアンさん、いつでも宣伝は忘れない。
「因みにこれでいくらですか?」
「アナベルさんが持っている量ですと5000ギルはしますね」
「「高っ!」」
貴重な物なのか、効果があるからなのか分からないけどかなり高額だ。
「だが便利だぞ?私がこれまで使った限りだと1度も夜襲を受けてない。しかも1つまみで1晩もつ」
欲しい。
宣伝文句に乗せられてる感じがするけどすごく欲しい。
今日の晩御飯は干し肉と野草で作ったスープとパンだ。
スープはアナベルが作ってくれて、ダミアンさんから提供された胡椒が良いアクセントになっていて美味しかった。
夜は一応見張りを付ける事になりアナベルとタツヤが初めに見張りをして、その後に僕とカヨで見張る。
「ど、どうぞ」
目が醒める様にとカヨがお茶をいれてくれた。
「ありがとう」
僕は眠気という感覚はないので必要ないんだけど、断るのも悪いので頂く。
焚き火を眺めながらお茶を口に含むと苦味が広がる。
飲み込むと内臓がない分、体に染み渡る感じはないけど少しだけ魔力に変換されているのが分かる。
「カヨは今はソロで活動しているんだっけ」
「はい、前いたパーティーが解散してしまって」
ここら辺の話は自己紹介の所で聞いていた。
「でもヒーラーだったらどこかのパーティーから勧誘があるんじゃないの?」
「あるにはあるんですけど・・・皆さん厳しい人ばかりでその空気について行けなくて・・・」
「あー、冒険者はそういう性格の人多いよね」
まぁそういう性格じゃないと、冒険者を長く続けるのは大変かもね。
「はい・・・なのでパーティーに馴染めず、ソロで活動しています」
ヒーラーなら守ってもらえて需要度も高いから楽そうに思っていたけど、カヨも苦労している様だね。
この後も他愛もない話を続け、空が白み始めたのでカヨと一緒に朝食の準備をしているとアナベル、御者さん、ダミアンさん、タツヤの順番で起きてきた。
朝食は昨日と同じくパンとスープ。
食べ終わると身支度をして出発する。
今日の晩までにはテナス村に着かなくてはいけない。
「よし。それ以外はいないな?」
「近くにはいません」
ドロネから出発した日の昼過ぎ、僕の魔力感知に反応があった。
この匂いから判断するとまたアンデット系の魔物だろう。
「よし。今回は連携の確認をするから全員で行くぞ」
「誰か馬車に残さなくて大丈夫ですか?」
いくら近くにいると言っても少し不用心な気がする。
「ああ、今回が特別と言うのもあるが、この匂いで嗅覚のある魔物は近付かないから大丈夫だ」
なるほど、そういえばララニアでゾンビを倒していた時も、周りにはゾンビ以外いなかったな。
「分かりました」
「よし。ダミアンさん達はここで待っていて下さい」
「はい、分かりました」
「私とエルムが前衛、タツヤが中衛、カヨが後衛だ。行くぞ」
反応があった場所にゆっくり近付くと匂いが強くなり、見慣れたゾンビともう1体、金属製の鎧を着たスケルトンがそこにいた。
スケルトンはその名の通り骨の魔物だ。
今回のは人骨の様で鎧の他に剣と盾を持っている事から、生前は兵士の様な戦う職業だったのだろう。
「スケルトンか、エルム頼めるか?」
「はい」
僕は右手にメイス、左手には金属製の盾を装備している。
そしてメイスは打撃武器なのでスケルトンとは相性が良いのだ。
「よし。ゾンビは私が抑えておくからその隙にタツヤが光魔法でゾンビを仕留めてくれ」
「おう、分かった!」
この間、ゾンビ達はさまよう訳でもなくただそこに立っているだけだった。
まるで何かを待つ様に。
「よし。カヨは後で周りを警戒しつつ、もし怪我をした時の為に回復の準備しておいてくれ」
「は、はい!」
「よし。行くぞ!」
そして僕とアナベルが飛び出し、戦闘が始まった。
「「強化」」
僕とアナベルの声が重なる。
僕は足と腕に強化を使って一気に間合いを詰める。
アナベルも一気に間合いを詰めたところを見ると同じく足に強化を使ったのは明らかだ。
そして僕はスケルトンの頭に向かってメイスを振り下ろす。
スケルトンは僕の攻撃に気が付き、横に避ける。
しかし完全に避ける事は出来ず、スケルトンは盾を持っていた左腕を失った。
スケルトンは骨を鳴らし、右腕に持った剣を僕に振り下ろす。
僕はそれを盾で弾き、メイスで腰の辺りを殴る。
すると鎧の劣化が酷かったのか鎧は砕け、それと一緒に中の骨も砕けてしまい上半身と下半身が離れてしまった。
それでもまだ上半身は動く様でどこかへ這って行こうとする。
どこへ行こうとしているのかは分からないけどやる事は1つ、僕はメイスで頭を叩き潰した。
そして中にあった赤黒い魔石を取り出すと、スケルトンは動かなくなった。
「ホーリーアロー!」
向こうも終わった様で、このパーティーの初戦闘は勝利に終わった。
装備を剥ぎ取った後、馬車に戻ろうとした時にカヨがスケルトンに祈りを上げようとしていた。
アナベルとタツヤはもう先に行ってしまった様なので、僕が残る事にした。
前世でも聖女が魔物を倒した後に同じ様な事をしていたのを思い出す。
「この魂に救いを与え給え」
カヨがそう唱えるとスケルトンの骨から光のモヤが現れ、空に昇って行った。
それを見ながら戦闘で昂った心を落ち着かせる。
前世の勇者パーティーメンバーの動きを真似てみたけど結構上手くいったな。
それに前世では後ろで見ている事しか出来なかった。
でもこの体なら戦える。
僕は静かに手を握りしめた。
「お、お待たせしました」
祈りが終わった様でカヨが駆け足で寄ってきた。
「それじゃあ行こうか」
「はい」
馬車へ戻り、少し休憩を取ってから出発した。
そして日が落ち始めた頃、小川を見つけたのでその近くで野営をする事になった。
「タツヤとエルム、これは見た事あるか?」
アナベルが皮袋の中に入った灰色のキメの粗い粉を見せてきた。
「ありません」
塩にしては粒が大きすぎる。
「俺も見た事ないな」
「これはビャクマの木を粉末にした物で、これから出る煙が魔物避けに使えるんだ」
「「へ~」」
そんな便利な物があったのか。
前世では夜襲にあって寝不足になるなんて事が当たり前だったけど、今世ではそれに悩まされる事はなくなりそうだな。
「私の店でも取り扱っていますから、もしお金に余裕があればお買い求めください」
流石はダミアンさん、いつでも宣伝は忘れない。
「因みにこれでいくらですか?」
「アナベルさんが持っている量ですと5000ギルはしますね」
「「高っ!」」
貴重な物なのか、効果があるからなのか分からないけどかなり高額だ。
「だが便利だぞ?私がこれまで使った限りだと1度も夜襲を受けてない。しかも1つまみで1晩もつ」
欲しい。
宣伝文句に乗せられてる感じがするけどすごく欲しい。
今日の晩御飯は干し肉と野草で作ったスープとパンだ。
スープはアナベルが作ってくれて、ダミアンさんから提供された胡椒が良いアクセントになっていて美味しかった。
夜は一応見張りを付ける事になりアナベルとタツヤが初めに見張りをして、その後に僕とカヨで見張る。
「ど、どうぞ」
目が醒める様にとカヨがお茶をいれてくれた。
「ありがとう」
僕は眠気という感覚はないので必要ないんだけど、断るのも悪いので頂く。
焚き火を眺めながらお茶を口に含むと苦味が広がる。
飲み込むと内臓がない分、体に染み渡る感じはないけど少しだけ魔力に変換されているのが分かる。
「カヨは今はソロで活動しているんだっけ」
「はい、前いたパーティーが解散してしまって」
ここら辺の話は自己紹介の所で聞いていた。
「でもヒーラーだったらどこかのパーティーから勧誘があるんじゃないの?」
「あるにはあるんですけど・・・皆さん厳しい人ばかりでその空気について行けなくて・・・」
「あー、冒険者はそういう性格の人多いよね」
まぁそういう性格じゃないと、冒険者を長く続けるのは大変かもね。
「はい・・・なのでパーティーに馴染めず、ソロで活動しています」
ヒーラーなら守ってもらえて需要度も高いから楽そうに思っていたけど、カヨも苦労している様だね。
この後も他愛もない話を続け、空が白み始めたのでカヨと一緒に朝食の準備をしているとアナベル、御者さん、ダミアンさん、タツヤの順番で起きてきた。
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