もう一度……〜女神の依頼を受けて召喚された世界で俺の人生が変わりました〜

ソラ

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第1章

60 アルフィーノの暴走 **

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俺が帰還する準備が始まった。

エードラムの誕生日まで後10日。
王城の警備も見直しをされている。

1週間後、エードラムの誕生会をするのだと言っていた。

そこで、俺の帰還を皆に伝えるのだと言っていた。

誕生会は盛大に行うのだと。

エードラムのお披露目を兼ねているんだと。




「誠吾」

最近、アルフィーノの容赦がなくなってきた。
俺が恥ずかしいと言っても離れることがないし、何処でもハグやキスをしやがる。

いや、まあ、……俺も嬉しいんだけど……

それでも、その頻度が徐々に上がってきていたのだが、もう今では何時でも何処でも……って、コンビニかよ!って思わずツッコミ入れたわ!!

なあ、人前でエロい話しないんだよな?

何で人前でキスしようとするんだよ!!

俺、最初からそれはないって言ったよな?

あれ?おかしいよな?


今日も今日とてアルフィーノに捕まって、今も抱きしめられキスされてる。

初めは表面を擦り合わせるようなキスだったのに、「なげーんだよ!」って言いかけ口を開くと容赦なく舌を捩じ込んできやがった!
歯列を擦られ、上顎を擦られ……気持ちいいんだけど……好きだからこそ許しちまうんだけど…………

気持ちよくて腰砕けになんだよ!
コレ、今日何回目か分かってんのかよ!!

「……ふぃー……もぅ……ダメぇ……」

クソ!!
甘えたような声しか出ねーし!
この中途半端な感じ……

何だか腹が立つ!!


アルフィーノはクスクス笑いながら俺を抱き上げ1人がけ用のソファに座る。

最近気がついた。
この1人がけ用のソファ、俺に逃げ場がない!
腰砕けでも、腕にはちょっと力入るんだよ。グってアルフィーノ押せば膝から降りれるんだ。
それをさ、1回やったんだよ。そしたら、次から1人がけ用のソファに座るんだよ。俺を膝に乗せたまま……

アルフィーノをグって押しても逃げられない。
逃げればアルフィーノのやりたいようにやられる。

前に逃げた時はアルフィーノが驚いてる間に物理的に距離が取れた。

今は無理。

身動きが取れず、ちょっとでも距離を取ろうとアルフィーノを押しやるけどそれを有無を言わさず力技で抱きしめて俺の唇を貪り続ける。


コレ……ヤバいな……


現在時間は夜。夕食後、入浴も済ませて後は寝るだけ。

今は1人がけ用のソファだけど……ベッドに連れ込まれたりしないよな?
いや、一緒に寝るんだけど……

何時もはもっと落ち着いてから……この勢いで寝るってなったら……

ヤバくない?


「誠吾。ベッドに行こうか」
「えっ?……ちょ……ま……」
「待ちません」

アルフィーノに抱き上げられて逃げることも出来ずベッドにそっと寝かされる。

ヤバい。ヤバい。ヤバい。

心臓がドキドキいってるのが分かる。
もう、耳の傍に心臓があるのかってくらい。聴診してもこんなにハッキリ聞こえないんじゃないかってくらいにドキドキ聞こえてくる。

どんどん胸が苦しくなってくる。

そんな俺の上にアルフィーノが被さり……
ゆっくり近づいてきたアルフィーノの唇が俺のそれに重なる。
何度も啄まれ、胸の苦しさもあって息を吸おうと口を開ければ舌を入れられ口内を嬲られる。

唾液を啜られ、アルフィーノの唾液を流し込まれ必死に飲み込む。

あまい…………

アルフィーノの唾液は甘い。

だんだん意識も朦朧としてきてアルフィーノがそこにいるとしか認識できなってくる。

俺に気持ちいいことしてるのはアルフィーノ。それくらいしか分からなくなってくる。

甘い唾液を啜り、アルフィーノに縋り付く。

その間にもアルフィーノは俺に「好きです」「可愛い」「もっと蕩けて」と甘い声で囁く。


気がつけば寝衣の前ははだけ、アルフィーノの手が俺の身体を撫で回していた。

「ちょっと……待て……」

ハグとキスまでって!!

「待てない。誠吾。もう時間がないんだから……」

そう言って気持ちいいキスをしながら俺の身体を撫で回し続ける。


「……あっ………………苦し……ぃ…………」


先程からの胸の苦しさもあり、その言葉を最後に俺の意識はブラックアウトした。






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お読みいただきありがとうございます(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)

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