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『ガンプロ』第17話 祭りの後の……
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学校祭の開会式では学級紹介の後いくつかのセレモニーが行われた。それからステージ発表が二クラス分終わり、展示観覧の時間になった。
展示教室の入り口には順番待ちができるほどだった。だがその半分は自分たちのクラスが気になる当事者たちだ。展示教室を受け持つ学級では、作品の管理のために何人かの当番を決めるのがルールとなっている。例年この役はつまらないため嫌われる。だが、今年はガンダムの見張り役を申し出る生徒が多すぎて困ってしまう結果になった。
ステージ発表は全員で見るが、展示の時間にはそれぞれが興味のある他学級の作品も見たいのだ。ところがガンダムを格納した今年の教室前には、「自分たちの」作品が気になって仕方のない生徒であふれていた。見学者たちの感想が聞きたいのだ。褒められたい、驚かれたい、感心されたい。そんな思いの生徒たちがここに集まってきている。やり切った、完成させられたという充実感や満足感が見てとれた。
そして、妻が予想した通り、この展示は父さんたちに最も人気が高く、何人もの父親に質問攻めにあってしまった。ガンダムの質問をされたってまともに答えらないので弱っていたのだが、予想外にそれはガンダムやザクのことではなくて、作り方や材料についての質問ばかりだった。
写真をふんだんに使って掲示した「制作記」を熱心に読んでいる「父さん」もたくさんいた。平日開催の午前の時間に学校祭に来られる父さん方は自営の方々が多い。そして、建築関係の方たちがずいぶんといた。というより、質問してきた人が建築設計関係の人たちだった。専門家たちだったのだ。材料についても設計図についても、切り取った型紙の残りについても興味深かったらしい。みんな子どもの頃にはプラモデル作りにハマった人たちに違いない。
「段ボールだったら、ホットボンドじゃなくって、両面テープにしたほうが簡単にできるのにね」
「ええ、でも両面テープだとすごい金額になっちゃうんですよ」
「なるほどね。学校祭だもん予算少ないもんね! 3万とかかい?」
「いやいや、その半分ですよ」
「いやー、そんなもんかい! 材料費けっこうなもんでしょ、これなら」
「これ3㎜の段ボールだもの、特注だべさ? どこに頼んだの?」
「いや、ちょっと知り合いがいまして……」
「こんだけ大っきいの作るったら、大変だったっしょ! 言ってくれれば、少しでも手伝えたのにさ……」
この父さんは一年生の時のトトロの貼り絵も見に来てくれた人だが、今は他の学級の生徒の父親なので、手伝うといわれても困ったのだろうが、それもありがたい話だった。
ガンダムは中学生じゃなくて、父さんたちを集めて作ったほうがうまくいくだろう。いや、父さんたちを本気にさせたら、お台場のガンダムに対抗しそうなものを作ってしまいそうな雰囲気さえあった。
「先生、今年のバザーは何人分買ったの?」
山本美幸親分がタメ口でそう聞いた。
「買ったんですか、だろ?」
「はいはい、買ったんですか?」
「たくさんだよ! ハイは一回!」
「私、シュークリームでいいから!」
「私は校章どら焼き」
福地真奈美が続いた。
「なんでさ? 別にお前たちにあげるために買ったわけじゃないって」
「大丈夫! 先生、今年は買い忘れたり、足りなくなっちゃう人なんかいないから。欠席者もないし、そんなに買ったんだから余っちゃうでしょ?」
「ここはやっぱり、日ごろの苦労をねぎらってもらうのにプロジェクトの私たちがいただいてあげますから」
「たまにはお前、うちの家族にだってお土産あってもいいだろう?」
「先生のとこ、もう大人なんだからいらないって言うよきっと。」
「ごちそうさまです。俺はザンギセットいただきます」
山口が割り込んできた。
「私は串団子がいいでーす」
中島美南はいつものように満面の笑顔だ。
「私も串団子!」
珍しく関口真由美までがのってきた。
「俺いらないっすよ」
柿崎裕也はちょっとかっこつけたようだ。
「せんせ、こいつね、1600円分も買ったんですよ。信じられます」
「山口君それはね、あげたい人いるからだよー」
「うん、どういうこと?」
「鈍いぞ山口!」
山本美幸の親分口調が始まった。
「裕也がだれか男の子のためにシュークリームや、串団子や、カップケーキなんか買うと思うか?」
「美幸、余計なこと言うんじゃねーよ」
こうしていつも私はおにぎりとうどんだけを食べることになる。まあそれもまた、学校祭の楽しみの一つかもしれない。
はしゃぎまわったような一日が終わった。
中島美南の言うように、学校祭は「お祭り」の部分があって良いのだ。もちろん、文化祭だとか学習発表会という名前で呼ぶところもあるように、日頃の活動や学習の成果を披露する場でもある。けれどもそれ以上に、全校の生徒達みんなが楽しめる、そんな一日であって良いのだ。中学校にだって、一年に一度だけでもそんな行事があって良い。
十月の午後、教室にはわずかながら斜めに西日が差し込んでいた。窓につるした部品を切り取った後の段ボールの隙間から、もう冷たささえ感じる晩秋の陽光が、木漏れ日のように床に薄い模様を作っていた。夏の強烈な日差しとはまた違った、間延びしたようで、ぼやけたような、現実とは離れたところにいるようなコントラストを感じさせている。
入り口に立つと、消え入りそうな寂しささえ感じさせる陽光を浴びたガンダムとザクの二体は、長い間立ち尽くしてきた銅像のような重々しさでこちらをにらんでいる。二メートルのライフルを傍らに置いたガンダムと、大きな盾を従えたザクにあえて後ろから小さなライトを当てている演出のようでもあった。一つの儀式が終わったような空気を感じた。反面、これは永久に続くのではないかと思わせる鈍い輝きをもって、秋の陽は教室内に確かに届いていた。それはレンブラントの絵を思い出させた。
委員会の係活動などそれぞれの役割を終えて生徒たちが集まってきた。
「杉本先生、約束ですから写真お願いしますね!」
山口が杉本先生を引っ張ってきた。
「はいはい、わかりましたよ、山口様。君たちには勝てませんよ!」
「杉本先生!ハイは一回でお願いします!」
山本美幸が言った。
残念なことに、作品はたった一日しか展示できない。撤去する前の学級そろっての記念写真だ。だれ一人欠けることなく全員いるのを福地真奈美が確認している。杉森がライフルを構えてポーズをとった。見延真知子がまた小さなガンダムのお面を被った。
「先生、これ、終わったらもらってもいいですか?」
彼女は開会式が終わってすぐにそう言った。
盾を天に突き出すようにして渡辺が机の上に登った。昨日と同じように肩を組んだ美南と真由美が真ん中に座った。私はあぐらをかくように座り込んだ。みんなの様々な喜びの声が教室内に響いた。夢中になって取り組んだ子たちも、言われたまんまに渋々続けてきた子も、うまくさぼって遊んでいた子もいる。いろんな気持ちと、いろんな方法でみんながかかわりあってきた今回のガンダムプロジェクトが完結した。「ガンプラ」じゃなく「ガンプロ」の終了であった。立場や取り組み方に関係なく、この歓声は喜びと満足の声に違いなかった。
「たーにーもと先生! 速く、ここ!」
遅れて教室にやって来た谷元先生を山本美由紀が自分の隣へと座らせている。美由紀の方が先生のような貫禄を示していた。
杉本先生が自慢の一眼レフのシャッター押した。暗くなりかかった窓の景色を一瞬で消してしまうように、外付けのフラッシュが予想外に強烈に瞬いた。一瞬失われた視力が戻って来て……気が付くと、いつの間にか天斗が私の前でスライディングしていた。
展示教室の入り口には順番待ちができるほどだった。だがその半分は自分たちのクラスが気になる当事者たちだ。展示教室を受け持つ学級では、作品の管理のために何人かの当番を決めるのがルールとなっている。例年この役はつまらないため嫌われる。だが、今年はガンダムの見張り役を申し出る生徒が多すぎて困ってしまう結果になった。
ステージ発表は全員で見るが、展示の時間にはそれぞれが興味のある他学級の作品も見たいのだ。ところがガンダムを格納した今年の教室前には、「自分たちの」作品が気になって仕方のない生徒であふれていた。見学者たちの感想が聞きたいのだ。褒められたい、驚かれたい、感心されたい。そんな思いの生徒たちがここに集まってきている。やり切った、完成させられたという充実感や満足感が見てとれた。
そして、妻が予想した通り、この展示は父さんたちに最も人気が高く、何人もの父親に質問攻めにあってしまった。ガンダムの質問をされたってまともに答えらないので弱っていたのだが、予想外にそれはガンダムやザクのことではなくて、作り方や材料についての質問ばかりだった。
写真をふんだんに使って掲示した「制作記」を熱心に読んでいる「父さん」もたくさんいた。平日開催の午前の時間に学校祭に来られる父さん方は自営の方々が多い。そして、建築関係の方たちがずいぶんといた。というより、質問してきた人が建築設計関係の人たちだった。専門家たちだったのだ。材料についても設計図についても、切り取った型紙の残りについても興味深かったらしい。みんな子どもの頃にはプラモデル作りにハマった人たちに違いない。
「段ボールだったら、ホットボンドじゃなくって、両面テープにしたほうが簡単にできるのにね」
「ええ、でも両面テープだとすごい金額になっちゃうんですよ」
「なるほどね。学校祭だもん予算少ないもんね! 3万とかかい?」
「いやいや、その半分ですよ」
「いやー、そんなもんかい! 材料費けっこうなもんでしょ、これなら」
「これ3㎜の段ボールだもの、特注だべさ? どこに頼んだの?」
「いや、ちょっと知り合いがいまして……」
「こんだけ大っきいの作るったら、大変だったっしょ! 言ってくれれば、少しでも手伝えたのにさ……」
この父さんは一年生の時のトトロの貼り絵も見に来てくれた人だが、今は他の学級の生徒の父親なので、手伝うといわれても困ったのだろうが、それもありがたい話だった。
ガンダムは中学生じゃなくて、父さんたちを集めて作ったほうがうまくいくだろう。いや、父さんたちを本気にさせたら、お台場のガンダムに対抗しそうなものを作ってしまいそうな雰囲気さえあった。
「先生、今年のバザーは何人分買ったの?」
山本美幸親分がタメ口でそう聞いた。
「買ったんですか、だろ?」
「はいはい、買ったんですか?」
「たくさんだよ! ハイは一回!」
「私、シュークリームでいいから!」
「私は校章どら焼き」
福地真奈美が続いた。
「なんでさ? 別にお前たちにあげるために買ったわけじゃないって」
「大丈夫! 先生、今年は買い忘れたり、足りなくなっちゃう人なんかいないから。欠席者もないし、そんなに買ったんだから余っちゃうでしょ?」
「ここはやっぱり、日ごろの苦労をねぎらってもらうのにプロジェクトの私たちがいただいてあげますから」
「たまにはお前、うちの家族にだってお土産あってもいいだろう?」
「先生のとこ、もう大人なんだからいらないって言うよきっと。」
「ごちそうさまです。俺はザンギセットいただきます」
山口が割り込んできた。
「私は串団子がいいでーす」
中島美南はいつものように満面の笑顔だ。
「私も串団子!」
珍しく関口真由美までがのってきた。
「俺いらないっすよ」
柿崎裕也はちょっとかっこつけたようだ。
「せんせ、こいつね、1600円分も買ったんですよ。信じられます」
「山口君それはね、あげたい人いるからだよー」
「うん、どういうこと?」
「鈍いぞ山口!」
山本美幸の親分口調が始まった。
「裕也がだれか男の子のためにシュークリームや、串団子や、カップケーキなんか買うと思うか?」
「美幸、余計なこと言うんじゃねーよ」
こうしていつも私はおにぎりとうどんだけを食べることになる。まあそれもまた、学校祭の楽しみの一つかもしれない。
はしゃぎまわったような一日が終わった。
中島美南の言うように、学校祭は「お祭り」の部分があって良いのだ。もちろん、文化祭だとか学習発表会という名前で呼ぶところもあるように、日頃の活動や学習の成果を披露する場でもある。けれどもそれ以上に、全校の生徒達みんなが楽しめる、そんな一日であって良いのだ。中学校にだって、一年に一度だけでもそんな行事があって良い。
十月の午後、教室にはわずかながら斜めに西日が差し込んでいた。窓につるした部品を切り取った後の段ボールの隙間から、もう冷たささえ感じる晩秋の陽光が、木漏れ日のように床に薄い模様を作っていた。夏の強烈な日差しとはまた違った、間延びしたようで、ぼやけたような、現実とは離れたところにいるようなコントラストを感じさせている。
入り口に立つと、消え入りそうな寂しささえ感じさせる陽光を浴びたガンダムとザクの二体は、長い間立ち尽くしてきた銅像のような重々しさでこちらをにらんでいる。二メートルのライフルを傍らに置いたガンダムと、大きな盾を従えたザクにあえて後ろから小さなライトを当てている演出のようでもあった。一つの儀式が終わったような空気を感じた。反面、これは永久に続くのではないかと思わせる鈍い輝きをもって、秋の陽は教室内に確かに届いていた。それはレンブラントの絵を思い出させた。
委員会の係活動などそれぞれの役割を終えて生徒たちが集まってきた。
「杉本先生、約束ですから写真お願いしますね!」
山口が杉本先生を引っ張ってきた。
「はいはい、わかりましたよ、山口様。君たちには勝てませんよ!」
「杉本先生!ハイは一回でお願いします!」
山本美幸が言った。
残念なことに、作品はたった一日しか展示できない。撤去する前の学級そろっての記念写真だ。だれ一人欠けることなく全員いるのを福地真奈美が確認している。杉森がライフルを構えてポーズをとった。見延真知子がまた小さなガンダムのお面を被った。
「先生、これ、終わったらもらってもいいですか?」
彼女は開会式が終わってすぐにそう言った。
盾を天に突き出すようにして渡辺が机の上に登った。昨日と同じように肩を組んだ美南と真由美が真ん中に座った。私はあぐらをかくように座り込んだ。みんなの様々な喜びの声が教室内に響いた。夢中になって取り組んだ子たちも、言われたまんまに渋々続けてきた子も、うまくさぼって遊んでいた子もいる。いろんな気持ちと、いろんな方法でみんながかかわりあってきた今回のガンダムプロジェクトが完結した。「ガンプラ」じゃなく「ガンプロ」の終了であった。立場や取り組み方に関係なく、この歓声は喜びと満足の声に違いなかった。
「たーにーもと先生! 速く、ここ!」
遅れて教室にやって来た谷元先生を山本美由紀が自分の隣へと座らせている。美由紀の方が先生のような貫禄を示していた。
杉本先生が自慢の一眼レフのシャッター押した。暗くなりかかった窓の景色を一瞬で消してしまうように、外付けのフラッシュが予想外に強烈に瞬いた。一瞬失われた視力が戻って来て……気が付くと、いつの間にか天斗が私の前でスライディングしていた。
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