ネガタエプロジェクト

meru智

文字の大きさ
上 下
31 / 36
第一章 人狼ゲーム

人狼ゲーム 2日目 話し合い後半

しおりを挟む
時間になりみんなが議論室に集まって
議論を開始する。

櫻木「さっさと二人で会議して」
白鷺「そうですね。まぁ前半の話し合いで言った通り、井林君を吊りたいと思ってるけど皆はどうかな?」
海星「いくちゃんの言い分も聞かないと分からないよ~」
白鷺「あら?裏切りの海星さんじゃないですか?二人で手を組んで食べ物に下剤を仕込んでその隙に部屋に入った悪党さん♪」
海星「口調がだいぶ違うけど~、それが本当のもねちゃんかな~?」
白鷺「そうね。こっちの方が私は言いやすくて好きなのよ。うふっ」
海星「まぁ確かに下剤入ってるのは知ってたけど~、いくちゃん俺のゼリーにも下剤入れてたらしくて~今回は知らないんだよね~。俺もトイレで籠ってたよん~」
白鷺「まぁいいや。今回は海星さんの出番じゃないし。引っ込んでいてくれますよね?」
海星「は~い。奏消えてま~す」

そう言って俺に話を振ってきた

白鷺「ねぇ?井林君、君は生きてちゃダメな人間なんだよ。犯罪が許される世界なんてそんなのダメに決まってるでしょ?」
井林「まぁ、あのノートは真実である以上変えることは出来ないでしょう。それは認めます。なので違う視点から責めますね?」
白鷺「認めるんだ。ふ~ん」

まずは、白鷺の過去をみんなに分かってもらう必要がある

※情報その4 白鷺の過去の絵本

井林「まずはこれを見て欲しいです。これは白鷺の過去を絵本にしたモノです。そこにはいじめを助長するような内容が描かれています。そして最後には綺麗な世界を見るために、いじめやパワハラが許される世界を創りたいと描かれています。これは決定的な証拠ではありませんか?」


『「物語りの世界へ」』 カットイン演出


すると会場の床から大きな見開きの絵本が出てきた
絵本の効果のせいか、会場全体が悲しい気持ちになった
まるで悲劇の主人公みたいなそんな感じだ

白鷺『何を言っているの?それがいつ私の過去と言ったの?それはあくまで絵本の一部よ。確かに絵本でその内容はよろしくなかった。だからと言ってそれが決定的な証拠にならない。それに・・・』

それに・・・の後に両手を心臓近くに持っていき
祈るようなポーズをとった


『『全員が主人公だよ」』 特殊演出


どこからともなく、俺と白鷺除いた
16名の頭上に小さい絵本が現れた
そして何やら、文字を書き始め、パタリと本が閉じる


・。、・。、・、。、・、。、・、。、・、。

白鷺『あなたは魔女...悪役は死ななくてはならない!!みんな~そうだよね?』

海星『そうだね!魔女は火炙りしなくちゃ!ここで燃やそう!!』
井林「うみ...ほしさん?何を言ってるんですか...?冗談はやめてください。」
櫻木『ママとパパを脅かす魔女め!ここで殺してやる!!!!』
黒木『村を襲った魔女だ!魔女だ!燃やせ!殺せ!』

井林「みんな...どうしちゃったんだよ!!俺は魔女じゃない!!」

俺はみんなから責められ涙がボロボロと溢れた


佐藤『こやつは、わしの孫を攫って喰ったんだ!生かしておけん!』
久留島&天水『この魔女め!パパとママを返せ!!』
西園寺『わたくしの王国を崩壊させた魔女よ!断罪せよ!』
小鳥遊『姫の王子様を殺した、この悪党が!王子を返して!!』

井林「俺は...悪女じゃない!信じてくれ!!」

比嘉『魔女にはみんなで石を投げつけなくちゃ』
熊谷『魔女を見てはいけない!早く殺そう』
伊葉『俺の娘を返せ!!!!!』

井林「違う....違う!!違う違う違う違う....」

天火『世界を滅ぼす魔女を俺は断ち切る!!』
芥「Zzz...眠い...」
綾坂『お姫様を監禁する魔女よ!絶対許さない!』
新堂『魔女を殺せ殺せ殺せ殺せ!!』
武田『断罪して、首を持ち帰ろう』


井林「そうか...俺が死ねばみんな幸せなのか・・・」

白鷺『みんな投票の準備はいいかな??それじゃ入れよう!』

・。、・。、・、。、・、。・。、・。、・。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

同僚くすぐりマッサージ

セナ
大衆娯楽
これは自分の実体験です

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

13歳女子は男友達のためヌードモデルになる

矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。

処理中です...