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第一章 人狼ゲーム
人狼ゲーム 1日目 探索フェーズ part2
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**「何してるの?」
井林:「「これは、違くて!って、海星さん!びっくりした」
海星:「心臓止まるかと思ったぁ~?あはは」
(んーこの人嫌い!)
海星:「さっき、絵真ちゃんの部屋に入るの見えたからぁ~脅かそうと思ってぇ~。絵真ちゃんはまだ、ぽぽちゃんを探してるよぉ~、あの感じもう誰かに取られてるだろうねぇ~」
井林:「なんの為に取るんですか?人のぬいぐるみ取ったところで、得なんてあります?」
海星:「さぁ?でも人は損得以外にも、快楽で動くことだってあるんじゃない~?」
(快楽で動く?こんな状況下で...イジメも似たようなものなのかな?)
海星:「そんなことより、この部屋きったないねぇ~。ねぇ、その写真見せてよ~」
井林:「あ、うん」
その写真は若い熊谷の写真だが、異様な光景だった。
顔は全体が縫われていて、何というか表情が糸でつくられている感じだ。
笑った表情も悲しい表情も怒った表情も全て糸でそうさせられている。
海星:「凄いね~。考察するあたり、親がやったていうよりも自分でやった~て感じだよね~」
井林:「なんでそう思うの?」
海星:「撮影されてる場所がこの部屋なのと、写真の角度かな~。撮られたって言う角度じゃなくて自撮りの角度だと思うんだよね~。学校は嫌いだったのかな~?親とも上手くいってないだろうね~」
(凄い考察力。どこでこの数枚だけの写真だけで見抜けるんだろう)
海星:「もう、でよっか~。帰ってきたらイヤだしね~。」
井林:「そうだね。」
部屋から出て、海星と別れようとしたが、
海星:「ねぇねぇ?次どの部屋覗く~?」
なんて言うから歩きながら考えた。
(次の部屋行くとしたら、見つかってもリスクが少ない小さな子の部屋か?)
通路の突き当たりを曲がろうとした時、二人の怒鳴り声が聞こえた
**「あなた、私の部屋入って何してたの!?」
**「部屋なんか入ってないわ?お姉さんがそんなことするわけないでしょ?」
駆けつけてみると、比嘉と三津が言い合っていた。
比嘉:「出てくるとこ、この目で見たんだけど?それに私の部屋の前にいることが物語ってるじゃん!」
三津:「たまたま、比嘉さんの部屋の前を通っただけ。それを狙ったかのように遠くから比嘉さんが叫んだんじゃない。まるで人狼がいるみたいな叫び方して、みんなの注目を浴びさせて。」
比嘉:「わたしがそんなことするわけないでしょ?大体、そんな嘘言って何かメリットあるわけ??」
三津:「嘘のメリットなんて沢山あるじゃない。部屋に入ったって発言はかなり重要だと思わない?部屋に入る人なんて、市民側でもそんな人がいると知ったらイヤじゃない。あたしは少なくともイヤかな?」
比嘉:「そうやって、話逸らさないで!!」
(チャンスだ!二人が言い合ってる間に三津さんの部屋覗かせ貰うよ)
数名集まってるのを利用して、その場を凌ぎマップで三津の部屋を確認し向かう。
そして、当然のように着いてくる、海星と一緒に向かった。
海星:「いくちゃん、悪い子だねぇ~。この隙を狙ってお姉さんの部屋行く気でしょ~」
井林:「何で着いてくるの...」
海星:「何となく~?そっちの方が楽しそうじゃ~ん。それよりいくちゃん、そんなに情報集めてるけど、もしかして人狼だったりする~?」
井林:「そんなわけないでしょ。冗談もほどほどにして下さい。」
海星:「ごめん~ごめん~。と、着いたね!」
そして、一呼吸おいてゆっくりと扉を開いた・・・
開けた瞬間に目に飛び込んできたのは部屋に置いてある無数の拷問器具。
そして、あまりにも臭すぎる、血の臭いだった...
井林:「「これは、違くて!って、海星さん!びっくりした」
海星:「心臓止まるかと思ったぁ~?あはは」
(んーこの人嫌い!)
海星:「さっき、絵真ちゃんの部屋に入るの見えたからぁ~脅かそうと思ってぇ~。絵真ちゃんはまだ、ぽぽちゃんを探してるよぉ~、あの感じもう誰かに取られてるだろうねぇ~」
井林:「なんの為に取るんですか?人のぬいぐるみ取ったところで、得なんてあります?」
海星:「さぁ?でも人は損得以外にも、快楽で動くことだってあるんじゃない~?」
(快楽で動く?こんな状況下で...イジメも似たようなものなのかな?)
海星:「そんなことより、この部屋きったないねぇ~。ねぇ、その写真見せてよ~」
井林:「あ、うん」
その写真は若い熊谷の写真だが、異様な光景だった。
顔は全体が縫われていて、何というか表情が糸でつくられている感じだ。
笑った表情も悲しい表情も怒った表情も全て糸でそうさせられている。
海星:「凄いね~。考察するあたり、親がやったていうよりも自分でやった~て感じだよね~」
井林:「なんでそう思うの?」
海星:「撮影されてる場所がこの部屋なのと、写真の角度かな~。撮られたって言う角度じゃなくて自撮りの角度だと思うんだよね~。学校は嫌いだったのかな~?親とも上手くいってないだろうね~」
(凄い考察力。どこでこの数枚だけの写真だけで見抜けるんだろう)
海星:「もう、でよっか~。帰ってきたらイヤだしね~。」
井林:「そうだね。」
部屋から出て、海星と別れようとしたが、
海星:「ねぇねぇ?次どの部屋覗く~?」
なんて言うから歩きながら考えた。
(次の部屋行くとしたら、見つかってもリスクが少ない小さな子の部屋か?)
通路の突き当たりを曲がろうとした時、二人の怒鳴り声が聞こえた
**「あなた、私の部屋入って何してたの!?」
**「部屋なんか入ってないわ?お姉さんがそんなことするわけないでしょ?」
駆けつけてみると、比嘉と三津が言い合っていた。
比嘉:「出てくるとこ、この目で見たんだけど?それに私の部屋の前にいることが物語ってるじゃん!」
三津:「たまたま、比嘉さんの部屋の前を通っただけ。それを狙ったかのように遠くから比嘉さんが叫んだんじゃない。まるで人狼がいるみたいな叫び方して、みんなの注目を浴びさせて。」
比嘉:「わたしがそんなことするわけないでしょ?大体、そんな嘘言って何かメリットあるわけ??」
三津:「嘘のメリットなんて沢山あるじゃない。部屋に入ったって発言はかなり重要だと思わない?部屋に入る人なんて、市民側でもそんな人がいると知ったらイヤじゃない。あたしは少なくともイヤかな?」
比嘉:「そうやって、話逸らさないで!!」
(チャンスだ!二人が言い合ってる間に三津さんの部屋覗かせ貰うよ)
数名集まってるのを利用して、その場を凌ぎマップで三津の部屋を確認し向かう。
そして、当然のように着いてくる、海星と一緒に向かった。
海星:「いくちゃん、悪い子だねぇ~。この隙を狙ってお姉さんの部屋行く気でしょ~」
井林:「何で着いてくるの...」
海星:「何となく~?そっちの方が楽しそうじゃ~ん。それよりいくちゃん、そんなに情報集めてるけど、もしかして人狼だったりする~?」
井林:「そんなわけないでしょ。冗談もほどほどにして下さい。」
海星:「ごめん~ごめん~。と、着いたね!」
そして、一呼吸おいてゆっくりと扉を開いた・・・
開けた瞬間に目に飛び込んできたのは部屋に置いてある無数の拷問器具。
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