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五階層 空に近い樹海
2/5 げっ歯類の惨劇再び…。
しおりを挟むフィールドモンスターに追い付かれフィリアに脱出アイテムを探させていたがすぐに青ざめた顔で何か言いたそうにしている姿を見てウィリアムが数分前のことを思い出した。
「そういえばさっき盗られたな…。」
しん…と一瞬周りが静かになり視線がアインツに向く。
「ご、ごごごごめんなさい!!」
「謝るな、
あのげっ歯類にてを伸ばしたバカが悪い。」
モンスターの攻撃を弾きながらギルが鼻で笑いウィリアムがふと考える…。
「他国でも似たような被害が出たと聞いたことがあるぞ?」
「小動物に油断するなということでしょう、
アイテムも少なくなってきましたし早く倒さないと最悪全滅ですよ…。」
「だ、そうだ、
責任とって頑張ってもらうぞ。」
「言われなくてもやるっての!
あのジャンガリアン次見かけたら焼いて食ってやる!!」
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