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学級うんこ編
第四話 丸男くんと児どう便じょ
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丸男くんはぼくの同い年のいとこで、お母さんの実家がぼくのうちだった。丸男くんの家は同じ穴実町で、穴実でんし幼ち園ち園から穴実中がくまで同じだった。でも丸男くんはぼくより勉きょうも運どうもできたから高校はべつだった。
ぼくと丸男くんのおじいさんは幼ち園の頃亡くなっていたけど、おばあさんが元気だったので、運子おばさんに連れられて実家のうちへよく遊びに来た。丸男くんは夜しかしないぼくとちがって、一日に何度もうんこする子だった。
ぼくのうちで遊んでいるときも、よく「うんこ行ってくる」と丸男くんはうちの便じょに走って行った。幼ち園でも、丸男くんは給しょくを食べているときや、ねんど工作のときも、とつぜん立ち上がり「うんこ、行ってくる」と言って席を立って幼ち園の便じょに行った。
丸男くんは朝必ず家の便じょでうんこするのに幼ち園でもそんなふうにうんこをよくすることをれんらく帳に書かれていたので、心配になって運子おばさんは医者に丸男くんをつれていったけど、出てくるのはいつもふつうの固さだったので、おなかが弱いということでもないと言われた。
丸男くんも今のぼくみたいに給しょく中にうんこがしたくなった。幼ち園と小学校を通じて、はじめてうんこしたくなったぼくとちがって給しょくのあとでうんこするのは、幼ち園と同じいつものことだった。しかも、丸男くんは実はそれがうれしくて仕方がなかった。
入学式の前にあった一日入学のとき、ぼくや丸男くんなど新一年生は先生から穴実小の児どう便じょでのうんこの仕方を教わった。大便じょに入って内側からドアをしめること、かぎのかけかた、便きをまたいで右向きにしゃがむこと、そしてしゃがむときの足の位置。そして家にあるような黒ちり紙でなく真っ白くてやわらかいトイレットペーパーをちぎっておしりをふくこと、あと終わったら必ずコックを引いて水でながすことだった。そしてさいごに「学こうでもうんこしたくなったら、はずかしがらずにいつでも行きなさい」と言って、先生は説明を終えた。
ぼくはなんかエッチだなと思いながら、学こうでうんこなんかしないよ、と心の中で小ばかにして聞いていた。でも、丸男くんは話を聞いているうちに先生から教わった水せん便じょの使い方を自分でもためしてみたくなった。
白いトイレットペーパーでおしりをふくのも、コックをおして水でうんこを流すのも、家やでんし幼ち園がくみ取り式だった丸男くんはまだ一度もしたことがなかった。それは、ぼくや他の穴実小の一年生の男子にとっても同じだだった。
でも、ぼくやみんなはずかしがって学校ではしないのに対して、丸男くんにとっては最初の給しょくの時間の給食うんこはそれを試してみる絶こうのチャンスだった。先生も「はずかしがらずにいつでも行きなさい」と言っていた。
はじめての学こう給しょくを食べ終わると、それはたちまち丸男くんのおなかの中のうんこをおし出して、おしりロケットはおしりの穴から発しゃ寸前になった。児どう便じょに早く行かないと丸男くんでも学級うんこになってしまいそうだっただった。丸男くんは教しつの近くの児どう便じょに向かって走った。
丸男くんも少しはずかしかったけど、入学したばかりの一年生の中で児どう便じょでのうんこ一番乗りなのはうれしかった。丸男くんは児どう便じょに着くと、まっすぐ大便じょに入りドアを閉めた。でも、そのとき、ちょうど体いく館に向かっていた2年生の子が丸男くんが入るのを見てしまった。
その2年生はろうかに向かってさけんだ
「おい、はやく見にこいよ、これから学こうの便じょでうんこする一年生がいるぞ!」
(つづく)
ぼくと丸男くんのおじいさんは幼ち園の頃亡くなっていたけど、おばあさんが元気だったので、運子おばさんに連れられて実家のうちへよく遊びに来た。丸男くんは夜しかしないぼくとちがって、一日に何度もうんこする子だった。
ぼくのうちで遊んでいるときも、よく「うんこ行ってくる」と丸男くんはうちの便じょに走って行った。幼ち園でも、丸男くんは給しょくを食べているときや、ねんど工作のときも、とつぜん立ち上がり「うんこ、行ってくる」と言って席を立って幼ち園の便じょに行った。
丸男くんは朝必ず家の便じょでうんこするのに幼ち園でもそんなふうにうんこをよくすることをれんらく帳に書かれていたので、心配になって運子おばさんは医者に丸男くんをつれていったけど、出てくるのはいつもふつうの固さだったので、おなかが弱いということでもないと言われた。
丸男くんも今のぼくみたいに給しょく中にうんこがしたくなった。幼ち園と小学校を通じて、はじめてうんこしたくなったぼくとちがって給しょくのあとでうんこするのは、幼ち園と同じいつものことだった。しかも、丸男くんは実はそれがうれしくて仕方がなかった。
入学式の前にあった一日入学のとき、ぼくや丸男くんなど新一年生は先生から穴実小の児どう便じょでのうんこの仕方を教わった。大便じょに入って内側からドアをしめること、かぎのかけかた、便きをまたいで右向きにしゃがむこと、そしてしゃがむときの足の位置。そして家にあるような黒ちり紙でなく真っ白くてやわらかいトイレットペーパーをちぎっておしりをふくこと、あと終わったら必ずコックを引いて水でながすことだった。そしてさいごに「学こうでもうんこしたくなったら、はずかしがらずにいつでも行きなさい」と言って、先生は説明を終えた。
ぼくはなんかエッチだなと思いながら、学こうでうんこなんかしないよ、と心の中で小ばかにして聞いていた。でも、丸男くんは話を聞いているうちに先生から教わった水せん便じょの使い方を自分でもためしてみたくなった。
白いトイレットペーパーでおしりをふくのも、コックをおして水でうんこを流すのも、家やでんし幼ち園がくみ取り式だった丸男くんはまだ一度もしたことがなかった。それは、ぼくや他の穴実小の一年生の男子にとっても同じだだった。
でも、ぼくやみんなはずかしがって学校ではしないのに対して、丸男くんにとっては最初の給しょくの時間の給食うんこはそれを試してみる絶こうのチャンスだった。先生も「はずかしがらずにいつでも行きなさい」と言っていた。
はじめての学こう給しょくを食べ終わると、それはたちまち丸男くんのおなかの中のうんこをおし出して、おしりロケットはおしりの穴から発しゃ寸前になった。児どう便じょに早く行かないと丸男くんでも学級うんこになってしまいそうだっただった。丸男くんは教しつの近くの児どう便じょに向かって走った。
丸男くんも少しはずかしかったけど、入学したばかりの一年生の中で児どう便じょでのうんこ一番乗りなのはうれしかった。丸男くんは児どう便じょに着くと、まっすぐ大便じょに入りドアを閉めた。でも、そのとき、ちょうど体いく館に向かっていた2年生の子が丸男くんが入るのを見てしまった。
その2年生はろうかに向かってさけんだ
「おい、はやく見にこいよ、これから学こうの便じょでうんこする一年生がいるぞ!」
(つづく)
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