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むくりと上半身を起こした宏太の腕に、きつく抱きしめられた。寝ぼけているのだろうか?腕の力が強くて、動くに動けない。
「ね?じゃなくて、ですね……はぁ……俺じゃなかったらセクハラで訴えられるでしょうに」
ため息が、聞こえた。同時に菊座をほぐしていた千晶の手が、大きな手に優しく包み込まれる。それは、不思議な安心感があった。
「宏太くんさ、家に人を上げるのは寝込み襲われていい時だけにしな……っ?」
言い終わる前に、僕の唇は宏太くんの唇で塞がれる。
「誘いに乗って、なーんも考えて無さそうにニコニコして家に遊びに来る加倉井店長だって、似たようなモノじゃないですか」
視界が、揺らぐ。次の瞬間、案外柔らかなベッドの上に千晶の身体は転がされていた。
「……宏太くん?そのっ、ちょっとしたイタズラ心から、ってだけだったんだよ」
「起きたらちんちくりんで可愛い合法ショタ店長が、俺のチンコ咥えてオナッてたんだ……バッキバキのままじゃ俺の気が済まねーんすけど」
俺より40センチは背が低い、幼なげな顔立ちの、少年じみた身体を組み敷いた。
イタズラだったらしい行為で寝起きから昂っている俺は、店長の作務衣の上衣の紐をシュルリと解き、はだけさせる。
露わになった白い胸元は、未成熟な艶かしさを醸し出していた。ぷくりとした乳暈の真ん中の、柔らかそうな薄桃色の突起は、思わずむしゃぶりつきたくなる水菓子のようだ。
「優しくしますよ、加倉井店長」
耳元で囁く。千晶の身体がぴくりと小さく跳ねた。
この人は耳がとても弱いと、俺は知っている。情交を重ねる度、新しい側面が見えてくる事が、楽しくて仕方ない。
見た目よりも柔らかく、ふわりとした店長の黒髪にキスを落とす。薄い胸板に手を這わせ、ふっくら柔らかそうな乳首をわざと避けるようにして、何度も肌を撫で上げていく。
「あっ……♡んぅ♡うっ♡」
俺の下で、細くしなやかな加倉井店長の身体が、もどかしげに揺れ動いている。
唇を動かして、鎖骨にキスを。白磁の肌に舌を這わせる。舌先に伝わる感触は、なめらかなプリンを思わせる。
「はっ♡は……んっ♡宏太くんっ♡♡♡それ、ヤダぁ♡焦らされるの……んっ♡ヤダぁ♡」
「焦らされるの、嫌なら……どうして欲しいか教えて下さい。俺、バイトなんで分かんねーっスよ、店長」
テキトーに、意地悪く聞いてみる。店長は悔しそうに、俺を睨みつけているのだろうか?俺からしてみたら、パッチリした大きなお目々を潤ませて、懇願しているように見える。
「教えて……くれないんスか?」
指先で千晶の耳をくすぐってみた。あと一歩でチョロいこの人は、俺の望む言葉をくれるだろう。
「あっ♡あぁっ♡み……耳は……あぁっ♡くしゅぐったいぃっ♡んあぁあっ♡♡♡」
「店長が耳だけでイきたいなら、このままで構わねぇんスけど、どうなんスか?」
コショコショ、コショコショ……
加倉井店長の両耳を、指先で愛撫する。ビクン、ビクンと小さな肢体が跳ね、甘く乱れた息遣いが聞こえてくる。
「はーっ♡ぅあっ♡ぼっ……僕のぉ……乳首やお尻の中もぉ♡んんっ、触って♡たくさん触って、気持ちよくして欲しい♡♡♡」
普段の接客時よりもややトーンの上がった声色に、自然と下半身が刺激される。バキバキのまま、納めるべき場所へ納めて抜かなくては!
「気持ちよく?ははっ、一応俺もサービス業?うーん、接客業ですもんね。バイトだけど」
ちゅっ、ちゅっ、ちゅるるるっ!
組み敷いた、幼なさの残り香を色濃く醸し出す肢体の胸元の、薄桃色の突起を唇で喰み、音を立てて吸い上げた。
「ああっ♡それぇ……っ♡気持ちいい♡宏太くんっ♡気持ちいいよぉ♡♡♡」
ちゅううっ、ちゅぷっ、ちゅぷぷっ!
「んっ♡お尻もぉ♡切なくて……っ、宏太くんのっ♡欲しくてたまらないっ♡♡♡」
吸い上げては唇を離す動きに合わせるように店長の腰が、艶を帯びた動きで揺れていた。
「ね?じゃなくて、ですね……はぁ……俺じゃなかったらセクハラで訴えられるでしょうに」
ため息が、聞こえた。同時に菊座をほぐしていた千晶の手が、大きな手に優しく包み込まれる。それは、不思議な安心感があった。
「宏太くんさ、家に人を上げるのは寝込み襲われていい時だけにしな……っ?」
言い終わる前に、僕の唇は宏太くんの唇で塞がれる。
「誘いに乗って、なーんも考えて無さそうにニコニコして家に遊びに来る加倉井店長だって、似たようなモノじゃないですか」
視界が、揺らぐ。次の瞬間、案外柔らかなベッドの上に千晶の身体は転がされていた。
「……宏太くん?そのっ、ちょっとしたイタズラ心から、ってだけだったんだよ」
「起きたらちんちくりんで可愛い合法ショタ店長が、俺のチンコ咥えてオナッてたんだ……バッキバキのままじゃ俺の気が済まねーんすけど」
俺より40センチは背が低い、幼なげな顔立ちの、少年じみた身体を組み敷いた。
イタズラだったらしい行為で寝起きから昂っている俺は、店長の作務衣の上衣の紐をシュルリと解き、はだけさせる。
露わになった白い胸元は、未成熟な艶かしさを醸し出していた。ぷくりとした乳暈の真ん中の、柔らかそうな薄桃色の突起は、思わずむしゃぶりつきたくなる水菓子のようだ。
「優しくしますよ、加倉井店長」
耳元で囁く。千晶の身体がぴくりと小さく跳ねた。
この人は耳がとても弱いと、俺は知っている。情交を重ねる度、新しい側面が見えてくる事が、楽しくて仕方ない。
見た目よりも柔らかく、ふわりとした店長の黒髪にキスを落とす。薄い胸板に手を這わせ、ふっくら柔らかそうな乳首をわざと避けるようにして、何度も肌を撫で上げていく。
「あっ……♡んぅ♡うっ♡」
俺の下で、細くしなやかな加倉井店長の身体が、もどかしげに揺れ動いている。
唇を動かして、鎖骨にキスを。白磁の肌に舌を這わせる。舌先に伝わる感触は、なめらかなプリンを思わせる。
「はっ♡は……んっ♡宏太くんっ♡♡♡それ、ヤダぁ♡焦らされるの……んっ♡ヤダぁ♡」
「焦らされるの、嫌なら……どうして欲しいか教えて下さい。俺、バイトなんで分かんねーっスよ、店長」
テキトーに、意地悪く聞いてみる。店長は悔しそうに、俺を睨みつけているのだろうか?俺からしてみたら、パッチリした大きなお目々を潤ませて、懇願しているように見える。
「教えて……くれないんスか?」
指先で千晶の耳をくすぐってみた。あと一歩でチョロいこの人は、俺の望む言葉をくれるだろう。
「あっ♡あぁっ♡み……耳は……あぁっ♡くしゅぐったいぃっ♡んあぁあっ♡♡♡」
「店長が耳だけでイきたいなら、このままで構わねぇんスけど、どうなんスか?」
コショコショ、コショコショ……
加倉井店長の両耳を、指先で愛撫する。ビクン、ビクンと小さな肢体が跳ね、甘く乱れた息遣いが聞こえてくる。
「はーっ♡ぅあっ♡ぼっ……僕のぉ……乳首やお尻の中もぉ♡んんっ、触って♡たくさん触って、気持ちよくして欲しい♡♡♡」
普段の接客時よりもややトーンの上がった声色に、自然と下半身が刺激される。バキバキのまま、納めるべき場所へ納めて抜かなくては!
「気持ちよく?ははっ、一応俺もサービス業?うーん、接客業ですもんね。バイトだけど」
ちゅっ、ちゅっ、ちゅるるるっ!
組み敷いた、幼なさの残り香を色濃く醸し出す肢体の胸元の、薄桃色の突起を唇で喰み、音を立てて吸い上げた。
「ああっ♡それぇ……っ♡気持ちいい♡宏太くんっ♡気持ちいいよぉ♡♡♡」
ちゅううっ、ちゅぷっ、ちゅぷぷっ!
「んっ♡お尻もぉ♡切なくて……っ、宏太くんのっ♡欲しくてたまらないっ♡♡♡」
吸い上げては唇を離す動きに合わせるように店長の腰が、艶を帯びた動きで揺れていた。
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