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《第1章 理想の世界に囚われた《逃亡者》達》
第22話《衝撃の事実を伝えられた《逃亡者》達ですが、まずは現状を把握し理解することが大切だと思いました》
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「どうなってるんだよっ!!」
「もうヤダっ!!ここから帰りたい!!」
「俺だって帰りたいよ!でもどうやって帰るんだよ!このままここでモンスターのエサになるまで待てってか!!??」
「落ち着いてくださいっ!感情に身を任せてはいけません、貴方が何を考えているのかは分かりませんが」
「うっせええ!クソNPCのくせに人間様に指図してんじゃねえよ!!」
何処からか怒号が聞こえてくる。
おそらく帰る場所が、手段が無くなった現実世界に肉体を持つプレイヤーと、
元からこの世界に暮らしているNPCが喧嘩をしているのだろう。
NPCはあの空間には転移しなかった、つまり何故プレイヤー達がこれ程までに悲観しているのか分かっていないのだろう。
もし説明したとしても理解出来ない、
NPCとしてこの世界に存在している彼らにはどれだけ理解しようとしても決して分かり合うことは出来ない。
「あいあい、お前ら少し黙れ今は現状の把握が先だ、
把握しなきゃこれからどうするかも判断できない、
ログアウトできない問題は解決しないと行けないがやり場の無い感情をこっちの世界の住人に当たっても意味無いのはわかるだろ?
お前さんも今は先のモンスター共の襲撃とかで皆イライラしてるんだ、
確かに落ち着かせ冷静にさせる事は大事だが、誰だって踏み込まれたく無い事は存在する、
それにむやみに入りに行くのはどうかと思うよ?」
俺は諭すように言った。
「でもよぉ」
「青龍騎士団やトッププレイヤーが総力をあげて今後の事を考えてるんだ、
結論が出るまでもう少し待ってくれないか?」
「ちっ、どうしようもないのはわかってる、
でもよぉ?母ちゃんや父ちゃんに会えないと考えると……」
気持ちは分からないでもない。
「ああ、俺だって家族や友人に会えなくなるのは辛い、だが帰る方法が全く無いと判明した訳でもない、希望を捨てるな、まだ慌てるような時間じゃない」
「わかった……なんかすまん、お前も胸倉掴んで悪かった」
男は俺とNPCに謝る。
さてとどうしたものか……と茜色の空を見上げる。
既に黒猫から俺達はこの世界に囚われた事を聞かされてから1時間経過しており、あの場所から《シュベルハイツァ》外壁前に移転した俺達は参加した全員を青龍騎士団本部に集め自体の掌握を最優先に行動していた。
先程からプレイヤー同士やNPCとの小競り合いが頻発している、
俺はルースに言われ仲裁をしているが何も自体は進展せず、最悪な状況に向かい始めている事が周りに雰囲気から感じ取る。
今まで理想郷とも言えた世界が突如墓場になったのだ無理もない。
ルースは今回《防衛戦》のために《シュベルハイツァ》に集まった実力者達と今後どうするかについて話し合っている。
おそらく他の《防衛戦》の戦地になった主要都市なども此処と同じような状態になっているのだろう。
俺は再びメニューからログアウトを選択するが灰色、非活性化されており触れるが何も反応も示さない。
メニューを開いたついでおっちゃんに今日は戻れそうに無いと連絡を取るためにフレンドリストを選択し表示された画面を見て──
「はぁ!?」
──つい声を上げてしまい周囲の目線が俺へと集まる、
一旦リストを閉じ逃げるように広場の隅へと移動する。
もしこれが本当なら厄介なことになった。
隅の壁に背を預けもう一度フレンドリストを表示させる、
十数人ほどしか居ないフレンドだがその全てが灰色に染まっていた。
フレンドリストが操作できないようになっている。
選択するが名前のバーナーの横に青いプラスと赤いマイナスのマークが表示されるだけだ。
マイナスはおそらくフレンド削除、プラスはなんだ?と思い選択する。
《フレンド申請しますか?》
俺は壁に手を叩きつけた。
じんじんと手が痛むがそれより俺は思考を巡らす。
フレンドリストが初期化された?
いや名前の横にログイン状態を示すマークが着いている、
そもそもリストに名前が表示されていることから初期化ではない。
となると問題視すべきはメッセージや通話といった連絡手段が取れないことだ、
おっちゃんのログイン状態を示すマークは緑に点灯しているので生きていることは確実だが、
向こうがどのような状態なのか分からない、
安否が確認できないのはかなりの痛手だ。
「いたいた!リクー」
甲高い声が耳に届く 、声をした方を見るとマヤがこちらに手を振りながら歩いてきていた。
「まったく、完璧な私が会議に参加出来ないってどういうことなの?
しかも警備なんてしょぼい仕事にまわすなんて私の事を舐めているとしか言えないわね、
あんたもあんたよ?私が会議に出れないのはあんたが人手が足りないからって私を無理やり引っ張ったからよ?わかってる?」
こいつが会議に参加したとしても自分勝手な事しか言わず進行しないのは分かっていた、その上での采配だ。
そういえばとフレンドリストに目を落とすとマヤの表示が存在する、
もしかしたらとプラスマークを押しフレンドリスト申請を送って見た。
「ねえ聞いてるのリク?……何よコレ、フレンド申請?あんたもしかして私の事消してたの?
ほんっと信じらんない!なんであんた私の事消したのよ!!説明しなさいよ!!」
「うるさい、さっさと許可しろ」
「はあっ?何よその上から目線、許可してくださいの間違いじゃない?」
耳元でワンワンキャアキャアと喚くマヤ。
「言っとくけど俺はマヤを削除していない、お前も1回フレンドリスト見てみろ」
「ふんっ、そうやってまた言い訳するのね?」
「いいから見ろ、めんどくさい」
「分かったわよ、見ればいいんでしょ!」
マヤは空中で数回指を動かす。
《フレンド申請が許可されました、Mayaさんとフレンドになりました》
とメッセージが表示されると間髪入れずにメッセージが届く。
《そういう事ね、理解したわ》
「だろ?こいつも影響だと思うか?」
「そうね、後もうひとつ分かったことがあるわ」
「なんだ?」
「簡易マップと、マップが初期化されているわ」
俺は設定からマップを非表示から表示に切り替える、
すると右上に真っ黒のマップが現れた。
「なっ!?」
そのままアイテムからマップを選択すると地図が実体化される、それを開き確認するが同じく真っ黒だ。
今まで書き込んできた気候の変化やモンスターの名前弱点、生息地域、トラップ、住処、洞窟の位置などの全てのデータが初期化されている。
「……大変な状況だな」
「どうせあんたの事だから少しでも脳に送る情報を少なくするためにマップを非表示にしてたんでしょ?」
その通りだ、簡易マップは常に視界の右上に存在するためその分視界から脳に送られる情報量が多くなる、
今回は戦場が《シュベルハイツァ》周辺だった、
元ホームであり地形は頭に叩き込んでいるので非表示にしていたがそのせいで今まで気がつくことができなかった。
「でもフレンドと連絡取れないとなるとあんたの専属鍛治職人ヤバいんじゃない?」
「──ああ」
『儂はこの場所を守らにゃいかん、大人しくお前さんの帰りを待っとるよ』
俺は出る時におっちゃんが言った言葉を思い出す。
おっちゃんが言葉通りの行動をしておりなおかつ《シュベルハイツァ》で起こった戦闘と同様のものが《オリナル》で起こっているとすれば……
俺は頭を振り考えないようにする、
常に最悪のケースを想定することは大事だが、
確認しない以上何も判断できない。
と考えていると何やら広場の中心が騒がしい 、
俺とマヤは視線を合わせ頷いた。
「どうやら会議が終わったようね」
周囲の人々も騒ぎが気になり中心に向かって歩いているのでそれに追従するように俺らも向かった。
前を見るとルースと会議に出席したであろうプレイヤー達が横に並び俺達を見下ろしていた。
「団長さん俺達はこれからどうなるんだよ?」
1人の存在がルースへ問いかけた、
彼は頷き手を挙げ注目を集める。
「皆聞いてくれ」
その言葉と共に周囲には緊張が走る。
誰しも不安の目をルースへと向け今か今かと次の言葉を待つ。
「不安にさせてしまって済まない、しかしあの黒猫が語った事の信憑性、これからどう行動するかをここにいるメンバーと意見を出し合った、
そしてその結果──」
唾を飲み込む。
「──現状現実への帰還は出来ない」
その言葉を聞いた瞬間人々の、いやプレイヤーの表情は絶望に彩られた。
「もうヤダっ!!ここから帰りたい!!」
「俺だって帰りたいよ!でもどうやって帰るんだよ!このままここでモンスターのエサになるまで待てってか!!??」
「落ち着いてくださいっ!感情に身を任せてはいけません、貴方が何を考えているのかは分かりませんが」
「うっせええ!クソNPCのくせに人間様に指図してんじゃねえよ!!」
何処からか怒号が聞こえてくる。
おそらく帰る場所が、手段が無くなった現実世界に肉体を持つプレイヤーと、
元からこの世界に暮らしているNPCが喧嘩をしているのだろう。
NPCはあの空間には転移しなかった、つまり何故プレイヤー達がこれ程までに悲観しているのか分かっていないのだろう。
もし説明したとしても理解出来ない、
NPCとしてこの世界に存在している彼らにはどれだけ理解しようとしても決して分かり合うことは出来ない。
「あいあい、お前ら少し黙れ今は現状の把握が先だ、
把握しなきゃこれからどうするかも判断できない、
ログアウトできない問題は解決しないと行けないがやり場の無い感情をこっちの世界の住人に当たっても意味無いのはわかるだろ?
お前さんも今は先のモンスター共の襲撃とかで皆イライラしてるんだ、
確かに落ち着かせ冷静にさせる事は大事だが、誰だって踏み込まれたく無い事は存在する、
それにむやみに入りに行くのはどうかと思うよ?」
俺は諭すように言った。
「でもよぉ」
「青龍騎士団やトッププレイヤーが総力をあげて今後の事を考えてるんだ、
結論が出るまでもう少し待ってくれないか?」
「ちっ、どうしようもないのはわかってる、
でもよぉ?母ちゃんや父ちゃんに会えないと考えると……」
気持ちは分からないでもない。
「ああ、俺だって家族や友人に会えなくなるのは辛い、だが帰る方法が全く無いと判明した訳でもない、希望を捨てるな、まだ慌てるような時間じゃない」
「わかった……なんかすまん、お前も胸倉掴んで悪かった」
男は俺とNPCに謝る。
さてとどうしたものか……と茜色の空を見上げる。
既に黒猫から俺達はこの世界に囚われた事を聞かされてから1時間経過しており、あの場所から《シュベルハイツァ》外壁前に移転した俺達は参加した全員を青龍騎士団本部に集め自体の掌握を最優先に行動していた。
先程からプレイヤー同士やNPCとの小競り合いが頻発している、
俺はルースに言われ仲裁をしているが何も自体は進展せず、最悪な状況に向かい始めている事が周りに雰囲気から感じ取る。
今まで理想郷とも言えた世界が突如墓場になったのだ無理もない。
ルースは今回《防衛戦》のために《シュベルハイツァ》に集まった実力者達と今後どうするかについて話し合っている。
おそらく他の《防衛戦》の戦地になった主要都市なども此処と同じような状態になっているのだろう。
俺は再びメニューからログアウトを選択するが灰色、非活性化されており触れるが何も反応も示さない。
メニューを開いたついでおっちゃんに今日は戻れそうに無いと連絡を取るためにフレンドリストを選択し表示された画面を見て──
「はぁ!?」
──つい声を上げてしまい周囲の目線が俺へと集まる、
一旦リストを閉じ逃げるように広場の隅へと移動する。
もしこれが本当なら厄介なことになった。
隅の壁に背を預けもう一度フレンドリストを表示させる、
十数人ほどしか居ないフレンドだがその全てが灰色に染まっていた。
フレンドリストが操作できないようになっている。
選択するが名前のバーナーの横に青いプラスと赤いマイナスのマークが表示されるだけだ。
マイナスはおそらくフレンド削除、プラスはなんだ?と思い選択する。
《フレンド申請しますか?》
俺は壁に手を叩きつけた。
じんじんと手が痛むがそれより俺は思考を巡らす。
フレンドリストが初期化された?
いや名前の横にログイン状態を示すマークが着いている、
そもそもリストに名前が表示されていることから初期化ではない。
となると問題視すべきはメッセージや通話といった連絡手段が取れないことだ、
おっちゃんのログイン状態を示すマークは緑に点灯しているので生きていることは確実だが、
向こうがどのような状態なのか分からない、
安否が確認できないのはかなりの痛手だ。
「いたいた!リクー」
甲高い声が耳に届く 、声をした方を見るとマヤがこちらに手を振りながら歩いてきていた。
「まったく、完璧な私が会議に参加出来ないってどういうことなの?
しかも警備なんてしょぼい仕事にまわすなんて私の事を舐めているとしか言えないわね、
あんたもあんたよ?私が会議に出れないのはあんたが人手が足りないからって私を無理やり引っ張ったからよ?わかってる?」
こいつが会議に参加したとしても自分勝手な事しか言わず進行しないのは分かっていた、その上での采配だ。
そういえばとフレンドリストに目を落とすとマヤの表示が存在する、
もしかしたらとプラスマークを押しフレンドリスト申請を送って見た。
「ねえ聞いてるのリク?……何よコレ、フレンド申請?あんたもしかして私の事消してたの?
ほんっと信じらんない!なんであんた私の事消したのよ!!説明しなさいよ!!」
「うるさい、さっさと許可しろ」
「はあっ?何よその上から目線、許可してくださいの間違いじゃない?」
耳元でワンワンキャアキャアと喚くマヤ。
「言っとくけど俺はマヤを削除していない、お前も1回フレンドリスト見てみろ」
「ふんっ、そうやってまた言い訳するのね?」
「いいから見ろ、めんどくさい」
「分かったわよ、見ればいいんでしょ!」
マヤは空中で数回指を動かす。
《フレンド申請が許可されました、Mayaさんとフレンドになりました》
とメッセージが表示されると間髪入れずにメッセージが届く。
《そういう事ね、理解したわ》
「だろ?こいつも影響だと思うか?」
「そうね、後もうひとつ分かったことがあるわ」
「なんだ?」
「簡易マップと、マップが初期化されているわ」
俺は設定からマップを非表示から表示に切り替える、
すると右上に真っ黒のマップが現れた。
「なっ!?」
そのままアイテムからマップを選択すると地図が実体化される、それを開き確認するが同じく真っ黒だ。
今まで書き込んできた気候の変化やモンスターの名前弱点、生息地域、トラップ、住処、洞窟の位置などの全てのデータが初期化されている。
「……大変な状況だな」
「どうせあんたの事だから少しでも脳に送る情報を少なくするためにマップを非表示にしてたんでしょ?」
その通りだ、簡易マップは常に視界の右上に存在するためその分視界から脳に送られる情報量が多くなる、
今回は戦場が《シュベルハイツァ》周辺だった、
元ホームであり地形は頭に叩き込んでいるので非表示にしていたがそのせいで今まで気がつくことができなかった。
「でもフレンドと連絡取れないとなるとあんたの専属鍛治職人ヤバいんじゃない?」
「──ああ」
『儂はこの場所を守らにゃいかん、大人しくお前さんの帰りを待っとるよ』
俺は出る時におっちゃんが言った言葉を思い出す。
おっちゃんが言葉通りの行動をしておりなおかつ《シュベルハイツァ》で起こった戦闘と同様のものが《オリナル》で起こっているとすれば……
俺は頭を振り考えないようにする、
常に最悪のケースを想定することは大事だが、
確認しない以上何も判断できない。
と考えていると何やら広場の中心が騒がしい 、
俺とマヤは視線を合わせ頷いた。
「どうやら会議が終わったようね」
周囲の人々も騒ぎが気になり中心に向かって歩いているのでそれに追従するように俺らも向かった。
前を見るとルースと会議に出席したであろうプレイヤー達が横に並び俺達を見下ろしていた。
「団長さん俺達はこれからどうなるんだよ?」
1人の存在がルースへ問いかけた、
彼は頷き手を挙げ注目を集める。
「皆聞いてくれ」
その言葉と共に周囲には緊張が走る。
誰しも不安の目をルースへと向け今か今かと次の言葉を待つ。
「不安にさせてしまって済まない、しかしあの黒猫が語った事の信憑性、これからどう行動するかをここにいるメンバーと意見を出し合った、
そしてその結果──」
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「──現状現実への帰還は出来ない」
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