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side 健介
市井メロン計画実践編②。※
しおりを挟む「健、今日は健が頑張って兄ちゃんを気持ちよくしてくれるんでしょ?
健が可愛いから暫くこのままでもいいけどね。ホラ、動いて。
頑張れる?」
うう・・ごもっとも。
兄ちゃんがパシパシと軽く僕のお尻を叩く。
それだけでも、兄のおちんちんを咥えている直腸が動いて感じる。
「うんっぁん。ぼく・・っ・・がんばるっぁ。」
僕はデキる、と兄の肩に手を置き、足を踏ん張って体を持ち上げようとする。
でも、足を踏ん張らせると、直腸が兄ちゃんのおちんちんを締め付けて、ソレが前立腺を圧迫して気持ちいい。
そうして、やっぱり足に力が入らない。
兄ちゃんと恋人夫婦になるまで、僕は自慰の時にボールペンをアナルに咥えてたから、エロテクに関しては自信があったのに。
ペンが届く範囲なんてたかが知れてるって身を持って実感した。
あのペンだってすごく感じたのに。
ペンの何倍もある兄の太長いおちんちんは僕の前立腺を抉りつつ直腸のS状部まで届く。
イイ。
足に力が入らないから腰を揺する。
直腸は少し刺激されるけど・・・
「うぅんん、あぁん、足りないぃ・・・兄ちゃん、おねがいぃ。」
「うん?どうしたいの?健。」
兄ちゃんが僕の腰を押さえ、下半身をグルリと動かしてくれた。
僕の直腸を兄ちゃんのおちんちんが、ゆる~くかき混ぜる。
「あぁぁんん。にいちゃん・・・ぼく・・・」
「うん。どうする?」
気持ちいい。
気持ちいいけど足りない。
「ぼく・・・もっときもちよくなりたい。にいちゃんが、うごいて・・・」
僕がするって大見得きったのに・・、恥ずかしくて言葉が少しづつ小さくなる。
兄ちゃんの耳元で囁くようにお強請りした。
「・・・健。いいよ。しっかりつかまってね。」
兄ちゃんはそう言うと、座り込んで動けない僕の両足を抱えて、軽く持ち上げた。
僕はバランスが崩れないよう、兄ちゃんに掴まる。
僕のナカをイッパイにしていた兄のおちんちんが、ナカを抉りながらズルリと僕から出て行く。
「あぁ。兄ちゃ、イイぁん。」
兄のおちんちんを離すまいと、僕のアナルがキュッと兄の亀頭を締め付けた。
「・・・ふぅ、健、絞めないで・・・っ。」
兄ちゃんも気持ちいい?
兄ちゃんが僕を下ろすと重力に従って、僕のアナルを兄のおちんちんが貫く。
再び兄のおちんちんが、僕の前立腺を抉りながら直腸のS状部まで入ってきた。
ああ、イイ。
ソレをグチュグチュと繰り返す。
待ち望んだ快感に僕の体が震える。
「ああんん。いいのっぃいよぉ。にいちゃぁん。」
ブチュブチュと僕のアナルが恥ずかしい音を立てるけど気にならない。
僕は、兄のおちんちんが僕の一番感じるところを擦るよう、腰を動かした。
「健は奥まで感じるエロい体だもんね。」
兄ちゃんがソレに気付いて僕に微笑む。
だって気持ちいいんだもん。
「あぁぁんん、・・・イイ、イイよう。にいちゃん、もっとおん。」
その時の僕は、“僕が兄ちゃんを気持ちよくしよう”プランを忘れて、その先を兄ちゃんに強請った。
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