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シャワーホースで上書き(梢SIDE)

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やっぱり晴香たんのお姉さんだけあって、綺麗でしかも真面目ないい娘だったな、友紀ちゃん。

…なんて感慨に浸る暇もろくに与えられず、ばたんと開かれた戸口に仁王立ちする晴香たんの姿に私はどきりとした。

半分は恐怖心、でももう半分は「来た」という期待感に胸を膨らませながら。

「来て」

ほとんど脱げかけのバスローブをどうにかこうにか身体に引っかけた状態のまま、私はバスルームへと連行される。
手錠こそかけられてはいないけど、さながら囚人のようだ、と思いながら。

それでも私は悦んでいるのだ。
晴香たんが苛立っている事にさえも。
…だってそれは、本人がどう思うかは別として、やっぱりちょっとした嫉妬心でもわかなければ成り立たない事だから。

それでも顔が笑ってしまったら更に怒られそうな気がして、極力無表情、もしくは疑問をたたえた顔を意識しながら引かれるままに手を前に出し彼女の後をついて行った。

あっさりとバスローブを剥かれて中に押し込まれる。
押し込んだ晴香たんもさっと裸になり、後ろ手にバスルームの扉を閉めて、ちょっと赤い顔で私を睨んできた。

「もしかして、聞こえてた…?」
「そりゃまあ」
「……」
「そこに手をついてこっちにお尻を向けて立って」
「…はい」

会話もそこそこに、私は言われるまま縦長の鏡の両脇に手をついて晴香たんに背中を向けた。
下にはボディソープやシャンプーの入ったラックがあるので、自然と前傾姿勢になってしまう。

…そうして気付いたのだけれど、バスタブには既にお湯が張られていて、鏡は少しくもっている。
晴香たんが、待っている間に準備したのだろう、と思った。

「お姉ちゃんに触られて、舐められて…感じちゃったんでしょ」
「……」

どう答えればいいのかわからず口ごもっていると、さほど間をおかずに「直接確かめるから」という声が背後から飛んできた。
その言葉が終わるかどうかぐらいのタイミングで、私の秘部には何かが挿入されていく。
指ではない、硬い…でも細いもので刺激は感じなかった。

「きゃっ」
「…冷たかった?」

膣の入り口あたりが少し冷やされた感覚に私は声を上げてしまった。
その時、秘部に挿入されたのが膣洗浄用のビデであると気付く。

「一応お湯につけておいたんだけど」
「だ、大丈夫…びっくりしただけ」

人肌の温度よりはだいぶ低いけど、冷水というほどではない。
微妙にぬるい水が膣の入り口を洗い流していき、その水はだらだらとまた外へと流れ落ちていく。

「……」

お漏らしした訳ではないけれど、どこかそれに近い羞恥心を覚えながら私は立ち姿勢を保った。

「何なの、これ」
「え…?」
「ほら、見てよこれ」

脇の下辺りに、晴香たんの左手が差し出される。
それを見ると、くぼませた掌の中央には今私がこぼした洗浄用の水に混じっていたと思われる、ねばついた液体が溜まっているようだった。

「…梢ちゃん」
「うん」

恥ずかしさに私は視線を正面に戻すけれど、そこには鏡があるから自分の顔を凝視する感じになった。

「…どうして、こんなにヌルヌル濃くしちゃってるの?普段もっとサラサラしてるはずなのに…梢ちゃんのおまんこ汁」
「そ、それは」

そんなの、生理周期とかコンディションによって、もしくは食べたものや飲んだものでも微妙に日々変化するはずのものであって、何も友紀ちゃんとの行為だったからとかそういう事は関係ないような気がするのだけれど。

「ほら」

その左手が秘部を覆うようにして被せられ、粘液と水の混じったものが擦りつけられる。

「…お姉ちゃんの痕跡を洗い流すつもりだったのに」

ぬめる液体で股間をぐしょぐしょにされ、私はどうしてもこみ上げてくるものを堪える事ができなくなっていった。
我慢しようとしても、わずかに腰が揺れてしまいそうになる。

「…お姉ちゃんにぺろぺろ舐めてもらったのがそんなに気持ち良かったのかしら」
「…それは、その」
「気持ち良かったんでしょ?」
「う……っ」

掌がぺたぺたと股間に触れてくるので返答もままならない。
もっとも、この質問に対して正直に答えてしまっていいのかどうか、私にはわからなかったから、そうされるのはむしろ好都合だと思う側面もある。

「これ、なんかローションをお湯でうすめた時みたいじゃない?ね、梢ちゃん」
「……やめ、そ…ん」

その言葉は引き金として働く。
いつだったか、二人でお風呂のお湯をローションのようにドロドロにするという入浴剤を使って、いやらしい戯れに興じた時の事--それを思い出させようという目論見が透けて見えるから、私の記憶は強制的にその時の情景を引き出してしまう。

目を閉じて思い出すのは、あのとろりとしたお湯の感触と、お尻の穴までたっぷり弄られまくって良がってしまった自分の事。
とろみによってお湯の温度が下がりにくくなっていたからか、いつまでも身体を擦り合わせたりお互いの乳首や秘部を撫で回す事に夢中になり過ぎて、上せてしまいそうになった事も思い出した。

「梢ちゃん、また垂らしてる…これは水じゃないでしょ」
「あ…っ…」
「思い出してまたこんな濃いおまんこ汁垂らしちゃってるの?ほんとに淫乱なんだから」
「……」

本当は堪えていられなくなって頭を垂れただけなのだけれど、まるでその言葉を肯定しているかのように振舞っている事に後から気づいて愕然とした。
でも、構わない。

私がどれだけ淫乱な変態であろうとも、彼女は私を見捨てたりはしないはずなのだから。
だからその言葉は私にとって褒め言葉であり、それを浴びせられる事で私が興奮するのをわかっていて、彼女はわざとそうしてくれているのだというのもわかるから、抵抗なんてしてはいけないのだ。

「…お姉ちゃんのヘタクソな愛撫が、そんなに良かったの?」
「…下手なんて事…」
「嘘」

ひたひたとぬめった液体を押し当てていた掌が、秘部から離れていく。
実のお姉さんを小馬鹿にするような言いぐさに、それは良くないと窘めるつもりで否定しかけたけど、そりゃ当然、未経験の有紀ちゃんの愛撫が上手いか下手かで言えば、上手いというほどの事ではない。
ただそれでも、誰かの為にとは言え必死になる感じとか、好きではない女のものでもいやらしく濡れた秘部を前にしてそれなりに昂っている様子なんかには、胸が熱くなった。

「梢ちゃん、わかってるの?私が何考えてるのか」
「…わかんない」
「じゃ教えてあげる」

太腿をぎゅっと掴まれる感触があり、それから間髪入れずに花弁をすすり上げられた。
チュウーーー、という長い長い吸引音がバスルームに響く。

「あぁっ…あん」

それから勢い良く何かを吐き出すような、ペッという音がして晴香たんが言葉を発した。

「お姉ちゃんの痕跡を徹底的に消して、一刻も早く上書きしないと、気が済まないの」

さすがにプライドが高い、と思う。

「ほらもっとおまんこ汁出して、全部吸ってあげるから」
「そんな事言われても…」
「じゃ出るようにぺろぺろしてあげる」
「ひ、あぁっ…やめ…」

膝が笑ったようにガクガクと痙攣した。
どうにか壁についた手で身体を支えているが、はしたなく脚を広げて膝を震わせる姿は実に惨めな気がする。

「ん…もっと、いやらしいの出るでしょ?」

花弁を食んだままで喋る声や舌の動きにまで反応してしまう。
晴香たんの舌は器用に私の花弁の内側を嬲り、時折クリトリスをつついては膣口を撫でるようにぐるりと舐め回してくる。
そうされる度に私の腰は跳ね上がりそうになるのだけれど、そこをがっちりと手で掴まれているので、どうにも逃げられず私は髪を振り乱して快感に耐えた。

「あっ、あぁ…だめっ」
「すっごい、ヌルヌル…梢ちゃんのおまんこ」

相変わらず花弁を食みながらいやらしい言葉を囁かれる。
言葉の合間に、晴香たんの吐息やらいやらしく蜜を舐め取る音やらが重なり耳でも感じてしまいそうだ。

花弁やクリトリスをチロチロと嘗め回す動きがしばらく続いたかと思うと、再びチュゥゥッと盛大に蜜をまとめてすすり上げられるので、異なる刺激が交互に与えられる私の秘部は悦びに始終蜜を溢れさせた。

「あん、あ…気持ちいいっ」
「…ふ…ん」

舌での細やかな愛撫と、強い吸引の動きが何度か繰り返された所で、「今度は綺麗に洗ってあげる」と言われシャワーの水栓が開かれた。

わざとらしく秘部の至近距離でシャワーヘッドが動き、勢いのある水流が秘部に襲い掛かる。
過敏になった私のそこは、そんな無機質な刺激にさえ反応してしまった。

「綺麗にならないじゃない、いつまでたっても」
「ご、ごめんなさい…」

秘部の割れ目に指を這わされながらシャワーのお湯が流れていくが、ぬめりが取れないのだろう。

それでも蜜の濃度は徐々に薄まり、晴香たんなりに納得する程度にはその場所は清められたようであった。

「次は、上書き」

そう言いながらシャワーを持ち替えた手が私の両脚の間をくぐる。
何をされるんだろう、と考える間もなく私の秘部には何かが接触する気配があった。
直系1.5センチ程度の無機物…?

「…あっ」

私の秘部にあてがわれていたのは、シャワーホースだった。
晴香たんが両手でホースを引っ張るように前後に構えて、それをそのままスライドさせるように動かしている。
小刻みに前後に動いたそれが軽く左右に揺れた所で、両の花弁がそのホースを挟み込んだ感触を得た。

見下ろせば、黒いゴム製のホースがくねくねと動いている。
マットな質感のそれは、へたに激しく動かせば摩擦で痛みさえ感じてしまいそうなのに、小刻みな動きによって私の内側から溢れた蜜が潤滑剤の役割を果たし、それによってホースが突然に性具へと化していくのが良くわかった。

「梢ちゃんは見えてないだろうけど…」

言いながら、彼女の操るホースの前側が張って敏感な肉粒に触れた。

「あぁっ」
「…出てるよ、黒いホースだから少し白く濁ったおまんこ汁がよく見えて、いやらしいの」
「やめ…恥ずかしいよ」
「好きでしょ?そういうの」
「んん……」
「ほら、また出てきた」
「…あ、あ…ヌルヌルして…る、ん…ふぁっ」

自分のぬめった蜜がどんどん塗り広げられていき、シャワーホースのぬめる面積が広くなったようだ。
徐々に前後の動きが派手になっているのに、摩擦を感じない。

「は、晴香たん、一体どこでこんなの…」
「ん?」
「あ、あ…擦れて…凄い、気持ちいいぃ」

ぬるつくゴムの感触と、クリトリスの先端を擦る微かな刺激で頭が沸騰しそうになる。
しかも自分が濡らせば濡らすほどに、ホースのぬめりは広がってしまうのだ。

「…オナニー体験談に、書いてあったから」
「これが?」
「違う、その人はビニール紐に所々結び目を作ったやつでおまんこ擦ってるって書いてたけど…」

頭がぐらっとするのは、バスルームに充満する湯気の所為なのだろうか。
今は用事のないシャワーヘッドから、お湯は出ていない。つまり水栓は止められた状態でこの行為が続いているのだけれど、つまりそれはシャワーの音で恥ずかしい音をかき消す事は許されない、静かな状況という事だ。

ホースがぬめって擦れる、ほんの些細な粘着質な音でさえも、このバスルームでは大きく反響しているような気がする。
いや、この音をかき消しているのは私の喘ぎ声の方かもしれない。

「せめて、ホースでおまんこ擦られて良がる自分の顔ぐらいは見て」
「……あ、あ…ん」

恨めしい気持ちではあるがどうにか顔を上げると、そこには水滴まみれの鏡に映る、いかにも淫らな女の顔があった。
一見すると困ったようなもどかしいような表情に見えるけれど、本質的には違う。恍惚を隠したくて仕方ない、卑猥な女の顔にしか見えなかった。
いや、自分がそう思っているからそのように見えただけなのかもしれないけれど。

「これ、見てる方が興奮しちゃうかも」

ホースを動かす晴香たんの声も、若干震えているように聞こえた。

「…ほら、もっといやらしく鳴けるでしょ?」
「はい、あ…あはぁっ、あん…っ…あぁ」

自分の顔を確認したのをきっかけに色々な事がどうでも良く思えてきて、私は開き直って思うままに声を上げながら、とびきりいやらしく腰を突き出し背中を反らせて見せてしまう。

「晴香たん、いやらしいおまんこ…いっぱい見てっ、はぁっ、はんっ」
「……見てる、さっきからずっと、そこばっかり見てるんだけど」
「あぁぁ…っ、もっと、見て、擦って」
「梢ちゃん、いやらしい」

すると容赦なくシャワーホースが股間に食い込み、めちゃくちゃに花弁を擦り立てていった。
もはや綺麗に花弁の間を往復するのではなく、時には花弁をめくり上げるようにして、そして時には花弁の先端が内側に潜り込むようにしながら、その黒いホースは何度もそこを往復してはクリトリスの先を撫でていく。
身体が跳ね、それなのに膣内は収縮と弛緩を繰り返しながらだらしなく淫蜜を垂れ流していく。

「あ、ヌルヌルいっぱい出ちゃうの…っ、あ…あくっ」
「……梢ちゃん」

ふいに前後に擦れる圧力が消えたかと思うと、腰を思い切り掴まれ身体を返すように反転させられる。

「……んん」

ものすごい勢いで唇を奪われ、同時に何の前触れもなく秘部に指が挿入された。
いきなり中を掻き回されたけど、その刺激をずっと欲しがっていた秘部は悦びに打ち震えるようにそれを迎え入れて締め付ける。愛蜜をたっぷりと吐き出しながら。

「んっんん…んふ…」

身体をずらして、何もない壁に背中を押さえつけられる。
壁と晴香たんの華奢な身体に挟まれて、これ以上ないほど満たされた息苦しさを味わいながら、こちらも必死に彼女の背中に腕を回して小さなお尻を揉みしだいた。

ぴくりと反応する所もものすごく可愛いけど、攻めを阻害するほどの事はしたくない。
お尻を掴むのはそこそこに、そっと指を動かして彼女の秘部の割れ目をなぞってみると、思った以上に蜜を溢れさせていて、すごく嬉しくなった。

しかしその喜びに浸る暇はすぐになくなり、彼女の指による執拗なGスポット愛撫に腰が砕けそうになる。
もう、立っていられないと思うけれども身体を壁に押し付けられているので身動きが取れなかった。

「ねえ、お姉ちゃんより私の方が感じるでしょ?」
「……?」

そんな事を気にしているの?晴香たん。
そんなの、聞くまでもない、確かめる事さえ不毛な事のはずなのに。

…でも。
晴香たんにとっては冴子ちゃんと私しか知らない、その事が不安を呼び起こしているのだろうか。
誰が一番良いかなんて、悪趣味だからいちいち言うようなプレイはして来なかったけど、それを聞かずにはいられない晴香たんの心境を思うと、何故だか加害者であるはずのこちらまで胸が苦しくなった。

「身体だけで感じるのと…ん、心と身体で感じるのは…全然別の事でしょ?ん、あんっ」

心なしか、膣内をまさぐる指の動きはどこかすがるような感じにも受け取れる。
…晴香たんは、多分最初は冴子ちゃんの事が好きだったはずで、なかなか諦めきれないままどうにか冴子ちゃんの迷惑にならないようにと必死になっていたはずだ。
何しろ私程度の相手にまでこれだけ独占欲を露わにして、プライドを傷付けられる事を嫌う娘なのだから。

きっと私との事は、妥協から始まっている、私はそう解釈していた。
身体だけなら誰にでも許してしまう変態相手なんだから、それも致し方ないと思う。
でも、何度も身体を重ねるうちに情が移ったのか、いつからか晴香たんは私の恋人として振舞ってくれるようになった。

どちらがどう、という事ではないだろう。私自身も先に決めた訳でもない。

「あ、あ…イっちゃうっ、もうダメ…あぁぁっ」
「早くイキなさいよ…この後太いのでいっぱい突いてあげるつもりなんだから」
「く…っ、あんっ、イクっ…!」

最終的には、身体の中央を貫く指と、その腕だけで支えられるような恰好になった私の身体がずるずると壁づたいに崩れて、洗い場の床に座り込んでしまう。

「あ、あん…」

この後偽竿で突かれる事を想像して達した事が恥ずかしく、私は顔を斜め下に向けて荒い呼吸を整えた。
私と一緒になって、膣内に指を突っ込んだまま座り込んだ晴香たんが、私の顔を覗き込んでくる。

「梢ちゃん、イった後の顔見せて…綺麗だから」
「……」

気だるいだけにしか見えないだろう、と思うのに、達した後の顔を熱心に見られて恥ずかしくなる。
どうにか顔を上げると、甘い甘い口づけを与えられて更に身体がふにゃふにゃに溶けてしまいそうになった。

「…っん」

その余韻に呆けた顔さえもじっくりと見つめられるけど、私はもう気にせず欲望のままに言葉を紡ぐ。

「晴香たん、おまんこくっつけたい…今すぐ」
「うん、いいよ」
「……あぁっ」

いつもそうなのだけど、貝合わせするその瞬間、二人して同時に甘い声を上げてしまう。
ああ晴香たんもこんなに濡らしてくれてるんだ、と合わせた秘部から感じる事ができ、また嬉しさがこみ上げてくる。

「あ、あんっ、また…イっちゃうよぉ…あん…」
「イっていいよ…梢ちゃんがイってもやめないから、あ…あふ…ん」

腰を打ち付けられる度にこちらは背中が壁に当たって身体が縮むように追い詰められるけど、その窮屈さもまた堪らないものがあった。
もっともっと追い詰めて欲しい。好きなようにこの身体を抱き潰して欲しいとさえ思った。

「晴香たんがいいように、して…っあんっ、あ……」

思い切り身体を押し込まれて、ほとんど床に転がった恰好にさせられる。
そのまま半ば乱暴に秘部を擦り付けられながら、私は天井を見上げ達した。

でも、実際の所晴香たんも我慢していたからか、私が達してからほとんど間をおかずに、潮でも吹くような勢いで達している。
ハァハァと息を荒げながらも私の身体に覆いかぶさり唇を重ねられた。
達した後でも舌は元気で、お互いにこれでもかというほど卑猥に舌を絡めて唾液の分泌を誘発させ合ってしまう。

「ん、んく…っ」

彼女のこぼす唾液を残さず飲み下し、そのまま彼女の秘部をたっぷりと舐めた。
バスルームに反響する彼女のか細い喘ぎ声も堪らなく卑猥で、もう辞めたくなくなるほど延々と、口淫を続けてしまう。

プレイ用ではないが洗い場に敷いたマットの上で、彼女の全身を舐め回してからようやく、二人で湯船に浸かった。

そこでもずっと身体を密着させキスをして、性懲りもなく濡れ始める秘部を互いの指でまさぐりまた達するまでそこに指を突き入れてしまう。

もっと、晴香たんの嫉妬心を煽る事もできたのかもしれないけれど、結局行為が始まってしまえば私たちはそれに夢中になり、他の事など忘れてしまうのだ。
嫉妬心も私たちにとっては、きっかけに過ぎない、そんな気がする。
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