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三章<come back>~お前の手で温めて
二 拓視点 有馬攻め(R18)
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「俺も触っていい?」
有馬の顔がどんどん近づいてくる。ベッドに置かれた手には有馬の手が擦れて、そんなちょっとのことなのに反応してしまう。ぎゅっと目を瞑ったら、すぐに唇に温かく柔らかいものが当たった。吐息がかかり、それが有馬の唇だってことは見なくたってわかる。
「チョコ……」
「ま、待てってば……お前、誤解してるのか? 白鳥のは治療の一貫だし、お前も触られていいって了承したよな? アナスタシアのだってそうだし」
「誤解してるんじゃないんだ。そうじゃなくて……アーシャと知らないところで会って仲良くなってたら嫉妬するって言ったじゃないか。白鳥先生にだってライバル視してるって知ってるだろう? 頭じゃわかってるよ、だけど……チョコが俺の知らないところで誰かに泣かされたり、嫌な思いしてたり、喜んだり、何でも嫌だって思うんだよ」
それってつまり……
「俺のこと束縛して、他人とは会うなとか、誰かと会うならお前も一緒じゃないと許さないとか、連絡は必ずしろとかそういうやつか」
「そ、そこまでじゃないけど……ごめん。チョコのことになるとなんだか気持ちが強く高まってしまって……俺なのに俺じゃないみたいになるんだ」
ほらこの顔。しょぼくれて落ち込んで目を潤ませるの、やっぱ大型犬より小型犬っぽい。チワワかパピヨンみてぇ
「あたっ! ~~~~ッ」
近いからデコピンを食らわせてやった。痛そうに額を押さえてる。
「否定しないんだな。まあ今はそれでもいいけど。俺はまだ他の人と交流するには限られてるし。だけどいつかこの体質が治ってもっと行動の幅が広がったら、お前のことなんか気にせず遊びに行くからな」
「え……それって……別れるってこと……?」
「そうじゃねぇよ。今は誰とどこ行くって言ってもいいけど、いつかは学校卒業してお前の知らないやつも増えてくだろ。多分交流することも。俺は知らないことが多いし、もっと知りたい。だから邪魔をするならそれもあり得るかもな」
「……い……嫌だっ! チョコと別れるなんて嫌だ! ……イヤだ……っ」
あーあ……とうとう泣き出した。本当、俺……ひでぇやつだ。泣いてる有馬が可愛いとか思うんだから
「あんまし無理なこと言わなきゃ大丈夫だって」
「無理なこと言わなければ大丈夫……? じゃあこれからも一緒にいてくれる?」
「それはまあ、そうだな」
有馬は俺に依存し始めてるのかもしれない。俺も有馬に体質のことで協力してもらってるのもあるし、やっぱりなんだかんだ好きだって思うし依存してるのかもしれない。こういうのを共依存って言うのか……?
「チョコ、好き……抱きしめていい?」
「あ、ああ」
大事な物に触れるみたいにそっと抱きしめられて、それからじわじわと手の力が強くなって、頭が動くと触れてる髪が頬にかすめてくすぐったい。また身体が火照ってきた。
「もっともっとチョコと一緒にいたい。せっかくこっちに帰ってきたんだ、夏休みもまだあるし」
「また、どっか……買い物、とかか」
「うん。外に出掛けるのも、家でこうやってくっついてるのも」
「うっ……んんっ」
「チョコとエッチなこともしたいな」
首に唇が当たり吸い付かれる。そうされるとぞわぞわする。いや、有馬が言うにはぞくぞくするってやつなんだろう。
「やっ……んっ……ふぅ」
「ねぇ、チョコはエッチしたい?」
それを聞かれるとわからなくなる。身体の反応と、俺の気持ちが一致してるのか。今までは身体が勝手に感じてただけで性的なことは嫌いだった。
だけど今は、有馬となら……嫌いじゃないかもって思える
「…………したい、かも」
「これもチョコの進歩だと思うな。嫌だって思ったらやめるから言って」
「んっ……」
有馬の唇がまた唇に触れる。開くと唇がもっと強く押し付けられて、舌が入ってきて、ぬるっとした感触を舌で感じる。舌が離れたら唇を吸われて少し離れる。
「どう……かな、ぞくぞくしてきた?」
「して……きた。ぞくぞくするの……これ、気持ちがいいってこと……なんだろ?」
「そうだよ。チョコの身体が気持ちいいって反応してるんだよ。ソコもね」
薄着だから上も下も勃起してるのが余計にわかりやすい。それは有馬も同じ。
「一回出しちゃう? それとも……もう、中に挿れちゃうとか」
「……い、挿れても、いい」
「どっち? 挿れるのと、挿れられるの」
これ、俺が選択していいのか。有馬は今どっちなんだ。どっちがいいとか、俺は……
「……決めていいなら俺……今日は……挿れてほしい……かも」
「えっそっちでいいの? てっきり……」
「いいんだよ、今日はそういう気分だから」
「そっか……うん、それじゃあ……お言葉に甘えさせてもらっちゃおうかな。俺も今日はチョコのこと抱きたいって思ってたんだ」
ベッドから一旦下りて荷物を探ってる有馬。持ってきたのは、有馬と関わらなければ見ること無かっただろう見慣れたローションのボトルと、ゴムの入った箱。
「まずはちゃんと解さないとね」
「うわっ!?」
有馬にズボンを下ろされて、下着も少しずり落ちた。これからやることを考えたら当然下ろすのは当たり前だが、目の前で下ろすのは未だに気恥ずかしい。後ろを向いて下ろしたら、その間に有馬も下を脱いでいた。有馬のも相変わらずデカイし元気そうだ。
「あっ、恥ずかしかったら自分で解す?」
有馬がやったら感じ過ぎてすぐにわけわかんなくなるんだよな……どうせ挿れるなら自分でやっても変わらないよな
「じゃあやる」
「ほ、本当に!?」
「なんでそんな驚くんだよ。言ってきたくせに」
「だってそんな、チョコがしてるところを見れるなんて興奮しちゃうじゃないか!」
「もう既にバッキバキになってるだろ」
「ああっ……チョコがイヤラシイワードを……もっと言って」
「はぁ...…そのボトル寄越せ」
有馬が変なこと言ってるのはいつものことだからと段々慣れてきてる自分も変だなと思う。
ボトルを受け取って適量のローションを指に垂らす。指同士をくっつけて離し馴染ませて、後孔に塗り込む。くすぐったいが、やっていく内にそのくすぐったさがぞくぞくに変わってくる。
「ああ……チョコが俺の前でお尻を慣らしてる……なんて素敵でえっちな光景……夢みたいだ」
そんなことを言ってる有馬は俺の後ろに回ってきて。
「お尻がひくひくして濡れてる指を美味しそうに咥えてクチュクチュ言ってる。可愛いね」
「こっち見るな!」
「じゃあチョコの顔を……はぁぁああっ! 嫌そうで赤らめたその顔もセクシーで俺の息子が大喜びだよ!」
俺を見ながら有馬はシコッてる。それを見て自分が今やってることはそういうことなんだって意識して急に恥ずかしくなってきた。だけど指は止まらない。きゅっと締まってた後孔がぬるぬるになって段々拡がっていくのがわかる。
「あ……有馬……も……いい」
「もういいのかい? 俺もいつでも大丈夫だよ。そうだ、ベッド汚しちゃうからチョコにも着けてあげるね」
「え、なっなにっ」
袋を破ってゴムを取り出すと俺の性器に被せてきた。
「ま、待て、自分でやるっ……んはぁっ、あぁっアッ」
「あ。着けてたら出ちゃった、可愛い……ゴムって何回分の量が入るんだろう?」
「……はぁ……はぁ、しらね……」
有馬が性器に触ってゴム被せただけで出すなんて、前よりも感度上がってるような気がする。触られるのに慣れてきたはずなのに。
「今日は後ろからでもいい? ちょっと泣いたからあんまり顔見られると照れてしまうから」
「別にいいけど」
泣き顔見ながらされるってのも変な感じだろうが、それはそれで面白いかもしれない。
有馬が後ろに回ってぴったりとくっつき、ゴムを装着した性器を押し付けてくる。
「挿れるよ」
「お、おう……ふぅ、ん、……あっ、んんっ」
尻を揉まれながら後孔を拡げられて入ってくる。指より全然太いアレが押し拡げてきて、カリの太い部分が入ってしまえばどんどん中に入ってくる。入っては引いてと繰り返されると抵抗感が無くなってきてる。修学旅行のホテルでした時よりもスムーズに入ったのがわかる。初めての時は半分挿入するのだって滝汗かいて苦労してやっと全部入ったってのに。
「チョコ、もう全部入ったよ……! すごい、チョコがちゃんと解してくれたお蔭だね」
「お前がやっても変わんな、んあぁっ」
「ごめん、もう気持ちよすぎて動きたくなっちゃった。動いていい?」
「ああっ、んっもっ、動いてる、だろぉっ」
「うんっ、だってこれ、すごく気持ちぃからっ」
ぎちぎちに隙間無くいっぱい入ってるソレが、滑って俺の中で暴れてるみたいだ。排泄感なんて始めの内だけで、今はそんなことを考えてる余裕もない。
「痛くない? 大丈夫?」
「痛く、ない、これ……っ、腹の奥、熱くて、あっあっ、わかんなっ……!」
異物が出たり入ったりしてくる異常が、とんでもない速さで気持ちいいって脳を塗り替えていく。俺はなす統べなくソレを受け入れた。
「擦れてっ、どんどん熱く、なってくるね! 俺も、すっごく……気持ちぃよ!」
「あんっあっあっあっありまぁっ」
有馬が突いてくる度に熱くて下半身が重くなって腰が砕けそうだ。足ががくがく震えてるのに尻や腰が揺れちまう。我慢したいのに下腹部の熱が我慢出来ない。
「はぁっ、はあ~~っすごくえっち、中がすごく、びくびくってして、俺……イキそっ……! もっと強くする……から!」
「こ、これ以上……、ぁあアンッふぁ、はぁっはぁ、はあっあん……あぁあんっ」
「チョコッ、イクよ……っ」
そう言った直後、有馬はきっと射精したんだろう。段々と中の圧迫感が弱くなっていく。有馬は抜くとゴムを外して溢さないように結ぶ。
「チョコも……わっ、いっぱいだ!」
ゴムは気付かずたぷたぷになって股間にぶら下がっていた。一回射精したのをそのまま着けっぱなしにしてたから余計に量が多い。自分でも何回分かわからない。俺も溢さないようにティッシュで拭きながら外してみたけど、このゴムをこのままゴミ箱に捨てるわけにはいかない。とりあえず結んでみたら小さい水風船みたいだ。
「たくさんイッちゃったみたいだね。体調はどう……かな? イキ過ぎてどこか痛かったりする?」
心配そうな声で聞いてくる有馬に、俺は顔面中が沸騰しそうなくらい暑くて顔を向けられなかった。
「わ……かんねぇ……けど、なんか……前、修学旅行の時よりスゲー……もっと頭ん中が空っぽになって、夢中になっちまって、その…………怖いし、恥ずかしい……」
有馬が心配そうな顔で覗き込んできた。
今の俺は情けない顔をしてる。有馬のこと笑えないくらい俺も涙が溢れてる。そんな顔を見られたら余計に恥ずかしい。
そんな俺を有馬は抱きしめてくれた。
「大丈夫、恥ずかしいことなんてないよ。すごく可愛かった。怖いのは身体の変化? それともあり得ないけど、俺に嫌われそうとか思った?」
「……どっちも」
身体も声も震える。元々過敏体質でやっと慣れてきたって思ったのに、夏休みの間にちょっとは進歩したかもって思ってたのに、また振り出しに戻ったんじゃないかって。それに呆れるんじゃないかって不安が募ってきた。
「体質は変化してる。俺は悪くなったんじゃないと思うよ。これは抱いた俺だからわかることだと思う」
「何……悪く、なってない……?」
「うん。元々の過敏は気持ち悪いって意識で起こってただろう? でも今はぞくぞくってすることを気持ちいいって意識してる。それはつまり俺を意識してるってことじゃないかな」
「お前を……?」
「白鳥先生に触られた時も勃起したって言ってたけど、それは気持ちいいって思った? それとも気持ち悪いって思った?」
「白鳥のは……気持ち悪かった」
「じゃあ俺は?」
有馬の手が俺の手に重なる。白鳥に触られた時みたいに手の甲を包んで撫でてくる。でもあのぞわぞわした嫌な感じじゃない。
「……安心する」
「ね? 触られる相手で全然感じ方が違うんだ。これって大発見だよ。拓はちゃんと成長してる」
「……っ」
そんな風に優しく言われるとまた涙が溢れてきた。悔しいとか情けないんじゃなくて、これは嬉し涙だ。
「わ……若い男が、ダメかもって……言われた」
「若い男……なんだかざっくり過ぎてそういうのをもっと試さないといけなそうだね。はあ~~俺は心配だよ。結果を出すためにもっと不特定多数の若い男がチョコを触るのかなって考えたら気が気じゃないよ」
「それは嫌だ……ただでさえ白鳥や先生でも嫌なのに。そういうのは断る」
「ふふ、そう言ってくれるなら俺も安心だよ。触れて安心するって言うならもっと触れたい。こっち向いて、キスしたい」
泣いてるのを見られるのが嫌で目を逸らしていたが、顔を上げてみたら有馬の少し泣き腫らして充血した目と合って、それを見たらまた安心して俺たちはキスをした。
有馬の顔がどんどん近づいてくる。ベッドに置かれた手には有馬の手が擦れて、そんなちょっとのことなのに反応してしまう。ぎゅっと目を瞑ったら、すぐに唇に温かく柔らかいものが当たった。吐息がかかり、それが有馬の唇だってことは見なくたってわかる。
「チョコ……」
「ま、待てってば……お前、誤解してるのか? 白鳥のは治療の一貫だし、お前も触られていいって了承したよな? アナスタシアのだってそうだし」
「誤解してるんじゃないんだ。そうじゃなくて……アーシャと知らないところで会って仲良くなってたら嫉妬するって言ったじゃないか。白鳥先生にだってライバル視してるって知ってるだろう? 頭じゃわかってるよ、だけど……チョコが俺の知らないところで誰かに泣かされたり、嫌な思いしてたり、喜んだり、何でも嫌だって思うんだよ」
それってつまり……
「俺のこと束縛して、他人とは会うなとか、誰かと会うならお前も一緒じゃないと許さないとか、連絡は必ずしろとかそういうやつか」
「そ、そこまでじゃないけど……ごめん。チョコのことになるとなんだか気持ちが強く高まってしまって……俺なのに俺じゃないみたいになるんだ」
ほらこの顔。しょぼくれて落ち込んで目を潤ませるの、やっぱ大型犬より小型犬っぽい。チワワかパピヨンみてぇ
「あたっ! ~~~~ッ」
近いからデコピンを食らわせてやった。痛そうに額を押さえてる。
「否定しないんだな。まあ今はそれでもいいけど。俺はまだ他の人と交流するには限られてるし。だけどいつかこの体質が治ってもっと行動の幅が広がったら、お前のことなんか気にせず遊びに行くからな」
「え……それって……別れるってこと……?」
「そうじゃねぇよ。今は誰とどこ行くって言ってもいいけど、いつかは学校卒業してお前の知らないやつも増えてくだろ。多分交流することも。俺は知らないことが多いし、もっと知りたい。だから邪魔をするならそれもあり得るかもな」
「……い……嫌だっ! チョコと別れるなんて嫌だ! ……イヤだ……っ」
あーあ……とうとう泣き出した。本当、俺……ひでぇやつだ。泣いてる有馬が可愛いとか思うんだから
「あんまし無理なこと言わなきゃ大丈夫だって」
「無理なこと言わなければ大丈夫……? じゃあこれからも一緒にいてくれる?」
「それはまあ、そうだな」
有馬は俺に依存し始めてるのかもしれない。俺も有馬に体質のことで協力してもらってるのもあるし、やっぱりなんだかんだ好きだって思うし依存してるのかもしれない。こういうのを共依存って言うのか……?
「チョコ、好き……抱きしめていい?」
「あ、ああ」
大事な物に触れるみたいにそっと抱きしめられて、それからじわじわと手の力が強くなって、頭が動くと触れてる髪が頬にかすめてくすぐったい。また身体が火照ってきた。
「もっともっとチョコと一緒にいたい。せっかくこっちに帰ってきたんだ、夏休みもまだあるし」
「また、どっか……買い物、とかか」
「うん。外に出掛けるのも、家でこうやってくっついてるのも」
「うっ……んんっ」
「チョコとエッチなこともしたいな」
首に唇が当たり吸い付かれる。そうされるとぞわぞわする。いや、有馬が言うにはぞくぞくするってやつなんだろう。
「やっ……んっ……ふぅ」
「ねぇ、チョコはエッチしたい?」
それを聞かれるとわからなくなる。身体の反応と、俺の気持ちが一致してるのか。今までは身体が勝手に感じてただけで性的なことは嫌いだった。
だけど今は、有馬となら……嫌いじゃないかもって思える
「…………したい、かも」
「これもチョコの進歩だと思うな。嫌だって思ったらやめるから言って」
「んっ……」
有馬の唇がまた唇に触れる。開くと唇がもっと強く押し付けられて、舌が入ってきて、ぬるっとした感触を舌で感じる。舌が離れたら唇を吸われて少し離れる。
「どう……かな、ぞくぞくしてきた?」
「して……きた。ぞくぞくするの……これ、気持ちがいいってこと……なんだろ?」
「そうだよ。チョコの身体が気持ちいいって反応してるんだよ。ソコもね」
薄着だから上も下も勃起してるのが余計にわかりやすい。それは有馬も同じ。
「一回出しちゃう? それとも……もう、中に挿れちゃうとか」
「……い、挿れても、いい」
「どっち? 挿れるのと、挿れられるの」
これ、俺が選択していいのか。有馬は今どっちなんだ。どっちがいいとか、俺は……
「……決めていいなら俺……今日は……挿れてほしい……かも」
「えっそっちでいいの? てっきり……」
「いいんだよ、今日はそういう気分だから」
「そっか……うん、それじゃあ……お言葉に甘えさせてもらっちゃおうかな。俺も今日はチョコのこと抱きたいって思ってたんだ」
ベッドから一旦下りて荷物を探ってる有馬。持ってきたのは、有馬と関わらなければ見ること無かっただろう見慣れたローションのボトルと、ゴムの入った箱。
「まずはちゃんと解さないとね」
「うわっ!?」
有馬にズボンを下ろされて、下着も少しずり落ちた。これからやることを考えたら当然下ろすのは当たり前だが、目の前で下ろすのは未だに気恥ずかしい。後ろを向いて下ろしたら、その間に有馬も下を脱いでいた。有馬のも相変わらずデカイし元気そうだ。
「あっ、恥ずかしかったら自分で解す?」
有馬がやったら感じ過ぎてすぐにわけわかんなくなるんだよな……どうせ挿れるなら自分でやっても変わらないよな
「じゃあやる」
「ほ、本当に!?」
「なんでそんな驚くんだよ。言ってきたくせに」
「だってそんな、チョコがしてるところを見れるなんて興奮しちゃうじゃないか!」
「もう既にバッキバキになってるだろ」
「ああっ……チョコがイヤラシイワードを……もっと言って」
「はぁ...…そのボトル寄越せ」
有馬が変なこと言ってるのはいつものことだからと段々慣れてきてる自分も変だなと思う。
ボトルを受け取って適量のローションを指に垂らす。指同士をくっつけて離し馴染ませて、後孔に塗り込む。くすぐったいが、やっていく内にそのくすぐったさがぞくぞくに変わってくる。
「ああ……チョコが俺の前でお尻を慣らしてる……なんて素敵でえっちな光景……夢みたいだ」
そんなことを言ってる有馬は俺の後ろに回ってきて。
「お尻がひくひくして濡れてる指を美味しそうに咥えてクチュクチュ言ってる。可愛いね」
「こっち見るな!」
「じゃあチョコの顔を……はぁぁああっ! 嫌そうで赤らめたその顔もセクシーで俺の息子が大喜びだよ!」
俺を見ながら有馬はシコッてる。それを見て自分が今やってることはそういうことなんだって意識して急に恥ずかしくなってきた。だけど指は止まらない。きゅっと締まってた後孔がぬるぬるになって段々拡がっていくのがわかる。
「あ……有馬……も……いい」
「もういいのかい? 俺もいつでも大丈夫だよ。そうだ、ベッド汚しちゃうからチョコにも着けてあげるね」
「え、なっなにっ」
袋を破ってゴムを取り出すと俺の性器に被せてきた。
「ま、待て、自分でやるっ……んはぁっ、あぁっアッ」
「あ。着けてたら出ちゃった、可愛い……ゴムって何回分の量が入るんだろう?」
「……はぁ……はぁ、しらね……」
有馬が性器に触ってゴム被せただけで出すなんて、前よりも感度上がってるような気がする。触られるのに慣れてきたはずなのに。
「今日は後ろからでもいい? ちょっと泣いたからあんまり顔見られると照れてしまうから」
「別にいいけど」
泣き顔見ながらされるってのも変な感じだろうが、それはそれで面白いかもしれない。
有馬が後ろに回ってぴったりとくっつき、ゴムを装着した性器を押し付けてくる。
「挿れるよ」
「お、おう……ふぅ、ん、……あっ、んんっ」
尻を揉まれながら後孔を拡げられて入ってくる。指より全然太いアレが押し拡げてきて、カリの太い部分が入ってしまえばどんどん中に入ってくる。入っては引いてと繰り返されると抵抗感が無くなってきてる。修学旅行のホテルでした時よりもスムーズに入ったのがわかる。初めての時は半分挿入するのだって滝汗かいて苦労してやっと全部入ったってのに。
「チョコ、もう全部入ったよ……! すごい、チョコがちゃんと解してくれたお蔭だね」
「お前がやっても変わんな、んあぁっ」
「ごめん、もう気持ちよすぎて動きたくなっちゃった。動いていい?」
「ああっ、んっもっ、動いてる、だろぉっ」
「うんっ、だってこれ、すごく気持ちぃからっ」
ぎちぎちに隙間無くいっぱい入ってるソレが、滑って俺の中で暴れてるみたいだ。排泄感なんて始めの内だけで、今はそんなことを考えてる余裕もない。
「痛くない? 大丈夫?」
「痛く、ない、これ……っ、腹の奥、熱くて、あっあっ、わかんなっ……!」
異物が出たり入ったりしてくる異常が、とんでもない速さで気持ちいいって脳を塗り替えていく。俺はなす統べなくソレを受け入れた。
「擦れてっ、どんどん熱く、なってくるね! 俺も、すっごく……気持ちぃよ!」
「あんっあっあっあっありまぁっ」
有馬が突いてくる度に熱くて下半身が重くなって腰が砕けそうだ。足ががくがく震えてるのに尻や腰が揺れちまう。我慢したいのに下腹部の熱が我慢出来ない。
「はぁっ、はあ~~っすごくえっち、中がすごく、びくびくってして、俺……イキそっ……! もっと強くする……から!」
「こ、これ以上……、ぁあアンッふぁ、はぁっはぁ、はあっあん……あぁあんっ」
「チョコッ、イクよ……っ」
そう言った直後、有馬はきっと射精したんだろう。段々と中の圧迫感が弱くなっていく。有馬は抜くとゴムを外して溢さないように結ぶ。
「チョコも……わっ、いっぱいだ!」
ゴムは気付かずたぷたぷになって股間にぶら下がっていた。一回射精したのをそのまま着けっぱなしにしてたから余計に量が多い。自分でも何回分かわからない。俺も溢さないようにティッシュで拭きながら外してみたけど、このゴムをこのままゴミ箱に捨てるわけにはいかない。とりあえず結んでみたら小さい水風船みたいだ。
「たくさんイッちゃったみたいだね。体調はどう……かな? イキ過ぎてどこか痛かったりする?」
心配そうな声で聞いてくる有馬に、俺は顔面中が沸騰しそうなくらい暑くて顔を向けられなかった。
「わ……かんねぇ……けど、なんか……前、修学旅行の時よりスゲー……もっと頭ん中が空っぽになって、夢中になっちまって、その…………怖いし、恥ずかしい……」
有馬が心配そうな顔で覗き込んできた。
今の俺は情けない顔をしてる。有馬のこと笑えないくらい俺も涙が溢れてる。そんな顔を見られたら余計に恥ずかしい。
そんな俺を有馬は抱きしめてくれた。
「大丈夫、恥ずかしいことなんてないよ。すごく可愛かった。怖いのは身体の変化? それともあり得ないけど、俺に嫌われそうとか思った?」
「……どっちも」
身体も声も震える。元々過敏体質でやっと慣れてきたって思ったのに、夏休みの間にちょっとは進歩したかもって思ってたのに、また振り出しに戻ったんじゃないかって。それに呆れるんじゃないかって不安が募ってきた。
「体質は変化してる。俺は悪くなったんじゃないと思うよ。これは抱いた俺だからわかることだと思う」
「何……悪く、なってない……?」
「うん。元々の過敏は気持ち悪いって意識で起こってただろう? でも今はぞくぞくってすることを気持ちいいって意識してる。それはつまり俺を意識してるってことじゃないかな」
「お前を……?」
「白鳥先生に触られた時も勃起したって言ってたけど、それは気持ちいいって思った? それとも気持ち悪いって思った?」
「白鳥のは……気持ち悪かった」
「じゃあ俺は?」
有馬の手が俺の手に重なる。白鳥に触られた時みたいに手の甲を包んで撫でてくる。でもあのぞわぞわした嫌な感じじゃない。
「……安心する」
「ね? 触られる相手で全然感じ方が違うんだ。これって大発見だよ。拓はちゃんと成長してる」
「……っ」
そんな風に優しく言われるとまた涙が溢れてきた。悔しいとか情けないんじゃなくて、これは嬉し涙だ。
「わ……若い男が、ダメかもって……言われた」
「若い男……なんだかざっくり過ぎてそういうのをもっと試さないといけなそうだね。はあ~~俺は心配だよ。結果を出すためにもっと不特定多数の若い男がチョコを触るのかなって考えたら気が気じゃないよ」
「それは嫌だ……ただでさえ白鳥や先生でも嫌なのに。そういうのは断る」
「ふふ、そう言ってくれるなら俺も安心だよ。触れて安心するって言うならもっと触れたい。こっち向いて、キスしたい」
泣いてるのを見られるのが嫌で目を逸らしていたが、顔を上げてみたら有馬の少し泣き腫らして充血した目と合って、それを見たらまた安心して俺たちはキスをした。
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