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二章〈pleasure〉~今日の俺はドキドキ乙女心~
三 拓視点 拓攻め(R18)
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「チョコにする為に用意してたんだけど、チョコにその気があるって言われたからさ。俺にも必要だなって」
「……いいのか?」
「俺もこういうの無いとキツイし。それに……さ、途中で嫌になってしまうかもしれないし。ものは試しだよ」
話している有馬の横顔は、照れたり、苦笑したり、気のせいか少し辛そうな表情を見せたりもする。
何でそんな顔してんだよ? 緊張しているからなのか?
自分も緊張しているから聞きづらくて、結局は聞かずに事を進めることになる。ボトルを受け取り、見慣れないソレを見回してみた。
「あ、もしかしたらベッドに垂れてしまうかも。床でやる?」
「いいよベッドで。そろそろシーツ替えようと思ってたし」
「じゃあ遠慮なく沢山使ってもいいわけだね」
それはそうだろうが、あんまりにもローション塗れになっていたら洗うのも親にバレないようにするのも大変だ。
カチャカチャと音が鳴る。ベルトを外して、ズボンを脱いでいる。下着と上は制服のシャツを着ている姿でベッドの上に乗る。
「その……先に俺がやってみるから、その後やってみてくれるかい」
「お、おう」
下着を膝まで下ろすと局部はチラチラと見える程度だ。横座りをして尻を向けてくる。ボトルを渡してやると、蓋を開けて中からローションを手のひらに垂らし指に絡め、ヌチュヌチュと粘質な音が立つ。
「いきなりは突っ込めないから、まずはマッサージとか前戯をして。周りから少しずつ柔らかくしていって緊張を解すんだ。まずは指一本から」
言った通りに尻を揉んだり撫でたりしていたが、その後に後孔へと中指が入る。
「んぅ……あ……あんまり、見ない方が……いいよ。結構アレだろ、グロテスクというかさ」
「見てないとちゃんと出来ないだろ」
「そうなんだけど……」
中指を抜き差しして、時にはぐるりと回したりして後孔を拡げている。
「はぁ……は……ぁ」
「大丈夫か?」
「大丈夫……寧ろチョコに見られてて余計に興奮してきちゃってるよ」
中指を抜くと、そこはひくついており、ローションのお蔭で淫靡にも透明な液体で濡れている。
「スゲェ……ひくついてる」
「……やってみてくれる?」
ゴクリと生唾を飲み込む。有馬と同じように手のひらにローションを垂らして指に絡める。トロミがあってあまり良い感触とは言えない。
有馬の尻も肌と同じくらい白いな……スゲェひくついてるし。意外と入るもんなのか?
形に沿って尻を撫でて揉む。分かってはいるが男の尻。柔らかいわけではないが、特別硬いわけでもなく引き締まっている。恐る恐る後孔の周りを撫でるとローションで滑る。撫でたり、近くの皮膚を伸ばして孔を拡げてみたり。そして、後孔へと人差し指を入れてみる。始めは抵抗感のあるものの、段々と奥へ吸い込まれていくみたいだ。
「痛くないか?」
「うん……もっと動かしてみて」
さっき見ていた通りに指を抜き差ししてやる。段々と柔らかくなり抵抗感が減ってくると、指を曲げて上へと押し上げ中を拡げてみた。
「ふあっ!?」
「え、ここ感じるのか?」
一際高い声が上がるのに驚くが、それよりもっと声を上げさせてみたいと思ってしまう。柔らかくなってきた中で指を上下に動かしてみたり、曲げた指で上部を擦ってみたり。その度に有馬は口を手で抑えて身体をびくびくと震わせている。
「待って、もう……今日はこれくらいにしとこう?」
「うっ……」
入れてる方の腕をがっつり掴まれる。
「わかった……」
指を抜き、ティッシュでローションを拭う。有馬にもティッシュを渡してやる。
なんだろう、凄く……もっとシてやろうとか思った
不思議な感覚だ。これは一緒に自慰をした時と似ている。いつもされているから逆にやり返したいとか、美形の顔が涙目になって歪むのがいいとか。
それだと俺の性癖ヤバイよな
今回なら声を出させたい。もっと聞きたかったということだ。
「……気持ち悪くなかったかい」
液体を拭いてから下着を穿き直し、しっかりと正座をして俺の方を向いて話す有馬。不安げな表情を浮かべている。
「まあ手がベタベタするし。手洗いに行くか?」
「ローションがじゃなくて…………俺を触ってみて。前を弄るのとは全然違うだろ? 場所が場所だしさ。声も抑えられなかったし」
「スゲー抑えてただろ。つか、声がどうのとか言うなら、認めたくはねぇけど……俺の方が抑えられねぇし」
「チョコは可愛いから良いんだ! 全然出してくれて構わないんだよ! でも俺は……変だし」
自分が可愛いとか全然思わねぇんだけど。どうしてコイツはこんなヘコんでんだ。よくわかんねぇな
「わっわっ?」
ローションを垂らしてない方の手で有馬の頭をぐしゃぐしゃとかき混ぜるように撫でる。ふわっとしてる髪が余計にふわっとなる。ちょっと面白い頭になった。
「バーカ。別に変とか思ってねぇよ。感じてんのか聞いただろ? そういう時ってああなるのが普通なんじゃねぇの。知らねぇけど。お前が止めなければもっと出させてやったかもしれねぇな」
初めてやったくせに得意げになってそんな風に言ってやると、有馬が抱きついてきた。今日はよく抱きついてくる。
「ありがとう、なんて優しいんだ」
「今のって優しいのか?」
自分の考えとはまた違うように捉えられてるような気がして笑える。だけどこうも有馬が落ち込んでいるのには理由があるはずだ。直球で聞いたらデリカシーが無いかもしれない。だが今聞かなかったら後悔しそうなので聞くことにする。
「変って言われたことでもあんのか?」
「うん……大分前にだけど、男と付き合ってたことがあるんだ。それで良い雰囲気になって、身体を触られて声を出したら変だって笑われたんだ。……その後すぐに別れたよ」
他人の恋愛話なんて聞いたことも無かったし、さほど興味も無かった。ただ有馬の元カレの話というのは少しだけ興味がある。
「それ好きで付き合ってたんだろ? 男だってわかってて」
「チョコみたいにノンケだったからね。だからその……余計に、チョコが俺を抱きたいって言ってくれたのが夢みたいで。でもまた拒絶されたらって不安もあったんだ」
「あー……まあ上手くは言えねぇけど、そんなヤツが言ったことなんか気にすんな。今付き合ってんのは俺だし」
「はあああ~……チョコが男前だぁ……元カレのことなんか忘れるくらい気持ち良くしてやるよとかそういうことだね」
「……そうは言ってねぇよ。気持ち良くさせるとかよくわかんねぇし」
体質のせいで普段は自分ばかり刺激を受けて快感を得ているような気がして、居たたまれないやら申し訳なさでいっぱいになっている。自分が相手をどうこうするのは本当に有馬が初めてで勝手が分からない。
「気持ち良かったよ。さっきのも、前を弄られるのも、こうやってくっついているだけでもね。チョコは気持ち良くさせる才能があるよ」
「それは過言だろ……」
才能があると言われても自分では納得出来ないことだ。けれど一応褒められているのだから悪い気はしない。
「はあ……今日はチョコのお尻を解して後ろの気持ち良さを分かってもらおうと思っていたのにな。すっかりしてやられたよ」
「お前ってマジで強引に計画立てるよな」
「俺の短所であり長所だな。行動は大胆に、思った時が吉というものだよ」
抱きつかれたままの状態で有馬が顔を上げて俺を見てくる。顔が近くて、あんなことをした後だからか妙に照れくさい。
「大丈夫さ。チョコのを解す時は強引にはしないから」
「あんなのを強引にされたら死ぬ気がする……」
有馬のを見ていたらそうでもないのかも? と少しは安心したが、やはりどう考えても痛いだろう。それを強引にするとなると流血するに決まっている。考えただけでも血の気が引く。
「優しくする。だから……機会があったらやらせて欲しいんだ」
真剣な顔で向けられる言葉。いつだって有馬は真っ直ぐに気持ちをぶつけてくる。
それを簡単に飲み込むことは出来ない。ローションのボトルを出された時は本当にされると思い覚悟を決めていたはずなのに、その決心も揺らいでしまっている。怖いものは怖い。することが有馬の愛情表現だというのなら、それを受け入れるのは恋人の務めなのかもしれない。
こんなにコイツがヤル気満々で準備したし、優しくするって言ってるし、いきなしコイツのをぶち込むとか言ってるわけでもねぇし……
「……いつかな」
散々迷いに迷って明後日の方向を向きながらそんな返答しか出来ない。
それでも有馬は嬉しそうなのだから安上がりなもんだ。
「その『いつか』を楽しみにしてるよ。とりあえず今は……コレをどうにかしないかい?」
コレとは、抱きつかれて擦り寄られて、それだけで元気になっている俺のアレだ。
そして有馬のも下着を分かりやすく押し上げている。男の興奮は本当に分かりやすい。
「……仕方ねぇな」
真剣に悩んでいたはずなのに、指摘されると頭の隅に追いやっていた欲望が一気に中心に集まってくる。
俺もベルトを外してズボンの前を寛げて、またこの部屋で弄り合うこととなった。
そうしてその日は俺の家で過ごして、夕飯時になると有馬はスッキリした顔をして帰っていった。
「……いいのか?」
「俺もこういうの無いとキツイし。それに……さ、途中で嫌になってしまうかもしれないし。ものは試しだよ」
話している有馬の横顔は、照れたり、苦笑したり、気のせいか少し辛そうな表情を見せたりもする。
何でそんな顔してんだよ? 緊張しているからなのか?
自分も緊張しているから聞きづらくて、結局は聞かずに事を進めることになる。ボトルを受け取り、見慣れないソレを見回してみた。
「あ、もしかしたらベッドに垂れてしまうかも。床でやる?」
「いいよベッドで。そろそろシーツ替えようと思ってたし」
「じゃあ遠慮なく沢山使ってもいいわけだね」
それはそうだろうが、あんまりにもローション塗れになっていたら洗うのも親にバレないようにするのも大変だ。
カチャカチャと音が鳴る。ベルトを外して、ズボンを脱いでいる。下着と上は制服のシャツを着ている姿でベッドの上に乗る。
「その……先に俺がやってみるから、その後やってみてくれるかい」
「お、おう」
下着を膝まで下ろすと局部はチラチラと見える程度だ。横座りをして尻を向けてくる。ボトルを渡してやると、蓋を開けて中からローションを手のひらに垂らし指に絡め、ヌチュヌチュと粘質な音が立つ。
「いきなりは突っ込めないから、まずはマッサージとか前戯をして。周りから少しずつ柔らかくしていって緊張を解すんだ。まずは指一本から」
言った通りに尻を揉んだり撫でたりしていたが、その後に後孔へと中指が入る。
「んぅ……あ……あんまり、見ない方が……いいよ。結構アレだろ、グロテスクというかさ」
「見てないとちゃんと出来ないだろ」
「そうなんだけど……」
中指を抜き差しして、時にはぐるりと回したりして後孔を拡げている。
「はぁ……は……ぁ」
「大丈夫か?」
「大丈夫……寧ろチョコに見られてて余計に興奮してきちゃってるよ」
中指を抜くと、そこはひくついており、ローションのお蔭で淫靡にも透明な液体で濡れている。
「スゲェ……ひくついてる」
「……やってみてくれる?」
ゴクリと生唾を飲み込む。有馬と同じように手のひらにローションを垂らして指に絡める。トロミがあってあまり良い感触とは言えない。
有馬の尻も肌と同じくらい白いな……スゲェひくついてるし。意外と入るもんなのか?
形に沿って尻を撫でて揉む。分かってはいるが男の尻。柔らかいわけではないが、特別硬いわけでもなく引き締まっている。恐る恐る後孔の周りを撫でるとローションで滑る。撫でたり、近くの皮膚を伸ばして孔を拡げてみたり。そして、後孔へと人差し指を入れてみる。始めは抵抗感のあるものの、段々と奥へ吸い込まれていくみたいだ。
「痛くないか?」
「うん……もっと動かしてみて」
さっき見ていた通りに指を抜き差ししてやる。段々と柔らかくなり抵抗感が減ってくると、指を曲げて上へと押し上げ中を拡げてみた。
「ふあっ!?」
「え、ここ感じるのか?」
一際高い声が上がるのに驚くが、それよりもっと声を上げさせてみたいと思ってしまう。柔らかくなってきた中で指を上下に動かしてみたり、曲げた指で上部を擦ってみたり。その度に有馬は口を手で抑えて身体をびくびくと震わせている。
「待って、もう……今日はこれくらいにしとこう?」
「うっ……」
入れてる方の腕をがっつり掴まれる。
「わかった……」
指を抜き、ティッシュでローションを拭う。有馬にもティッシュを渡してやる。
なんだろう、凄く……もっとシてやろうとか思った
不思議な感覚だ。これは一緒に自慰をした時と似ている。いつもされているから逆にやり返したいとか、美形の顔が涙目になって歪むのがいいとか。
それだと俺の性癖ヤバイよな
今回なら声を出させたい。もっと聞きたかったということだ。
「……気持ち悪くなかったかい」
液体を拭いてから下着を穿き直し、しっかりと正座をして俺の方を向いて話す有馬。不安げな表情を浮かべている。
「まあ手がベタベタするし。手洗いに行くか?」
「ローションがじゃなくて…………俺を触ってみて。前を弄るのとは全然違うだろ? 場所が場所だしさ。声も抑えられなかったし」
「スゲー抑えてただろ。つか、声がどうのとか言うなら、認めたくはねぇけど……俺の方が抑えられねぇし」
「チョコは可愛いから良いんだ! 全然出してくれて構わないんだよ! でも俺は……変だし」
自分が可愛いとか全然思わねぇんだけど。どうしてコイツはこんなヘコんでんだ。よくわかんねぇな
「わっわっ?」
ローションを垂らしてない方の手で有馬の頭をぐしゃぐしゃとかき混ぜるように撫でる。ふわっとしてる髪が余計にふわっとなる。ちょっと面白い頭になった。
「バーカ。別に変とか思ってねぇよ。感じてんのか聞いただろ? そういう時ってああなるのが普通なんじゃねぇの。知らねぇけど。お前が止めなければもっと出させてやったかもしれねぇな」
初めてやったくせに得意げになってそんな風に言ってやると、有馬が抱きついてきた。今日はよく抱きついてくる。
「ありがとう、なんて優しいんだ」
「今のって優しいのか?」
自分の考えとはまた違うように捉えられてるような気がして笑える。だけどこうも有馬が落ち込んでいるのには理由があるはずだ。直球で聞いたらデリカシーが無いかもしれない。だが今聞かなかったら後悔しそうなので聞くことにする。
「変って言われたことでもあんのか?」
「うん……大分前にだけど、男と付き合ってたことがあるんだ。それで良い雰囲気になって、身体を触られて声を出したら変だって笑われたんだ。……その後すぐに別れたよ」
他人の恋愛話なんて聞いたことも無かったし、さほど興味も無かった。ただ有馬の元カレの話というのは少しだけ興味がある。
「それ好きで付き合ってたんだろ? 男だってわかってて」
「チョコみたいにノンケだったからね。だからその……余計に、チョコが俺を抱きたいって言ってくれたのが夢みたいで。でもまた拒絶されたらって不安もあったんだ」
「あー……まあ上手くは言えねぇけど、そんなヤツが言ったことなんか気にすんな。今付き合ってんのは俺だし」
「はあああ~……チョコが男前だぁ……元カレのことなんか忘れるくらい気持ち良くしてやるよとかそういうことだね」
「……そうは言ってねぇよ。気持ち良くさせるとかよくわかんねぇし」
体質のせいで普段は自分ばかり刺激を受けて快感を得ているような気がして、居たたまれないやら申し訳なさでいっぱいになっている。自分が相手をどうこうするのは本当に有馬が初めてで勝手が分からない。
「気持ち良かったよ。さっきのも、前を弄られるのも、こうやってくっついているだけでもね。チョコは気持ち良くさせる才能があるよ」
「それは過言だろ……」
才能があると言われても自分では納得出来ないことだ。けれど一応褒められているのだから悪い気はしない。
「はあ……今日はチョコのお尻を解して後ろの気持ち良さを分かってもらおうと思っていたのにな。すっかりしてやられたよ」
「お前ってマジで強引に計画立てるよな」
「俺の短所であり長所だな。行動は大胆に、思った時が吉というものだよ」
抱きつかれたままの状態で有馬が顔を上げて俺を見てくる。顔が近くて、あんなことをした後だからか妙に照れくさい。
「大丈夫さ。チョコのを解す時は強引にはしないから」
「あんなのを強引にされたら死ぬ気がする……」
有馬のを見ていたらそうでもないのかも? と少しは安心したが、やはりどう考えても痛いだろう。それを強引にするとなると流血するに決まっている。考えただけでも血の気が引く。
「優しくする。だから……機会があったらやらせて欲しいんだ」
真剣な顔で向けられる言葉。いつだって有馬は真っ直ぐに気持ちをぶつけてくる。
それを簡単に飲み込むことは出来ない。ローションのボトルを出された時は本当にされると思い覚悟を決めていたはずなのに、その決心も揺らいでしまっている。怖いものは怖い。することが有馬の愛情表現だというのなら、それを受け入れるのは恋人の務めなのかもしれない。
こんなにコイツがヤル気満々で準備したし、優しくするって言ってるし、いきなしコイツのをぶち込むとか言ってるわけでもねぇし……
「……いつかな」
散々迷いに迷って明後日の方向を向きながらそんな返答しか出来ない。
それでも有馬は嬉しそうなのだから安上がりなもんだ。
「その『いつか』を楽しみにしてるよ。とりあえず今は……コレをどうにかしないかい?」
コレとは、抱きつかれて擦り寄られて、それだけで元気になっている俺のアレだ。
そして有馬のも下着を分かりやすく押し上げている。男の興奮は本当に分かりやすい。
「……仕方ねぇな」
真剣に悩んでいたはずなのに、指摘されると頭の隅に追いやっていた欲望が一気に中心に集まってくる。
俺もベルトを外してズボンの前を寛げて、またこの部屋で弄り合うこととなった。
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