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朝陽ヨル

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一章〈sports〉~仲直りのお手伝い~

六 有馬視点 拓攻め(R18)

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 今、なんて?

『…………キス以上のこと、少しだけ進んでみるか?』

 俺の耳は俺の都合の良い様に聞こえるようになったのかな? チョコが、あのチョコが自ら進もうとしているなんて。……おかしいな。なんか、俺、急にドキドキしてきた……

「何をするんだ?」
「今言ってたことだよ」
「えっ!?」

 ノリで冗談ぽく言っただけだった。絶対怒鳴られると思ってた。それがこんな、チョコがいきなり積極的になってどうしたのだろうか。

「俺はしなくていいけど、お前はソレ……早くどうにかしてぇだろ。練習に付き合ってもらってたし、今度は俺が手伝ってやる」
「どうにかはしたいけどどっどっどわああっ!?」

 驚きの連発。チョコが俺の下衣類を前から堂々と引っ張り大胆に下ろした。俺の下半身は丸出しになる。

「うわ、デケェ……」

 チョコが言うと卑猥だ。とてつもなく。そして純粋な目で俺の股間をみてくる。
 一年の修学旅行でみんなで風呂に入った時に、周りのヤツらに大きさ自慢なんてするくらいには自信があるんだけど、今はそういうことを言う気持ちになれなかった。普段なら「見てくれて構わないよ」とか言うのに、今は寧ろ恥ずかしくて見て欲しくないとさえ思う。
 チョコに視姦されてる……っ

「あっ、そのっ」
「逃げんじゃねぇ」
「いっ……うっわ!?」

 体を引いて振り切ろうとしたけど、下ろされたハーフパンツが膝で止まっていて上手く動けず、チョコが手を伸ばしてきて避けようとしたらバランスを崩してコンクリートに尻もちをついた。
 それをチャンスと思ったのか、チョコが俺の下衣類を脱がせてしまった。

「おら、ちゃんと見せろ。ヌきてぇんだろ?」

 う、嘘だろ……! 恥ずかしがり屋なチョコがこんな積極的に化けるなんて

「ひっ……」
「扱くのなんて自分でするのとやり方同じだろ?」
「そそそっうだけどっ、コレってヌき合いっこじゃないよね!?」
「俺のはいいって。いっつも俺ばっか感じちまってるし、たまにはお前が感じてろよ」

 キューン……! なにそれチョコ……カッコいい……!

「ふ……っ……」

 俺のペニスを根本から握って扱きだした。やんわりと握って大きさを確かめるみたいに先端まで扱き上げてはまた根本に戻ってくる。

「玉もデケェな」
「ふぁっ!?」

 あまりそこは触らないからくすぐったく感じる。大事な急所だからハラハラドキドキするが、優しく揉まれているのとペニスを扱かれていて段々と気持ち良くなってきた。

 チョコ、上手だな……! もっと戸惑うと思ってたのに手慣れてる感じなんだけど!?
 握る力や扱く速さに緩急つけて、揉んでいた玉袋はわざと揺らしたりと弄んでいる。

「チョコ、なんでこんな……上手なんだっ」
「自分で処理すんのに慣れてるからじゃねぇの」

 それは意外にも納得のいく回答だった。

「ぬるぬるしてんの出てきた。我慢しねぇで早く出せ」
「そな、こと……ふぁ、あっあっんん」

 裏筋や亀頭を指の腹で撫でられて、段々と高まっていくのがわかる。

「おらっ、イッちまえ」
「ふあっあっ速い……うんんっ……!」

 追い立てられるように素早い扱きに堪らなくなり、俺は呆気なく果てたのだった。
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