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2020/02/20
記事にするための一次情報って何ぞや?(2020/11/08 改)
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まとめサイトの下請けをやめて、小説の投稿を始めて。
まとめサイトの下請けをやめてから、作文を書きたい欲求を投稿サイトに入力して自分の文として発表できる喜びを持った。この喜びは、下請けの文章作成していたからこそ大きいと思う。
しかし。人間ってのは欲深いものでだな。小説を公開したら、読まれたいと思うようになった。これは下請けで、文章書いていた時には一切思わなかった感情だ。
クライアントのPVがどうなろうと、私しゃ知らねという感じだし、そもそも、著作権まるごと売り渡しているわけで。
ちなみに、ここは他でも調べてチェックして欲しいのだが、著作権売り渡していても、記事にした責任は放棄されるわけではないらしい(すまん、らしいとしか言えないぐらい法的なこと詳しくないので断定できないのだ)。記事が名誉棄損や著作権侵害にあたると、責任問題になるケースもあるようだ。
具体的にいうと、記事をアップするクライアントがトラブルになってライティングした人物に責任ぶんなげてくるケースがあったのを知った。訴訟を起こした人のブログを読んだ。無論、そのブログが事実かどうかはわからないので鵜呑みにできる話ではない。しかし、著作権を放棄してなお、書いた責任はあるという警鐘として意味があると思った。
確かに匿名掲示板の記事やツイッターも、記事を掲載したサイトでなく、書いた本人が訴えられていたりするものな。それと同じことなのだろう、と思った。
つまり、私の下書きもいつどこで、問題に巻き込まれるかわかったもんじゃねぇという危険はいまだにはらんでいるのだ(遠い目)。
さて、以前にも書いたが、美容系は一歩間違えれば、健康障害と背中合わせの内容になりかねない。
また、儲け話『私が書いていた時、募集が多かったのは仮想通貨の記事作成』は、記事を読んだ人が損害出したってクライアントは「自己責任」というかもしれないが、自分の記事で人を不幸になるかしれないので絶対嫌だった。
せめて、ドラマと映画の記事で留めておいてよかったと思う、責任回避した代償は、何年やっても初心者ライターにしかなれなかったってことだけど。
ドラマや映画記事とはいえ、クライアントは記事をweb上に放り投げっぱなしなので、嫌なんだけどもさ。ログインパスワード忘れて放置ということもあるようだし。
案件の中には、どのサイトに載っているのか受注側に教えてくれないケースもあったし、その状態で実際、記事も納品しているからなぁ。なんか嫌だなぁ。
ネットに上げる文章というのは、それぐらい危機感を持たなければいけないものなのだ、と私はまとめサイトの下請けを経験して学んだ。
学んだが実は、グーグルアドセンス以前に小遣い稼ぎしていたことを書いたが、そのブログ、自分もどこにあるのかわからなくなっているので、クライアントを責めてばかりはいられないのだ。反省せねば。
さてまたこの記事も前振りが長くなってしまった。ここからが本題。
まとめサイトの下請をやっていた時も、その後講習会に潜入wした時も、記事を作成するための下調べについて意識したのは、その情報は確かなものか? 一次情報なのか? 二次情報なのか?ということだった。
ドラマや映画の記事の場合、一次情報は「公式サイト」だったので、ある意味簡単だった。だから記事単価も安いのも道理なのだ。
これが美容情報になるとどうなるかというと、官公庁や公的な研究機関のサイトが一次情報になる。美容関係だと厚生労働省とかですかね? 皮膚関係だと気象庁のサイトも紫外線の記事あったりするから一次情報源になるな。 だが、一次情報だけで美容記事、何千文字もリライトできるかよ、専門知識なしで、だよ? って思うよね?
でも、みんな書いているのよ、怖いと思わないのかな? お医者さんか看護師さんか薬剤師さんなら書けるかもね、医療関係の勉強して資格とっている専門の人だから。でも、そういう資格持っている人が、クライアントの下請け記事なんか書くわけがない。ドラマ記事より単価高いけど、副業で下請けライティングするかよ? 本業で忙しいか、論文書くんじゃね?
仮に書いたとしても下請けでなくて、自分の素性や顔写真付きで、記事に信頼性持たせて商品売ると思うのだけど。そっちのが儲かるだろうし。
そういうわけで、正直、下請けだろうが、そうでなかろうが、専門でない人が美容系やら儲け話の記事書くのにためらいを持たないのが、ほんとに私には理解できないのだ。でも、まとめ記事は一向になくならない。新しい記事が量産されている。次から次へと雨後の筍のごとく。
で。ツイッターで本格的に呟くようになって、最近思う。そもそも、一次情報が正しいのか?って。
ツイッター上で、専門家どうしの意見が対立して議論や喧嘩しているの見ていると、専門家が監修しているであろう一次情報自体、その信ぴょう性疑わなくてならないのじゃねぇの? とすら思えてくる。
マスメディアでも頻繁に誤情報出すし。
ちなみに講習受けて一番学んだなと思ったことは、マスメディアが一次情報でないということだった。
「だって、テレビで言ってたもん」
そういうセリフはまったく担保のない説得力を持たない空虚な言葉ってことなのだ。
更に「真実は一つ」と言いながら、同じ事象でも視点で全く違う捉え方する状態をみて、ますます、情報の担保って何なのか? 考えば考えるほどわからなくなってくる。
こんな状態に陥ったら、二度とまとめ記事の作成に関わりたいと思わないのだけど、関わってる人が山ほどいるのが現状。
ちなみにこの文章も、信ぴょう性の担保が一切ない文章であることに変わりはない、悲しいけれどね。
(もうちょい、つづく)
まとめサイトの下請けをやめてから、作文を書きたい欲求を投稿サイトに入力して自分の文として発表できる喜びを持った。この喜びは、下請けの文章作成していたからこそ大きいと思う。
しかし。人間ってのは欲深いものでだな。小説を公開したら、読まれたいと思うようになった。これは下請けで、文章書いていた時には一切思わなかった感情だ。
クライアントのPVがどうなろうと、私しゃ知らねという感じだし、そもそも、著作権まるごと売り渡しているわけで。
ちなみに、ここは他でも調べてチェックして欲しいのだが、著作権売り渡していても、記事にした責任は放棄されるわけではないらしい(すまん、らしいとしか言えないぐらい法的なこと詳しくないので断定できないのだ)。記事が名誉棄損や著作権侵害にあたると、責任問題になるケースもあるようだ。
具体的にいうと、記事をアップするクライアントがトラブルになってライティングした人物に責任ぶんなげてくるケースがあったのを知った。訴訟を起こした人のブログを読んだ。無論、そのブログが事実かどうかはわからないので鵜呑みにできる話ではない。しかし、著作権を放棄してなお、書いた責任はあるという警鐘として意味があると思った。
確かに匿名掲示板の記事やツイッターも、記事を掲載したサイトでなく、書いた本人が訴えられていたりするものな。それと同じことなのだろう、と思った。
つまり、私の下書きもいつどこで、問題に巻き込まれるかわかったもんじゃねぇという危険はいまだにはらんでいるのだ(遠い目)。
さて、以前にも書いたが、美容系は一歩間違えれば、健康障害と背中合わせの内容になりかねない。
また、儲け話『私が書いていた時、募集が多かったのは仮想通貨の記事作成』は、記事を読んだ人が損害出したってクライアントは「自己責任」というかもしれないが、自分の記事で人を不幸になるかしれないので絶対嫌だった。
せめて、ドラマと映画の記事で留めておいてよかったと思う、責任回避した代償は、何年やっても初心者ライターにしかなれなかったってことだけど。
ドラマや映画記事とはいえ、クライアントは記事をweb上に放り投げっぱなしなので、嫌なんだけどもさ。ログインパスワード忘れて放置ということもあるようだし。
案件の中には、どのサイトに載っているのか受注側に教えてくれないケースもあったし、その状態で実際、記事も納品しているからなぁ。なんか嫌だなぁ。
ネットに上げる文章というのは、それぐらい危機感を持たなければいけないものなのだ、と私はまとめサイトの下請けを経験して学んだ。
学んだが実は、グーグルアドセンス以前に小遣い稼ぎしていたことを書いたが、そのブログ、自分もどこにあるのかわからなくなっているので、クライアントを責めてばかりはいられないのだ。反省せねば。
さてまたこの記事も前振りが長くなってしまった。ここからが本題。
まとめサイトの下請をやっていた時も、その後講習会に潜入wした時も、記事を作成するための下調べについて意識したのは、その情報は確かなものか? 一次情報なのか? 二次情報なのか?ということだった。
ドラマや映画の記事の場合、一次情報は「公式サイト」だったので、ある意味簡単だった。だから記事単価も安いのも道理なのだ。
これが美容情報になるとどうなるかというと、官公庁や公的な研究機関のサイトが一次情報になる。美容関係だと厚生労働省とかですかね? 皮膚関係だと気象庁のサイトも紫外線の記事あったりするから一次情報源になるな。 だが、一次情報だけで美容記事、何千文字もリライトできるかよ、専門知識なしで、だよ? って思うよね?
でも、みんな書いているのよ、怖いと思わないのかな? お医者さんか看護師さんか薬剤師さんなら書けるかもね、医療関係の勉強して資格とっている専門の人だから。でも、そういう資格持っている人が、クライアントの下請け記事なんか書くわけがない。ドラマ記事より単価高いけど、副業で下請けライティングするかよ? 本業で忙しいか、論文書くんじゃね?
仮に書いたとしても下請けでなくて、自分の素性や顔写真付きで、記事に信頼性持たせて商品売ると思うのだけど。そっちのが儲かるだろうし。
そういうわけで、正直、下請けだろうが、そうでなかろうが、専門でない人が美容系やら儲け話の記事書くのにためらいを持たないのが、ほんとに私には理解できないのだ。でも、まとめ記事は一向になくならない。新しい記事が量産されている。次から次へと雨後の筍のごとく。
で。ツイッターで本格的に呟くようになって、最近思う。そもそも、一次情報が正しいのか?って。
ツイッター上で、専門家どうしの意見が対立して議論や喧嘩しているの見ていると、専門家が監修しているであろう一次情報自体、その信ぴょう性疑わなくてならないのじゃねぇの? とすら思えてくる。
マスメディアでも頻繁に誤情報出すし。
ちなみに講習受けて一番学んだなと思ったことは、マスメディアが一次情報でないということだった。
「だって、テレビで言ってたもん」
そういうセリフはまったく担保のない説得力を持たない空虚な言葉ってことなのだ。
更に「真実は一つ」と言いながら、同じ事象でも視点で全く違う捉え方する状態をみて、ますます、情報の担保って何なのか? 考えば考えるほどわからなくなってくる。
こんな状態に陥ったら、二度とまとめ記事の作成に関わりたいと思わないのだけど、関わってる人が山ほどいるのが現状。
ちなみにこの文章も、信ぴょう性の担保が一切ない文章であることに変わりはない、悲しいけれどね。
(もうちょい、つづく)
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