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2019/12/19
クラウドソーシングのタスク案件のエグさを語る(2020/10/30 改)
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とにかく、仕事と称し案件はたくさんあって、中には「???」となる物もある。
が、長く受注側として案件探しをしているゆえ、謎案件の中には、クライアント側の意図が透けて見えてくる物がわかるようになってきたりもする。意図がわかると人間不信になりそうだった。受注側を人と思っていないよねと思う案件にぶつかるわけ。まぁ、それが資本主義だ、お金を稼ぐというのはそういうことだと言われれば、反論できるほどの持論もねぇし、経験不足の引きこもりなので、ただ案件をスクロールするしかできなかったが。
この記事を書くにあたり、嫌だけど、登録しているクラウドソーシングのサイトの久しぶりにログインした。なぜ嫌かというと、ログインして検索するとそれ以降かなりの期間、ネットサイトの広告枠にお仕事案件の募集がいっぱい表示されるわけよ。
グーグルさんも広告出す会社も圧迫感のあるライター募集の広告、「や・め・れ」(←日本のツイッター大好きな政治家さんのマネw)。印象悪くなるばっかだよ、あの広告!
サイトに強制的に表示されるライター募集の広告を見たい人はクラウドソーシングサイトでお仕事案件の検索してみよう♪ グーグルさんがちゃんと解析してくれて広告バカスカ載せてくる可能性が高く、ノイローゼ気味になっても当方責任は一切とらないから【警告w】!
さてさて。クラウドソーシングで扱うお仕事には、三つのタイプがある。
・タスク方式
契約しないで単発ですぐ応募できる仕事。クライアントとの関係は一回ぽっきり。あと腐れなし。ただし、単価が安いのと、募集数に達すると募集締め切りとなる。作業した物を提出できなくなるので、全部無駄になる。かといって慌てて作業するあまり、雑な作業は承認されないという事態も起こる。
・プロジェクト
クライアントと契約してから仕事を始める。
最初の一記事はテスト記事になることが多い。記事が採用されれば、報酬が発生するが、テストに合格しないと一記事分の報酬は発生しないケースもある(報酬が発生する場合もあるので一概にはいえない)。
よくトラブルになるのは、報酬の出ないテスト記事を提出、不採用になったのに、テスト記事を流用されるというケース。こういう時のクラウドソーシングサービス仲介会社。通報して報酬はゲットしよう。
タスク案件よりは単価が高い。一定期間【五記事~三十記事で一契約】作業にありつける。タスクほど時間勝負でないので、落ち着いて取り組める。
ただし、クライアントとのやり取りは発生するので記事の修正などの対応が必要。
・コンペ形式
デザイン系に多い。ぶっちゃけコンテスト。採用は一点か二点のみ。採用されれば金額は大きいが一等賞でないと全部の作業が無駄になるw コンテストだよなぁ、結局。こんなので採用される自信は一かけらもないので、応募したこともなかった。
というわけで、初心者ライターが応募できそうなのは、タスク方式かプロジェクト案件と私は判断したわけだ。
プロジェクトは曲がりなりにもテスト記事があるのでちょっと敷居が高く感じる。というわけで本当の初心者のほとんどがタスク方式からクラウドソーシングの世界に踏み入っていく。
ところがなのだ。このタスク方式の案件、ほんとエグい。三十円~五十円で百文字~千文字【以上】要求される。時間勝負要素が加わるので、ほんとにきつい。
具体例をあげよう。
ライターのタスク案件で多いのが、ドラマが放映された直後に募集開始、その回の話のあらすじネタバレと感想を書けという物だ。
要するに発注者はドラマ見ていない。タスク案件で集まったネタバレをつなげて、記事を再構成して作成が可能だから。感想も付けているから、それも評判と言う形で記事に反映させることができる。
承認され報酬が支払っちゃえば【文章の著作権は発注者側になる←ここも重要、そう規定された案件がほとんど】ので、文章の切り取り、コピペし放題。募集枠を十ほど設定しておけば一記事作成は超簡単。
発注者になったことがないけれど、おそらくこのような流れだ。
作業する私のような受注者は、ドラマを見た直後、その回の展開を書き、感想を書き、次回の予告や期待などを規定文字数以上書いて全国の応募者と競争する。安く早く仕上げた選ばれし者が数十円の報酬を勝ち取るのだ! 虚しい……。
まぁ、安すぎる報酬で文字数の多い【千文字以上の指定は正直萎える】、あまりにエグイ案件は募集枠が埋まらないこともあるけど、応募がゼロ件でない限り、発注側はツイッターなんかで感想拾って、リライトも混ぜているのだろうな。
ドラマの記事は、見なくても書けるのだ。←これ。まさしく、これ。見なくても記事は書ける。
さてめでたく? 一度、数十円分のタスクが承認されたとしようか。これが地獄の始まりだw。手数料の回でも述べたが、どのクラウドソーシング仲介会社のサイトも、【千円以上からでないと出金できない←ここ重要】のだよ! そして出金できる期間が決まっているのだ。だいたい半年【←ここも重要】。それまでに千円に到達しなかったら、その報酬はクラウドソーシングの会社の物になっちゃうんだな~。
せっかくの報酬を出金したいじゃないですか? 無駄にしたくないじゃないですか? だから 安くてもエグくても、出金できる金額まで、続ける人がいるわけで。
で、千円に到達しても、以前に書いた通り銀行振り込み手数料がガバっととられる悲しみにくれるのだ。
エグいでしょ?
このエグい案件を、鍛錬してこなす人がいるのも事実。一部ではタスク職人と称されている【私はそう呼んでいる】。
時間勝負で全国のタスク職人と戦うのは無理だと感じ、更にタスクの安い報酬をそれなりの額まで積み上げるのにも無理だと感じた自分はプロジェクトに応募するようになっていった。
プロジェクト案件で採用されて、最初の記事は自分でも無惨としかいいようのない文章を八時間かけて作成したものなぁ(遠い目)。そして修正が二度ほどあっただろうか。まぁそんなレベルでも、対応はしてくれるよ、クライアントさん、初心者の扱いや、あしらい方に慣れているからさ。
これでもやりたい人はいるわけよ。今日もクラウドソーシングのサイトは盛況のようです……はぁ……。
ま、そう言いながら、この文章はそれより もっと安いのだけどなっ【だってここは、好きでやっている小説投稿サイトだから、さw】
(つづく)
が、長く受注側として案件探しをしているゆえ、謎案件の中には、クライアント側の意図が透けて見えてくる物がわかるようになってきたりもする。意図がわかると人間不信になりそうだった。受注側を人と思っていないよねと思う案件にぶつかるわけ。まぁ、それが資本主義だ、お金を稼ぐというのはそういうことだと言われれば、反論できるほどの持論もねぇし、経験不足の引きこもりなので、ただ案件をスクロールするしかできなかったが。
この記事を書くにあたり、嫌だけど、登録しているクラウドソーシングのサイトの久しぶりにログインした。なぜ嫌かというと、ログインして検索するとそれ以降かなりの期間、ネットサイトの広告枠にお仕事案件の募集がいっぱい表示されるわけよ。
グーグルさんも広告出す会社も圧迫感のあるライター募集の広告、「や・め・れ」(←日本のツイッター大好きな政治家さんのマネw)。印象悪くなるばっかだよ、あの広告!
サイトに強制的に表示されるライター募集の広告を見たい人はクラウドソーシングサイトでお仕事案件の検索してみよう♪ グーグルさんがちゃんと解析してくれて広告バカスカ載せてくる可能性が高く、ノイローゼ気味になっても当方責任は一切とらないから【警告w】!
さてさて。クラウドソーシングで扱うお仕事には、三つのタイプがある。
・タスク方式
契約しないで単発ですぐ応募できる仕事。クライアントとの関係は一回ぽっきり。あと腐れなし。ただし、単価が安いのと、募集数に達すると募集締め切りとなる。作業した物を提出できなくなるので、全部無駄になる。かといって慌てて作業するあまり、雑な作業は承認されないという事態も起こる。
・プロジェクト
クライアントと契約してから仕事を始める。
最初の一記事はテスト記事になることが多い。記事が採用されれば、報酬が発生するが、テストに合格しないと一記事分の報酬は発生しないケースもある(報酬が発生する場合もあるので一概にはいえない)。
よくトラブルになるのは、報酬の出ないテスト記事を提出、不採用になったのに、テスト記事を流用されるというケース。こういう時のクラウドソーシングサービス仲介会社。通報して報酬はゲットしよう。
タスク案件よりは単価が高い。一定期間【五記事~三十記事で一契約】作業にありつける。タスクほど時間勝負でないので、落ち着いて取り組める。
ただし、クライアントとのやり取りは発生するので記事の修正などの対応が必要。
・コンペ形式
デザイン系に多い。ぶっちゃけコンテスト。採用は一点か二点のみ。採用されれば金額は大きいが一等賞でないと全部の作業が無駄になるw コンテストだよなぁ、結局。こんなので採用される自信は一かけらもないので、応募したこともなかった。
というわけで、初心者ライターが応募できそうなのは、タスク方式かプロジェクト案件と私は判断したわけだ。
プロジェクトは曲がりなりにもテスト記事があるのでちょっと敷居が高く感じる。というわけで本当の初心者のほとんどがタスク方式からクラウドソーシングの世界に踏み入っていく。
ところがなのだ。このタスク方式の案件、ほんとエグい。三十円~五十円で百文字~千文字【以上】要求される。時間勝負要素が加わるので、ほんとにきつい。
具体例をあげよう。
ライターのタスク案件で多いのが、ドラマが放映された直後に募集開始、その回の話のあらすじネタバレと感想を書けという物だ。
要するに発注者はドラマ見ていない。タスク案件で集まったネタバレをつなげて、記事を再構成して作成が可能だから。感想も付けているから、それも評判と言う形で記事に反映させることができる。
承認され報酬が支払っちゃえば【文章の著作権は発注者側になる←ここも重要、そう規定された案件がほとんど】ので、文章の切り取り、コピペし放題。募集枠を十ほど設定しておけば一記事作成は超簡単。
発注者になったことがないけれど、おそらくこのような流れだ。
作業する私のような受注者は、ドラマを見た直後、その回の展開を書き、感想を書き、次回の予告や期待などを規定文字数以上書いて全国の応募者と競争する。安く早く仕上げた選ばれし者が数十円の報酬を勝ち取るのだ! 虚しい……。
まぁ、安すぎる報酬で文字数の多い【千文字以上の指定は正直萎える】、あまりにエグイ案件は募集枠が埋まらないこともあるけど、応募がゼロ件でない限り、発注側はツイッターなんかで感想拾って、リライトも混ぜているのだろうな。
ドラマの記事は、見なくても書けるのだ。←これ。まさしく、これ。見なくても記事は書ける。
さてめでたく? 一度、数十円分のタスクが承認されたとしようか。これが地獄の始まりだw。手数料の回でも述べたが、どのクラウドソーシング仲介会社のサイトも、【千円以上からでないと出金できない←ここ重要】のだよ! そして出金できる期間が決まっているのだ。だいたい半年【←ここも重要】。それまでに千円に到達しなかったら、その報酬はクラウドソーシングの会社の物になっちゃうんだな~。
せっかくの報酬を出金したいじゃないですか? 無駄にしたくないじゃないですか? だから 安くてもエグくても、出金できる金額まで、続ける人がいるわけで。
で、千円に到達しても、以前に書いた通り銀行振り込み手数料がガバっととられる悲しみにくれるのだ。
エグいでしょ?
このエグい案件を、鍛錬してこなす人がいるのも事実。一部ではタスク職人と称されている【私はそう呼んでいる】。
時間勝負で全国のタスク職人と戦うのは無理だと感じ、更にタスクの安い報酬をそれなりの額まで積み上げるのにも無理だと感じた自分はプロジェクトに応募するようになっていった。
プロジェクト案件で採用されて、最初の記事は自分でも無惨としかいいようのない文章を八時間かけて作成したものなぁ(遠い目)。そして修正が二度ほどあっただろうか。まぁそんなレベルでも、対応はしてくれるよ、クライアントさん、初心者の扱いや、あしらい方に慣れているからさ。
これでもやりたい人はいるわけよ。今日もクラウドソーシングのサイトは盛況のようです……はぁ……。
ま、そう言いながら、この文章はそれより もっと安いのだけどなっ【だってここは、好きでやっている小説投稿サイトだから、さw】
(つづく)
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