6 / 37
2019/07/12
まとめサイトの下請け「まとめサイトあるある」
しおりを挟む
まとめサイトあるあるを列記してみる。
・タイトルや、冒頭文に「?」が入っていること。
ある意味当然かもしれない。人は大抵疑問を持っているから検索する。で、タイトルやそれに続く冒頭文が検索表示されると、検索上位に引っかかるサイトが表示されるわけで。そこに「~~なの?」と入っていると、「ん? なになに、その疑問、知りたい」となるのが人間の心理なわけで。
グーグル検索さんにめでたく上位表示されたサイトは、ここでようやくネットを見ている読み手に目を向け読者誘導に移っていくのだ。「?」が付いたタイトルは、集客ホイホイとなる魔法の文字なのだ。
うそだと思う?
では、「まとめサイトの下請けライター」をやって感じた闇など。」のあらすじに「?」が入っていること確認してみて欲しい。そもそもこの体験談を読み始めたのはなぜ? なぜ本文を読んでいるの? 読み手であるあなたの意思であるのは間違いないが、おびき寄せるテクニックの影響を受けたのかもしれないのだ。読み手を本文に導入するテクニックを書き手が使っている。今、この文章を読んでいるなら、あなたに対し、私の書き手としてのテクニックが功を奏したということだ。少なくとも、書いている私は、今、読みながら「ちっ」と舌打ちしているあなたが見えているよ。
まとめサイトの文章には、読み手を誘導するテクニックがちょこちょこ入っているということ。
そして仕組みわかっても、なお「?」の付いたタイトル、私もホイホイつられてクリックしちゃうのだ、いまだにね。
・タイトルの本題がなかなか出てこない
イライラすることないだろうか? 検索上位にくるサイトほど、本題がかなーーーり下にある。読むの諦めてスクロールしちゃうぐらいタイトルの内容に入るまで長い傾向がある。
本題に入るその前に、という別に知りたいともなんとも思わない内容が続く記事によく出あわないだろうか?
「滞在時間を長くする」ことが大事らしい。芸能人のブログがやたらスカスカなのも、おそらく同じ理由だ。
滞在時間を長くすることがSEO対策と一つと言われているので、読み手に長くサイトにとどまってもらうテクニックということなのだろう(SEO対策というが、グーグル検索が上位にサイトを表示する基準を明示していないので、これは「たぶんそうだろう」という予想に基づいたテクニックである)
残念ながら下請けには、クライアントから「タイトルの答えをさっさと書くな、その前に長々と文章を作成すること」という指示に基づき作成していただけなのだ。
本題に入る前に長々と文字数を稼がないと納品認定してくれないので、下請け的には「クライアントの要求文字数」にするため、まわりくどい記事を作っているのだ。
・誤字脱字が多い
下調べから始まって、キーワードに沿った文章考えて作成して、二千字~五千字書いて、ワンコイン【ここからクラウドソーシングサービスの手数料と諸経費が引かれる、この話はまた別に述べる】。
誤字脱字のチェック、校正までしてたら、何時間かかるんだよ~となる。さらに、私は関わっていないが、速報性の高いニュース記事は納品までの時間が短いはずで、とんでもない誤字脱字があったりする。まぁ、下書きやっている身からすれば、書いている側の気持ちがわかるからあまり責める気持ちにはなれないのだ。
自分が請け負っていた記事に関していえば。クライアントはグーグル検索さんしか見ていないし、読者さんからは「ゴミ記事」認定されるだけの内容しかないのがわかって書いていたわけで。ゆえに誤字脱字を修正することに熱意を持てる道理もない。
あまりにひどすぎると、クライアントから修正で差し戻されるので、ひどすぎない程度のチェックはしていたけれどね。
気持ちよい文章を読みたいのであれば、やはり有料の記事を読んでくれ、としか言いようがないのである。
勿論、良質な記事を書いているサイトもある。
でも、下請けを使うようなサイトは基本更新頻度を上げたくて下請け雇うので、こういう「あるある」の傾向が強いと思う。
2020/10/08(改)
・タイトルや、冒頭文に「?」が入っていること。
ある意味当然かもしれない。人は大抵疑問を持っているから検索する。で、タイトルやそれに続く冒頭文が検索表示されると、検索上位に引っかかるサイトが表示されるわけで。そこに「~~なの?」と入っていると、「ん? なになに、その疑問、知りたい」となるのが人間の心理なわけで。
グーグル検索さんにめでたく上位表示されたサイトは、ここでようやくネットを見ている読み手に目を向け読者誘導に移っていくのだ。「?」が付いたタイトルは、集客ホイホイとなる魔法の文字なのだ。
うそだと思う?
では、「まとめサイトの下請けライター」をやって感じた闇など。」のあらすじに「?」が入っていること確認してみて欲しい。そもそもこの体験談を読み始めたのはなぜ? なぜ本文を読んでいるの? 読み手であるあなたの意思であるのは間違いないが、おびき寄せるテクニックの影響を受けたのかもしれないのだ。読み手を本文に導入するテクニックを書き手が使っている。今、この文章を読んでいるなら、あなたに対し、私の書き手としてのテクニックが功を奏したということだ。少なくとも、書いている私は、今、読みながら「ちっ」と舌打ちしているあなたが見えているよ。
まとめサイトの文章には、読み手を誘導するテクニックがちょこちょこ入っているということ。
そして仕組みわかっても、なお「?」の付いたタイトル、私もホイホイつられてクリックしちゃうのだ、いまだにね。
・タイトルの本題がなかなか出てこない
イライラすることないだろうか? 検索上位にくるサイトほど、本題がかなーーーり下にある。読むの諦めてスクロールしちゃうぐらいタイトルの内容に入るまで長い傾向がある。
本題に入るその前に、という別に知りたいともなんとも思わない内容が続く記事によく出あわないだろうか?
「滞在時間を長くする」ことが大事らしい。芸能人のブログがやたらスカスカなのも、おそらく同じ理由だ。
滞在時間を長くすることがSEO対策と一つと言われているので、読み手に長くサイトにとどまってもらうテクニックということなのだろう(SEO対策というが、グーグル検索が上位にサイトを表示する基準を明示していないので、これは「たぶんそうだろう」という予想に基づいたテクニックである)
残念ながら下請けには、クライアントから「タイトルの答えをさっさと書くな、その前に長々と文章を作成すること」という指示に基づき作成していただけなのだ。
本題に入る前に長々と文字数を稼がないと納品認定してくれないので、下請け的には「クライアントの要求文字数」にするため、まわりくどい記事を作っているのだ。
・誤字脱字が多い
下調べから始まって、キーワードに沿った文章考えて作成して、二千字~五千字書いて、ワンコイン【ここからクラウドソーシングサービスの手数料と諸経費が引かれる、この話はまた別に述べる】。
誤字脱字のチェック、校正までしてたら、何時間かかるんだよ~となる。さらに、私は関わっていないが、速報性の高いニュース記事は納品までの時間が短いはずで、とんでもない誤字脱字があったりする。まぁ、下書きやっている身からすれば、書いている側の気持ちがわかるからあまり責める気持ちにはなれないのだ。
自分が請け負っていた記事に関していえば。クライアントはグーグル検索さんしか見ていないし、読者さんからは「ゴミ記事」認定されるだけの内容しかないのがわかって書いていたわけで。ゆえに誤字脱字を修正することに熱意を持てる道理もない。
あまりにひどすぎると、クライアントから修正で差し戻されるので、ひどすぎない程度のチェックはしていたけれどね。
気持ちよい文章を読みたいのであれば、やはり有料の記事を読んでくれ、としか言いようがないのである。
勿論、良質な記事を書いているサイトもある。
でも、下請けを使うようなサイトは基本更新頻度を上げたくて下請け雇うので、こういう「あるある」の傾向が強いと思う。
2020/10/08(改)
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説



どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
私に告白してきたはずの先輩が、私の友人とキスをしてました。黙って退散して食事をしていたら、ハイスペックなイケメン彼氏ができちゃったのですが。
石河 翠
恋愛
飲み会の最中に席を立った主人公。化粧室に向かった彼女は、自分に告白してきた先輩と自分の友人がキスをしている現場を目撃する。
自分への告白は、何だったのか。あまりの出来事に衝撃を受けた彼女は、そのまま行きつけの喫茶店に退散する。
そこでやけ食いをする予定が、美味しいものに満足してご機嫌に。ちょっとしてネタとして先ほどのできごとを話したところ、ずっと片想いをしていた相手に押し倒されて……。
好きなひとは高嶺の花だからと諦めつつそばにいたい主人公と、アピールし過ぎているせいで冗談だと思われている愛が重たいヒーローの恋物語。
この作品は、小説家になろう及びエブリスタでも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる