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2020年05月

アニメ・サイコパスの何に興味があるのか? を語る

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 同じ「サイコパス」ファンにもいろいろいるようで。
 二次創作で様々な「好き」な形があるんだなぁと思った。

 さて自分は?というと。「サイコパス」の世界観が好きなんだなと思う。
「シビュラシステム」に翻弄される近未来。一期を見た時、この世界はあるかもと思った。その後、人工知能が実世界で急速に研究が進んで、「シビュラシステム」の世界線からずれたかなぁと感じた。

 で今だ。「シビュラシステム」のあれはないと思うけど、社会を監視するシステムという視点では、再びあり得るなぁと思い始めている。
 監視カメラが広く使われるようになった当初は、私も含めてかなり多くの人が抵抗感を持っていた。しかし、今、事件の証拠として、犯罪抑制に寄与しているのは事実だし、カメラの焦点が自分に合っているのは気にならない。むしろ安心感を覚える。
 更に昨今、車のドライブレコーダーが普及し始めている。

 今の流れを見ていると「シビュラシステム」という犯罪を起こす前に、隔離する未来はあながちあり得ないと言い切れないと思い始めている。
 おそらく、自分はそんなシステムになっても、受け入れる人間だと思う。

 そんなことをツラツラ考えながら見ると、正義感が強いのに監視社会から零れ落ちた狡嚙という登場人物は興味深いし、対照的に真実を知りながら体制側で異例なポジションをとる常森朱音という人物も更に興味深い。

 私が更に面白いと思ったのは、狡嚙と敷島の会話、狡嚙と雑賀教授の会話、敷島とグソンの会話だ。ぶっちゃけ理解できていないのよ。会話に登場する本、まったく読んでいねぇからさ。

 プルーストの「失われた時を求めて」は読んだ人にきいたら、かなり難解らしいし。
「電気羊は夢を見る」は本屋さんで翻訳本の分厚さを見ただけで心が折れた。でもさー、彼等の会話は、「サイコパス」の世界観を司っている部分ゆえ、理解できないのは悲しいとずーっと思っていた。

 今現在までに出ている実際に本や人物である。サイコパスの世界観を登場人物が語っているというのに、その会話の本質がわからない。これは悔しい。
 
 で。ツイッターにいきなりマックス・ヴェーバーに関する本が流れてきたのだ。最初、どっかできいたけど知らないと思ったのな。でも、知らない本や人物で聞き覚えがあるといえばサイコパスの中のセリフだろうと思って。
 そしたら、狡嚙と雑賀教授の会話だった。こういうのネットに記録あげてくれる人がいるからありがたい。
 そのツイッターのツイ主をたどったら、マックス・ヴェーバーという人物の解説本を出版したところで、その関連ツイートだった。
 マックス・ヴェーバーがどんな人物で何を語った人なのかわかれば、いいのよ、自分的には。サイコパスの会話が理解したいだけなので。
 そんなわけで、マックス・ヴェーバーについて語った本を購入してみた。
 ちゃんと読めるかな、最近、文章を読んでいると目がすべる時多くて、その状態になったら嫌だなーと思ったんだけど、まぁレッツチャレンジ。
 読んだら感想でもあげる。六十から七十パーセントの確率で、本の頭十ページで閉じましたとなりそうな予想しかたたねぇので、感想書けない可能性が高いんだけどね(遠い目)。



 
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