Ｆａｍｉｌｙ 〜愛の歌〜

だいすき

これからも

　仔犬たちのことを中心に書いていたので、少しだけ親犬２匹のことも書こうと思います。

　マハロは仔犬たちが生まれてからは、たぶん、結構我慢をさせてしまっていると思います。以前なら膝の上にきてちらっとこっちを見て甘えていました。ですが今は、子犬たちがこっちに駆け寄ってくると、膝の上を奪われてしまい、１人でポツンとソファーに寝ていたりします。
　マハロは初めて迎えたわんこでアネラが来るまでの１ヶ月間は何となく特別な日々でした。全てが初めてで、しつけってこんなに難しくて全然覚えてくれないんだって落ち込んだこともありました。
　でも、それ以上に甘えてきて癒されて、部屋の中で追いかけっこをしたり、そんな何気ない瞬間が愛しく感じます。
　なくてはならない存在です。

　アネラは非常に小さく、うちに来たときは生まれてから２ヶ月半が経っていましたが、体重が７００グラムしかなかったです。
　はじめの頃は、フードもなかなか自分からは食べれず、手にのせて食べさせてあげていました。甘えることがよくわからないのか、１人遊びをしていたんですが、慣れていくうちにいつの間にか膝の上を独占するようになったり、甘えてくれるようになりました。
　毎日のように大きくなるようでした。ハウスのドア下の隙間をくぐり抜けるのが好きだったのに、いつの頃からかそれができなくなり、順調に大きくなっているなと嬉しかったのを覚えています。
　小さかった分手がかかり、愛情を注いだ愛娘のような存在です。
　今は４匹の仔犬を産んだママになりました。
　こんなやんちゃで自分が中心みたいな子が、ちゃんとママをやれるのか心配でしかなかったです。でも、しっかりとママをしてくれています。嬉しいかぎりです。

　
　
　これからもあの日の後悔をしっかりと胸に抱き、この子たちと切磋琢磨し合ってともに歩んでいきます。

　書き切れない思いを歌にしました。
　どうぞ、読んでください。