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第四章:平和...な?学園生活
仮入部活動 -軽音楽部-
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**********
「仕方ない.... えっと七瀬くん、で合ってる?」
「合ってますよ」
「音楽とかの経験って...あったりする? 音楽の授業以外で」
覚えている記憶の中では音楽に関わったことはない、機材とかを動画で見たことある程度
「ほぼまったくって感じですね」
「そっか じゃあ、機材の名前から教えていくね」 「よろしくお願いします」
荒原部長から楽器の名前や役割を説明してもらった 簡単にまとめると
ギター...バンド全体の響きを作り出す ビブラート奏法やチョーキング奏法がある
ドラム...バンドの土台となる楽器 他の楽器と違い叩くと音が出るためすぐに演奏できる
ベース...ドラムとギターの繋ぎ役 ベースがいないとバンドは成り立たないと言われている
キーボード...ギターやベースと共演して音の厚みや華やかさを生み出す
サポートするときに音を被らないようにすることが重要
こんな感じらしい
全部歌ってみた動画で見たことあったけど、役割とかは全然知らなかった
「基本的なのはこんな感じなんだけど.... えと、なんか興味でた楽器ってある?」
「そうですね... ギターに興味が出ました」
バンドの動画とかを見ても主役って感じだし、何より春休みのを思い出させる
「じゃ..ギターちょっとやってみよっか」
そう言ってもらって、荒原先輩からギターを渡される
おぉ、持っただけでもテンション上がるな...
「ここからは..凛音ちゃんとやろうか」 「そうですね 部長の専門じゃないですし」
「よろしくお願いします 遠藤さん」
そう言って、荒原先輩はまたチューニングに戻った
「じゃあ、まずギターのくぼんでる部分を右の太ももに乗せてこの弦をまとめてる部分を前に出して」
「こんな感じですか?」
「そうそう じゃ、ちょっと弾いてみようか まずは...」
そこから簡単な弾き方を教えてもらった
初めての俺でも遠藤さんは分かりやすく、必要なコツも的確なものであった
「そ、そこで2弦を抑えて..出来てる出来てる いいよー七瀬」
「ありがとう 遠藤さんの教え方がとっても分かりやすいからだね」
「あんたの飲み込みが良いだけだよ 私は基本を教えてるだけ」
謙虚な人だなぁ...
「そういえば、七瀬ってなんでこの部活に来たの?この部活ってさっきの部活動紹介出てなかったし
冊子にだってロクな紹介書かれてなかったのに」
「凛音ちゃん...あなた一応ここの部員なのに言い過ぎじゃ...」
「そんなもんでしょ 私がいないとここの部員一人だけだし」
あ、凹んだ
「えっと、春休みにこの学校の見学に来たんです その時に、この場所でギターの音が聞こえて
それが気になってたんです それに、音もかなり綺麗でしたから それがここに来た理由です」
「ふーん」 「へぇーーえ...」
....何すか その顔
荒原先輩はさっきと打って変わってニマニマしてるし、遠藤さんはそっぽ向いてしまった
ってやっば! もうそろそろ終わりの時間じゃん!!
そろそろ椿さんたちも終わるからバス停行かないと
「すいません! そろそろ待ち合わせの時間なので帰ります!!」
「あ、そっか そろそろ仮入部終わりの時間か.. ギターは凛音ちゃんに渡して帰っちゃって良いよ」
「ありがとうございます!! 遠藤さん、荒原先輩、ありがとうございました!!」
ヤバいヤバい 早く行かないと待たせることになってまう
「言わなくて良かったのー? あの時の正体は私ですって」
「言わなくても良いですよ 教える義理もありませんし」
「そう? せっかく凛音ちゃんの音が綺麗って言ってくれたのに
し、か、も、凛音ちゃん嬉しそうだったじゃーん あんな顔見たの入ってきたとき以来かな?」
「部長 そろそろ黙らないとグー、いきますよ」
「ごめんなさいっ!!!」
そんな二人の会話は走って去った優心には聞こえなかった
「仕方ない.... えっと七瀬くん、で合ってる?」
「合ってますよ」
「音楽とかの経験って...あったりする? 音楽の授業以外で」
覚えている記憶の中では音楽に関わったことはない、機材とかを動画で見たことある程度
「ほぼまったくって感じですね」
「そっか じゃあ、機材の名前から教えていくね」 「よろしくお願いします」
荒原部長から楽器の名前や役割を説明してもらった 簡単にまとめると
ギター...バンド全体の響きを作り出す ビブラート奏法やチョーキング奏法がある
ドラム...バンドの土台となる楽器 他の楽器と違い叩くと音が出るためすぐに演奏できる
ベース...ドラムとギターの繋ぎ役 ベースがいないとバンドは成り立たないと言われている
キーボード...ギターやベースと共演して音の厚みや華やかさを生み出す
サポートするときに音を被らないようにすることが重要
こんな感じらしい
全部歌ってみた動画で見たことあったけど、役割とかは全然知らなかった
「基本的なのはこんな感じなんだけど.... えと、なんか興味でた楽器ってある?」
「そうですね... ギターに興味が出ました」
バンドの動画とかを見ても主役って感じだし、何より春休みのを思い出させる
「じゃ..ギターちょっとやってみよっか」
そう言ってもらって、荒原先輩からギターを渡される
おぉ、持っただけでもテンション上がるな...
「ここからは..凛音ちゃんとやろうか」 「そうですね 部長の専門じゃないですし」
「よろしくお願いします 遠藤さん」
そう言って、荒原先輩はまたチューニングに戻った
「じゃあ、まずギターのくぼんでる部分を右の太ももに乗せてこの弦をまとめてる部分を前に出して」
「こんな感じですか?」
「そうそう じゃ、ちょっと弾いてみようか まずは...」
そこから簡単な弾き方を教えてもらった
初めての俺でも遠藤さんは分かりやすく、必要なコツも的確なものであった
「そ、そこで2弦を抑えて..出来てる出来てる いいよー七瀬」
「ありがとう 遠藤さんの教え方がとっても分かりやすいからだね」
「あんたの飲み込みが良いだけだよ 私は基本を教えてるだけ」
謙虚な人だなぁ...
「そういえば、七瀬ってなんでこの部活に来たの?この部活ってさっきの部活動紹介出てなかったし
冊子にだってロクな紹介書かれてなかったのに」
「凛音ちゃん...あなた一応ここの部員なのに言い過ぎじゃ...」
「そんなもんでしょ 私がいないとここの部員一人だけだし」
あ、凹んだ
「えっと、春休みにこの学校の見学に来たんです その時に、この場所でギターの音が聞こえて
それが気になってたんです それに、音もかなり綺麗でしたから それがここに来た理由です」
「ふーん」 「へぇーーえ...」
....何すか その顔
荒原先輩はさっきと打って変わってニマニマしてるし、遠藤さんはそっぽ向いてしまった
ってやっば! もうそろそろ終わりの時間じゃん!!
そろそろ椿さんたちも終わるからバス停行かないと
「すいません! そろそろ待ち合わせの時間なので帰ります!!」
「あ、そっか そろそろ仮入部終わりの時間か.. ギターは凛音ちゃんに渡して帰っちゃって良いよ」
「ありがとうございます!! 遠藤さん、荒原先輩、ありがとうございました!!」
ヤバいヤバい 早く行かないと待たせることになってまう
「言わなくて良かったのー? あの時の正体は私ですって」
「言わなくても良いですよ 教える義理もありませんし」
「そう? せっかく凛音ちゃんの音が綺麗って言ってくれたのに
し、か、も、凛音ちゃん嬉しそうだったじゃーん あんな顔見たの入ってきたとき以来かな?」
「部長 そろそろ黙らないとグー、いきますよ」
「ごめんなさいっ!!!」
そんな二人の会話は走って去った優心には聞こえなかった
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