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第三章:入学と新たな出会い
クラス代表と副代表
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**********
ドタバタが起きたというか...ドタバタしか起こらなかった入学式の翌日
帆波関学園に入学して最初の授業は...
「では、このクラスの代表を選出したいと思います 立候補する人がいたら手を上げてください」
代表選出と委員会メンバーの選出だ
本来なら学校探検とかが最初なんだろうけど、中高一貫校だからそこら辺は省いたようだ
「推薦でも構いませんよ その場合は本人の同意を確かめ、投票を行い、
過半数の可決が得られたのならその人を代表に任命します」
あ、推薦ありなんだ まぁ、立候補で誰もいなかったら永遠に決まらないもんな
「はーい!!!」
その言葉を聞いて手を挙げたのは、ちーさんだった
....言うことは薄々分かってるけど
「僕はゆーk...七瀬優心さんをクラス代表に推薦しまーす!!!」
やっぱりぃ.... 言うと思ったよ
ちーさんのその言葉にクラスメイトのほとんどが(待ってました!!)と言わんばかりの目をしている
一応、一般学生なんだからその目はやめてくれ...
「間宮さん、まず落ち着いてください
皆さんの言いたいこともわかります 優心さんをクラス代表にしたい気持ちは十分
分かりますが、最初に優心さんの意見を聞きましょう」
....代表か 少し面倒な気がするけれど、「学校生活」と言えばな気もする
やってみるものまた一興...なのかも
「...わかりました クラス代表引き受けましょう」
そう言った瞬間、わぁと盛り上がる
男がやるのがそこまで珍しいのかしら...比率少ないから珍しいか
「では、副代表を決めたいt....「はーい!!」 「私ー!!」 「優心さーん 私を選んでー!!」
皆さん! ストップです!! 勢い強すぎ!!!!」
俺がやるって言ったからだろうか...
ライブハウス会場みたいな盛り上がりを見せてしまっている
...これはまとまりが完全に無くなっている
今井先生も収集つかないみたいだし
そんな混沌と化したクラスを茫然自失と眺めているわけにはいかない
そこで、教壇の前へと立ち 手をパァンと叩く できるだけみんなに聞こえるように大きな音で
鳴った瞬間に盛り上がっていたクラスがしーん...と静寂に包まれた
「皆さん 副代表になりたい気持ちは分かりますが、こんな状況だと決まるのに
時間がかなりかかると思いますので、ここは一つくじ引きで決めるのはどうでしょうか」
流石にこれを無下にするって訳にもいかないはず..
「まぁ、それなら」 「このままやっててもしょうがないか」 「賛成ー」
あ、良かった 一応まとまる形になって
「では、皆さん 小さい紙を配布しますので副代表を希望する方は名前を書いて
教壇の上においてください」
「「「はーい」」」
そこからはさっきとは違いトントン拍子で進んでいく
全員が紙に名前を書き、教壇に出す もちろんちーさんと椿さんも名前を書いている
クラスの総勢は俺を入れて40人なのだが、提出された紙は39枚
俺以外の全員が副代表に立候補したというわけだ
それら全てを半分に折ってシャッフルする
「では、公平性を保つために今井先生に引いてもらいます」
俺が引いたら仲良い二人を贔屓しているみたいに思われかねんしな
「では、一枚 引かせていただきます 今年、クラス副代表に選出されたのは...」
「遠藤 凛音さんです」
ドタバタが起きたというか...ドタバタしか起こらなかった入学式の翌日
帆波関学園に入学して最初の授業は...
「では、このクラスの代表を選出したいと思います 立候補する人がいたら手を上げてください」
代表選出と委員会メンバーの選出だ
本来なら学校探検とかが最初なんだろうけど、中高一貫校だからそこら辺は省いたようだ
「推薦でも構いませんよ その場合は本人の同意を確かめ、投票を行い、
過半数の可決が得られたのならその人を代表に任命します」
あ、推薦ありなんだ まぁ、立候補で誰もいなかったら永遠に決まらないもんな
「はーい!!!」
その言葉を聞いて手を挙げたのは、ちーさんだった
....言うことは薄々分かってるけど
「僕はゆーk...七瀬優心さんをクラス代表に推薦しまーす!!!」
やっぱりぃ.... 言うと思ったよ
ちーさんのその言葉にクラスメイトのほとんどが(待ってました!!)と言わんばかりの目をしている
一応、一般学生なんだからその目はやめてくれ...
「間宮さん、まず落ち着いてください
皆さんの言いたいこともわかります 優心さんをクラス代表にしたい気持ちは十分
分かりますが、最初に優心さんの意見を聞きましょう」
....代表か 少し面倒な気がするけれど、「学校生活」と言えばな気もする
やってみるものまた一興...なのかも
「...わかりました クラス代表引き受けましょう」
そう言った瞬間、わぁと盛り上がる
男がやるのがそこまで珍しいのかしら...比率少ないから珍しいか
「では、副代表を決めたいt....「はーい!!」 「私ー!!」 「優心さーん 私を選んでー!!」
皆さん! ストップです!! 勢い強すぎ!!!!」
俺がやるって言ったからだろうか...
ライブハウス会場みたいな盛り上がりを見せてしまっている
...これはまとまりが完全に無くなっている
今井先生も収集つかないみたいだし
そんな混沌と化したクラスを茫然自失と眺めているわけにはいかない
そこで、教壇の前へと立ち 手をパァンと叩く できるだけみんなに聞こえるように大きな音で
鳴った瞬間に盛り上がっていたクラスがしーん...と静寂に包まれた
「皆さん 副代表になりたい気持ちは分かりますが、こんな状況だと決まるのに
時間がかなりかかると思いますので、ここは一つくじ引きで決めるのはどうでしょうか」
流石にこれを無下にするって訳にもいかないはず..
「まぁ、それなら」 「このままやっててもしょうがないか」 「賛成ー」
あ、良かった 一応まとまる形になって
「では、皆さん 小さい紙を配布しますので副代表を希望する方は名前を書いて
教壇の上においてください」
「「「はーい」」」
そこからはさっきとは違いトントン拍子で進んでいく
全員が紙に名前を書き、教壇に出す もちろんちーさんと椿さんも名前を書いている
クラスの総勢は俺を入れて40人なのだが、提出された紙は39枚
俺以外の全員が副代表に立候補したというわけだ
それら全てを半分に折ってシャッフルする
「では、公平性を保つために今井先生に引いてもらいます」
俺が引いたら仲良い二人を贔屓しているみたいに思われかねんしな
「では、一枚 引かせていただきます 今年、クラス副代表に選出されたのは...」
「遠藤 凛音さんです」
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