男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺

マオセン

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第三章:入学と新たな出会い

いざ試着!!

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**********

最初はGパンに白シャツ、上着に黒のジャケットのコーデだ

おぉ、Gパンは希望で選んだけどシャツとジャケットがここまで似合うのは想定外だな

「どうですか?椿さん」

「とっっっても似合ってますよ!!!! 今すぐ買っても申し分無いかと!!!」

うおっ いつか見たことがあるすっごい気迫

「私も椿さんに同意です とても似合っておりますよ 優心さん」

まぁ、そこまで言うんだったら間違いはないんだろう うん

「では、こちら購入でお願いします」

「はい ありがとうございます 商品は最後にお渡しいたしますので試着した服はお渡しください」

「分かりました」

そこから、3,4着ほど試着をする 選んだカーゴパンツだったりチノパンを試着する
それぞれのパンツに合っているシャツも一緒に試着をしてみる
どれも本当に似合っているため、全部買いたかったが流石にこの量はなぁ...

「全部買います!!!!」

そんな悩みを全て吹っ飛ばす勢いが椿さんにあった 全て気に入った服だから良いんだけど
良いんだけど、それらの支払いが全て例のカードだということ
昨日もかなりの金額を使ったはずなのにまだ優に使える余裕があるのが凄い

**********

そんな感じで1時間半くらい経った後 俺が選択した服の試着が終わり、購入する服が決まった

「さて、ある程度決まりましたし、行きましょうか 椿さん」

「あ、その前になんですけど....」

「...何かありました???」

「さっきまで..私タブレット使ってたじゃないですか... それの目的がですね...
優心さんに試着してほしい服だったので...その、優心さんがよろしければ私が選んだものを着てほしいな..なんて」

なるほど さっきやたら見てたのは男性服が珍しいからじゃなくて、俺に着て欲しい服選んでたのね

「良いですよ 俺の着たい服は終わりましたし、椿さんの選んだ服 着てみましょうか」

「ありがとうございます!!!!」

椿さんが選択した服の全貌は知らないが、まぁ俺と同じくらいなんじゃないかな?
さっき5分くらいで吉田さんが持ってきてくれたからかかる時間は同じ位だろう


10分...20分...30分......

長くね???

「つ..椿さん??い、一体何着選んだんですか???」

「それがですね、選ぶのに熱中していたからか私も数覚えてないんですよ...」

さっき俺が選んだの数は3,4着選んだ時に5分くらいだったから単純計算だと今だと10着以上は確定してるな

.....何時に帰れるかなぁ

*********

大体45分くらい経っただろうか
俺の服を運んできたときは吉田さん含め3人だったが、今回は倍の6人はやってきた
ハンガーラックもかなりの数になっている

「あの...吉田さん 今回持ってきてもらった服の総数はどのくらいになってますか...?」

「はい 今回は30着ですね」

30..30.......30!?!? 英語で言うとthirty!?
いや、英語は関係ないわ

「本当にすみません!! 優心さん!!! あまりにも似合っている服が多すぎたので...」

「ま、まぁ 椿さんが俺のために似合うと言ってくれた服なんですから 試着してましょうか」


さぁ、時間が許す限り片っ端からやっていこうか!! 
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