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第二章:俺の存在と護衛人

気にすることが多い......っ

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**********

何!?何!?何!?!?!?!?
突然、拳銃ぶっ放したおばさんがいるんだけどぉ!?
んで、こんな状況なのに二人はなんで平気なんだよ!?!?

「お兄ちゃん、説明しとくね
この人はうちのお手伝いさんであり、お母さんの秘書と護衛を担っているのよ
空砲は霧子さん流の目覚ましなの」

「顔の種類が豊か過ぎないか...あと、空砲で目覚ましはマジでビビる」

「まぁ、すぐ慣れますよ ほら、ご飯食べましょ?」

「あ...はい....」

二人はめっちゃくちゃ慣れてる様子だ
霧子さんって人はキッチンの方に向かって行った

**********
『いただきます』

今日の朝食はトーストと洋食のモーニングプレート、コンソメスープだ
ごくごく普通の朝食なのだが、何故か想像以上に美味い
少しのコツを活かした結果なのだろう

「あ、優心ゆうしんくん 朝ごはん食べたら私とちょっと出かけるから準備しといてね」

「出かけるんですね 分かりました、準備しておきます」

あ、でも

「今の俺の手持ちはこの和服しかないんですけど...」

「それなら大丈夫よ あなたが着ていた服は洗濯と乾燥し終わっているわ
あとで着替えときなさい」

「ありがとうございます」

うーん 霧子さんが有能すぎるなぁ

「それにしても優心くん おばさんが乾燥して良かったねぇ」

「なんでですか?」

「だって、下着も一緒に洗濯してたでしょ? 竜胆りんどうちゃんや椿つばきちゃんが
洗濯してたら大変なことになってたよー」

あっはっはっはと霧子さんは笑い飛ばしている 豪快な人だなぁ

その言葉を聞き、竜胆さんが顔を真っ赤にして震えた声で霧子さんに質問する


「き//ききききき霧子さん/////あの、下着が///入ってたって.....」

「ん? あぁ、トランクスが一着入ってたんだよ
えーとね、半ズボンみたいなやつだよ」

その応答を聞いた瞬間、竜胆さんからボシュンと蒸気を出して机に突っ伏した

「優心(くん)(さん) まさか....」

「.......はい 竜胆さんに洗濯を任せました....」

そこから、二人に少しだけ説教された
椿さんは竜胆さんをゆすって起こし、上の空の彼女を引っ張って学校に向かった

**********

「はぁ....まだあの子たちと私には男性の耐性は付いてないんだから気を付けてね」

「はい、すみませんでした」

これからは霧子さんか俺が洗濯をやることにしよう

「あれ、霧子さんは耐性が付いているんですか?」

「そーよー これでも男性と結婚してる子持ちの家族なんだから」

あー なるほど そりゃ大丈夫なわけだ


「さ、お説教もこれでおしまい 優心くん着てた服に着替えて準備してね
霧子さん 車の準備お願いします」

「了解しました 奥様」

そう言って二人は去った

俺も準備しよう 流石にこの服で町に出るのは変な目で見られること確定だし
そもそも、気絶している前例があるんだから 余計にダメだ

そーいや、俺の服の場所聞いてなかったな.....

「あ、優心さんの着替えは脱衣所に置いてるからねー」

外から声が聞こえてきた どうすれば良かったのか分からなかったからありがたい

「ありがとうございますー 霧子さーん」






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