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第一章:七瀬家と世界の状況
良い人と豪邸
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今、俺は七瀬さんという超絶美少女の家におじゃましようと歩いている
正直、めちゃくちゃ緊張している
俺の記憶が無い時に女子との関わりがあったかどうかは分からないけど、あったとしても緊張するほどだ
「そういえば、優心さんは始めて会った私をここまで信用してくれるのですか?」
「えっ?そのセリフは俺の方なんですけど...記憶喪失とか地名も何も分からないって奴の話を
なんで信じたんですか?」
「そ...それは、優心さんの目や言葉の端々に嘘をついている様子が見受けられなかったからです
まっすぐ私のことを見てくれましたし、言葉にも嘘は感じられませんでした
だから、私は信用したんですよ」
「へぇー....」
想像以上に俺のことを観察していたな
必死になって気持ちを伝えたのが功を奏したな
「七瀬さんは人間観察が得意のようですね 信頼も尊敬もします」
「いえいえ!そんな良いものではないですし、学校生活の中で身に付いた技みたいなものですよ
それに////優心さんのことたっくさん知りたいので////」
また、七瀬さんは顔を赤らめている 本当に男への耐性が無いんだなぁ
「えぇ、俺ももっと知りたいです 七瀬さんのことを」
「ひぇっ////////////////////////」
何気なくこぼしたその言葉に彼女はオーバーヒートするほど赤くなっていた
(流石に湯気は出なかったけど、アニメとかの世界なら余裕で出てる)
*********************
一緒に歩いて約10分
住宅街から少し離れたところに七瀬さんの家があった
あったのだが.......
「な、七瀬さん ここがそうなんですか?」
目の前に建っていたのは正に『豪邸』と呼ぶに相応しい建造物だった
庭は明らかに十分異常な面積があり、家も2,3軒が合体しているんじゃないかと思えるほどデカい
本当に箱入りのお嬢様だったよ.....
「そうですよ?さ、早く入りましょ」
「え、あ....はい」
動揺が明らかに隠しきれていない返事をし俺は家の中に入る
最初に案内されたのは風呂場だった
「優心さん 相当お疲れじゃないですか? お風呂沸いていますのでお入りください」
「ありがとうございます では、お言葉に甘えて」
正直なところ、めちゃくちゃありがたい
住宅街を歩きまくって足は疲れているし、体力や精神も完全に疲弊していたところであったからだ
あ、着替えとか下着とかどーすっかな...
仕方ないからリュックに入っていた剣道着使うか
着替えの策も思いついて作業していると、俺はある違和感に気づく
「あのーー.....厚かましいんですが、脱衣所から去ってくれるとありがたいんですけど?」
そう、七瀬さんが着替え場から一歩も動いていないのだ
ひたすらに俺のことを見ている 目乾燥してもおかしくないくらいに
「あっ////すみません!!!///////つい、見惚れてしまったので.......
し/////失礼しましゅ!!////
あ、あとこれボディタオルです!新品なんで気にせず使ってください!!」
よく噛むなぁ やっぱりこれまでの人生で男と関わってこなかったのだろうか
明らかに色々おかしかったもんなぁ.....
そんなことを思いながら俺は着ていた服を脱ぎ始める
そういえば、家族に挨拶してなかったな
ま、後ですればいっか
正直、めちゃくちゃ緊張している
俺の記憶が無い時に女子との関わりがあったかどうかは分からないけど、あったとしても緊張するほどだ
「そういえば、優心さんは始めて会った私をここまで信用してくれるのですか?」
「えっ?そのセリフは俺の方なんですけど...記憶喪失とか地名も何も分からないって奴の話を
なんで信じたんですか?」
「そ...それは、優心さんの目や言葉の端々に嘘をついている様子が見受けられなかったからです
まっすぐ私のことを見てくれましたし、言葉にも嘘は感じられませんでした
だから、私は信用したんですよ」
「へぇー....」
想像以上に俺のことを観察していたな
必死になって気持ちを伝えたのが功を奏したな
「七瀬さんは人間観察が得意のようですね 信頼も尊敬もします」
「いえいえ!そんな良いものではないですし、学校生活の中で身に付いた技みたいなものですよ
それに////優心さんのことたっくさん知りたいので////」
また、七瀬さんは顔を赤らめている 本当に男への耐性が無いんだなぁ
「えぇ、俺ももっと知りたいです 七瀬さんのことを」
「ひぇっ////////////////////////」
何気なくこぼしたその言葉に彼女はオーバーヒートするほど赤くなっていた
(流石に湯気は出なかったけど、アニメとかの世界なら余裕で出てる)
*********************
一緒に歩いて約10分
住宅街から少し離れたところに七瀬さんの家があった
あったのだが.......
「な、七瀬さん ここがそうなんですか?」
目の前に建っていたのは正に『豪邸』と呼ぶに相応しい建造物だった
庭は明らかに十分異常な面積があり、家も2,3軒が合体しているんじゃないかと思えるほどデカい
本当に箱入りのお嬢様だったよ.....
「そうですよ?さ、早く入りましょ」
「え、あ....はい」
動揺が明らかに隠しきれていない返事をし俺は家の中に入る
最初に案内されたのは風呂場だった
「優心さん 相当お疲れじゃないですか? お風呂沸いていますのでお入りください」
「ありがとうございます では、お言葉に甘えて」
正直なところ、めちゃくちゃありがたい
住宅街を歩きまくって足は疲れているし、体力や精神も完全に疲弊していたところであったからだ
あ、着替えとか下着とかどーすっかな...
仕方ないからリュックに入っていた剣道着使うか
着替えの策も思いついて作業していると、俺はある違和感に気づく
「あのーー.....厚かましいんですが、脱衣所から去ってくれるとありがたいんですけど?」
そう、七瀬さんが着替え場から一歩も動いていないのだ
ひたすらに俺のことを見ている 目乾燥してもおかしくないくらいに
「あっ////すみません!!!///////つい、見惚れてしまったので.......
し/////失礼しましゅ!!////
あ、あとこれボディタオルです!新品なんで気にせず使ってください!!」
よく噛むなぁ やっぱりこれまでの人生で男と関わってこなかったのだろうか
明らかに色々おかしかったもんなぁ.....
そんなことを思いながら俺は着ていた服を脱ぎ始める
そういえば、家族に挨拶してなかったな
ま、後ですればいっか
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