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優先するべきもの。
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目を覚ますと・・・
白い天井。
ピッピッと鳴る機会。
手には点滴。
口元には酸素マスク。
時計の秒針がチクタクする音。
それ以外は何も無い個室が
自分の目に映った……
倒れて気を失ったことを思い出した
今何時だろう。。
そう思って時計を見た、
私が病院に来たのは11時頃。
でも時計も11時を指している、、、
(あ、丸一日も寝てたのか……)
そんな事を考えていると
部屋の扉がガラガラと開いた。
鈴「けい、、に、い、、?」
私は最大限出せる声を振り絞った
慶「すずっ!!!」
そんなに、、?
って思った私は慶兄を見る
慶兄は目に涙を浮かべていた。
慶「目が覚めてっ、ほんと、よかった、、、」
たったの一日でしょ?と思いつつ
心配してくれて嬉しいという気持ちもある
慶「喋らなくていいから聞いて欲しい。
あの日、鈴が病院に来た日から、、
《10日以上も経ってるんだよ。》」
え、嘘っ、でしょ、、、?
だから、慶兄は泣いてたんだ。
慶「俺が悪かったんだ。
鈴がずっと我慢してたことにも
気づかないで、
いつも辛すぎて、きっと、、
それが普通になってたんだと思う。
あの日鈴は限界をとっくに越してた…
鈴の大丈夫を少し信用して
鈴の気持ちを優先してた
医者として無理やりでもするべきだったんだ
でも俺は鈴を幼馴染として見ていた。
診察、、聴診で泣いてしまう……
そんな鈴を見てられなかった。
俺は間違えた判断をしてしまった、
本当にごめん。」
慶兄は何も悪くない。
私はずっと大丈夫と言っていた、
私がいちばん悪い…
それを伝えたくても声が出ないっ
私は知ってた。
どれだけ聴診が大切なのかも。
だからこそ怖かった。
慶兄が私を聴診して、
嫌な結果だったらそれこそ嫌になる。
でも、そのせいで慶兄を気づつけてしまった
慶「発作悪化と疲れ
それが一気に襲いかかってしまったんだよ
これからは厳しくするぞ?
あと約束しよう。」
慶兄は医者の顔になってとっても真剣。
声のトーンが今までとはまるで違う。
約束、、、?
《絶対、嘘はつかないこと。》
慶「辛いのに慣れて
気づいていなかったかもしれない、
でも違和感はあったはずだ。
そんな些細なことでも
俺に言うこと。」
私は小さく(*´-`)コクンと頷いた
後、相談というか、、、
鈴に頑張って欲しいことがあるんだ。
え、、なんだろ。
慶「もう少しで声出せるようになると
思うから1時間後また来るね。」
なんだ、今教えてくれないんだ。
白い天井。
ピッピッと鳴る機会。
手には点滴。
口元には酸素マスク。
時計の秒針がチクタクする音。
それ以外は何も無い個室が
自分の目に映った……
倒れて気を失ったことを思い出した
今何時だろう。。
そう思って時計を見た、
私が病院に来たのは11時頃。
でも時計も11時を指している、、、
(あ、丸一日も寝てたのか……)
そんな事を考えていると
部屋の扉がガラガラと開いた。
鈴「けい、、に、い、、?」
私は最大限出せる声を振り絞った
慶「すずっ!!!」
そんなに、、?
って思った私は慶兄を見る
慶兄は目に涙を浮かべていた。
慶「目が覚めてっ、ほんと、よかった、、、」
たったの一日でしょ?と思いつつ
心配してくれて嬉しいという気持ちもある
慶「喋らなくていいから聞いて欲しい。
あの日、鈴が病院に来た日から、、
《10日以上も経ってるんだよ。》」
え、嘘っ、でしょ、、、?
だから、慶兄は泣いてたんだ。
慶「俺が悪かったんだ。
鈴がずっと我慢してたことにも
気づかないで、
いつも辛すぎて、きっと、、
それが普通になってたんだと思う。
あの日鈴は限界をとっくに越してた…
鈴の大丈夫を少し信用して
鈴の気持ちを優先してた
医者として無理やりでもするべきだったんだ
でも俺は鈴を幼馴染として見ていた。
診察、、聴診で泣いてしまう……
そんな鈴を見てられなかった。
俺は間違えた判断をしてしまった、
本当にごめん。」
慶兄は何も悪くない。
私はずっと大丈夫と言っていた、
私がいちばん悪い…
それを伝えたくても声が出ないっ
私は知ってた。
どれだけ聴診が大切なのかも。
だからこそ怖かった。
慶兄が私を聴診して、
嫌な結果だったらそれこそ嫌になる。
でも、そのせいで慶兄を気づつけてしまった
慶「発作悪化と疲れ
それが一気に襲いかかってしまったんだよ
これからは厳しくするぞ?
あと約束しよう。」
慶兄は医者の顔になってとっても真剣。
声のトーンが今までとはまるで違う。
約束、、、?
《絶対、嘘はつかないこと。》
慶「辛いのに慣れて
気づいていなかったかもしれない、
でも違和感はあったはずだ。
そんな些細なことでも
俺に言うこと。」
私は小さく(*´-`)コクンと頷いた
後、相談というか、、、
鈴に頑張って欲しいことがあるんだ。
え、、なんだろ。
慶「もう少しで声出せるようになると
思うから1時間後また来るね。」
なんだ、今教えてくれないんだ。
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