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嘘はつかない。
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飲まなきゃいけないのは分かってるけど
いざ、薬を目の前にすると
嫌で、嫌で、泣いてしまう……
翔「そういえば、、、
この前渡した薬はどうやって飲んだんだ?」
あ、、、飲んで、、、な、い、、
今この状況でこんな事言ったら
病院連れて行かれるかも、、
それだけは絶対いやっ!
陽「この前は泣かずに飲めた、の、、」
あぁー!嘘ついちゃった、、
翔「へー。ちゃんと飲んだんだ?
さっき後回しにしようとしてた陽菜が?
ふぅーん笑」
え、なんかからかわれてない?
もしかして、、気づいてる、、?
陽「う、うん。」
よし、、これで病院行かなくて済む。
翔「まぁいいや、病院いこ。」
え、え、?いま、なんて、?
病院とか絶対嫌なんだけど、、!
陽「いやだ、、、」
翔「だめだよ?
薬飲めないなら点滴して薬入れなきゃ」
陽「やだ。」
翔「だーめ。行こ?」
陽「絶対いやだ。」
翔「だめ。」
私は絶対譲る気は無いけど、、
翔兄の声のトーンがどんどん低くなってる
これは、医者モードの翔兄が怒る前…
それでも、、病院だけは、、いやだ、!
陽「やだっ!絶対行かない!」
翔「行かないとダメ!
明日学校休んで病院行くからな?」
うわっ、、学校行けないとか最悪……
陽「病院は行かない、、学校に行く。」
翔「じゃあ、言葉にしろ。
゛嫌゛だけじゃ分かんない。
ちゃんと何が嫌なのか自分の言葉で言え。」
陽「病院、、行ったら…
何されるかわかんない、、、から。
怖い、痛いのも嫌だ。だから行きたくない」
翔「じゃあ、明日は点滴だけって約束する
それ以外は何もしない。
痛いのは最小限にする、
その後学校に行かせてやる。どうだ?」
正直点滴だけでもいやだったけど
ここまで私のことを考えてくれたんだから
ちゃんと行かないとね、
陽「ぅん、わかった。
ありがとう。翔兄。」
翔「ん。じゃあ今日は寝な?」
陽「おやすみ。」
。。。
ふぁ~朝か、病院行かなきゃなんだよね
翔「ん~起きた?」
寝起きでこんなかっこいいとか反則。
陽「病院、、いきたくない、」
翔「まーだ言ってんの?
だーめ!」
もう逆らわないでおこう、、、
陽「んーじゃあ早く行こー」
病院が逃れられないなら、
早く終わらせた方がマシ。
翔「んぁ?わかった。朝飯食お」
……
陽「ごちそうさま。美味しかった」
まぁあんま調子良くなくて
3分の1しか食べれてないけど笑
翔「陽菜?体調悪いのか?」
陽「そんなことない、お腹すいてないだけ」
痛いことされたくないしね。
翔「あっそ。じゃ病院行こ。」
私は支度をして
お兄ちゃんの車で病院に行った
翔「ここで待ってて。
俺着替えてくる、すぐ呼ぶから。」
待合室、、まだ患者さんは居ないみたい
すると目の前の診察室から
お兄ちゃんが出てきた
翔「入って。」
あぁ~やだな、
入っちゃったら負けな気がする、、
陽「やだ。」
翔兄は少しムスッとした
翔「やだじゃ分からない。早く入って」
陽「はぁーい」
もう帰りたいな、、
どうせ聴診されるだろうし、点滴もやだ
翔「はーい。じゃあここ座ってね~」
あ、翔兄医者に戻った、、笑(優しいVer.)
翔兄による問診が始まった。
翔「今日は朝ご飯食べれましたか?」
陽「はい、、」
バレる嘘だとわかっていても
何となく嘘をついてしまった
翔「おい、適当に答えんな。」
怒ったバージョンの翔兄だ。。。
陽「あんまり、食べれなかったです」
翔「薬は飲んでいますか?」
陽「はい」
あっ、やば、、つい適当に返しちゃた
翔「いい加減怒るぞ?」
いや、もう怒ってます、お兄様!
陽「飲めてない、、です、、」
翔「いいか?嘘はつくな。
お前が嘘をつけば俺はそれを信じるしかない
俺が居ない時、ご飯を食べれたのか
薬を飲めたのか、陽菜にしか分からない。
わかったか?これは約束だ。
嘘だけはつくな。」
うっ、、痛いところ突かれた、
後が怖くて嘘をついてしまう私の悪い癖。
翔「返事は?」
陽「はい。約束します。」
いざ、薬を目の前にすると
嫌で、嫌で、泣いてしまう……
翔「そういえば、、、
この前渡した薬はどうやって飲んだんだ?」
あ、、、飲んで、、、な、い、、
今この状況でこんな事言ったら
病院連れて行かれるかも、、
それだけは絶対いやっ!
陽「この前は泣かずに飲めた、の、、」
あぁー!嘘ついちゃった、、
翔「へー。ちゃんと飲んだんだ?
さっき後回しにしようとしてた陽菜が?
ふぅーん笑」
え、なんかからかわれてない?
もしかして、、気づいてる、、?
陽「う、うん。」
よし、、これで病院行かなくて済む。
翔「まぁいいや、病院いこ。」
え、え、?いま、なんて、?
病院とか絶対嫌なんだけど、、!
陽「いやだ、、、」
翔「だめだよ?
薬飲めないなら点滴して薬入れなきゃ」
陽「やだ。」
翔「だーめ。行こ?」
陽「絶対いやだ。」
翔「だめ。」
私は絶対譲る気は無いけど、、
翔兄の声のトーンがどんどん低くなってる
これは、医者モードの翔兄が怒る前…
それでも、、病院だけは、、いやだ、!
陽「やだっ!絶対行かない!」
翔「行かないとダメ!
明日学校休んで病院行くからな?」
うわっ、、学校行けないとか最悪……
陽「病院は行かない、、学校に行く。」
翔「じゃあ、言葉にしろ。
゛嫌゛だけじゃ分かんない。
ちゃんと何が嫌なのか自分の言葉で言え。」
陽「病院、、行ったら…
何されるかわかんない、、、から。
怖い、痛いのも嫌だ。だから行きたくない」
翔「じゃあ、明日は点滴だけって約束する
それ以外は何もしない。
痛いのは最小限にする、
その後学校に行かせてやる。どうだ?」
正直点滴だけでもいやだったけど
ここまで私のことを考えてくれたんだから
ちゃんと行かないとね、
陽「ぅん、わかった。
ありがとう。翔兄。」
翔「ん。じゃあ今日は寝な?」
陽「おやすみ。」
。。。
ふぁ~朝か、病院行かなきゃなんだよね
翔「ん~起きた?」
寝起きでこんなかっこいいとか反則。
陽「病院、、いきたくない、」
翔「まーだ言ってんの?
だーめ!」
もう逆らわないでおこう、、、
陽「んーじゃあ早く行こー」
病院が逃れられないなら、
早く終わらせた方がマシ。
翔「んぁ?わかった。朝飯食お」
……
陽「ごちそうさま。美味しかった」
まぁあんま調子良くなくて
3分の1しか食べれてないけど笑
翔「陽菜?体調悪いのか?」
陽「そんなことない、お腹すいてないだけ」
痛いことされたくないしね。
翔「あっそ。じゃ病院行こ。」
私は支度をして
お兄ちゃんの車で病院に行った
翔「ここで待ってて。
俺着替えてくる、すぐ呼ぶから。」
待合室、、まだ患者さんは居ないみたい
すると目の前の診察室から
お兄ちゃんが出てきた
翔「入って。」
あぁ~やだな、
入っちゃったら負けな気がする、、
陽「やだ。」
翔兄は少しムスッとした
翔「やだじゃ分からない。早く入って」
陽「はぁーい」
もう帰りたいな、、
どうせ聴診されるだろうし、点滴もやだ
翔「はーい。じゃあここ座ってね~」
あ、翔兄医者に戻った、、笑(優しいVer.)
翔兄による問診が始まった。
翔「今日は朝ご飯食べれましたか?」
陽「はい、、」
バレる嘘だとわかっていても
何となく嘘をついてしまった
翔「おい、適当に答えんな。」
怒ったバージョンの翔兄だ。。。
陽「あんまり、食べれなかったです」
翔「薬は飲んでいますか?」
陽「はい」
あっ、やば、、つい適当に返しちゃた
翔「いい加減怒るぞ?」
いや、もう怒ってます、お兄様!
陽「飲めてない、、です、、」
翔「いいか?嘘はつくな。
お前が嘘をつけば俺はそれを信じるしかない
俺が居ない時、ご飯を食べれたのか
薬を飲めたのか、陽菜にしか分からない。
わかったか?これは約束だ。
嘘だけはつくな。」
うっ、、痛いところ突かれた、
後が怖くて嘘をついてしまう私の悪い癖。
翔「返事は?」
陽「はい。約束します。」
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