お兄ちゃんはお医者さん!?

すず。

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兄妹

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翔「あ、うん。」



(ダメだよな、兄妹なんだし、、)







陽菜side



宿題教えて欲しいんだよねー、





陽「翔にぃー!!こっち来て!」



翔「あ、うん。」



陽「ねぇ、この問題わかるー?」



流石に難しかったかな、、、?



翔「ははっこれ簡単な方法教えてやろうか?」



えっ、分かるの、頭いいんだ
まぁお医者さんだしね。


陽「どーやるの?」



翔「ここをこうして...」



めっちゃ分かりやすい。

てか、知ってたけど
真横で見るとほんとにかっこいい…



陽「おぉすごい!ありがとう!!」



翔「いいえーどういたしまして。
いつでも聞いてー」






しばらく時間が経って
お父さん達が帰ってくる時間になった。



父「ただいまー」


陽「おかえりー!」




私たちは4人で食事をした。






お父さんは突然口を開いた




父「陽菜、翔平くん。話があるんだ、、




俺と佳奈さん(翔平母)は職場で出会ったんだ






実は海外に行くことになった。2人で。」



陽「どのぐらい?」



翔母「それがね、ずっとなの。
たまに戻ってくることは出来るけど
だからね、陽菜ちゃん。
翔平と二人で暮らして欲しいの。」




ずっと、か、、、

まぁ予想はしてたけど。
翔兄と二人か、



翔「陽菜ちゃん?大丈夫?
俺はいいんだけど。」



ここで3人を困らせる訳には行かない



陽「うん!いいよ!」




父「ありがとう。
急なんだけど1週間後には海外に行くんだ。
住む場所はどうする??
ここ住むなら契約したままにするけど、」



んー、思入れあんまりないし
子供の私が決めれないな。



陽「お兄ちゃん決めてよ。」





翔「陽菜ちゃん。
俺実は一人暮らししてるんだ、
俺の家に引っ越して来ないか?」




あ、一人暮らししてたんだ。
私が行って迷惑じゃないのかな、



陽「うん。そうする。」









あっという間に1週間が経った。


私は空港まで見送りに来ていた、


陽「じゃあ、頑張ってね!」


父「おう!
ちゃんと翔平くんの言うこと聞けよ?」



陽「うん。」



私はそう言ってお父さんと別れた。








あ!!!

1週間前約束した病院忘れてた、、



怒られちゃうかな。



とりあえず電話、、、って!!



連絡先知らない……



病院に掛けよ。。


陽『すいません、高橋先生いますか?』


お兄ちゃんは書類とか面倒だから
苗字は変えなかったらしい。


翔「はい。お電話変わりました。」



あ、翔兄の声だ。




陽「お兄ちゃん、?」




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