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日記
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時は星河がメールを受け取る数十分前、知恵は郷土資料館の地下隠し部屋にいた。
「今更見つかるなんて、もっと早くに見つかっていれば」
悔しそうに知恵は呟く、その手には一冊のノートブックがあった。革で装丁されたやや厚みのある日記帳だ。山田邦夫の日記だった。この地下隠し部屋の隅に隠されるように置いてあった。
20××年 8月1日 日に日に三途の川の水量がおちてきている。原因はわからない、水があるうちに知恵ちゃんを助けられて良かった。もしかしたらこの川自体の寿命が尽きかけているのではないかと推測する。知恵ちゃんは聡明で誠実な良い娘だ。私の後を継いでこの三途の川の管理を任せるのは彼女が適任だと思う。
日記の日付は六年程前、もう遠い昔の事の様に思う。知恵はうっすらとにじみ出た涙を拭った。優しかった邦夫の笑顔が思い出され、胸が締め付けられ、鼻の奥がツンとする。
8月2日 この水は多分邪神が張った罠なのだろうと私は考える。知恵ちゃんの様に難病の人間が助かることもある。この助かることもあるというのが罠なのだ。飲んだ人間が軒並み全て食屍鬼になるとしたらこれほどこの水が有難がられることは無かったろう、助かることもあるが鬼になることもある。これが何百年もの間食屍鬼が現れ続けた理由なのだろう。
この川を創り出したのは無貌の邪神だと思われる。無貌の邪神とは古くはエジプトやローマにも表れたとされる邪神だ。人間が水を求めて右往左往したり、鬼になって苦しみながら血を求める様を高みから笑いながら眺めているんだろう。
川の召喚の触媒になっている夜見山神社のご神体の石を処分してしまうことも考えた。しかしこの水で知恵ちゃんの様に救済される人間もいるのだと思うとどうしても処分できなかった。
何より私自身がこの川と幻夢境の秘密を解き明かしたかった。そのためにもこのご神体は必要なのだ。
8月7日 下流の水位がだいぶ落ちてきた。上流の方ではまだ水があるが、明らかに勢いは無い。もっと上流の方や源流を突き止めたかったが、方位磁針も利かずGPSさえ何の役にも立たない場所で、あまり奥まで行くと帰れなくなる可能性がある。そもそもここは地球上にある場所じゃあない、ほぼ間違えなく幻夢境のどこかだ。危険なクリーチャーや邪悪な落とし子と遭遇する可能性もある。ミスカトニック大学で調査隊を組んで川を調べないかと誘いを受けた。迷ったが断わることにした。ミスカトニック大学とこれ以上関わるのは止めにしようかと思う、彼らは川の管理の主導権を握りたがっている。渡してしまったらどんなことになるか予測がつかない。
9月4日 夜見山神社の社からご神体の石を取り外してもう一月近く経つ、これで洞窟へは近づけないはずだ。川の様子が気になるが今は動くことができない。先日ついにミスカトニック大学の調査隊が引き上げた。これ以上調査をしても三途の川は発見できないと結論付けたのだろう。これで私の研究成果もそのほとんどが事実ではないと疑われる結果となってしまった。これで世間的には夜見の里の伝説はたわいもない御伽噺と見られることになる。歯がゆかったが水が悪用されるよりずっとましだ。
9月5日 今日からまた三途の川の調査を開始する。相変わらず以前より川の水が少なくなっている。水を保存できないか試しているのだが結果は芳しくない、どんなに密封性の高い容器に保存しても三日ほどで水は消えてしまう、蒸発とはまた違う現象の様だ。現世では水そのものの存在が安定しないと仮説を立ててみた。試しに密封性の高いふたつの容器を用意した。それぞれに三途の川の水を入れ、ひとつは現世に持ち帰りもうひとつは川のそばに置いておいた。三日後現世に持ち帰った水が消えてしまった。それから川のそばの容器を回収に行ってみる、水は消えずそのまま容器の中に残っていた。
どうやら私の仮説もあながち間違えではないようだ。話は変わるがこの実験の時に誰かに後をつけられたようだ。夜見山神社の分社に設置してあった防犯カメラに誰か写っている。帽子を目深にかぶっていて人相は分からない。ミスカトニック大学の関係者がまだ諦めていなかったのだろうか? 幸いこの時は洞窟まではつけられていなかったようで、洞窟にあった足跡は全て私のものだった。相手の正体がわかるまで調査の時は気を付けることにしよう。
9月6日 守本悟志がステージⅣの癌であることがわかった。あいつはとても良い奴だった本当の優しさを知っている。単に私の研究のスポンサーであっただけではなく、友人として奴の人柄を尊敬していた。もちろん助けたい、ただ末期癌を治療できるほど水を与えてしまったらほぼ確実に食屍鬼化は免れない。そうなってしまったら血と人肉に対する欲求に苛まされ、そして、一度人肉を口にしたら最後血の乾きから逃れるすべはない。食屍鬼化してしまったら屍鬼切りで始末するほかはない、できれば悟志の首を落とすようなことはしたくない。しかしまず知恵ちゃんに与えたコップ一杯程度の水を飲ませてみることにする。
9月10日 水の効果が出たらしく、激しく訴えていた末期癌の痛みが緩和されたようだ。だがすでに、手遅れであることは変わらないようだ。後は少しずつ水を与えて痛みを緩和しながら最後を看取ろうと思う。しかしもっと早くに癌を発見できていればと思わずにはいられない。私も、悟志も仕事に打ち込むあまり、自分や周囲もあまり顧みることが無かった、そのツケが来たのかもしれない。
そこまで読んだところで知恵は顔を上げた。悟志は山田邦夫の死後、かなり蓄えてあった財産を全て奥さんに譲り、離婚してホームレスになった。本人は仕事そして人生にも疲れたからだと周囲にこぼしていたが、おそらくこのまま奥さんと暮らしていたらその人肉食への欲望を押さえきれないと思ったのだろう。
ホームレスになって生きたこの何年の間に、彼は何を思いながら過ごしたのだろう。噂では彼はホームレスになってから他人を遠ざけて暮らしていたという、周囲の友人たちは彼の事をかなり心配して、幾人もの人が彼の悩みを聞き出そうとしたらしい、しかし悟志はそういった友人たちからも距離を取ったと聞く。その心の隙間にすっと入り込んでしまった女の子がいた、それが優心だ。悟志と彼女がにこやかに会話を交わしていた姿は、近隣住民に度々目撃されている。
優心は色んな人間の心を掴む不思議な才能をもった女の子だった。近隣の農家のお爺ちゃんお婆ちゃんをはじめ、小中高校生からホームレスまで、老若男女とにかく色んな友人がいるそんな人物だった。
9月12日 悟志がまた水を求めてきた。もうかなり食屍鬼化が進んできている。腐りかけている肉を生で食べているところを見てしまった。身体が大きく膨張していた、私に気が付くと正気を取り戻し元の姿に戻った。どうやら悟志は食屍鬼化しても元の人間の姿に戻れるらしい。食屍鬼化させたら一番被害が大きくなるタイプだ。迷った末水の提供を断った。このまま水を飲めば鬼になってしまうことを告げた。悟志はただ茫然として「そうか」とだけ答えた。
9月15日 洞窟で未知のクリーチャーに遭遇した。久しぶりの出来事だ。幻夢境の食屍鬼がさらに水を飲んで変異したものらしかった。だが正体は分からない、討伐したが屍鬼切りのエネルギーをかなり消耗してしまった。数日は屍鬼切りを休ませなければならない。悟志がまた痛みを訴えた、もう麻酔も効かないようだ。もう少し水を飲ませるか、しかし屍鬼切りを持たず洞窟に行くのは危険かもしれない、どうするべきか迷う。
そこで日記は途絶えていた。もう悟志と会う時間だ、知恵はメールを送信した。
「今更見つかるなんて、もっと早くに見つかっていれば」
悔しそうに知恵は呟く、その手には一冊のノートブックがあった。革で装丁されたやや厚みのある日記帳だ。山田邦夫の日記だった。この地下隠し部屋の隅に隠されるように置いてあった。
20××年 8月1日 日に日に三途の川の水量がおちてきている。原因はわからない、水があるうちに知恵ちゃんを助けられて良かった。もしかしたらこの川自体の寿命が尽きかけているのではないかと推測する。知恵ちゃんは聡明で誠実な良い娘だ。私の後を継いでこの三途の川の管理を任せるのは彼女が適任だと思う。
日記の日付は六年程前、もう遠い昔の事の様に思う。知恵はうっすらとにじみ出た涙を拭った。優しかった邦夫の笑顔が思い出され、胸が締め付けられ、鼻の奥がツンとする。
8月2日 この水は多分邪神が張った罠なのだろうと私は考える。知恵ちゃんの様に難病の人間が助かることもある。この助かることもあるというのが罠なのだ。飲んだ人間が軒並み全て食屍鬼になるとしたらこれほどこの水が有難がられることは無かったろう、助かることもあるが鬼になることもある。これが何百年もの間食屍鬼が現れ続けた理由なのだろう。
この川を創り出したのは無貌の邪神だと思われる。無貌の邪神とは古くはエジプトやローマにも表れたとされる邪神だ。人間が水を求めて右往左往したり、鬼になって苦しみながら血を求める様を高みから笑いながら眺めているんだろう。
川の召喚の触媒になっている夜見山神社のご神体の石を処分してしまうことも考えた。しかしこの水で知恵ちゃんの様に救済される人間もいるのだと思うとどうしても処分できなかった。
何より私自身がこの川と幻夢境の秘密を解き明かしたかった。そのためにもこのご神体は必要なのだ。
8月7日 下流の水位がだいぶ落ちてきた。上流の方ではまだ水があるが、明らかに勢いは無い。もっと上流の方や源流を突き止めたかったが、方位磁針も利かずGPSさえ何の役にも立たない場所で、あまり奥まで行くと帰れなくなる可能性がある。そもそもここは地球上にある場所じゃあない、ほぼ間違えなく幻夢境のどこかだ。危険なクリーチャーや邪悪な落とし子と遭遇する可能性もある。ミスカトニック大学で調査隊を組んで川を調べないかと誘いを受けた。迷ったが断わることにした。ミスカトニック大学とこれ以上関わるのは止めにしようかと思う、彼らは川の管理の主導権を握りたがっている。渡してしまったらどんなことになるか予測がつかない。
9月4日 夜見山神社の社からご神体の石を取り外してもう一月近く経つ、これで洞窟へは近づけないはずだ。川の様子が気になるが今は動くことができない。先日ついにミスカトニック大学の調査隊が引き上げた。これ以上調査をしても三途の川は発見できないと結論付けたのだろう。これで私の研究成果もそのほとんどが事実ではないと疑われる結果となってしまった。これで世間的には夜見の里の伝説はたわいもない御伽噺と見られることになる。歯がゆかったが水が悪用されるよりずっとましだ。
9月5日 今日からまた三途の川の調査を開始する。相変わらず以前より川の水が少なくなっている。水を保存できないか試しているのだが結果は芳しくない、どんなに密封性の高い容器に保存しても三日ほどで水は消えてしまう、蒸発とはまた違う現象の様だ。現世では水そのものの存在が安定しないと仮説を立ててみた。試しに密封性の高いふたつの容器を用意した。それぞれに三途の川の水を入れ、ひとつは現世に持ち帰りもうひとつは川のそばに置いておいた。三日後現世に持ち帰った水が消えてしまった。それから川のそばの容器を回収に行ってみる、水は消えずそのまま容器の中に残っていた。
どうやら私の仮説もあながち間違えではないようだ。話は変わるがこの実験の時に誰かに後をつけられたようだ。夜見山神社の分社に設置してあった防犯カメラに誰か写っている。帽子を目深にかぶっていて人相は分からない。ミスカトニック大学の関係者がまだ諦めていなかったのだろうか? 幸いこの時は洞窟まではつけられていなかったようで、洞窟にあった足跡は全て私のものだった。相手の正体がわかるまで調査の時は気を付けることにしよう。
9月6日 守本悟志がステージⅣの癌であることがわかった。あいつはとても良い奴だった本当の優しさを知っている。単に私の研究のスポンサーであっただけではなく、友人として奴の人柄を尊敬していた。もちろん助けたい、ただ末期癌を治療できるほど水を与えてしまったらほぼ確実に食屍鬼化は免れない。そうなってしまったら血と人肉に対する欲求に苛まされ、そして、一度人肉を口にしたら最後血の乾きから逃れるすべはない。食屍鬼化してしまったら屍鬼切りで始末するほかはない、できれば悟志の首を落とすようなことはしたくない。しかしまず知恵ちゃんに与えたコップ一杯程度の水を飲ませてみることにする。
9月10日 水の効果が出たらしく、激しく訴えていた末期癌の痛みが緩和されたようだ。だがすでに、手遅れであることは変わらないようだ。後は少しずつ水を与えて痛みを緩和しながら最後を看取ろうと思う。しかしもっと早くに癌を発見できていればと思わずにはいられない。私も、悟志も仕事に打ち込むあまり、自分や周囲もあまり顧みることが無かった、そのツケが来たのかもしれない。
そこまで読んだところで知恵は顔を上げた。悟志は山田邦夫の死後、かなり蓄えてあった財産を全て奥さんに譲り、離婚してホームレスになった。本人は仕事そして人生にも疲れたからだと周囲にこぼしていたが、おそらくこのまま奥さんと暮らしていたらその人肉食への欲望を押さえきれないと思ったのだろう。
ホームレスになって生きたこの何年の間に、彼は何を思いながら過ごしたのだろう。噂では彼はホームレスになってから他人を遠ざけて暮らしていたという、周囲の友人たちは彼の事をかなり心配して、幾人もの人が彼の悩みを聞き出そうとしたらしい、しかし悟志はそういった友人たちからも距離を取ったと聞く。その心の隙間にすっと入り込んでしまった女の子がいた、それが優心だ。悟志と彼女がにこやかに会話を交わしていた姿は、近隣住民に度々目撃されている。
優心は色んな人間の心を掴む不思議な才能をもった女の子だった。近隣の農家のお爺ちゃんお婆ちゃんをはじめ、小中高校生からホームレスまで、老若男女とにかく色んな友人がいるそんな人物だった。
9月12日 悟志がまた水を求めてきた。もうかなり食屍鬼化が進んできている。腐りかけている肉を生で食べているところを見てしまった。身体が大きく膨張していた、私に気が付くと正気を取り戻し元の姿に戻った。どうやら悟志は食屍鬼化しても元の人間の姿に戻れるらしい。食屍鬼化させたら一番被害が大きくなるタイプだ。迷った末水の提供を断った。このまま水を飲めば鬼になってしまうことを告げた。悟志はただ茫然として「そうか」とだけ答えた。
9月15日 洞窟で未知のクリーチャーに遭遇した。久しぶりの出来事だ。幻夢境の食屍鬼がさらに水を飲んで変異したものらしかった。だが正体は分からない、討伐したが屍鬼切りのエネルギーをかなり消耗してしまった。数日は屍鬼切りを休ませなければならない。悟志がまた痛みを訴えた、もう麻酔も効かないようだ。もう少し水を飲ませるか、しかし屍鬼切りを持たず洞窟に行くのは危険かもしれない、どうするべきか迷う。
そこで日記は途絶えていた。もう悟志と会う時間だ、知恵はメールを送信した。
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