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聖婚♡ エッチシーンカット版

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 異世界グレイルの宿に当摩と神奈が二人でいた。
 いつもの連れ込み宿の十倍以上の料金がかかる、超高級ホテルだ。
 内装や家具も美しく、いかにもな高級感があり、室内は空調魔法で快適に保たれていた。
 まず神奈がお風呂を使ってバスローブを着て、次に当摩がお風呂に入った。スケベ椅子を使って一人で肛門まで綺麗に洗った。
(う~ん、お風呂一緒に入ろうって言いそびれちゃったな)

 なんとなく部屋に入るやいなや、「じゃ、わたしからお風呂入るわね」と言われ、「うん、次でいいよ」と答えてしまった。
 脱衣所で綺麗に洗った身体の水をふき取り、部屋へ戻る。

 二人お揃いのバスローブ姿でご対面して、当摩が言った。

「神奈ちゃん緊張してる?」
「そうね……エッチの知識はあるけど、処女膜が破れるときどのくらい痛いのかもわからないし、そしてセックスがどのくらい気持ちいいのかもわからないものね」
現実世界リアルじゃないから避妊の必要もないし、エッチはリードするから、神奈ちゃんは儀式に集中して」
「ええ、そうさせてもらうわ」

 ジェシカからもらった杏子のシロップを炭酸水で割ったジュースを二人で飲んでいた。
 神奈はどこかぽわっとした表情をしていて、潤んだ瞳で当摩を見ている。
(うう……めちゃめちゃ可愛い)

 神奈の黒髪はいつ見ても美しい、艶があって宝石を溶かして作ったような見事な髪だった。
 魔術に使う香の匂いがする。常普段の魔術のせいで身体に香の匂いが染みこんでいるのだ。
 
 そして微かに香る甘い体臭、チーズの匂いの処女臭が香ってきてドキリとした。
 処女臭がするということは神奈がもう微かに濡れているということだ。

「キスからはじめるのがいいのかしら?」
「あっ、そうだね。キスキス」
「ファーストキスなんだからちゃんとして」
 神奈がピシャリと言うと、当摩は背筋を伸ばして「はいっ!」と答えた。

「うん……まあいいわ……キスはもちろん大人のディープキスよ」
 そっと神奈が唇を寄せてくる。シャンプーの甘い匂いがして、目を閉じた神奈の睫毛まつげがとても長いことにいまさらながら気が付く、着け睫毛なんかじゃなく本物だ。

 唇が触れ合う、絹のようになめらかな粘膜の感触、プリプリと柔らかく、キスにも良いがフェラチオにも良さそうだ。
「ん、ぷちゅ……ちゅるる……ぶちゅっ……ちゅる……ぷはぁ」
(やっぱり女の子の舌は柔らかいな……杏子風味の唾液が甘くて)

 ひとしきり舌を絡めて大人のキスをした。
 顔を離すと銀色の唾液の橋ができて、ぷつりと切れた。
「まずはファーストキス、卒業だねおめでとう」
 神奈は少し恥ずかしそうにしていた。

 …………
 ……
 淫紋を刻みしっかりと性魔術をした。神奈の身体は震えがくるほど綺麗で、そのエッチはまるで夢物語のようだった。

「あっ♡ 凄いっ♡ まだ……余韻がする♡」
 神奈が汗をかき、トロンとした瞳でこっちを見ている。その表情、実にエロティック。
「あ……淫紋光ってるね」
「ええ、儀式は完了。これでわたしも一人前の魔女よ」
「今でさえ凄いのに、さらにパワーアップするの?」
 ちょっとビビってしまう。ただでさえ隕石は落とすわ、バスターランチャーは撃つわと桁外れの所業を見てきたのでなおさらだ。

「聖婚をしたってすぐに魔力が爆上がりとかするわけじゃないのよ。ただ聖婚しないと使えない幾つかの上位魔術や性魔術が使えるようになるのは大きいわね」
「そ、そうなんだ……。俺のほうはけっこう魔力も増えた感じがするけどね」
「それはそうよ。魔女の破瓜血よ。魔力のかたまりみたいなものよ」
「そんなありがたいオマ〇コだったとは」
 ありがたやありがたやと神奈の秘部に頭を下げ手を合わせた。それを見て神奈は時々見せるドヤ顔で微笑んだ。

 そして湯上りより上気して、汗ばんだエロい神奈の身体を見て、また当摩の逸物が大きくなった。
「あれだけ出してまだ物足りないのね」
 神奈は次にドッグスタイルで尻を上げ、当摩を誘う。
「今度は後ろから獣みたいに犯して」
「う、うん」
 ペニスが再びガチガチに勃起する。

 セカンドバージンもキツキツだった。
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