1 / 41
その少女、魔女につき
しおりを挟む
キラキラと春の陽気が温かいショッピングモール。平和なオープンカフェの一画で銃声が甲高く鳴り響き、血と脳漿が飛び散った。
辺りはあっという間にパニックに陥る。浜屋当摩は次の瞬間、渦中の中心に飛び込んで叫んだ。
「ダメだ!!! 神奈ちゃん!!!」
※
時を遡ること十数分まえ、当摩はイタリアンジェラートなどをパクつきながら、ぶらぶらとショッピングモールをうろついていた。
今日は休日、買い物目的ではなく映画を見にきたのだ。VRMMOを扱ったその映画はとても面白かった。
当摩はすでに原作小説を読んでいたので話の筋書きは知っていたが、お気に入り声優さんの熱演やアニメスタッフの作画力の高さに感激し、しばし感激に浸りながら映画館を後にしてその足ですぐにイタリアンジェラートを買った。
「えっと……トリプルジェラートをカップで、そんでアップルパイ、濃厚ミルク、ピスタチオでお願いします」
綺麗な色とりどりのジェラートを受け取るとさっそく一口食べる。
(う……美味い)
目力全開でスクリーンを凝視していたので、頭も疲れていた。そこに糖分が優しく沁み込んできた。
お店のウィンドウへ設けられた鑑に自分の姿が映っている。顔立ちは至って平凡、短く刈り込んだ頭のせいでよく野球部に間違えられる。スクールカーストは中の中。別に不満はない。ただ少し平凡すぎる自分の小市民的な性格を変えたいと思うことも多々ある。
思い立って漫画を描いてみたり、小説を書いてみたり、歌ってみたりもしてみたが、どれも長くは続かなかった。
そのうちゲームをはじめて、まあ俺はこんなもんか、と妙に納得してしまう。しかしジェラートは美味い。別に人生それだけで十分だと思った。
しばし平和なひと時を満喫していると、突然怒鳴り声が聞こえる。
「おい姉ちゃん、だれの許可を得てここで商売しとるんじゃ! 魔術関係の仕事をわしらの許可なしでやるとはいい度胸してるなぁ!」
見ると占い師のお姉ちゃんが、三人のたぶん新興宗教関係のヤクザっぽい男達に囲まれている。
いまから二十年以上前の千九百九十九年十二月に起こった魔術革命以降、オカルトは冗談ではなく人類社会を構成する重要要素となっていた。
一部の指定暴力団がシマを魔術関係に変え、怪しげな新興宗教を立てその手の仕事を裏で取りしきっているのは周知の事実だ。もちろん魔術の世界が皆そんなではないんだが。
なまじ『本物』があるせいで、偽の魔術も多いのだ。
「誰の許可って、私はこのショッピングモールの責任者にちゃんと許可を取って占いをしているのよ。あなたたちになんの権限があるのかしら」
聞き覚えのある声、そしてその顔。超が付くほどのド美人で切れ長の美しいアイラインに整った小鼻、艶やかな唇、一度聞いたら忘れられないその美声。長く美しい黒髪は腰ほどまである。白と紫を基調にした巫女っぽい貫頭衣と袴のようなものを着ている。どことなく卑弥呼を連想させるような格好だ。
クラスメイトの黒崎神奈だった。
途端に当摩の顔が青ざめる。
「あのヤクザ、命がいらないのか?」
黒崎神奈は二代目『黒の魔女』世界でも数十人しか確認されていない、本物の魔術『大魔術』の使い手なのだ。
「よく見りゃ姉ちゃん、メチャメチャ美人だな。こんなところで占いなんかしてないでちょっとAVに出てみんか?」
「うっとおしいわね、もういいわ」
それだけ告げると神奈は指をパチンと鳴らした。直後、神奈の目が微かに赤く光る、たったそれだけでその場の空気が変わった。
「銃をもっているそこのあなた」
他の男より頭ひとつ背が高く、がっしりとした体格をした、いかにも荒事が得意そうな男に神奈は声をかける。
「そちらの男を撃ち殺して」
三人の中では一番下っ端に見える背の低い男を神奈が指さすと。
大男は無言で拳銃を懐から出し、背の低い男の頭を撃ち抜いた。
パーンッ! と花火のような甲高い銃声がなり、スイカが破裂したような赤い中身を吹きだして三下男は絶命した。
「それが済んだら自害なさい」
続く神奈の一声で、大男は口に銃を突っこんで引き金を引いた。再度の悪夢のような光景に当摩は本当に肝を冷やした。
「さて、あなたはどうやって殺してあげようかしら」
普段は相当な強面で通っているのだろうリーダー格の男はあまりに突然の出来事に、顔を真っ白にして凍りついた。
反射的に、そう、本当に反射的に当摩は神奈の前へ飛びだした。叫び声をあげて。
「ダメだってっ! 神奈ちゃん! 殺しちゃダメだっ‼」
神奈は心底嫌そうな顔をすると、当摩をゴミを見るような表情で見た。
「あなた誰? こっちは忙しいのよ」
睨めつける美貌には異様な迫力があった。
「ぐわっ! 心が折れそうな一言だな、学園でずっと同じクラスだったろうが、浜屋当摩だよ」
「知らないわ、部外者は黙っていて、今そこのチンピラに相応しい最高の死にざまで死ぬ呪いをかけるところなんだから」
「ひっ! ひぃっ!」
男はその場にへたりこみ失禁した。
「だからっ! ダメだって‼」
「うるさい、黙りなさい」
再度、神奈の目が光る。
「イヤだっ! 黙らないっ!」
神奈が目を見開く、そのまま数秒、二人は見つめあった。
すると神奈の瞳からポロリポロリと涙がこぼれる。
「あなただったの……」
「えっ……?」
(な、なんだこのリアクション、ていうかなぜガチで泣いてるんだ)
「もういいわ、そこのチンピラは助けてあげる。すぐに私の前から消えて」
「まっ! 魔女だぁっ!」
足をもつれさせながらも男は全力疾走で走り去って行った。
涙を拭うこともせず、神奈はオープンカフェの椅子に座り直すと、優雅な手つきでブレンドコーヒーを一口飲んだ。
当摩は「飲んどる場合かぁ~!」と某人気漫画のナチス将校のようにやってみたかったが、そんな勇気は出なかった。
神奈がもう一度パチンと指を鳴らすと、辺りを包んでいた異様な雰囲気は一瞬で無散した。
見れば大男と小男はう~んと唸りをあげ、完全に失神していた。そこにはもう血や脳漿は無かった。
「初めから……幻術だったのか……」
「あなた、私がむやみに人の命を奪うような人間だと考えていたのかしら?」
「えっ? いや……その」
「ジェラート……溶けてるわよ」
言われて見てみれば確かに手には食べかけのジェラート。こんなものを持ったまま修羅場に乱入していたのか。
「まあ、いいわ……少しあなたに話があるから付き合いなさい」
それだけ言うと、飲み終わったコーヒーのカップをソーサーに置き立ちあがって歩き出した。
辺りはあっという間にパニックに陥る。浜屋当摩は次の瞬間、渦中の中心に飛び込んで叫んだ。
「ダメだ!!! 神奈ちゃん!!!」
※
時を遡ること十数分まえ、当摩はイタリアンジェラートなどをパクつきながら、ぶらぶらとショッピングモールをうろついていた。
今日は休日、買い物目的ではなく映画を見にきたのだ。VRMMOを扱ったその映画はとても面白かった。
当摩はすでに原作小説を読んでいたので話の筋書きは知っていたが、お気に入り声優さんの熱演やアニメスタッフの作画力の高さに感激し、しばし感激に浸りながら映画館を後にしてその足ですぐにイタリアンジェラートを買った。
「えっと……トリプルジェラートをカップで、そんでアップルパイ、濃厚ミルク、ピスタチオでお願いします」
綺麗な色とりどりのジェラートを受け取るとさっそく一口食べる。
(う……美味い)
目力全開でスクリーンを凝視していたので、頭も疲れていた。そこに糖分が優しく沁み込んできた。
お店のウィンドウへ設けられた鑑に自分の姿が映っている。顔立ちは至って平凡、短く刈り込んだ頭のせいでよく野球部に間違えられる。スクールカーストは中の中。別に不満はない。ただ少し平凡すぎる自分の小市民的な性格を変えたいと思うことも多々ある。
思い立って漫画を描いてみたり、小説を書いてみたり、歌ってみたりもしてみたが、どれも長くは続かなかった。
そのうちゲームをはじめて、まあ俺はこんなもんか、と妙に納得してしまう。しかしジェラートは美味い。別に人生それだけで十分だと思った。
しばし平和なひと時を満喫していると、突然怒鳴り声が聞こえる。
「おい姉ちゃん、だれの許可を得てここで商売しとるんじゃ! 魔術関係の仕事をわしらの許可なしでやるとはいい度胸してるなぁ!」
見ると占い師のお姉ちゃんが、三人のたぶん新興宗教関係のヤクザっぽい男達に囲まれている。
いまから二十年以上前の千九百九十九年十二月に起こった魔術革命以降、オカルトは冗談ではなく人類社会を構成する重要要素となっていた。
一部の指定暴力団がシマを魔術関係に変え、怪しげな新興宗教を立てその手の仕事を裏で取りしきっているのは周知の事実だ。もちろん魔術の世界が皆そんなではないんだが。
なまじ『本物』があるせいで、偽の魔術も多いのだ。
「誰の許可って、私はこのショッピングモールの責任者にちゃんと許可を取って占いをしているのよ。あなたたちになんの権限があるのかしら」
聞き覚えのある声、そしてその顔。超が付くほどのド美人で切れ長の美しいアイラインに整った小鼻、艶やかな唇、一度聞いたら忘れられないその美声。長く美しい黒髪は腰ほどまである。白と紫を基調にした巫女っぽい貫頭衣と袴のようなものを着ている。どことなく卑弥呼を連想させるような格好だ。
クラスメイトの黒崎神奈だった。
途端に当摩の顔が青ざめる。
「あのヤクザ、命がいらないのか?」
黒崎神奈は二代目『黒の魔女』世界でも数十人しか確認されていない、本物の魔術『大魔術』の使い手なのだ。
「よく見りゃ姉ちゃん、メチャメチャ美人だな。こんなところで占いなんかしてないでちょっとAVに出てみんか?」
「うっとおしいわね、もういいわ」
それだけ告げると神奈は指をパチンと鳴らした。直後、神奈の目が微かに赤く光る、たったそれだけでその場の空気が変わった。
「銃をもっているそこのあなた」
他の男より頭ひとつ背が高く、がっしりとした体格をした、いかにも荒事が得意そうな男に神奈は声をかける。
「そちらの男を撃ち殺して」
三人の中では一番下っ端に見える背の低い男を神奈が指さすと。
大男は無言で拳銃を懐から出し、背の低い男の頭を撃ち抜いた。
パーンッ! と花火のような甲高い銃声がなり、スイカが破裂したような赤い中身を吹きだして三下男は絶命した。
「それが済んだら自害なさい」
続く神奈の一声で、大男は口に銃を突っこんで引き金を引いた。再度の悪夢のような光景に当摩は本当に肝を冷やした。
「さて、あなたはどうやって殺してあげようかしら」
普段は相当な強面で通っているのだろうリーダー格の男はあまりに突然の出来事に、顔を真っ白にして凍りついた。
反射的に、そう、本当に反射的に当摩は神奈の前へ飛びだした。叫び声をあげて。
「ダメだってっ! 神奈ちゃん! 殺しちゃダメだっ‼」
神奈は心底嫌そうな顔をすると、当摩をゴミを見るような表情で見た。
「あなた誰? こっちは忙しいのよ」
睨めつける美貌には異様な迫力があった。
「ぐわっ! 心が折れそうな一言だな、学園でずっと同じクラスだったろうが、浜屋当摩だよ」
「知らないわ、部外者は黙っていて、今そこのチンピラに相応しい最高の死にざまで死ぬ呪いをかけるところなんだから」
「ひっ! ひぃっ!」
男はその場にへたりこみ失禁した。
「だからっ! ダメだって‼」
「うるさい、黙りなさい」
再度、神奈の目が光る。
「イヤだっ! 黙らないっ!」
神奈が目を見開く、そのまま数秒、二人は見つめあった。
すると神奈の瞳からポロリポロリと涙がこぼれる。
「あなただったの……」
「えっ……?」
(な、なんだこのリアクション、ていうかなぜガチで泣いてるんだ)
「もういいわ、そこのチンピラは助けてあげる。すぐに私の前から消えて」
「まっ! 魔女だぁっ!」
足をもつれさせながらも男は全力疾走で走り去って行った。
涙を拭うこともせず、神奈はオープンカフェの椅子に座り直すと、優雅な手つきでブレンドコーヒーを一口飲んだ。
当摩は「飲んどる場合かぁ~!」と某人気漫画のナチス将校のようにやってみたかったが、そんな勇気は出なかった。
神奈がもう一度パチンと指を鳴らすと、辺りを包んでいた異様な雰囲気は一瞬で無散した。
見れば大男と小男はう~んと唸りをあげ、完全に失神していた。そこにはもう血や脳漿は無かった。
「初めから……幻術だったのか……」
「あなた、私がむやみに人の命を奪うような人間だと考えていたのかしら?」
「えっ? いや……その」
「ジェラート……溶けてるわよ」
言われて見てみれば確かに手には食べかけのジェラート。こんなものを持ったまま修羅場に乱入していたのか。
「まあ、いいわ……少しあなたに話があるから付き合いなさい」
それだけ言うと、飲み終わったコーヒーのカップをソーサーに置き立ちあがって歩き出した。
0
お気に入りに追加
72
あなたにおすすめの小説
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
獣人の里の仕置き小屋
真木
恋愛
ある狼獣人の里には、仕置き小屋というところがある。
獣人は愛情深く、その執着ゆえに伴侶が逃げ出すとき、獣人の夫が伴侶に仕置きをするところだ。
今夜もまた一人、里から出ようとして仕置き小屋に連れられてきた少女がいた。
仕置き小屋にあるものを見て、彼女は……。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
【R18】異世界なら彼女の母親とラブラブでもいいよね!
SoftCareer
ファンタジー
幼なじみの彼女の母親と二人っきりで、期せずして異世界に飛ばされてしまった主人公が、
帰還の方法を模索しながら、その母親や異世界の人達との絆を深めていくというストーリーです。
性的描写のガイドラインに抵触してカクヨムから、R-18のミッドナイトノベルズに引っ越して、
お陰様で好評をいただきましたので、こちらにもお世話になれればとやって参りました。
(こちらとミッドナイトノベルズでの同時掲載です)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる