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4章 ラグナロクの大迷宮
41.個人主義なチームプレー
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「突撃!!!!」
メールさんの掛け声とともに俺たちは迷宮に飛び込んだ。
その瞬間、眩い閃光に包まれる。
焼付くような光を存分に浴びせられ思わず目を瞑った。
10秒ほどしてやっと光が止んだのが感覚的にわかった。
恐る恐る目を開ける。
「おぉ.....。」
広がっていたのは何やら空洞、というか洞窟だ。かなり広い洞窟で足元には魔法陣が広がっている。どうやら転移魔法陣のようだった。
「気をつけろよ!いるぞ!」
アドルフが声を張る。
周囲を見渡すと数えきれんばかりの魔物がうじゃうじゃ湧いていた。
「うわっ!キモっ!」
「言っとる場合か!」
冷静にツッコミを入れたエーミールが切り掛かる。
わずか3秒で蟻のような魔物10体ほどが葬られる。
相変わらず気持ち悪いぐらい早いな。まったく見えないんすけど。
「陣形を組め!」
隊長のエーミールが一声かけると、各々自らのポジションに散っていく。
さあ、俺もいっちょやりますか。
「火槍!」
一本の火の槍、というよりは火柱のような火の塊を魔物にぶつける。
ベチャッという音とともに蟻型は弾け散った。
「音もキモっ!」
「だから言っとる場合か!」
エーミールがツッコミ、再び10匹が藻屑に帰る。
「フッ!ハッ!ハァーッ!!」
まるで武闘家のような声を上げるやつは、意外。フレッドだった。
なんか色々キャラ崩壊してやがる。
しかし各々100匹は確実にいた魔物に臆する事なく、鮮やかな個人技を見せながら戦っていた。恐ろしく強すぎて魔物が可哀想なぐらいだ。
......ってこれ陣形もクソもなくね?
ただ適当に戦ってるだけじゃん。
アドルフに至っては冒険者組の3人で陣形組んでるし....。
これ、大丈夫か?
ーーーーーーーーーーーーーーー
なんて思っていたが個人個人が強すぎて集団で押し寄せた魔物を物ともせず皆藻屑に帰していたのはさすがにちょっと引いた。
ちょっと.....強すぎじゃね?
見てる限り、まあエーミールが一つ頭抜けているが他もみんな普通に強い。てか俺が弱いのか?
天狗になっていたところに釘を刺された気分だ。
第1層の魔物は蟻型の魔物だけで、トラップなどもなく数の暴力作戦だったんだろう。それを強さの暴力でフルボッコにしたわけだ。
そして第2層は蟻型に加え、トゥレントのような木型の魔物が出てきた。蟻型とは違い、こいつは然魔法を使い蔦で攻撃してくる。
まあその程度で止まることもなく。
「聖なる守護の精霊よ、守りの力を我に授けよ『守壁』!」
「.....火炎」
とたった二言で攻撃を防がれバリアの守壁で囲まれ火炎で焼かれるトゥレント達。南無。
ちなみに特殊魔法の内の一つ【守護魔法】の中級である守壁を張ったのがガーリス。火上級魔法の火炎を放ったのがフウだ。
横ではアドルフが邪魔するなとばかりにフウを睨みつけているがフウはとことん無視していた。南無。
「うーん。弱いのぅ....。ラグナロクとはこんなもんなのかの?」
「まだ二層ですからね。....しかし狭いですねえ。この通路」
暇そうにアクビをするエーミールジジイ。それを宥めるようにルカクが疑問点を上げた。
それに反応してフレッドがルカクに尋ねる。
「何か感じんかルカク」
「うーん。まだ何も引っかかってない」
「引っかかる?」
「ああレイくんは知らなかったね。僕のファドルド族は生まれた時から気配察知の特性があるんだよ」
「へぇー。便利ですね」
「まあ範囲は100mほどだけどね」
いや超便利じゃん!欲しいわそれ。
「.....ん?何か、くる」
その気配察知に何か引っかかったのかルカクが通路の先を警戒し始めた。
ドドドドドドドドドド
やがて地響きが聞こえてくる。まるで無数の何かが迫っているようなーーー
「う、後ろからも来てるねー」
遠い目をしながら言葉を投げ出すルカク。
俺たちも薄々感じていた。
あ、まさか....
ドドドドドドドドドド
そしてついにそれが姿を表す。
「キィィィ!!」
「ギォォォォォオ!!」
前と後ろから挟み込むようになだれ込んできたのは通路を埋め尽くしながら迫る蟻と木。グロとホラーが混ざった光景に思わず目を背ける。
「き、キモっ!」
「これはさすがにキモいな」
「ああ。絶対この層では休憩せんぞ」
「......あれに突っ込むのは嫌じゃのう」
あからさまに嫌悪するメンバー。
......よかった。前衛じゃなくて。こんなん誰でも戦いたくないだろ....。
「......下がっててください」
キモい魔物に遠い目をしていた男子勢の前に蒼髪の少女がたった。
そして手を掲げる。さながらゴキブリホイホイを持つように。
「......火炎龍」
フウが呟くと同時、突如うねり出す火炎が誕生し、瞬く間に龍へと姿を変えていく。
その龍は通路を、キモい魔物どもを蹴散らしながら突き進んでいった。
残ったのは消し炭になった元魔物。
これはーーリアルゴキブリホイホイだな。
「この程度でキモいとか言ってる場合じゃないでしょ。火炎渦!」
そして反対側のゴキブリ達はシルクがホイホイしていた。
大量のゴキブリ達は2人の女性ゴキブリホイターによって駆逐されたわけだ。
「......女性ってすごいな」
「......ああ。たくましいな」
「......勝てる気しないのぅ」
「......逆に怖いですね」
男子勢は、ただただ唖然としているしかなかった。
メールさんの掛け声とともに俺たちは迷宮に飛び込んだ。
その瞬間、眩い閃光に包まれる。
焼付くような光を存分に浴びせられ思わず目を瞑った。
10秒ほどしてやっと光が止んだのが感覚的にわかった。
恐る恐る目を開ける。
「おぉ.....。」
広がっていたのは何やら空洞、というか洞窟だ。かなり広い洞窟で足元には魔法陣が広がっている。どうやら転移魔法陣のようだった。
「気をつけろよ!いるぞ!」
アドルフが声を張る。
周囲を見渡すと数えきれんばかりの魔物がうじゃうじゃ湧いていた。
「うわっ!キモっ!」
「言っとる場合か!」
冷静にツッコミを入れたエーミールが切り掛かる。
わずか3秒で蟻のような魔物10体ほどが葬られる。
相変わらず気持ち悪いぐらい早いな。まったく見えないんすけど。
「陣形を組め!」
隊長のエーミールが一声かけると、各々自らのポジションに散っていく。
さあ、俺もいっちょやりますか。
「火槍!」
一本の火の槍、というよりは火柱のような火の塊を魔物にぶつける。
ベチャッという音とともに蟻型は弾け散った。
「音もキモっ!」
「だから言っとる場合か!」
エーミールがツッコミ、再び10匹が藻屑に帰る。
「フッ!ハッ!ハァーッ!!」
まるで武闘家のような声を上げるやつは、意外。フレッドだった。
なんか色々キャラ崩壊してやがる。
しかし各々100匹は確実にいた魔物に臆する事なく、鮮やかな個人技を見せながら戦っていた。恐ろしく強すぎて魔物が可哀想なぐらいだ。
......ってこれ陣形もクソもなくね?
ただ適当に戦ってるだけじゃん。
アドルフに至っては冒険者組の3人で陣形組んでるし....。
これ、大丈夫か?
ーーーーーーーーーーーーーーー
なんて思っていたが個人個人が強すぎて集団で押し寄せた魔物を物ともせず皆藻屑に帰していたのはさすがにちょっと引いた。
ちょっと.....強すぎじゃね?
見てる限り、まあエーミールが一つ頭抜けているが他もみんな普通に強い。てか俺が弱いのか?
天狗になっていたところに釘を刺された気分だ。
第1層の魔物は蟻型の魔物だけで、トラップなどもなく数の暴力作戦だったんだろう。それを強さの暴力でフルボッコにしたわけだ。
そして第2層は蟻型に加え、トゥレントのような木型の魔物が出てきた。蟻型とは違い、こいつは然魔法を使い蔦で攻撃してくる。
まあその程度で止まることもなく。
「聖なる守護の精霊よ、守りの力を我に授けよ『守壁』!」
「.....火炎」
とたった二言で攻撃を防がれバリアの守壁で囲まれ火炎で焼かれるトゥレント達。南無。
ちなみに特殊魔法の内の一つ【守護魔法】の中級である守壁を張ったのがガーリス。火上級魔法の火炎を放ったのがフウだ。
横ではアドルフが邪魔するなとばかりにフウを睨みつけているがフウはとことん無視していた。南無。
「うーん。弱いのぅ....。ラグナロクとはこんなもんなのかの?」
「まだ二層ですからね。....しかし狭いですねえ。この通路」
暇そうにアクビをするエーミールジジイ。それを宥めるようにルカクが疑問点を上げた。
それに反応してフレッドがルカクに尋ねる。
「何か感じんかルカク」
「うーん。まだ何も引っかかってない」
「引っかかる?」
「ああレイくんは知らなかったね。僕のファドルド族は生まれた時から気配察知の特性があるんだよ」
「へぇー。便利ですね」
「まあ範囲は100mほどだけどね」
いや超便利じゃん!欲しいわそれ。
「.....ん?何か、くる」
その気配察知に何か引っかかったのかルカクが通路の先を警戒し始めた。
ドドドドドドドドドド
やがて地響きが聞こえてくる。まるで無数の何かが迫っているようなーーー
「う、後ろからも来てるねー」
遠い目をしながら言葉を投げ出すルカク。
俺たちも薄々感じていた。
あ、まさか....
ドドドドドドドドドド
そしてついにそれが姿を表す。
「キィィィ!!」
「ギォォォォォオ!!」
前と後ろから挟み込むようになだれ込んできたのは通路を埋め尽くしながら迫る蟻と木。グロとホラーが混ざった光景に思わず目を背ける。
「き、キモっ!」
「これはさすがにキモいな」
「ああ。絶対この層では休憩せんぞ」
「......あれに突っ込むのは嫌じゃのう」
あからさまに嫌悪するメンバー。
......よかった。前衛じゃなくて。こんなん誰でも戦いたくないだろ....。
「......下がっててください」
キモい魔物に遠い目をしていた男子勢の前に蒼髪の少女がたった。
そして手を掲げる。さながらゴキブリホイホイを持つように。
「......火炎龍」
フウが呟くと同時、突如うねり出す火炎が誕生し、瞬く間に龍へと姿を変えていく。
その龍は通路を、キモい魔物どもを蹴散らしながら突き進んでいった。
残ったのは消し炭になった元魔物。
これはーーリアルゴキブリホイホイだな。
「この程度でキモいとか言ってる場合じゃないでしょ。火炎渦!」
そして反対側のゴキブリ達はシルクがホイホイしていた。
大量のゴキブリ達は2人の女性ゴキブリホイターによって駆逐されたわけだ。
「......女性ってすごいな」
「......ああ。たくましいな」
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「......逆に怖いですね」
男子勢は、ただただ唖然としているしかなかった。
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