37 / 236
第一章 (仮)
第三十七話 襲撃
しおりを挟む
「きみがグーデンバルド家の子なんて知らなかったよ。オルティス家は母方か。それであれか、デルゴヴァさんとこの護衛で王子の側近の弟子」
アルマはナイフを宙にさまよわせ、そこに文字でも書かれているかのように一点、一点を指しつつ首をかしげたりうなったりする。
「しかしデルゴヴァさんもあいかわらずの『子供好き』だな」
そういってエリッツとアルヴィンを交互に見やる。アルマのいう「子供好き」はエリッツにとっておなじみの人種のことである。
「どちらのデルゴヴァさんのことですか」
オグデリス氏にきまっているとエリッツは思いこんでいたが、アルヴィンはアイザック氏の護衛である。
「両方だよ、両方。こんな話エリッツたちにはしたくないけど、弟の方はわかりやすい『子供好き』で兄の方は完全なむっつりだな」
するとアルヴィンが久しぶりに肉から目をはなしアルマの方を見る。
「知ってるよ。リークのことが大好きなんだ。でもめちゃくちゃ強いからどうにもできない。この際いっておいてあげるけどエリッツのことは全然好みじゃないと思うよ。もっと野生動物みたいな子供を手なずけるのが好きなんだ」
アルヴィンがあっけらかんと変態趣味的なことをいってくる。そういえばアイザック氏はエリッツとは全然目を合わせようとしなかった。食指が動かなかったというだけの話か。見方を変えればそういう視点でしかエリッツのことをみていなかったということだ。お尻を触られる心配はなさそうだが不愉快な気分だった。
アルマが所在なさそうに二人を見るのでエリッツはリークがアイザック氏の護衛であることを説明した。
「子供を二人も連れてきてるのか。趣味もここまでくると異様だな。で、三人目か」
アルマなにか申し訳なさそうな顔をしてエリッツをチラリと見る。
「子供、子供っていうのやめてくださいよ」
アルヴィンはともかくとしてエリッツとリークは世間的には大人扱いされる歳である。
「アイザック氏は子供ならいいなりになりやすいし寝首をかかれる可能性も少ない――と、思いこんでる。だから身近におくのは子供なんだよ。趣味もかねて」
アルヴィンはときどきいい方に含みがある。これではリークもアルヴィンも何らかのたくらみを抱いてアイザック氏についているようではないか。アルマも同じように感じたらしくまじまじとアルヴィンを見る。
「アルマさん、おかわり」
二人の視線をことさら子供っぽい笑顔で返し、とうの昔に空になった皿をアルマに差し出す。「お、おう」と、反射的にアルマは皿を受けとってしまい、そのままカウンターに肉の追加を頼みにいくはめにおちいる。やはりアルヴィンはただ者ではなさそうだ。
昼食を終えてからはアルヴィンの強い希望で城を見にいくことになった。さらにアルヴィンはローズガーデンの会場になっている薔薇の庭が見たいと駄々をこねたがさすがに一般市民は入れないそうだ。関係者でも今は権限のある限られた者しか入ることは許可されていないらしい。警備上の都合だろう。
城にいくならとエリッツはしっかりと外套のフードで顔を隠した。背中についているうさぎのアップリケが気になったが、このままでも大丈夫だろう。もし仮にシェイルが城にいてエリッツのうさぎを見つけたとしても都合が悪ければ話しかけてこないはずだ。
天気はよくて食後の散歩にはぴったりである。ずっと窮屈な生活をしていたのでエリッツはひさしぶりにのびのびと歩いている気がしていた。ぐんとのびをすると指先に春先の風がそっとからむ。気温は高くなっているが風はまだひやりとしていて心地よい。
イゴルデのあった辺りは同じような食堂や大衆的な店が軒をつられていて人通りも多かったが、やはり城に近づくにつれて店は格式ばった雰囲気を出しはじめ、人通りも減ってくる。
そのとき、のんびりと歩く三人の隣を数人の男たちが騒がしく走りすぎていった。大声で「急げ」とか「こっちだ」とかやりとりをしている。腰には各自得物ををたずさえており物々しい雰囲気だ。
「わかりやすいならず者たちだな」
アルマが大きくため息をついた。
「何ですか、あの人たち」
「これから悪いことをしにいくんだろうな」
確かにいい人たちには見えなかった。
「放っておいていいんですか」
「大丈夫でしょ。すっごい弱そうだったよ。逆に見たいよ」
アルヴィンが一緒に走り出したそうにうずうずとしているので、エリッツはアルヴィンの服をしっかりとつかむ。
アルマは腕を組んでしばし考えると「一応様子を見にいくか」と、やはり急ぐ様子もなく歩き出すのでアルヴィンはもどかしげに足踏みをした。アルマの立場上、悪そうなならず者をみかけながら放っておいたとなると面倒なことになるかもしれないからという程度の「一応」なのだろう。
しかしさして慌てる必要もなくすぐにそのならず者たちに追いついてしまう。
彼らは二台の馬車をとり囲み何かを大声で叫んでいる。一台目の馬車はどうやら要人が乗っているらしくところどころ金色の金具が陽光を照り返し、扉にはきれいな房飾りがついていた。後ろには使用人が乗っているのか乗合馬車のような質素な馬車がついている。馬たちが不安げにいななくのが聞こえた。
「なんだ城じゃないのか」
アルマは面倒くさそうにそうつぶやいた。確かに城を目指していたのであれば警備兵が捕らえて終わりであるが、ここで何か悪いことをするのであれば居合わせた者がどうにかしなければならない。
「襲われてるの、うちの雇い主だよ」
アルヴィンがアルマの袖をひく。
「なんだって。アイザック氏か」
「間違いないよ。あの御者を知ってる」
見ると御者台にいる若い御者は恐怖の表情を浮かべながら興奮しはじめた馬たちをなだめようと必死だ。
「助けないと」
エリッツはアルヴィンの背中をたたく。術者の力が見られるチャンスとエリッツはわくわくしたが「僕、今日はオフだから」と、動こうとしない。
「心配しなくても――あ、ほら、出てきた。リークだよ」
後ろの馬車からリークがぴょんととび出てくる。やはりただの細身の少年で強そうにはみえない。そう感じたのは馬車に群がっている男たちも同様らしく誰一人リークに気をとめる者はいなかった。「出てこい」だの「覚悟しろ」だのといかにも悪人らしい文言で騒ぎつづけている。リークも馬車を降りたものの何をするでもなく男たちの様子をじっとみていた。
「先に手を出したほうが処罰される」
アルマが静かにエリッツに耳打ちをする。完全にただの野次馬である。
ならず者たちはそこまで頭がまわっているとは考えにくいが、リークの方はあきらかにそれを理解している。男たちの手元から目を離さない。
「抜いた」
アルヴィンが妙にうれしそうな声をあげる。
馬車の横手にいた男が怒鳴りながらとうとう剣を抜いたのだ。たいした得物ではない。それは遠目にもわかったが、リークは容赦しなかった。男に体当たりをすると短剣の柄でみぞおちを打つ。動作はシンプルで無駄がない。他の男たちが気づいたのは打たれた男が地面に転がった後のことだった。
それでも男たちは状況を完全に理解するのに時間がかかったようだ。倒れた男とリークを見比べてしばし不思議そうな顔をする。この細身の少年が仲間の大男を地面に転がしたとはにわかに信じられないようだ。
「このガキ」
ようやく状況を理解したらしき男たちが各々得物をかまえてリークにとびかかる。リークの方は慌てることなく十分に相手をひきつけてから確実に短剣の柄で急所を打ち、足払いをくらわせる。ときに動きが早すぎて何をしたのかまったくわからない状況で相手が地面に転がった。見事としかいいようがない。
思わず拍手をしそうになってエリッツは慌てて手をひっこめた。
アルマはナイフを宙にさまよわせ、そこに文字でも書かれているかのように一点、一点を指しつつ首をかしげたりうなったりする。
「しかしデルゴヴァさんもあいかわらずの『子供好き』だな」
そういってエリッツとアルヴィンを交互に見やる。アルマのいう「子供好き」はエリッツにとっておなじみの人種のことである。
「どちらのデルゴヴァさんのことですか」
オグデリス氏にきまっているとエリッツは思いこんでいたが、アルヴィンはアイザック氏の護衛である。
「両方だよ、両方。こんな話エリッツたちにはしたくないけど、弟の方はわかりやすい『子供好き』で兄の方は完全なむっつりだな」
するとアルヴィンが久しぶりに肉から目をはなしアルマの方を見る。
「知ってるよ。リークのことが大好きなんだ。でもめちゃくちゃ強いからどうにもできない。この際いっておいてあげるけどエリッツのことは全然好みじゃないと思うよ。もっと野生動物みたいな子供を手なずけるのが好きなんだ」
アルヴィンがあっけらかんと変態趣味的なことをいってくる。そういえばアイザック氏はエリッツとは全然目を合わせようとしなかった。食指が動かなかったというだけの話か。見方を変えればそういう視点でしかエリッツのことをみていなかったということだ。お尻を触られる心配はなさそうだが不愉快な気分だった。
アルマが所在なさそうに二人を見るのでエリッツはリークがアイザック氏の護衛であることを説明した。
「子供を二人も連れてきてるのか。趣味もここまでくると異様だな。で、三人目か」
アルマなにか申し訳なさそうな顔をしてエリッツをチラリと見る。
「子供、子供っていうのやめてくださいよ」
アルヴィンはともかくとしてエリッツとリークは世間的には大人扱いされる歳である。
「アイザック氏は子供ならいいなりになりやすいし寝首をかかれる可能性も少ない――と、思いこんでる。だから身近におくのは子供なんだよ。趣味もかねて」
アルヴィンはときどきいい方に含みがある。これではリークもアルヴィンも何らかのたくらみを抱いてアイザック氏についているようではないか。アルマも同じように感じたらしくまじまじとアルヴィンを見る。
「アルマさん、おかわり」
二人の視線をことさら子供っぽい笑顔で返し、とうの昔に空になった皿をアルマに差し出す。「お、おう」と、反射的にアルマは皿を受けとってしまい、そのままカウンターに肉の追加を頼みにいくはめにおちいる。やはりアルヴィンはただ者ではなさそうだ。
昼食を終えてからはアルヴィンの強い希望で城を見にいくことになった。さらにアルヴィンはローズガーデンの会場になっている薔薇の庭が見たいと駄々をこねたがさすがに一般市民は入れないそうだ。関係者でも今は権限のある限られた者しか入ることは許可されていないらしい。警備上の都合だろう。
城にいくならとエリッツはしっかりと外套のフードで顔を隠した。背中についているうさぎのアップリケが気になったが、このままでも大丈夫だろう。もし仮にシェイルが城にいてエリッツのうさぎを見つけたとしても都合が悪ければ話しかけてこないはずだ。
天気はよくて食後の散歩にはぴったりである。ずっと窮屈な生活をしていたのでエリッツはひさしぶりにのびのびと歩いている気がしていた。ぐんとのびをすると指先に春先の風がそっとからむ。気温は高くなっているが風はまだひやりとしていて心地よい。
イゴルデのあった辺りは同じような食堂や大衆的な店が軒をつられていて人通りも多かったが、やはり城に近づくにつれて店は格式ばった雰囲気を出しはじめ、人通りも減ってくる。
そのとき、のんびりと歩く三人の隣を数人の男たちが騒がしく走りすぎていった。大声で「急げ」とか「こっちだ」とかやりとりをしている。腰には各自得物ををたずさえており物々しい雰囲気だ。
「わかりやすいならず者たちだな」
アルマが大きくため息をついた。
「何ですか、あの人たち」
「これから悪いことをしにいくんだろうな」
確かにいい人たちには見えなかった。
「放っておいていいんですか」
「大丈夫でしょ。すっごい弱そうだったよ。逆に見たいよ」
アルヴィンが一緒に走り出したそうにうずうずとしているので、エリッツはアルヴィンの服をしっかりとつかむ。
アルマは腕を組んでしばし考えると「一応様子を見にいくか」と、やはり急ぐ様子もなく歩き出すのでアルヴィンはもどかしげに足踏みをした。アルマの立場上、悪そうなならず者をみかけながら放っておいたとなると面倒なことになるかもしれないからという程度の「一応」なのだろう。
しかしさして慌てる必要もなくすぐにそのならず者たちに追いついてしまう。
彼らは二台の馬車をとり囲み何かを大声で叫んでいる。一台目の馬車はどうやら要人が乗っているらしくところどころ金色の金具が陽光を照り返し、扉にはきれいな房飾りがついていた。後ろには使用人が乗っているのか乗合馬車のような質素な馬車がついている。馬たちが不安げにいななくのが聞こえた。
「なんだ城じゃないのか」
アルマは面倒くさそうにそうつぶやいた。確かに城を目指していたのであれば警備兵が捕らえて終わりであるが、ここで何か悪いことをするのであれば居合わせた者がどうにかしなければならない。
「襲われてるの、うちの雇い主だよ」
アルヴィンがアルマの袖をひく。
「なんだって。アイザック氏か」
「間違いないよ。あの御者を知ってる」
見ると御者台にいる若い御者は恐怖の表情を浮かべながら興奮しはじめた馬たちをなだめようと必死だ。
「助けないと」
エリッツはアルヴィンの背中をたたく。術者の力が見られるチャンスとエリッツはわくわくしたが「僕、今日はオフだから」と、動こうとしない。
「心配しなくても――あ、ほら、出てきた。リークだよ」
後ろの馬車からリークがぴょんととび出てくる。やはりただの細身の少年で強そうにはみえない。そう感じたのは馬車に群がっている男たちも同様らしく誰一人リークに気をとめる者はいなかった。「出てこい」だの「覚悟しろ」だのといかにも悪人らしい文言で騒ぎつづけている。リークも馬車を降りたものの何をするでもなく男たちの様子をじっとみていた。
「先に手を出したほうが処罰される」
アルマが静かにエリッツに耳打ちをする。完全にただの野次馬である。
ならず者たちはそこまで頭がまわっているとは考えにくいが、リークの方はあきらかにそれを理解している。男たちの手元から目を離さない。
「抜いた」
アルヴィンが妙にうれしそうな声をあげる。
馬車の横手にいた男が怒鳴りながらとうとう剣を抜いたのだ。たいした得物ではない。それは遠目にもわかったが、リークは容赦しなかった。男に体当たりをすると短剣の柄でみぞおちを打つ。動作はシンプルで無駄がない。他の男たちが気づいたのは打たれた男が地面に転がった後のことだった。
それでも男たちは状況を完全に理解するのに時間がかかったようだ。倒れた男とリークを見比べてしばし不思議そうな顔をする。この細身の少年が仲間の大男を地面に転がしたとはにわかに信じられないようだ。
「このガキ」
ようやく状況を理解したらしき男たちが各々得物をかまえてリークにとびかかる。リークの方は慌てることなく十分に相手をひきつけてから確実に短剣の柄で急所を打ち、足払いをくらわせる。ときに動きが早すぎて何をしたのかまったくわからない状況で相手が地面に転がった。見事としかいいようがない。
思わず拍手をしそうになってエリッツは慌てて手をひっこめた。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる