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第23話「撮影旅行で体力の限界まで乱交すること」
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びじゅっ、びじゅっ、ぶじゅううううっ、びゅくっ、びゅくっ。
大量の精液が露杏奈の割れ目から噴き出して、ぼくの陰茎を伝って露天風呂の湯船にじょろろろっと滴る。
霧の立ち込める山林を望む露天風呂に膝下だけ浸かり、その縁に仰向けになったぼくの上で、露杏奈が大量の射精を受け止めて白い身体をガクガクと震わせる。陽菜と唯がぼくの乳首に舌を滑らせ、亜香里がぼくの股間で溢れる精液を舌で絡め取る。ぼくは肘をついて頭を起こし、絡みついた少女たちの美しい身体を眺める。
そんなぼくたちの行為を、二台の固定カメラと、裸の菱田梨衣菜が持つカメラが追う。亜香里がぼくのお尻に指を挿れて、直腸からぼくの精嚢と前立腺を抉り、精液を強制的に絞り出す。ぼくと露杏奈の境界線に唇をつけて、溢れる精液をじゅるるるっと行儀の悪い音を立てて啜る。どこをみても肌色。
およそ情け容赦のない責めに、全身の肉が悦びに満ちて、ぼくは何も考えられない。脳が溶ける、とさえおもったほど、悩ましい快楽に溺れる。セックスで始まった夏休みを、セックスで締めくくる。
露杏奈が腰を浮かしておちんちんを抜き取り、少女たちが濡れた陰茎に群がる。四人の舌と唇が巨根をぬるぬる愛撫し、交代で呑み込む姿を眺める。竹林から鈴虫の鳴き声が聞こえて、薄霧の中をヒヨドリが飛んでいく。湿気た森の匂いが芳しく、ひぐらしが夏の終りを予感させる。
「次、誰? 陽菜ちゃん?」と菱田梨衣菜が訊く。
「唯ちゃん」と露杏奈が言う。
唯がぼくを跨いで、少女たちがおちんちんを支え、にちゅるるるっと幼い膣がぼくを呑み込んでしまう。
* * *
当初は伊豆に行く予定だったけれど、ぼくたちは山奥の貸し切り旅館に行き先を変えた。
結局莉緒菜は参加できず、絵里衣と玲蘭も外泊はできなかった。亜香里、露杏奈、唯、陽菜とぼくの小学生グループ五人と、それに菱田梨衣菜の六人で、タクシー二台に分乗して、旅館を目指す。
ぼくは亜香里と露杏奈に挟まれるようにしてタクシーの後部座席に座り、夏休みの宿題のことを話しながら、窓の外を眺める。バイパス沿いの工場地帯を通り抜けると、古民家や赤いトタン屋根の建物と鬱蒼とした緑が見え始め、時代を遡っていくようだった。
山間の貸し切り旅館は市街地と観光地の間にあって、一棟まるごと貸し切りになる。最初に旅館のオーナーが中を案内してくれただけで、鍵を渡して帰って行く。翌朝までぼくたちだけで過ごす。一晩泊まると言っても、明るいうちにしか撮影できないから、のんびり景色を楽しんでいる余裕は無く、菱田梨衣菜はすぐにカメラを準備して、ぼくたちは服を脱ぎ、露天風呂で撮影を始めた。
「夏休み、終わっちゃうね」
ぼくの乳首に吸いついた陽菜がぽつりと言う。
「想い出いっぱいでしょ」と菱田梨衣菜が言う。
「セックスばっかりしてましたよ、あたしたち……」
「それでいいじゃない陽菜ちゃん、他の子が体験できないこといっぱいしてさー、きもちよかったでしょ。セックスすればするほど、女の子は綺麗になるんだよ」
「じゃああたしたち、めちゃくちゃモテちゃうね」
「モテるよ、絶対。好きな男の子とか、いる?」
「うーん、前はいたけど、乃蒼くんとエッチするようになって、クラスの男子がなんか子供っぽくかんじる」
「それはしょうがないね」
「梨央くんとか好きかも」
「あーそれ、医者の息子でしょ、お金持ちの」
「そうそう、でもちょっと親近感無いっていうか、お高い感じがするし」
「乃蒼くんは好きじゃないの?」
「ウフフ……乃蒼くんはセフレだし、きもちいいけど、好きとか無いかも。身体が好き、エロくて好き」
そう言って、陽菜はぼくの乳首を舌先で抉る。露杏奈とリズムをあわせて乳首を刺激しあう。亜香里に背中を抱かれた唯が乳首を摘まれて、腰を上下させながら甘い声で喘ぐ。
霧の谷底から川のせせらぎが聞こえる。ヒノキの香りに少女たちの体液の匂いが混じる。ガチガチに剛直した陰茎で子宮を突き上げるたびに、唯が喘ぎ声を絞り出し、木組みの屋根に反響する。
セックスすればするほど、女の子は喘ぎ声が甘く切なく、膣も深く柔らかく、愛撫も巧みに、少女からおんなになっていく。だけど身体は子供のまま。すべすべで瑞々しい肌が絡みつき、無毛の割れ目と薄い胸は途轍もなくエロいのに卑猥さを感じない。セックスするには稚すぎる身体が、ぼくを休み無く求めてやまない。たまらない、がまんできない、そう感じたとき、菱田梨衣菜が「イっていいよ」と言う。
ぼくは唯の胎内に精を注ぎ込む。快感が脈動する。女の子たちの膣に射精する時、とても綺麗なものを卑劣な方法で陵辱して、それを楽しんでいるような残酷なきもちになる。射精はセックスの通過点に過ぎないけれど、そういうオス的な悦びに充ちる貴重なひととき。
それが落ち着くと、唯は腰を浮かしておちんちんを引き抜いて、亜香里と二人で濡れた陰茎をちゅるちゅる愛撫する。子供たちはゆっくり余韻に浸る、なんて落ち着いたセックスはしない。
露天風呂の撮影の後、ぼくたちは座敷でお昼ごはんを食べる。
みんな全裸に浴衣を羽織っただけの格好で、座卓に出前の天丼が並ぶ。旅館の近くにはコンビニも無いから、食べるものを買ってくるか、出前を取るしか無い。菱田梨衣菜がぼくのためにアミノ酸の粉末を溶かしてくれる。それを飲むと、落ち着きかけたおちんちんが浴衣の中で硬くなる。
ぼくは陽菜と露杏奈に挟まれ、食事中もセックスしたくてたまらない。向かいに座った唯が、あっ、と声を上げてティッシュを数枚取る。座卓の下に入れる。
「乃蒼くんのせーし、出てきた」
「さっき出したの?」とぼくが訊く。
「そう、時間差で出てくるから、授業中とかだとヤバいよ」
「いままで授業中に出てきたりしたの?」
「なんかいもあるよ。学校でエッチした後は、パンツにティッシュ入れてるけど、それでもびちょびちょになることがあるよ。乃蒼くん、せーしいっぱい出るもん」
そう言って、唯が足を伸ばして、ぼくの股間を押さえる。足指で根元を挟む。
「たまにお風呂入ってる時、ドボって出ることない? 家帰ってくつろぎモードのとき出てくると、マジでヒヤッとするよ」と陽菜が言う。
「あるー! ティッシュ捨てた後にゼリー状になって、いっぱい出るんだよね。露杏奈ちゃん、二学期始まったら、ポケティ持っておいたほうがいいよ。乃蒼くん、中出しお預けしてもドピュドピュ出すから」
女子どうしのエロトークは湿度が高くて具体的すぎて、正直引くのだけど、ぼくがこの子たちとそういう粘度の高いセックスを繰り返しているのだからなにも言えない。
「なんか……ごめんね、学校では我慢するよ」
「えー、我慢しなくていいよ、きもちいいんでしょ」と陽菜。
「でも、汚れちゃうんでしょ」
「汚していいよ。自分がイクより、乃蒼くんが中に出してくれる方がきもちいいもん」
「そうなの?」
ぼくは露杏奈の方を見る。露杏奈は恥ずかしそうに下唇を噛む。
「あたしは……奥にあたるのがきもちいいかな」
「露杏奈ちゃん、おまんこ深いから、お兄ちゃんじゃないと届かないもんね」
亜香里が言う。露杏奈が浴衣の上からぼくの勃起したおちんちんを撫でる。
エロトークの最中、菱田梨衣菜はパソコンを開いて、撮影した動画を取り込んでチェックしているから、食事中も喘ぎ声とセックスの音が響く。唯と陽菜の声がよく聞こえる。露杏奈と亜香里はあまり大きな声で喘がない。この夏休みはいちにちも休み無くセックスしているから、普通の小学生らしい想い出がなにもなく、目を閉じれば少女たちの美しい裸が瞼に浮かぶ。
食後、ぼくたちは旅館の庭で撮影を再開する。
まだ葉が青々とした楓の下で、木の幹を掴んでお尻を突き出した亜香里を突く。唯と陽菜がぼくの脇腹と胸に舌を滑らせ、露杏奈は亜香里と舌を絡め合い、菱田梨衣菜のカメラが迫る。
菱田梨衣菜だけはシャツを羽織っているけど、下にはなにも履いて無くて、つるつるに脱毛した割れ目を露出する。菱田梨衣菜は撮影中に脱いじゃうことがあるし、ぼくを愛撫することもあるけれど、菱田梨衣菜がじぶんを撮影したことは一度もないし、ぼくとセックスしたこともない。
亜香里に出し入れするおちんちんを露杏奈が掴んで引きずり出し、ちゅるりと呑み込んで喉の奥深くで愛撫して、ふたたびにゅるりと亜香里の割れ目に挿れ戻す。唯と陽菜も交互におちんちんを引き抜いて咥える。ふたたび亜香里に突き挿す。愛液と唾液とベビーオイルが混ざって、ぶちゃぶちゃ、ぬちゃぬちゃひどい音が響く。木漏れ日がぼくたちの肌を滑らかに照らす。ぼくは楓の木を仰ぎ見る。薄緑の葉が重なり合ってモザイクを作る。深緑の匂いをいっぱいに吸い込む。ふーっと息を吐きながら、亜香里の膣に精液を噴射する。
射精しながら、ぼくは露杏奈におちんちんを挿れ替える。菱田梨衣菜のカメラが下から結合を捉える。この幸福なひとときを、誰かぼくたちの知らない人が観る。たくさんの人が観る。そして、きっとオナニーする。ぼくが感じていることを想像しながらオナニーする。そう思うと、もっときもちよさそうに振る舞わなきゃ、もっとみえるようにセックスしなきゃ、もっと派手に撒き散らさなきゃ、という思惟が働いてしまう。それはわざとらしさを生んでしまうから、観られているという意識を頭から追い出さなければならない。それでも、菱田梨衣菜のフルサイズレンズが視界に入ると、心地よい羞恥がとめどなく溢れ出す。ぼくも観られることが好きな変態だ。
庭の次は、展望スペースでの撮影。
木製の背もたれのない正方形のベンチに吸水マットを敷いて、仰向けの唯に陽菜が覆いかぶさり、ぼくは露杏奈と亜香里に乳首を吸われながら、二人の膣を交互にピストンする。貸し切りだから、誰も来ないとわかっていても、これほど四方が開けた場所でセックスするのは緊張する。
午前中、山の裾野を覆い尽くしていた霧は晴れたけれど、湿度の高い空気に遮られて稜線が白んで、ぼくたちの肌にもたまのような汗が大量に流れる。
うつ伏せの陽菜を抱いた唯が、陽菜の肩越しにぼくにむかって「イキそう……」と呟く。女の子のイキそう、はあてにならないけれど、唯は涙目でぼくをみつめたまま上下に揺れて、じぶんから腰をすくい上げるように動かす。ぼくは腰を大きくストロークさせて、唯を突き下ろす。その振り子運動に、下腹部に溜まった精液がタプタプ揺れる。得も言われぬ快感に情けない声を漏らす。唯が声もなくガクガク痙攣する。
露杏奈と亜香里がぼくのおちんちんの根元を握って、唯から引き抜く。陽菜の割れ目に突き挿す。みちみちみちと狭い膣口を圧し拡げて、巨根が底まで沈む。露杏奈がベビーオイルを結合に垂らす。陽菜のお尻に垂らす。ぼくの胸にも流す。亜香里が流れるオイルを塗りたくる。
腰を振ると、ぶっちょぶっちょと陰惨な音がする。亜香里と露杏奈がぼくの胸を舌でなぞる。舌先が乳首を抉るたびに、肩がビクンと跳ねて、あっ、あン、と女の子みたいな声が出る。露杏奈が陰嚢を掴んで、指を二本アヌスに滑り込ませる。全身が剥き出しの性器になったみたいで、じぶんの意思に関係なくあちこちがびくびく痙攣する。
「はーっ、きもちいい……、きぼち……いっ、あっ」
「乃蒼くん、エッチのとき、ずっとピークだね。浮き沈みがないね」と露杏奈が言う。
「だって、きもちいいよ」
「ほんとうにセックス好きだよね、いつでもしてくれるし……何回でも……」
亜香里がおちんちんを引き抜く。露杏奈と交互に呑み込んで、扁桃腺の奥まで呑み込んで、喉でじゅっこじゅっこと愛撫する。露杏奈がぼくのお尻に挿れた指で精嚢を抉って、精液を絞り出す。強制的に絞り出した精液を、露杏奈が亜香里に口移しする。二人がおちんちんを握って、陽菜に挿れる。ぼくは腰を引いて抜き取り、再び挿れる。抜き挿しする。滅多挿しにする。
ちゅぼっ、みちゅるるっ、にゅぼっ、ぶちゅるるっ、ちゅるぼっ、ぶりぶりぶりっ。
陽菜の膣に空気が混入して、行儀の悪い音がする。陽菜が悲鳴をあげる。露杏奈と亜香里がぼくの乳首を吸う。菱田梨衣菜のレンズが目の前を通過する。陽菜は自分から腰を上下させて、ぼくのおちんちんを潤んだ膣でちゃぷちゃぷマッサージする。
普段、自宅でしているセックスの何倍もきもちいい。みんな子供らしく欲望に忠実で、躊躇いも遠慮もなく快楽を貪る。こういう快楽のピークが何時間も続くと、脳が疲れて眠くなってくるのだけど、菱田梨衣菜が撮影するときは、撮られているせいか、射精のタイミングまで指示されるせいか、ずっと覚醒したまま限度を超えてきもちよくなっていく。
大量の精液が露杏奈の割れ目から噴き出して、ぼくの陰茎を伝って露天風呂の湯船にじょろろろっと滴る。
霧の立ち込める山林を望む露天風呂に膝下だけ浸かり、その縁に仰向けになったぼくの上で、露杏奈が大量の射精を受け止めて白い身体をガクガクと震わせる。陽菜と唯がぼくの乳首に舌を滑らせ、亜香里がぼくの股間で溢れる精液を舌で絡め取る。ぼくは肘をついて頭を起こし、絡みついた少女たちの美しい身体を眺める。
そんなぼくたちの行為を、二台の固定カメラと、裸の菱田梨衣菜が持つカメラが追う。亜香里がぼくのお尻に指を挿れて、直腸からぼくの精嚢と前立腺を抉り、精液を強制的に絞り出す。ぼくと露杏奈の境界線に唇をつけて、溢れる精液をじゅるるるっと行儀の悪い音を立てて啜る。どこをみても肌色。
およそ情け容赦のない責めに、全身の肉が悦びに満ちて、ぼくは何も考えられない。脳が溶ける、とさえおもったほど、悩ましい快楽に溺れる。セックスで始まった夏休みを、セックスで締めくくる。
露杏奈が腰を浮かしておちんちんを抜き取り、少女たちが濡れた陰茎に群がる。四人の舌と唇が巨根をぬるぬる愛撫し、交代で呑み込む姿を眺める。竹林から鈴虫の鳴き声が聞こえて、薄霧の中をヒヨドリが飛んでいく。湿気た森の匂いが芳しく、ひぐらしが夏の終りを予感させる。
「次、誰? 陽菜ちゃん?」と菱田梨衣菜が訊く。
「唯ちゃん」と露杏奈が言う。
唯がぼくを跨いで、少女たちがおちんちんを支え、にちゅるるるっと幼い膣がぼくを呑み込んでしまう。
* * *
当初は伊豆に行く予定だったけれど、ぼくたちは山奥の貸し切り旅館に行き先を変えた。
結局莉緒菜は参加できず、絵里衣と玲蘭も外泊はできなかった。亜香里、露杏奈、唯、陽菜とぼくの小学生グループ五人と、それに菱田梨衣菜の六人で、タクシー二台に分乗して、旅館を目指す。
ぼくは亜香里と露杏奈に挟まれるようにしてタクシーの後部座席に座り、夏休みの宿題のことを話しながら、窓の外を眺める。バイパス沿いの工場地帯を通り抜けると、古民家や赤いトタン屋根の建物と鬱蒼とした緑が見え始め、時代を遡っていくようだった。
山間の貸し切り旅館は市街地と観光地の間にあって、一棟まるごと貸し切りになる。最初に旅館のオーナーが中を案内してくれただけで、鍵を渡して帰って行く。翌朝までぼくたちだけで過ごす。一晩泊まると言っても、明るいうちにしか撮影できないから、のんびり景色を楽しんでいる余裕は無く、菱田梨衣菜はすぐにカメラを準備して、ぼくたちは服を脱ぎ、露天風呂で撮影を始めた。
「夏休み、終わっちゃうね」
ぼくの乳首に吸いついた陽菜がぽつりと言う。
「想い出いっぱいでしょ」と菱田梨衣菜が言う。
「セックスばっかりしてましたよ、あたしたち……」
「それでいいじゃない陽菜ちゃん、他の子が体験できないこといっぱいしてさー、きもちよかったでしょ。セックスすればするほど、女の子は綺麗になるんだよ」
「じゃああたしたち、めちゃくちゃモテちゃうね」
「モテるよ、絶対。好きな男の子とか、いる?」
「うーん、前はいたけど、乃蒼くんとエッチするようになって、クラスの男子がなんか子供っぽくかんじる」
「それはしょうがないね」
「梨央くんとか好きかも」
「あーそれ、医者の息子でしょ、お金持ちの」
「そうそう、でもちょっと親近感無いっていうか、お高い感じがするし」
「乃蒼くんは好きじゃないの?」
「ウフフ……乃蒼くんはセフレだし、きもちいいけど、好きとか無いかも。身体が好き、エロくて好き」
そう言って、陽菜はぼくの乳首を舌先で抉る。露杏奈とリズムをあわせて乳首を刺激しあう。亜香里に背中を抱かれた唯が乳首を摘まれて、腰を上下させながら甘い声で喘ぐ。
霧の谷底から川のせせらぎが聞こえる。ヒノキの香りに少女たちの体液の匂いが混じる。ガチガチに剛直した陰茎で子宮を突き上げるたびに、唯が喘ぎ声を絞り出し、木組みの屋根に反響する。
セックスすればするほど、女の子は喘ぎ声が甘く切なく、膣も深く柔らかく、愛撫も巧みに、少女からおんなになっていく。だけど身体は子供のまま。すべすべで瑞々しい肌が絡みつき、無毛の割れ目と薄い胸は途轍もなくエロいのに卑猥さを感じない。セックスするには稚すぎる身体が、ぼくを休み無く求めてやまない。たまらない、がまんできない、そう感じたとき、菱田梨衣菜が「イっていいよ」と言う。
ぼくは唯の胎内に精を注ぎ込む。快感が脈動する。女の子たちの膣に射精する時、とても綺麗なものを卑劣な方法で陵辱して、それを楽しんでいるような残酷なきもちになる。射精はセックスの通過点に過ぎないけれど、そういうオス的な悦びに充ちる貴重なひととき。
それが落ち着くと、唯は腰を浮かしておちんちんを引き抜いて、亜香里と二人で濡れた陰茎をちゅるちゅる愛撫する。子供たちはゆっくり余韻に浸る、なんて落ち着いたセックスはしない。
露天風呂の撮影の後、ぼくたちは座敷でお昼ごはんを食べる。
みんな全裸に浴衣を羽織っただけの格好で、座卓に出前の天丼が並ぶ。旅館の近くにはコンビニも無いから、食べるものを買ってくるか、出前を取るしか無い。菱田梨衣菜がぼくのためにアミノ酸の粉末を溶かしてくれる。それを飲むと、落ち着きかけたおちんちんが浴衣の中で硬くなる。
ぼくは陽菜と露杏奈に挟まれ、食事中もセックスしたくてたまらない。向かいに座った唯が、あっ、と声を上げてティッシュを数枚取る。座卓の下に入れる。
「乃蒼くんのせーし、出てきた」
「さっき出したの?」とぼくが訊く。
「そう、時間差で出てくるから、授業中とかだとヤバいよ」
「いままで授業中に出てきたりしたの?」
「なんかいもあるよ。学校でエッチした後は、パンツにティッシュ入れてるけど、それでもびちょびちょになることがあるよ。乃蒼くん、せーしいっぱい出るもん」
そう言って、唯が足を伸ばして、ぼくの股間を押さえる。足指で根元を挟む。
「たまにお風呂入ってる時、ドボって出ることない? 家帰ってくつろぎモードのとき出てくると、マジでヒヤッとするよ」と陽菜が言う。
「あるー! ティッシュ捨てた後にゼリー状になって、いっぱい出るんだよね。露杏奈ちゃん、二学期始まったら、ポケティ持っておいたほうがいいよ。乃蒼くん、中出しお預けしてもドピュドピュ出すから」
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「なんか……ごめんね、学校では我慢するよ」
「えー、我慢しなくていいよ、きもちいいんでしょ」と陽菜。
「でも、汚れちゃうんでしょ」
「汚していいよ。自分がイクより、乃蒼くんが中に出してくれる方がきもちいいもん」
「そうなの?」
ぼくは露杏奈の方を見る。露杏奈は恥ずかしそうに下唇を噛む。
「あたしは……奥にあたるのがきもちいいかな」
「露杏奈ちゃん、おまんこ深いから、お兄ちゃんじゃないと届かないもんね」
亜香里が言う。露杏奈が浴衣の上からぼくの勃起したおちんちんを撫でる。
エロトークの最中、菱田梨衣菜はパソコンを開いて、撮影した動画を取り込んでチェックしているから、食事中も喘ぎ声とセックスの音が響く。唯と陽菜の声がよく聞こえる。露杏奈と亜香里はあまり大きな声で喘がない。この夏休みはいちにちも休み無くセックスしているから、普通の小学生らしい想い出がなにもなく、目を閉じれば少女たちの美しい裸が瞼に浮かぶ。
食後、ぼくたちは旅館の庭で撮影を再開する。
まだ葉が青々とした楓の下で、木の幹を掴んでお尻を突き出した亜香里を突く。唯と陽菜がぼくの脇腹と胸に舌を滑らせ、露杏奈は亜香里と舌を絡め合い、菱田梨衣菜のカメラが迫る。
菱田梨衣菜だけはシャツを羽織っているけど、下にはなにも履いて無くて、つるつるに脱毛した割れ目を露出する。菱田梨衣菜は撮影中に脱いじゃうことがあるし、ぼくを愛撫することもあるけれど、菱田梨衣菜がじぶんを撮影したことは一度もないし、ぼくとセックスしたこともない。
亜香里に出し入れするおちんちんを露杏奈が掴んで引きずり出し、ちゅるりと呑み込んで喉の奥深くで愛撫して、ふたたびにゅるりと亜香里の割れ目に挿れ戻す。唯と陽菜も交互におちんちんを引き抜いて咥える。ふたたび亜香里に突き挿す。愛液と唾液とベビーオイルが混ざって、ぶちゃぶちゃ、ぬちゃぬちゃひどい音が響く。木漏れ日がぼくたちの肌を滑らかに照らす。ぼくは楓の木を仰ぎ見る。薄緑の葉が重なり合ってモザイクを作る。深緑の匂いをいっぱいに吸い込む。ふーっと息を吐きながら、亜香里の膣に精液を噴射する。
射精しながら、ぼくは露杏奈におちんちんを挿れ替える。菱田梨衣菜のカメラが下から結合を捉える。この幸福なひとときを、誰かぼくたちの知らない人が観る。たくさんの人が観る。そして、きっとオナニーする。ぼくが感じていることを想像しながらオナニーする。そう思うと、もっときもちよさそうに振る舞わなきゃ、もっとみえるようにセックスしなきゃ、もっと派手に撒き散らさなきゃ、という思惟が働いてしまう。それはわざとらしさを生んでしまうから、観られているという意識を頭から追い出さなければならない。それでも、菱田梨衣菜のフルサイズレンズが視界に入ると、心地よい羞恥がとめどなく溢れ出す。ぼくも観られることが好きな変態だ。
庭の次は、展望スペースでの撮影。
木製の背もたれのない正方形のベンチに吸水マットを敷いて、仰向けの唯に陽菜が覆いかぶさり、ぼくは露杏奈と亜香里に乳首を吸われながら、二人の膣を交互にピストンする。貸し切りだから、誰も来ないとわかっていても、これほど四方が開けた場所でセックスするのは緊張する。
午前中、山の裾野を覆い尽くしていた霧は晴れたけれど、湿度の高い空気に遮られて稜線が白んで、ぼくたちの肌にもたまのような汗が大量に流れる。
うつ伏せの陽菜を抱いた唯が、陽菜の肩越しにぼくにむかって「イキそう……」と呟く。女の子のイキそう、はあてにならないけれど、唯は涙目でぼくをみつめたまま上下に揺れて、じぶんから腰をすくい上げるように動かす。ぼくは腰を大きくストロークさせて、唯を突き下ろす。その振り子運動に、下腹部に溜まった精液がタプタプ揺れる。得も言われぬ快感に情けない声を漏らす。唯が声もなくガクガク痙攣する。
露杏奈と亜香里がぼくのおちんちんの根元を握って、唯から引き抜く。陽菜の割れ目に突き挿す。みちみちみちと狭い膣口を圧し拡げて、巨根が底まで沈む。露杏奈がベビーオイルを結合に垂らす。陽菜のお尻に垂らす。ぼくの胸にも流す。亜香里が流れるオイルを塗りたくる。
腰を振ると、ぶっちょぶっちょと陰惨な音がする。亜香里と露杏奈がぼくの胸を舌でなぞる。舌先が乳首を抉るたびに、肩がビクンと跳ねて、あっ、あン、と女の子みたいな声が出る。露杏奈が陰嚢を掴んで、指を二本アヌスに滑り込ませる。全身が剥き出しの性器になったみたいで、じぶんの意思に関係なくあちこちがびくびく痙攣する。
「はーっ、きもちいい……、きぼち……いっ、あっ」
「乃蒼くん、エッチのとき、ずっとピークだね。浮き沈みがないね」と露杏奈が言う。
「だって、きもちいいよ」
「ほんとうにセックス好きだよね、いつでもしてくれるし……何回でも……」
亜香里がおちんちんを引き抜く。露杏奈と交互に呑み込んで、扁桃腺の奥まで呑み込んで、喉でじゅっこじゅっこと愛撫する。露杏奈がぼくのお尻に挿れた指で精嚢を抉って、精液を絞り出す。強制的に絞り出した精液を、露杏奈が亜香里に口移しする。二人がおちんちんを握って、陽菜に挿れる。ぼくは腰を引いて抜き取り、再び挿れる。抜き挿しする。滅多挿しにする。
ちゅぼっ、みちゅるるっ、にゅぼっ、ぶちゅるるっ、ちゅるぼっ、ぶりぶりぶりっ。
陽菜の膣に空気が混入して、行儀の悪い音がする。陽菜が悲鳴をあげる。露杏奈と亜香里がぼくの乳首を吸う。菱田梨衣菜のレンズが目の前を通過する。陽菜は自分から腰を上下させて、ぼくのおちんちんを潤んだ膣でちゃぷちゃぷマッサージする。
普段、自宅でしているセックスの何倍もきもちいい。みんな子供らしく欲望に忠実で、躊躇いも遠慮もなく快楽を貪る。こういう快楽のピークが何時間も続くと、脳が疲れて眠くなってくるのだけど、菱田梨衣菜が撮影するときは、撮られているせいか、射精のタイミングまで指示されるせいか、ずっと覚醒したまま限度を超えてきもちよくなっていく。
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ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
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