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第16話「乱交を動画撮影すること」
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海の日は先週から続く猛暑日だった。
その日、ぼくは絵里衣と玲蘭、それに唯、莉緒菜、陽菜、妹の亜香里の六人と共に、世田谷にあるレンタルスタジオを訪れていた。
スタジオはビルの七階にあって、屋上が広いバルコニーになっていて、楕円形のプールが備わっていた。ぼくはパラソルの下のプールチェアに全裸で寝そべって、唯と莉緒菜がぼくの胸を舐めて、亜香里と陽菜がおちんちんに舌を巻きつける。一方的に愛撫されるぼくの姿を、菱田梨衣菜が胸に担いだ一眼レフで撮影する。
「乃蒼くん、ほんとに全然萎えないね」
菱田梨衣菜が言う。
ぼくたちのパラソルの後ろ、庇の影にプールマットが敷かれて、裸の絵里衣と玲蘭が抱き合って横たわる。汗とオイルと、ぼくがぶちまけた精液にまみれて、ぬるぬると舌を絡め合う。その二人の姿を、固定された一眼レフがまだ録画している。ほんの五分前は二人をめちゃくちゃ犯して、梨衣菜の指示に従って、絵里衣の顔に精液をぶっかけたばかり。
ぼくたちは全裸だけど、菱田梨衣菜は白いキャミにストレッチジーンズを履いて、U字のブラケットスタビライザーを装着したカメラを抱えて、濡れた床に膝をつく。すごく綺麗なお姉さんだけど、初めて出会ったぼくと挨拶もそこそこに「おっきいんでしょ、みせてよ」と言って強引に服を脱がした。
「これ、撮ったのって、どうするんですか?」
「ここにいるみんなに共有するよ。みたいときに、いつでも観られるよ」
「……それだけですか?」
「心配なの?」
「少し」
「あたし、絵里衣たちとのエッチも撮って、配信することがあるんだけど、自分のって固定でしか撮れないじゃん。人のセックス撮影したら、もっといろんな撮り方できると思って」
「撮るのが、目的なんですか?」
「そうだよ。それに乃蒼くん可愛いし、おちんちんおっきくてエロいし……、ねえ、陽菜ちゃん、乃蒼くんのおちんぽ、挿れてみて」
陽菜が仰向けのぼくを跨いで、亜香里がおちんちんを支える。にちゅるるっと先端が割れ目に沈み、ゆっくりと底まで沈む。いつもと違う場所だからか、陽菜の膣圧が強い。ぼくの肌も敏感。梨衣菜のカメラがぼくたちの結合を中心に捉える。陽菜が上下すると、プールチェアがギシギシ軋る。亜香里が陰嚢を舐める。
「こんな巨根の男の子いたら、クラスで噂にならない?」
梨衣菜が訊く。莉緒菜が笑って顔を上げる。
「乃蒼くん、お昼休みにエッチしてるから、午後ずっと勃起してるの。やばいって、女の子みんな気づくよ」
「だって、きもちよくて……」
「エッチの後もきもちいいの?」
「きもちいいよ、あんな……いっぱい、ぬちゅぬちゅして、すぐ元に戻れるわけないよ」
「男の子って、普通すぐ元に戻るんじゃないの?」
「ぼく勃起すると、なかなか元に戻らな……あっ、ふーっ」
亜香里がぼくのお尻にローターを押し付けて、ちゅるんと中に挿れる。
「お兄ちゃん、夜エッチすると、朝までガッチガチなの」と亜香里が暴露する。
「えーっ、いいなあ。毎晩エッチできるんでしょ」
莉緒菜が言って、唯と一緒にぼくの胸と脇腹をくすぐる。
ぼくは唯と莉緒菜を抱き寄せて、乳首を舐めさせる。陽菜を突き上げる。腰を上下させるたびに、お尻から飛び出たローターのケーブルを振り回し、リモコンがプールチェアの隙間から床に落ちる。カメラを抱えた梨衣菜がぼくたちの周囲を回りながらアオリで撮影する。
都会の空は雲ひとつなくて、このあたりには高い建物もない。それでも、喘ぎ声を上げれば近隣にきこえてしまうかもしれない。
「梨衣菜さんって、絵里衣ちゃんたちの友達なんですか?」
ぼくが訊く。ここへ来てすぐセックスの撮影を始めて、梨衣菜のことを何も知らない。
「エッチする友達だよ。普段はおもちゃ使うんだけど、今日はオイルだけね」
「女の子って、女の子が好きなの?」
「誰でもいいってわけじゃないよ。てか、アタシがそういうの絵里衣に教えたから、絵里衣がハマっちゃったのかも」
「女の子どうしのエッチですか?」
「うん、あとオイルね」
「オイル?」
「乃蒼くん、絵里衣にベビーオイル貰ってない?」
「貰ってないです。自分でアルガンオイル買って、使ってます」
陽菜が亜香里に背中から抱かれて、オイルに塗れた胸を撫でられ、喘ぎながら腰をスイングさせる。ちゅるちゅる、ちゃくちゃく、粘膜が粘膜を滑る音が耳に心地よい。
「あーそうなんだ。じゃあ、乃蒼くんの分も今日あげるよ、ベビーオイル」
「何か……違うんですか?」
「エッチがきもちよくなるクスリが入ってるの。あたしが高校中退になった原因なんだけど」
「クスリ……って、合法ですか?」
「そんなわけないじゃん、処女だってイっちゃうクスリだよ」
やっぱりそうだ。自宅でアルガンオイルを使うより、絵里衣や唯のベビーオイルを塗ったほうが明らかにめちゃくちゃきもちよくて、ずっとずっと身体の興奮が醒めない。何か入ってたんだ。
ぼくは梨衣菜の身の上話を半ば上の空で聞きながら、陽菜をめちゃくちゃ突き上げる。体中がきもちよくて、快楽が駆け巡って、ぴくぴく跳ねて忙しい。梨衣菜がぼくの両脚の間から結合を撮影する。亜香里がベビーオイルのボトルを傾けて、ぼくの下腹部に垂らす。
高二のとき、クラブで買ったクスリなんだけど、普通は小さいパケってのに入ってるんだ。誰のかわかんない野球帽が回ってきて、そこに千円入れて次に回すと、後で知らないおにいさんが来て、手の甲に粉をトントンしてくれる。それが入り口。使ってみてよかったら、次から一パケ八千円とか一万円で買うんだよ。
でも、アタシはなんかの手違いでケース入りの塊を貰っちゃって、それを小分けにして友達に配ってたら家に警察が来ちゃってさー、高校にも知られちゃってほんと最悪だった。学校は退学者を出したくないらしくて、自主的に中退するように言ってくれたの。だから退学じゃなくて中退。
親はマジギレして家から追い出されるし、住み込みで働けるバイトとか風俗くらいしかないじゃん。絶対風俗は嫌だって思ったから、昔モデルやってたハローエンジェルの事務所を頼ったの。あたしがモデルやってた頃って今よりずっとゆるゆるでさ、小学生の女の子どうし水着を着てローションプレイするんだよ。水着の中に手を入れておっぱいヌルヌルしたり、おまんこに指挿れたり。アタシ、あれで女の子どうしでするの好きになったのかも。
そういう過去を知ってるし、動画だって持ってるから、事務所もアタシを追い返すわけにはいかなくて、アルバイトということで撮影の補助とかやってるんだよ。普段は事務所の地下にある倉庫で寝泊まりしるんだけど、エアコンがボロくて冬は寒いし夏は暑いのね。ここのスタジオの鍵持ってるから、掃除するついでにシャワー浴びに来たり、寝苦しい夜はあっちのベッドで寝たりしてるよ。一回見つかってめっちゃ叱られたけど。
何度目かの撮影で唯ちゃんのバレエ教室に行ったとき、絵里衣がピアノ伴奏してて、アタシの好みだったからダメ元でここに誘ったのね。小分けのパケはサツに持ってかれたけど、塊は隠してあるから、それをベビーオイルに溶かしてつかってみたら、初めてのときから絵里衣ヤバいくらいハマって。
今、乃蒼くんがやってるみたいに、乳首とアソコを三箇所同時に責められたくて、絵里衣の友達の玲蘭ちゃん誘って、三人でしたらめっちゃきもちよくてさ。唯と陽菜ちゃんは絵里衣が連れてきたんだよね。人数多いほうがエッチきもちいいけど、親バレ怖いからあんまり一緒にやらないけどね。あたし女なのに、ちっちゃい子好きだから、ほんとは一晩中抱き合っていたいくらいなのに。
乃蒼くんは絵里衣ちゃんが偶然みつけたんだっけ?
なんか、めちゃくちゃ巨根で絶倫で、可愛い男の子って言ってて、全然想像できなかったけど、アハハッ、そのまんまだね。
「はーっ、あっあっあっあっいっいく……いくっ、出ちゃう」
「出してぇ、乃蒼くん、せーし、あっ、いくっ」
陽菜の子宮頸がぎゅっと引き攣り、まるで搾乳するように膣が蠕動する。ぼくは陽菜の幼い膣を、規格外の巨根で突き上げ、音が聞こえるほど盛大に射精する。結合から派手に精液がじょばーっと噴き出し、ぼくのお腹と胸にぶちまけられる。今までで一番大量の射精に戦慄する。
「きゃーすごい、えーっ、ちょっと、量すごくない?」
梨衣菜がカメラを近づけて驚く。
陽菜はぼくの上でビクビクと痙攣し、溢れる精液を唯と莉緒菜がじゅるじゅる啜る。亜香里はぼくのおちんちんを無理矢理引き抜いて、射精が収まらない巨根を自分の割れ目に沈めてしまう。
ぼくは亜香里の胎内に精を放ちながら、亜香里は腰を上下させる。亜香里は陽菜を背中から抱いたまま、割れ目を指で開く。拡がった膣口から精液がどぷりとぼくのみぞおちにこぼれ落ち、唯と莉緒菜が貴重な蜜を啜るように貪る。精液は出し尽くしたのに、絶頂状態から戻ってこない。精液を送り出す筋肉が攣ったみたいに硬直し、お尻の中で暴れるローターと、血液の脈動が、じんじんと快感を伝える。
ぼくは頭をプールチェアに押し付けて仰け反り、きもちよすぎて白目を剥く。身体が感じられる極限の快楽に充ちているのに、亜香里がタイトな膣でぼくを刺激し、唯と莉緒菜が乳首をにゅるにゅる舌先で抉る。限度を超えた悦楽はもうほとんど暴力と変わらない。これ以上、快感を積んではいけない。潰されてしまう。だめ、だめ、もうおしまい。
橙に染まった西の空がぐるりと回転し、それは回りながら青空にグラデーションして、強い太陽光に目が眩む。
逆上がりの情景。ぼくは鉄棒に捕まって上下逆さまになったまま、自分の眼下に拡がる青空を見下ろす。ぼくの脚の隣に、露杏奈の白い太腿が並ぶ。
一瞬の白昼夢から引き戻されると、亜香里がぼくの上で腰を上下させる肢体が目に入る。今度は陽菜が亜香里を背中から抱いて、薄い胸にてのひらをすべらせる。みんな気づいてないけれど、いま、一瞬失神した。
「ねえ、唯ちゃんたちのクラスに、伊東露杏奈ちゃんっている?」
梨衣菜がカメラのメモリーカードを交換しながら訊く。唯が顔を上げる。
「乃蒼くんの片想いの子」と答える。
「えーっ、そうなの?」
「なんで露杏奈のこと、知ってるんですか?」
「あの子、ハローエンジェルのモデルなんだよ」
「マジですか?」
「めっちゃ人気ある子だから、アタシはあんまり喋ったことないんだけどね」
「水着撮影とかするの?」
「最近はそれ厳しいの。それに、あの子、めちゃくちゃ可愛いでしょ、天使みたい。ああいう子はいくらでも仕事あるから」
「まあ、ハーフだし」
「乃蒼くん片想いなの?」
「乃蒼くん、頑張って告白したけど、フラレたんですよ」
「どうして?」
「あたしたちのエッチに誘っちゃって」
梨衣菜が手を叩いて大笑いする。亜香里が甘い声をあげて、パラソルに反響する。起き上がった絵里衣と玲蘭が全裸のままプールに飛び込む。水飛沫が上がって、夏の光にキラキラと輝く。梨衣菜がカメラを構えて、ぼくの耳元で囁く。
「じゃあ、アタシが誘ってみよっか」
その日、ぼくは絵里衣と玲蘭、それに唯、莉緒菜、陽菜、妹の亜香里の六人と共に、世田谷にあるレンタルスタジオを訪れていた。
スタジオはビルの七階にあって、屋上が広いバルコニーになっていて、楕円形のプールが備わっていた。ぼくはパラソルの下のプールチェアに全裸で寝そべって、唯と莉緒菜がぼくの胸を舐めて、亜香里と陽菜がおちんちんに舌を巻きつける。一方的に愛撫されるぼくの姿を、菱田梨衣菜が胸に担いだ一眼レフで撮影する。
「乃蒼くん、ほんとに全然萎えないね」
菱田梨衣菜が言う。
ぼくたちのパラソルの後ろ、庇の影にプールマットが敷かれて、裸の絵里衣と玲蘭が抱き合って横たわる。汗とオイルと、ぼくがぶちまけた精液にまみれて、ぬるぬると舌を絡め合う。その二人の姿を、固定された一眼レフがまだ録画している。ほんの五分前は二人をめちゃくちゃ犯して、梨衣菜の指示に従って、絵里衣の顔に精液をぶっかけたばかり。
ぼくたちは全裸だけど、菱田梨衣菜は白いキャミにストレッチジーンズを履いて、U字のブラケットスタビライザーを装着したカメラを抱えて、濡れた床に膝をつく。すごく綺麗なお姉さんだけど、初めて出会ったぼくと挨拶もそこそこに「おっきいんでしょ、みせてよ」と言って強引に服を脱がした。
「これ、撮ったのって、どうするんですか?」
「ここにいるみんなに共有するよ。みたいときに、いつでも観られるよ」
「……それだけですか?」
「心配なの?」
「少し」
「あたし、絵里衣たちとのエッチも撮って、配信することがあるんだけど、自分のって固定でしか撮れないじゃん。人のセックス撮影したら、もっといろんな撮り方できると思って」
「撮るのが、目的なんですか?」
「そうだよ。それに乃蒼くん可愛いし、おちんちんおっきくてエロいし……、ねえ、陽菜ちゃん、乃蒼くんのおちんぽ、挿れてみて」
陽菜が仰向けのぼくを跨いで、亜香里がおちんちんを支える。にちゅるるっと先端が割れ目に沈み、ゆっくりと底まで沈む。いつもと違う場所だからか、陽菜の膣圧が強い。ぼくの肌も敏感。梨衣菜のカメラがぼくたちの結合を中心に捉える。陽菜が上下すると、プールチェアがギシギシ軋る。亜香里が陰嚢を舐める。
「こんな巨根の男の子いたら、クラスで噂にならない?」
梨衣菜が訊く。莉緒菜が笑って顔を上げる。
「乃蒼くん、お昼休みにエッチしてるから、午後ずっと勃起してるの。やばいって、女の子みんな気づくよ」
「だって、きもちよくて……」
「エッチの後もきもちいいの?」
「きもちいいよ、あんな……いっぱい、ぬちゅぬちゅして、すぐ元に戻れるわけないよ」
「男の子って、普通すぐ元に戻るんじゃないの?」
「ぼく勃起すると、なかなか元に戻らな……あっ、ふーっ」
亜香里がぼくのお尻にローターを押し付けて、ちゅるんと中に挿れる。
「お兄ちゃん、夜エッチすると、朝までガッチガチなの」と亜香里が暴露する。
「えーっ、いいなあ。毎晩エッチできるんでしょ」
莉緒菜が言って、唯と一緒にぼくの胸と脇腹をくすぐる。
ぼくは唯と莉緒菜を抱き寄せて、乳首を舐めさせる。陽菜を突き上げる。腰を上下させるたびに、お尻から飛び出たローターのケーブルを振り回し、リモコンがプールチェアの隙間から床に落ちる。カメラを抱えた梨衣菜がぼくたちの周囲を回りながらアオリで撮影する。
都会の空は雲ひとつなくて、このあたりには高い建物もない。それでも、喘ぎ声を上げれば近隣にきこえてしまうかもしれない。
「梨衣菜さんって、絵里衣ちゃんたちの友達なんですか?」
ぼくが訊く。ここへ来てすぐセックスの撮影を始めて、梨衣菜のことを何も知らない。
「エッチする友達だよ。普段はおもちゃ使うんだけど、今日はオイルだけね」
「女の子って、女の子が好きなの?」
「誰でもいいってわけじゃないよ。てか、アタシがそういうの絵里衣に教えたから、絵里衣がハマっちゃったのかも」
「女の子どうしのエッチですか?」
「うん、あとオイルね」
「オイル?」
「乃蒼くん、絵里衣にベビーオイル貰ってない?」
「貰ってないです。自分でアルガンオイル買って、使ってます」
陽菜が亜香里に背中から抱かれて、オイルに塗れた胸を撫でられ、喘ぎながら腰をスイングさせる。ちゅるちゅる、ちゃくちゃく、粘膜が粘膜を滑る音が耳に心地よい。
「あーそうなんだ。じゃあ、乃蒼くんの分も今日あげるよ、ベビーオイル」
「何か……違うんですか?」
「エッチがきもちよくなるクスリが入ってるの。あたしが高校中退になった原因なんだけど」
「クスリ……って、合法ですか?」
「そんなわけないじゃん、処女だってイっちゃうクスリだよ」
やっぱりそうだ。自宅でアルガンオイルを使うより、絵里衣や唯のベビーオイルを塗ったほうが明らかにめちゃくちゃきもちよくて、ずっとずっと身体の興奮が醒めない。何か入ってたんだ。
ぼくは梨衣菜の身の上話を半ば上の空で聞きながら、陽菜をめちゃくちゃ突き上げる。体中がきもちよくて、快楽が駆け巡って、ぴくぴく跳ねて忙しい。梨衣菜がぼくの両脚の間から結合を撮影する。亜香里がベビーオイルのボトルを傾けて、ぼくの下腹部に垂らす。
高二のとき、クラブで買ったクスリなんだけど、普通は小さいパケってのに入ってるんだ。誰のかわかんない野球帽が回ってきて、そこに千円入れて次に回すと、後で知らないおにいさんが来て、手の甲に粉をトントンしてくれる。それが入り口。使ってみてよかったら、次から一パケ八千円とか一万円で買うんだよ。
でも、アタシはなんかの手違いでケース入りの塊を貰っちゃって、それを小分けにして友達に配ってたら家に警察が来ちゃってさー、高校にも知られちゃってほんと最悪だった。学校は退学者を出したくないらしくて、自主的に中退するように言ってくれたの。だから退学じゃなくて中退。
親はマジギレして家から追い出されるし、住み込みで働けるバイトとか風俗くらいしかないじゃん。絶対風俗は嫌だって思ったから、昔モデルやってたハローエンジェルの事務所を頼ったの。あたしがモデルやってた頃って今よりずっとゆるゆるでさ、小学生の女の子どうし水着を着てローションプレイするんだよ。水着の中に手を入れておっぱいヌルヌルしたり、おまんこに指挿れたり。アタシ、あれで女の子どうしでするの好きになったのかも。
そういう過去を知ってるし、動画だって持ってるから、事務所もアタシを追い返すわけにはいかなくて、アルバイトということで撮影の補助とかやってるんだよ。普段は事務所の地下にある倉庫で寝泊まりしるんだけど、エアコンがボロくて冬は寒いし夏は暑いのね。ここのスタジオの鍵持ってるから、掃除するついでにシャワー浴びに来たり、寝苦しい夜はあっちのベッドで寝たりしてるよ。一回見つかってめっちゃ叱られたけど。
何度目かの撮影で唯ちゃんのバレエ教室に行ったとき、絵里衣がピアノ伴奏してて、アタシの好みだったからダメ元でここに誘ったのね。小分けのパケはサツに持ってかれたけど、塊は隠してあるから、それをベビーオイルに溶かしてつかってみたら、初めてのときから絵里衣ヤバいくらいハマって。
今、乃蒼くんがやってるみたいに、乳首とアソコを三箇所同時に責められたくて、絵里衣の友達の玲蘭ちゃん誘って、三人でしたらめっちゃきもちよくてさ。唯と陽菜ちゃんは絵里衣が連れてきたんだよね。人数多いほうがエッチきもちいいけど、親バレ怖いからあんまり一緒にやらないけどね。あたし女なのに、ちっちゃい子好きだから、ほんとは一晩中抱き合っていたいくらいなのに。
乃蒼くんは絵里衣ちゃんが偶然みつけたんだっけ?
なんか、めちゃくちゃ巨根で絶倫で、可愛い男の子って言ってて、全然想像できなかったけど、アハハッ、そのまんまだね。
「はーっ、あっあっあっあっいっいく……いくっ、出ちゃう」
「出してぇ、乃蒼くん、せーし、あっ、いくっ」
陽菜の子宮頸がぎゅっと引き攣り、まるで搾乳するように膣が蠕動する。ぼくは陽菜の幼い膣を、規格外の巨根で突き上げ、音が聞こえるほど盛大に射精する。結合から派手に精液がじょばーっと噴き出し、ぼくのお腹と胸にぶちまけられる。今までで一番大量の射精に戦慄する。
「きゃーすごい、えーっ、ちょっと、量すごくない?」
梨衣菜がカメラを近づけて驚く。
陽菜はぼくの上でビクビクと痙攣し、溢れる精液を唯と莉緒菜がじゅるじゅる啜る。亜香里はぼくのおちんちんを無理矢理引き抜いて、射精が収まらない巨根を自分の割れ目に沈めてしまう。
ぼくは亜香里の胎内に精を放ちながら、亜香里は腰を上下させる。亜香里は陽菜を背中から抱いたまま、割れ目を指で開く。拡がった膣口から精液がどぷりとぼくのみぞおちにこぼれ落ち、唯と莉緒菜が貴重な蜜を啜るように貪る。精液は出し尽くしたのに、絶頂状態から戻ってこない。精液を送り出す筋肉が攣ったみたいに硬直し、お尻の中で暴れるローターと、血液の脈動が、じんじんと快感を伝える。
ぼくは頭をプールチェアに押し付けて仰け反り、きもちよすぎて白目を剥く。身体が感じられる極限の快楽に充ちているのに、亜香里がタイトな膣でぼくを刺激し、唯と莉緒菜が乳首をにゅるにゅる舌先で抉る。限度を超えた悦楽はもうほとんど暴力と変わらない。これ以上、快感を積んではいけない。潰されてしまう。だめ、だめ、もうおしまい。
橙に染まった西の空がぐるりと回転し、それは回りながら青空にグラデーションして、強い太陽光に目が眩む。
逆上がりの情景。ぼくは鉄棒に捕まって上下逆さまになったまま、自分の眼下に拡がる青空を見下ろす。ぼくの脚の隣に、露杏奈の白い太腿が並ぶ。
一瞬の白昼夢から引き戻されると、亜香里がぼくの上で腰を上下させる肢体が目に入る。今度は陽菜が亜香里を背中から抱いて、薄い胸にてのひらをすべらせる。みんな気づいてないけれど、いま、一瞬失神した。
「ねえ、唯ちゃんたちのクラスに、伊東露杏奈ちゃんっている?」
梨衣菜がカメラのメモリーカードを交換しながら訊く。唯が顔を上げる。
「乃蒼くんの片想いの子」と答える。
「えーっ、そうなの?」
「なんで露杏奈のこと、知ってるんですか?」
「あの子、ハローエンジェルのモデルなんだよ」
「マジですか?」
「めっちゃ人気ある子だから、アタシはあんまり喋ったことないんだけどね」
「水着撮影とかするの?」
「最近はそれ厳しいの。それに、あの子、めちゃくちゃ可愛いでしょ、天使みたい。ああいう子はいくらでも仕事あるから」
「まあ、ハーフだし」
「乃蒼くん片想いなの?」
「乃蒼くん、頑張って告白したけど、フラレたんですよ」
「どうして?」
「あたしたちのエッチに誘っちゃって」
梨衣菜が手を叩いて大笑いする。亜香里が甘い声をあげて、パラソルに反響する。起き上がった絵里衣と玲蘭が全裸のままプールに飛び込む。水飛沫が上がって、夏の光にキラキラと輝く。梨衣菜がカメラを構えて、ぼくの耳元で囁く。
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