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第12話「女子寮に連れ込まれていることがバレること」
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六月最後の平日。
ぼくは露杏奈に話しかけるチャンスを伺っていたけれど、その日、露杏奈はずっとそっぽを向いて一度も会話できなかった。それどころか、中休みになると袴田くんの席に行って、ずっと何か楽しそうに喋っているから、割り込む隙がない。強引に話しかけたところで、なにをどう話していいかわからない。誤解を解こうにも、どこにも誤解なんてないのだから。
その中休みの時間に、いままで日常的にはまったく会話しなかった唯がぼくの席にやってきて、馴れ馴れしく机に座って、ぼくに膝を向ける。
「ねえ、乃蒼くん……、亜香里ちゃんに言った?」
「え?」
「あたしたちのこと」
「亜香里は絵里衣に聞いたって言うから」
「一緒にしたいって言ってるよ」
「えー……」
「てか、乃蒼くん妹でも見境ないんだね」
「それは、事情が……」
唯が上履きを脱いで片膝を抱える。ベージュのパンツインスカートからショーツが覗く。袴田くんの席をチラ見すると、露杏奈が大笑いしてる。胸が締めつけられて、目を逸らす。
「お昼休みは無理だから、今日、みんなで絵里衣ちゃんとこ行こうよ」
「みんなで?」
「あたしと、莉緒菜と、陽菜と、亜香里ちゃんと、乃蒼くん」
「迷惑になっちゃうよ」
「いつも陽菜と遊びにいってるから、大丈夫だと思うけど」
「ぼく、亜香里と先に帰るよ」
「なに言ってるの。乃蒼くんがいないと始まらないでしょ」
上履きを脱いだ足でぼくの股間に触れる。ぼくは唯の足を掴んで、だめだよ、とか細く抗議する。唯がくすくす笑う。
「あれーっ、お前らデキてんの?」
通りかかった蒼汰が大きな声で指摘する。冷や汗が出る。
「蒼汰、あんた昨日の日直日誌書いてないでしょ。あたしがウメに怒られたんだけど」
唯が机から飛び降りて、蒼汰に蹴りを入れる。蒼汰は「知らねーよ」と言って逃げる。唯が追いかける。チャイムが鳴る。
* * *
女子寮の部屋の壁には、榛東文化女子中の年間行事予定が貼られていて、今年は七月二十日から夏休みに入る予定になっていた。ぼくたちの小学校と同じだ。
ぼくは絵里衣のベッドに仰向けで大の字になって、股間を絵里衣が跨いで上下に揺れる。ぼくの両腕を陽菜と唯が跨いで、ぼくは二人の割れ目に指を挿れ、二人はぼくの乳首を舐める。莉緒菜と玲蘭が絵里衣の乳首を舐めたり、ぼくの脇腹に舌を這わせたり。そんな光景を、ぼくを膝枕した亜香里が眺めて、「お兄ちゃんハーレムだね」と言って笑う。
「乃蒼くん、次、亜香里ちゃんとエッチしてみてよ」
玲蘭が要求する。女子寮を訪れてから、まだ莉緒菜と亜香里とはセックスしていない。
莉緒菜は家が青梅街道の向こう側だから、今日一緒に来ることを渋ったのだけど、仲間はずれを作りたくない唯が強引につれてきた。亜香里は下校のグループが違うのだけど、今日は勝手にぼくのグループに混ざった。
絵里衣が腰を浮かしておちんちんを引き抜く。玲蘭と莉緒菜が濡れた陰茎に舌を巻きつける。絵里衣はそのままぼくのお腹を跨いで、亜香里とキスをする。亜香里の乳首を摘む。亜香里も絵里衣の乳房を両手で触って、乳首を指で挟む。ぼくの真上で、二人の少女がぬるぬると舌を絡め合う。
「おいで、上になって、お兄ちゃん犯して」
キスしながら絵里衣が囁く。亜香里は起き上がって、裸の女の子がひしめくベッドの上を膝で歩いて、ぼくの股間を跨ぐ。玲蘭がベビーオイルのボトルを亜香里の割れ目に押し付けて、ぶちゅっとオイルを注入する。逆流したオイルがぼくのお腹に垂れる。莉緒菜がおちんちんを握って、先っぽで亜香里の割れ目をにゅるにゅる弄る。絵里衣が亜香里を背中から抱いて、体重をかける。
みちみちみち……みちゅるるっ、オイルを垂らしながら、亜香里の未熟な膣口がぼくの太いおちんちんを半分以上沈めてしまう。唯と陽菜がそれをみて「すごーい、入った」と驚く。
「あは……あーっ、あん」
「亜香里ちゃん、声出すの我慢してね」
「ごめんなさい、きもちよくて……」
「きもちいいよね、お兄ちゃんのちんぽ」
「きもちい……あっ、んっ、んっ、んっ」
「家でエッチしたりするの?」
「うん……する」
「お父さんとお母さんは?」
「お母さんは入院してるし、お父さんは……単身赴任でいなくて」
「えっ、じゃあ、家で二人きりなの?」
「そうです」
「乃蒼くんのおちんぽ、独り占めじゃない」
「アハハ……あん、そう、昨日……あん、いっぱいしたの」
「いいなー、あたしもこんな弟が欲しかった」
「あげませんよ」
「兄妹って、やっぱきもちいいの?」
「うーん、ほんとの……兄妹じゃ、ないから」
「そうなの?」
「あたしのお父さんと、お兄ちゃんのお母さんが、再婚したんです」
「そうなんだ、じゃあ中出しオーケーじゃん」
絵里衣は亜香里にぼくたちのことを根掘り葉掘り聞きながら、亜香里の背中を抱き、乳首を指先で押さえて小刻みに震わせ、会話の合間にぬるぬると舌を結び合う。亜香里は腰を前に突き出して滑らかに波打たせ、ぼくはおちんちんがちゅるちゅる出入りする姿をじっとみつめて、この快楽に身を任せようとするのだけど、きもちよくなるほど露杏奈のことを思い出して胸が苦しくなる。
「みて、お腹」
玲蘭が亜香里の下腹部を触って言う。ぼくのおちんちんに中から突かれて丸く膨らむ。唯と陽菜が「エローい」と言って手を触れる。莉緒菜が亜香里とキスをする。女の子たちが身動きするたびに、華やかな薫りを撒き散らす。ぼくは、イク、イク、と訴えるのだけど、ピストンするたび膨らむ亜香里のお腹が注目を集めて気づいてくれない。もうだめ。
亜香里のぴったりした膣に容赦なく精を放ち、結合からドバッと溢れると、絵里衣が「あーっ、出しちゃった」と言う。
「ごめんなさ……あっ、うっ」
絵里衣が亜香里をそのまま仰向けにして、ぼくたちの結合に唇をつけてじゅるるるっと啜る。玲蘭も啜る。唯と陽菜がぼくと交代でキスをして、ぼくの目の前で二人は舌をお互いの唇にちゅるちゅる出し入れする。亜香里が腰を浮かしておちんちんを引き抜き、すみやかに莉緒菜が交代する。しっとり潤った莉緒菜の粘膜が、ちゅるるるっと滑らかにぼくを呑み込んでしまう。快感が数珠つなぎで落ち着く暇もなく、身体中に触れる少女たちの肌のぬくもりに包まれ、ぼくの肉体は少女たちの快楽装置として機能する。
* * *
夕方、ぼくたちはいつものように絵里衣と玲蘭に裏口まで導かれる。
階段を降りようとしたぼくたちを、女性の声が呼び止める。
「園部さん、待ちなさい」
振り返ると、廊下の反対側から青いエプロン姿の女性が歩いてくる。ランドセル姿のぼくたち五人は、自分の靴を持ったまま足が竦む。
「その子たちは?」
「あの、友達です」
絵里衣が答える。
「申請してないよね?」
「はい……」
「ここは女子寮だから、許可を取らないと、寮生以外は入ってはいけないのよ。聖恵の子たちだよね? 本当にお友達?」
「はい、バレエ教室で知り合って……」
「騒いだりしてない?」
「静かにしていました」
青いエプロン姿の女性はぼくたちを見下ろす。ぼくは俯いて目を見ないようにする。みんな女の子だけど、ぼくだけ男の子だから、バレると絵里衣たちが咎められるだけでなく、ぼくの親元にも連絡されてしまう。ぼくがかつて入っていた大政高校の男子寮も、女子を連れ込むと謹慎か停学、最悪退学になってしまう。
「みんなバレエ教室の子?」
「そうです……」
「今回は見逃します。だけど、お友達を寮にこっそり連れ込むのは厳禁です。申請を出して許可されるのは家族だけだからね」
「……ごめんなさい」
絵里衣と玲蘭が頭を下げる。
「もう日が暮れるから、早く帰してあげて」
ぼくたちは俯いたまま、絵里衣たちについていく。ほんの五分前まで、絵里衣と玲蘭に交互におちんちんを出し入れしていたばかりで勃起がおさまらず、シャツの中でみぞおちまで反り返る。一階まで階段で降りて、エントランスで靴を履いて外に出る。玲蘭が鉄の通用門を開ける。
「やっば、見つかっちゃったね」と絵里衣が言う。
「エッチしてたのは、バレてないよね?」と陽菜が訊く。
「それバレてたらただじゃ済まないって」
「次、どうする?」
「どーしよ、ちょっと考えるね」
ぼくたちは通用門を抜けて、絵里衣と玲蘭に手をふる。家が別方向の陽菜と唯、莉緒菜にも手をふる。亜香里と一緒に自宅マンションへの道を上る。春蝉が鳴いていて、赤橙の夕焼けが瑠璃色の夜空に溶けて、初夏の涼しい風が吹く。
ぼくは露杏奈に話しかけるチャンスを伺っていたけれど、その日、露杏奈はずっとそっぽを向いて一度も会話できなかった。それどころか、中休みになると袴田くんの席に行って、ずっと何か楽しそうに喋っているから、割り込む隙がない。強引に話しかけたところで、なにをどう話していいかわからない。誤解を解こうにも、どこにも誤解なんてないのだから。
その中休みの時間に、いままで日常的にはまったく会話しなかった唯がぼくの席にやってきて、馴れ馴れしく机に座って、ぼくに膝を向ける。
「ねえ、乃蒼くん……、亜香里ちゃんに言った?」
「え?」
「あたしたちのこと」
「亜香里は絵里衣に聞いたって言うから」
「一緒にしたいって言ってるよ」
「えー……」
「てか、乃蒼くん妹でも見境ないんだね」
「それは、事情が……」
唯が上履きを脱いで片膝を抱える。ベージュのパンツインスカートからショーツが覗く。袴田くんの席をチラ見すると、露杏奈が大笑いしてる。胸が締めつけられて、目を逸らす。
「お昼休みは無理だから、今日、みんなで絵里衣ちゃんとこ行こうよ」
「みんなで?」
「あたしと、莉緒菜と、陽菜と、亜香里ちゃんと、乃蒼くん」
「迷惑になっちゃうよ」
「いつも陽菜と遊びにいってるから、大丈夫だと思うけど」
「ぼく、亜香里と先に帰るよ」
「なに言ってるの。乃蒼くんがいないと始まらないでしょ」
上履きを脱いだ足でぼくの股間に触れる。ぼくは唯の足を掴んで、だめだよ、とか細く抗議する。唯がくすくす笑う。
「あれーっ、お前らデキてんの?」
通りかかった蒼汰が大きな声で指摘する。冷や汗が出る。
「蒼汰、あんた昨日の日直日誌書いてないでしょ。あたしがウメに怒られたんだけど」
唯が机から飛び降りて、蒼汰に蹴りを入れる。蒼汰は「知らねーよ」と言って逃げる。唯が追いかける。チャイムが鳴る。
* * *
女子寮の部屋の壁には、榛東文化女子中の年間行事予定が貼られていて、今年は七月二十日から夏休みに入る予定になっていた。ぼくたちの小学校と同じだ。
ぼくは絵里衣のベッドに仰向けで大の字になって、股間を絵里衣が跨いで上下に揺れる。ぼくの両腕を陽菜と唯が跨いで、ぼくは二人の割れ目に指を挿れ、二人はぼくの乳首を舐める。莉緒菜と玲蘭が絵里衣の乳首を舐めたり、ぼくの脇腹に舌を這わせたり。そんな光景を、ぼくを膝枕した亜香里が眺めて、「お兄ちゃんハーレムだね」と言って笑う。
「乃蒼くん、次、亜香里ちゃんとエッチしてみてよ」
玲蘭が要求する。女子寮を訪れてから、まだ莉緒菜と亜香里とはセックスしていない。
莉緒菜は家が青梅街道の向こう側だから、今日一緒に来ることを渋ったのだけど、仲間はずれを作りたくない唯が強引につれてきた。亜香里は下校のグループが違うのだけど、今日は勝手にぼくのグループに混ざった。
絵里衣が腰を浮かしておちんちんを引き抜く。玲蘭と莉緒菜が濡れた陰茎に舌を巻きつける。絵里衣はそのままぼくのお腹を跨いで、亜香里とキスをする。亜香里の乳首を摘む。亜香里も絵里衣の乳房を両手で触って、乳首を指で挟む。ぼくの真上で、二人の少女がぬるぬると舌を絡め合う。
「おいで、上になって、お兄ちゃん犯して」
キスしながら絵里衣が囁く。亜香里は起き上がって、裸の女の子がひしめくベッドの上を膝で歩いて、ぼくの股間を跨ぐ。玲蘭がベビーオイルのボトルを亜香里の割れ目に押し付けて、ぶちゅっとオイルを注入する。逆流したオイルがぼくのお腹に垂れる。莉緒菜がおちんちんを握って、先っぽで亜香里の割れ目をにゅるにゅる弄る。絵里衣が亜香里を背中から抱いて、体重をかける。
みちみちみち……みちゅるるっ、オイルを垂らしながら、亜香里の未熟な膣口がぼくの太いおちんちんを半分以上沈めてしまう。唯と陽菜がそれをみて「すごーい、入った」と驚く。
「あは……あーっ、あん」
「亜香里ちゃん、声出すの我慢してね」
「ごめんなさい、きもちよくて……」
「きもちいいよね、お兄ちゃんのちんぽ」
「きもちい……あっ、んっ、んっ、んっ」
「家でエッチしたりするの?」
「うん……する」
「お父さんとお母さんは?」
「お母さんは入院してるし、お父さんは……単身赴任でいなくて」
「えっ、じゃあ、家で二人きりなの?」
「そうです」
「乃蒼くんのおちんぽ、独り占めじゃない」
「アハハ……あん、そう、昨日……あん、いっぱいしたの」
「いいなー、あたしもこんな弟が欲しかった」
「あげませんよ」
「兄妹って、やっぱきもちいいの?」
「うーん、ほんとの……兄妹じゃ、ないから」
「そうなの?」
「あたしのお父さんと、お兄ちゃんのお母さんが、再婚したんです」
「そうなんだ、じゃあ中出しオーケーじゃん」
絵里衣は亜香里にぼくたちのことを根掘り葉掘り聞きながら、亜香里の背中を抱き、乳首を指先で押さえて小刻みに震わせ、会話の合間にぬるぬると舌を結び合う。亜香里は腰を前に突き出して滑らかに波打たせ、ぼくはおちんちんがちゅるちゅる出入りする姿をじっとみつめて、この快楽に身を任せようとするのだけど、きもちよくなるほど露杏奈のことを思い出して胸が苦しくなる。
「みて、お腹」
玲蘭が亜香里の下腹部を触って言う。ぼくのおちんちんに中から突かれて丸く膨らむ。唯と陽菜が「エローい」と言って手を触れる。莉緒菜が亜香里とキスをする。女の子たちが身動きするたびに、華やかな薫りを撒き散らす。ぼくは、イク、イク、と訴えるのだけど、ピストンするたび膨らむ亜香里のお腹が注目を集めて気づいてくれない。もうだめ。
亜香里のぴったりした膣に容赦なく精を放ち、結合からドバッと溢れると、絵里衣が「あーっ、出しちゃった」と言う。
「ごめんなさ……あっ、うっ」
絵里衣が亜香里をそのまま仰向けにして、ぼくたちの結合に唇をつけてじゅるるるっと啜る。玲蘭も啜る。唯と陽菜がぼくと交代でキスをして、ぼくの目の前で二人は舌をお互いの唇にちゅるちゅる出し入れする。亜香里が腰を浮かしておちんちんを引き抜き、すみやかに莉緒菜が交代する。しっとり潤った莉緒菜の粘膜が、ちゅるるるっと滑らかにぼくを呑み込んでしまう。快感が数珠つなぎで落ち着く暇もなく、身体中に触れる少女たちの肌のぬくもりに包まれ、ぼくの肉体は少女たちの快楽装置として機能する。
* * *
夕方、ぼくたちはいつものように絵里衣と玲蘭に裏口まで導かれる。
階段を降りようとしたぼくたちを、女性の声が呼び止める。
「園部さん、待ちなさい」
振り返ると、廊下の反対側から青いエプロン姿の女性が歩いてくる。ランドセル姿のぼくたち五人は、自分の靴を持ったまま足が竦む。
「その子たちは?」
「あの、友達です」
絵里衣が答える。
「申請してないよね?」
「はい……」
「ここは女子寮だから、許可を取らないと、寮生以外は入ってはいけないのよ。聖恵の子たちだよね? 本当にお友達?」
「はい、バレエ教室で知り合って……」
「騒いだりしてない?」
「静かにしていました」
青いエプロン姿の女性はぼくたちを見下ろす。ぼくは俯いて目を見ないようにする。みんな女の子だけど、ぼくだけ男の子だから、バレると絵里衣たちが咎められるだけでなく、ぼくの親元にも連絡されてしまう。ぼくがかつて入っていた大政高校の男子寮も、女子を連れ込むと謹慎か停学、最悪退学になってしまう。
「みんなバレエ教室の子?」
「そうです……」
「今回は見逃します。だけど、お友達を寮にこっそり連れ込むのは厳禁です。申請を出して許可されるのは家族だけだからね」
「……ごめんなさい」
絵里衣と玲蘭が頭を下げる。
「もう日が暮れるから、早く帰してあげて」
ぼくたちは俯いたまま、絵里衣たちについていく。ほんの五分前まで、絵里衣と玲蘭に交互におちんちんを出し入れしていたばかりで勃起がおさまらず、シャツの中でみぞおちまで反り返る。一階まで階段で降りて、エントランスで靴を履いて外に出る。玲蘭が鉄の通用門を開ける。
「やっば、見つかっちゃったね」と絵里衣が言う。
「エッチしてたのは、バレてないよね?」と陽菜が訊く。
「それバレてたらただじゃ済まないって」
「次、どうする?」
「どーしよ、ちょっと考えるね」
ぼくたちは通用門を抜けて、絵里衣と玲蘭に手をふる。家が別方向の陽菜と唯、莉緒菜にも手をふる。亜香里と一緒に自宅マンションへの道を上る。春蝉が鳴いていて、赤橙の夕焼けが瑠璃色の夜空に溶けて、初夏の涼しい風が吹く。
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