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第69話「違法なクスリに気づいているけど知らないふり」
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リビングのソファーに仰向けになって英玲奈を突き上げる間、愛佳が夜食にカップラーメンを作って食べる。つけっぱなしのテレビから、深夜のニュースが流れる。
「火災のあった建物は、仮想通貨のマイニングを行う会社が入っていましたが、焼け跡からは大麻草の鉢植えや、加工に使っていたとみられる道具などがみつかっています」
カップ麺を食べていた愛佳がテレビを指差す。
「ねー、これめっちゃ近所じゃない?」
テレビ画面にこのあたりの空撮映像と、煙が上がる建物が映る。見覚えのある建物は、麗羅のお母さんが働いていると言っていたマイニング工場だ。このニュースはネットでもみつけた。
マイニング工場らしくパソコンが大量に並んでいたけれど、そのほとんどが中古のジャンク品でマイニングに使える代物ではなく、実際は大麻の栽培施設が作られていた。大麻草の栽培にはハロゲンランプを使うため著しく電気代がかかるのだけど、警察に疑われないようにマイニングを行っている企業として届け出ていたらしい。
このビルのフロアを借りていた人物は一家揃って失踪しており、警察が行方を追っている。おそらく百瀬家のことだとおもう。焼け跡からは身元不明の男性の遺体がみつかっているけれど、ニュースではその遺体については詳しく書かれていない。テレビのニュースでも新しい情報がなにもない。
このニュースのことは内野に伝えたのだけど、もう興味を失った感じで「ありがとさん」と答えただけだった。内野と佐竹が追いかけているワタナベと麗羅の家族は無関係なのだろうか。
英玲奈が腰のスイングを止める。肩で息をする。
「タイマって何ですか?」と訊く。
「違法薬物だよ」
「きもちよくなるの?」
「さぁ……わかんない」
「撮影のとき、毎回じゃないけど、梨衣菜さんが粉くれますよね。あれもイホー薬物ですか?」
「かもしれないね」
「あれ飲むと、セックスめっちゃきもちよくなりますよ。連続でイクし、興奮して夜眠れなくなるし」
「でも、あれ飲むと、後ですごい疲れるよね」
「疲れるー、なんか、体力を前借りしてるみたいです。あれもタイマ?」
「大麻は乾燥した草だよ。粉じゃないよ」
「別のクスリ?」
「わからないけど……梨衣菜さんには、聞かないほうがいいよ」
「どうしてですか?」
「ぼくたちはまだ子供なんだから、何も知らずにクスリを飲まされて、撮影を強要されたってことにしなきゃ」
英玲奈に説明していて、じぶんがひどく悪い奴におもえる。
起き上がって、英玲奈を仰向けにする。ぶちゃぶちゃ突き下ろす。英玲奈が涙目でぼくをみつめて、両手で乳首をコリコリ刺激する。
「ねぇ、首絞めてください」
英玲奈が要求する。英玲奈の首を両手で軽く絞めると、恍惚の表情を浮かべ、膣がぎゅーっと締まる。きもちよくて夢中で突く。英玲奈の頬がみるみる紅潮し、白目を剥く。ぼくは怖くなって、手を緩める。
「かはっ、はーっ、はぁ……はぁ……、優亜……最高、もう一回、絞めて」
「英玲奈、怖いよ……死んじゃうよ」
「これくらいで死にませんよ。ね、もっと絞めて」
もう一度英玲奈の首を絞める。愛佳がカップ麺を啜る。ニュース解説番組が始まる。首を絞められた英玲奈は声を出せず、濡れたセックスだけがリビングに響く。腰に巻き付いた英玲奈の両脚がぼくを引き寄せ、白目を向いて絶頂する。普段と違う引き攣り方で、ぼくをぐいぐい飲み込む。乳首をぎゅっと摘まれ、たまらず精液を噴射する。結合からびじゃーっと噴き出した汁がソファの窪みに溜まる。英玲奈の手足が力なく垂れても、ぼくは快楽に熱狂して気づかない。射精しながら狂ったように突き下ろす。
「優亜くん、英玲奈死んじゃうよ」
愛佳に言われて、ハッとして手を離す。ピストンを中断する。英玲奈はぐったりしていたけれど、呼吸している。死んでない。子宮頸がヒクヒク痙攣する。ぼくは英玲奈の頬を撫でて、揺り起こす。薄く目を開く。
「優亜くん……」
「英玲奈……大丈夫?」
「あたし……どうなりました?」
「ぐったりしてた」
「あたし、きもちよすぎて、失神したかも。あははっ、やばーい、失神した!」
嬉しそうにそう言って、ぼくの胸に手をあてる。指先で乳首を弾く。
「ねぇ、もっとして、もっと犯して」
「首絞めるの危ないよ」
「絞めなくていいから、おちんぽで突いてください、あたしのおまんこ犯して……はっ、あっ、あっ、あっ、ゆっ、あっ、くぅ……ン」
ぼくは再び夢中で英玲奈をピストンする。カップ麺を食べ終わった愛佳がぼくとキスをする。きもちよすぎて、頭がとろけそう。
「火災のあった建物は、仮想通貨のマイニングを行う会社が入っていましたが、焼け跡からは大麻草の鉢植えや、加工に使っていたとみられる道具などがみつかっています」
カップ麺を食べていた愛佳がテレビを指差す。
「ねー、これめっちゃ近所じゃない?」
テレビ画面にこのあたりの空撮映像と、煙が上がる建物が映る。見覚えのある建物は、麗羅のお母さんが働いていると言っていたマイニング工場だ。このニュースはネットでもみつけた。
マイニング工場らしくパソコンが大量に並んでいたけれど、そのほとんどが中古のジャンク品でマイニングに使える代物ではなく、実際は大麻の栽培施設が作られていた。大麻草の栽培にはハロゲンランプを使うため著しく電気代がかかるのだけど、警察に疑われないようにマイニングを行っている企業として届け出ていたらしい。
このビルのフロアを借りていた人物は一家揃って失踪しており、警察が行方を追っている。おそらく百瀬家のことだとおもう。焼け跡からは身元不明の男性の遺体がみつかっているけれど、ニュースではその遺体については詳しく書かれていない。テレビのニュースでも新しい情報がなにもない。
このニュースのことは内野に伝えたのだけど、もう興味を失った感じで「ありがとさん」と答えただけだった。内野と佐竹が追いかけているワタナベと麗羅の家族は無関係なのだろうか。
英玲奈が腰のスイングを止める。肩で息をする。
「タイマって何ですか?」と訊く。
「違法薬物だよ」
「きもちよくなるの?」
「さぁ……わかんない」
「撮影のとき、毎回じゃないけど、梨衣菜さんが粉くれますよね。あれもイホー薬物ですか?」
「かもしれないね」
「あれ飲むと、セックスめっちゃきもちよくなりますよ。連続でイクし、興奮して夜眠れなくなるし」
「でも、あれ飲むと、後ですごい疲れるよね」
「疲れるー、なんか、体力を前借りしてるみたいです。あれもタイマ?」
「大麻は乾燥した草だよ。粉じゃないよ」
「別のクスリ?」
「わからないけど……梨衣菜さんには、聞かないほうがいいよ」
「どうしてですか?」
「ぼくたちはまだ子供なんだから、何も知らずにクスリを飲まされて、撮影を強要されたってことにしなきゃ」
英玲奈に説明していて、じぶんがひどく悪い奴におもえる。
起き上がって、英玲奈を仰向けにする。ぶちゃぶちゃ突き下ろす。英玲奈が涙目でぼくをみつめて、両手で乳首をコリコリ刺激する。
「ねぇ、首絞めてください」
英玲奈が要求する。英玲奈の首を両手で軽く絞めると、恍惚の表情を浮かべ、膣がぎゅーっと締まる。きもちよくて夢中で突く。英玲奈の頬がみるみる紅潮し、白目を剥く。ぼくは怖くなって、手を緩める。
「かはっ、はーっ、はぁ……はぁ……、優亜……最高、もう一回、絞めて」
「英玲奈、怖いよ……死んじゃうよ」
「これくらいで死にませんよ。ね、もっと絞めて」
もう一度英玲奈の首を絞める。愛佳がカップ麺を啜る。ニュース解説番組が始まる。首を絞められた英玲奈は声を出せず、濡れたセックスだけがリビングに響く。腰に巻き付いた英玲奈の両脚がぼくを引き寄せ、白目を向いて絶頂する。普段と違う引き攣り方で、ぼくをぐいぐい飲み込む。乳首をぎゅっと摘まれ、たまらず精液を噴射する。結合からびじゃーっと噴き出した汁がソファの窪みに溜まる。英玲奈の手足が力なく垂れても、ぼくは快楽に熱狂して気づかない。射精しながら狂ったように突き下ろす。
「優亜くん、英玲奈死んじゃうよ」
愛佳に言われて、ハッとして手を離す。ピストンを中断する。英玲奈はぐったりしていたけれど、呼吸している。死んでない。子宮頸がヒクヒク痙攣する。ぼくは英玲奈の頬を撫でて、揺り起こす。薄く目を開く。
「優亜くん……」
「英玲奈……大丈夫?」
「あたし……どうなりました?」
「ぐったりしてた」
「あたし、きもちよすぎて、失神したかも。あははっ、やばーい、失神した!」
嬉しそうにそう言って、ぼくの胸に手をあてる。指先で乳首を弾く。
「ねぇ、もっとして、もっと犯して」
「首絞めるの危ないよ」
「絞めなくていいから、おちんぽで突いてください、あたしのおまんこ犯して……はっ、あっ、あっ、あっ、ゆっ、あっ、くぅ……ン」
ぼくは再び夢中で英玲奈をピストンする。カップ麺を食べ終わった愛佳がぼくとキスをする。きもちよすぎて、頭がとろけそう。
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