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第40話「自宅で麗羅と結ばれる」
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自分のマンションに戻ると、エントランスのソファに麗羅が座っていた。ぼくをみつけて立ち上がる。
「優亜くん……」
「お待たせ」
ぼくは麗羅を連れてエレベータに乗る。スマホで電子錠を開ける。玄関から上がるとき麗羅は「お邪魔します」と言う。麗羅がぼくのマンションに来るのは初めてだ。ぼくの部屋に連れ込むと、麗羅はカーペットの上に座り込む。ぼくはベッドに腰掛けて、鞄からペットボトルのお茶を出す。麗羅に渡す。ぼくは飲みかけの炭酸水を飲む。麗羅は冷えたお茶を喉を鳴らして飲む。
「ぷはっ、はーっ、喉めっちゃ乾いてた」
「お腹すいてない?」
「うん、すいてるけど……」
「カレー屋さんか、ファミレスの宅配が注文できるよ。ぼくも朝ごはん食べてないからお腹すいてるし」
スマホでファミレスの宅配アプリを開く。
「何がいい?」
「じゃあ、オニグラハンバーグ弁当」
ぼくはオニグラハンバーグ弁当とカットステーキを注文する。いま食べておかないと、午後の撮影では何も食べられない。
「あたし、知らないやつに動画を送ったの……」
「脅迫してた奴?」
「うん、なんかしつこくて、動画を一つ送ればもう要求はしないって言われて……つい……」
「その後、動画送った後は、そいつから何か連絡あった?」
「ううん、なにもない……あたし怖くてコンタクト消しちゃったし」
「じゃあ、大丈夫だよ」
「でも、もしまた連絡来たら……」
「ううん、来ない。絶対来ない」
ぼくの強い口調に麗羅が見上げる。ぼくをみつめる。首を傾げる。
麗羅はブラックウォッチ柄のプリーツスカートと、黒いカットソーを着て、襟からピンクのキャミの肩紐が覗く。普段、制服姿ばかりみているから、雰囲気が違って少し緊張する。撮影で一度セックスしているけれど、プライベートで逢うと雰囲気が違う。
麗羅はベッドに座るぼくの隣に座り直す。
「あたし、動画撮影はもう無理かも……」
「無理しなくてもいいよ」
「うん……でもほんとは続けたかった」
「続けたいんだ」
「動画出たら、女子寮に入れるって梨衣菜さんが。あたしは家を出て、一人で暮らしたい」
「家にいるのが厭なの?」
「息苦しくて」
「そっか」
「優亜くんは……あたしよりもっと大変だよね。ごめんね」
「ぼくは大変じゃないよ」
「平気?」
「平気って言うか……ぼく、セックスが好きだから」
麗羅は肩を竦めて、照れ笑いする。
「優亜くん、強いよね。あたし……初めてなのにきもちよかった」
そう呟いて、ぼくの太腿に手をのせる。膝を撫でる。内股を指が滑って、太腿の付け根を掴む。ぼくは麗羅を抱き寄せて、キスをする。プリーツスカートの内側に手を入れて、すべすべの太腿を撫でる。ショーツの上から割れ目をなぞる。麗羅は勃起したおちんちんを布越しに掴む。撫でる。ぼくのベルトを片手で外す。ぼくは麗羅をベッドに押し倒す。
「優亜くん、午後から撮影でしょ?」
「うん……」
「いいの?」
「いいよ。ぼく、麗羅とつながりたい」
「優亜くん……」
「お待たせ」
ぼくは麗羅を連れてエレベータに乗る。スマホで電子錠を開ける。玄関から上がるとき麗羅は「お邪魔します」と言う。麗羅がぼくのマンションに来るのは初めてだ。ぼくの部屋に連れ込むと、麗羅はカーペットの上に座り込む。ぼくはベッドに腰掛けて、鞄からペットボトルのお茶を出す。麗羅に渡す。ぼくは飲みかけの炭酸水を飲む。麗羅は冷えたお茶を喉を鳴らして飲む。
「ぷはっ、はーっ、喉めっちゃ乾いてた」
「お腹すいてない?」
「うん、すいてるけど……」
「カレー屋さんか、ファミレスの宅配が注文できるよ。ぼくも朝ごはん食べてないからお腹すいてるし」
スマホでファミレスの宅配アプリを開く。
「何がいい?」
「じゃあ、オニグラハンバーグ弁当」
ぼくはオニグラハンバーグ弁当とカットステーキを注文する。いま食べておかないと、午後の撮影では何も食べられない。
「あたし、知らないやつに動画を送ったの……」
「脅迫してた奴?」
「うん、なんかしつこくて、動画を一つ送ればもう要求はしないって言われて……つい……」
「その後、動画送った後は、そいつから何か連絡あった?」
「ううん、なにもない……あたし怖くてコンタクト消しちゃったし」
「じゃあ、大丈夫だよ」
「でも、もしまた連絡来たら……」
「ううん、来ない。絶対来ない」
ぼくの強い口調に麗羅が見上げる。ぼくをみつめる。首を傾げる。
麗羅はブラックウォッチ柄のプリーツスカートと、黒いカットソーを着て、襟からピンクのキャミの肩紐が覗く。普段、制服姿ばかりみているから、雰囲気が違って少し緊張する。撮影で一度セックスしているけれど、プライベートで逢うと雰囲気が違う。
麗羅はベッドに座るぼくの隣に座り直す。
「あたし、動画撮影はもう無理かも……」
「無理しなくてもいいよ」
「うん……でもほんとは続けたかった」
「続けたいんだ」
「動画出たら、女子寮に入れるって梨衣菜さんが。あたしは家を出て、一人で暮らしたい」
「家にいるのが厭なの?」
「息苦しくて」
「そっか」
「優亜くんは……あたしよりもっと大変だよね。ごめんね」
「ぼくは大変じゃないよ」
「平気?」
「平気って言うか……ぼく、セックスが好きだから」
麗羅は肩を竦めて、照れ笑いする。
「優亜くん、強いよね。あたし……初めてなのにきもちよかった」
そう呟いて、ぼくの太腿に手をのせる。膝を撫でる。内股を指が滑って、太腿の付け根を掴む。ぼくは麗羅を抱き寄せて、キスをする。プリーツスカートの内側に手を入れて、すべすべの太腿を撫でる。ショーツの上から割れ目をなぞる。麗羅は勃起したおちんちんを布越しに掴む。撫でる。ぼくのベルトを片手で外す。ぼくは麗羅をベッドに押し倒す。
「優亜くん、午後から撮影でしょ?」
「うん……」
「いいの?」
「いいよ。ぼく、麗羅とつながりたい」
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