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第27話「モデルの子を自宅に呼んでプライベートセックスする」

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 お母さんの葬儀が終わって、納骨が終わると、ぼくは自宅マンションに戻る。

 葬儀にお父さんは呼ばなかった。静香叔母さんと由香里さん、それに叔父さんが手配してくれたけれど、それ以外の親戚縁者を呼ばずに密葬にして、食事も初七日法要もなく、火葬の後はすぐに納骨した。白木位牌だけ貰ったけど、これをどうすればいいかわからない。リビングの棚に置きっぱなし。

 ソファに座って天井を仰ぐ。
 ぼくは一人ぼっちになってしまった。静香叔母さんがぼくを引き取る話をしてくれた。お父さんがいたらきっと揉めたに違いない。以前のぼくだったら、そのまま静香叔母さんの家に引き取られて、養子縁組して、新たな生活を始めるところだけれど、今のぼくは少しお金がある。ブループリントで仕事を続ければ、もっと稼げる。
 稼いだお金は現金で受け取り、クレカの引き落としに必要な金額しか銀行に入金しないように梨衣菜さんに入れ知恵された。そうすれば課税されない。ぼくは仕事を増やして、例えばいまの倍働いて、倍の収入が得られれば、しばらくここで生活を続けることができるかもしれない。今は、どうしても静香叔母さんのところに移り住む気になれない。
 今日は一人になりたいからと帰宅したけど、やっぱり由香里さんに傍にいてもらったほうがよかったかもしれない。一人でいることには変わりないのだけど、お母さんが帰ってくるはずの自宅と、もう二度と帰ってこない自宅は、全然違う。

 ぼくはスマホを開いて、IMCで愛佳に電話をかける。三コールで出る。
『もしもし、優亜くん?』
「愛佳ちゃん、まだ学校?」
『ううん、終わったよ。いま寮で、英玲奈と一緒に宿題やってる』
「英玲奈ちゃんも一緒?」
『この間の撮影で仲良くなったから』
「英玲奈ちゃんと一緒に、家に来ない? 宿題教えてあげる」
『うん! 行く』
「外泊できる?」
『えっ……泊まり!?』
「どうせ、明日からまた撮影でしょ。一緒にスタジオ行こう」
『うん、ちょっと寮長に聞いてみるけど、駄目だったらごめんね』

 通話を切る。ぼくはシャワーを浴びる。線香のニオイを消す。

 * * *

 あっ、あっ、あっ、あーっ。

 ぼくの部屋に英玲奈の喘ぎ声が響く。
 仰向けの英玲奈を突きおろし、英玲奈の顔を跨いだ愛佳と向かい合って、ちゅるちゅる舌を絡め合う。お互いの乳首を指先でくすぐる。英玲奈が愛佳の割れ目を舐める。愛佳が英玲奈に覆いかぶさって、結合に舌を這わせる。おちんちんを英玲奈から引き抜いて、愛佳に咥えさせる。ゆっくり愛佳の喉を突く。舌と扁桃腺にねっとり圧迫されて、思わずイキそうになるのを堪える。ふたたびおちんちんを英玲奈の割れ目に沈めると、何度も出した精液がぶちゅりと溢れる。

「ねぇ、愛佳。ピースして」
 ぼくはスマホでハメ撮りしながら指示する。愛佳が顔を横向きにして、舌を出してピースサインする。くすくす笑う。英玲奈に愛撫されて、とろけるような溜息を吐く。
「眠くない?」
「あはは、眠たい」
 愛佳が答える。
「そろそろ寝る?」
「歯磨きしなきゃ」
「愛佳は、セックス好き?」
「好き、優亜くんとするのが……あっ、あーっ」
 英玲奈が愛佳に指を挿れて、ちゅっちゅっちゅっちゅっと音を立てて愛撫する。愛佳がぼくの乳首に舌を這わせる。舌先がじぶんの乳首をチロチロ弾く姿をスマホで接写する。腰を波打たせて、英玲奈の子宮頸をいろんな角度で突く。X軸、Y軸、Z軸を回転させて、英玲奈の膣を長大な陰茎で掻き回す。ただピストンするだけでも無限の愉しみ方がある。

 もう窓の外は真っ暗で、壁の時計は十一時半を過ぎていた。二人がここを訪れてから七時間半、宿題もやらずにずっとセックスしている。夕食はファミレスの出前を食べたけど、あっという間に食べ終わってすぐにセックスを再開した。
 モデルの子とプライベートでセックスするのは初めてで、誰からも観られず、撮られずにセックスするのは一体誰のためなのか戸惑ってしまい、ついスマホでハメ撮りしてしまう。撮られたり観られたりしないと興奮しない身体になってしまった。
「あーっ、出ちゃう。英玲奈……でっ」
「出してぇ」
 限界まで拡がった英玲奈の膣口から、ぶじゅっ、びじゅーっ、びじゅーっ、びゅくっ、と精液がエロい音を立てて溢れ出す。撮影のときのような派手な勢いはないけれど、量は変わらない。ベッドのシーツに溢れた精液が溜まって揺れる。新しいタオルを取って拭き取る。
 おちんちんを引き抜く。英玲奈と愛佳が群がって啜り合う。スマホを掲げたまま、その光景を撮影する。
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