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第6話「我慢できずに出しちゃった」

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 ぼくは二人の本名をしらない。
 流南も鈴音もモデルとして活動するための名前だ。登録名簿に苗字は載っていない。流南は東京出身の小学五年生で、鈴音も都内下町出身の小学六年生。二人とも髪が長くて可愛くて、アウデュとかリセカンみたいなお硬いブランド服のモデルをやっている。検索で『アウデュ』と入力すると、検索候補に『アウデュ モデル』とか『アウデュ 流南』、『アウデュ 鈴音』が出てくる。それくらい有名な子二人に、ぼくはおちんちんを愛撫されていて、それを帆乃香さんの巨大なカムコーダーが撮影する。

「優亜くん……ほしいよ」
 流南が振り返って言う。ぼくは身体を起こす。流南が仰向けになり、鈴音が流南の頭の方に座って、流南の両足首を掴んで股を開く。つるつるの割れ目が開いて、桜色の粘膜が開く。
「挿れて……いいの?」
「いいよ、挿れて」
 ぼくはガチガチに勃起したおちんちんを指で押し下げて、流南の割れ目に押し当てる。ぐっと体重をかけると、大陰唇ごとぐーっとめり込む。腰を前後させて、割れ目に抜き差しするけど、入る気配がない。角度を変えて、上から突き下ろすように押し込むと、ぶちゅっと先端が沈む。

 みちゅるるるるっ。

 マイルドでつるんとした未熟な粘膜に、ぼくの巨根が滑り込む。得も言われぬ感触に、ぼくだけエロい声を漏らしてしまう。おちんちんが限界まで沈むと、鈴音が流南の足首から手を離して、ぼくを引き寄せて舌を絡める。指先で乳首を摘む。流南とつながったまま、鈴音と舌を絡め合い、お互いの乳首を指先でくすぐる。
 帆乃香さんがぼくの背後に回り込む。鈴音はぼくから唇を離して、流南の頭を跨いで、流南に割れ目を舐めさせる。ぼくの乳首をチロチロ舐める。帆乃香さんがぼくの上半身を引き寄せて、ぼくの肩越しに結合を撮る。ぼくは身体を大きく反って、帆乃香さんに背中を預ける。背中に、帆乃香さんの乳房を感じる。おちんちんをゆっくり引き抜いて、ゆっくり挿し込む。スローペースでピストンする。おちんちんの周囲に処女の血の輪っかができる。五十インチモニタに、ぼくの胸と、鈴音の愛撫と、流南の割れ目に突き挿さったおちんちんがにゅるにゅる出入りする光景が蠢く。きもちよくてたまらないのに、撮られている緊張から、心から楽しめない。なんだか、急かされているような気がする。

 つっちゃ、つっちゃ、ぬっちゃ、ぶちょっ。
 ピストンの音が響く。レイチェルが別のカメラを抱えて、ぼくたちの側面から結合をズームする。セックスの当事者にはみることのできない性器の律動がモニタに映し出される。鈴音が上目遣いでぼくをみつめて、甘い声で囁く。
「あたしにも挿れて」
 鈴音は流南から腰を浮かして、ぼくにお尻を向けて流南に覆いかぶさる。流南とキスをする。ぼくはおちんちんを流南から引き抜いて、鈴音の割れ目におしつける。流南ほどの強い抵抗はなく、ちゅるりと先端が滑り込む。にゅるるるるっと独特な圧迫を伴って、流南より深く沈む。おちんちんの先端がコリコリした子宮頸にぶつかる。全身の毛穴が開く。たまらない、こんなの、耐えられない。

「あっ、出ちゃう」
 びじゅーっ、びじゅーっ、びじゅーっ、ぶじゅううっ、鈴音の結合から精液が溢れ出し、流南の割れ目にどろりと滴る。レイチェルが驚いた表情でぼくを見上げる。鈴音が四つん這いでぼくを振り返る。現場に妙な空気が漂う。そうだ、足を叩かれるまで射精してはいけないのだ。そもそもどうして? ぼくには理由がわからない。
「あっ……あっあっあっあっいっ、おっき……」
 ぼくはお構いなく鈴音を突き上げる。凹凸のないつるりとした鈴音の膣は、ぼくの精液を受け止められず、突くたびに、ぶちゃっ、びじゃっ、と派手に噴射する。臙脂色えんじいろのマットレスに溜まった精液が律動に揺れる。ぼくはおちんちんを引き抜いて、流南に挿入する。背中を支える帆乃香さんの腰に腕を回して、流南を突く。再びおちんちんを引き抜いて、鈴音に挿れる。ピストンする。流南と違って、鈴音は幼い声であんあん喘ぐ。その声が地下駐車場にこだまする。ぼくは調子に乗って、流南と鈴音の割れ目に交互におちんちんを抜き差しする。流南に深く突き挿して、鈴音のお尻を持ち上げて、指で割れ目を拡げる。さっき出した精液が泡を伴ってドボリと溢れる。レイチェルのカメラがぐっと寄る。誰かがぼくの足を叩く。

 ぼくは鈴音の膣に指を出し挿れしながら、流南をめちゃくちゃに突く。汗が流れる。息が上がる。きもちよくて声が漏れる。ぼくは声変わりしていなくて、女の子の声みたい。
「はぁ、はぁ、はぁ、あっ……、うっ、ふっ、はぁ、あっ、いくっ」
 流南の胎内に盛大に噴射する。結合から精液がドバッと噴き出して、マットレスにびしゃっと扇状に拡がる。またたく間に、ぼくたちのセックスは修羅場の様相。それをカメラのレンズが冷たく追いかける。

「はぁ、はぁ、優亜くん、めっちゃ出したね……ウフフ」
 鈴音が振り返って微笑む。ぼくは流南からおちんちんを抜き取って、鈴音に挿れる。
「んあっ、あっ、優亜く……すごい、カタイ……」
「ぼく、今度は下になっていい?」
「まだ……できるの?」
「……だって、始めたばかりだよ」
 ぼくは鈴音の身体を持ち上げて、そのまま仰向けになる。鈴音はぼくに背を向けて股間を跨ぎ、お尻を上下にスナップさせる。ぶちゃっ、ぶちゃっ、ぶちゃっ、と卑猥な音が響く。流南が起き上がって、ぼくの頭を跨ぐ。血と精液にまみれた割れ目をおしつける。舌を挿れて掻き回す。帆乃香さんとレイチェルのカメラが、ぼくと鈴音の結合に迫る。
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