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保護者会が開かれる

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 明日香と麻耶が学校に来なくなって三日目、夕方に保護者会が開かれる。
 金曜日はお休みのお母さんは出席していて、ぼくはお母さんの代わりに凜花と愛菜に晩御飯を作る。トマトと豆苗を和えたマリネ、下ごしらえしてある鶏肉をオーブンでてりやきにして、クリームソースをかける。あとはインスタントのお味噌汁とご飯、お昼の残りのマッシュポテト。

 ご飯の後は洗い物をして、床に積まれたままほったらかしの洗濯物を畳んで自分の分は部屋に持ち帰る。湯船にお湯を張って、三人で一緒に入る。浴槽の縁に腰掛けて、凜花と愛菜におちんちんを愛撫させる。愛菜がコンディショナーでぬるぬるにした指をぼくのお尻に沈める。中をまさぐる。
「どのへんがきもちいい?」
「もうちょっと奥……そこ、内側を……あっ、あーそこ」
 愛菜が的確に前立腺を探り当てる。ゴリゴリ遠慮なく抉られて、じくじくした快感が重く全身に響き渡る。勃起がビクンビクンと痙攣して、凜花の口の中で剛直と弛緩を繰り返す。
「んふ……じゅるっ。あたしもお兄ちゃんのお尻、犯したい」
「いいよ、ほら」
 愛菜が指を抜いて、凜花の指先にコンディショナーをたっぷり垂らす。凜花は指を二本も根元までねじ込んで、精嚢せいのうごと前立腺を掻き出す。おちんちんの先から圧し出された精液がびじゅっ、びじゅっ、びじゅっと噴き上がる。
「はあっ……ぐふぅ、いくっ、いっくっ……んはーっ」
 ずーんと腹パンを喰らったような快感が噴き出す。射精が震度四なら、お尻は震度六以上。派手に精液を噴き上げながら、全身をガクガク震わせる。女の子みたいな泣き声を漏らすと、愛菜が得も言われぬ表情でぼくをみつめる。
 射精がロックして、押しても引いても精液が出なくなる。イキっぱなしになる。愛菜が立ち上がって、お尻を向ける。ぼくも立ち上がって、イキっぱなしの巨根を愛菜に沈める。凜花がぼくたちの脚の間に座ったまま、もう一度ぼくのお尻に指を挿れる。優しく腰を前後に揺らす。前と後ろが同時にきもちよくて、からだじゅうの毛穴が開く。

 * * *

 夜九時頃になってようやくお母さんが帰ってくる。洗面台の前からぼくを呼ぶ。
「雅巳、白石さんとこの美咲ちゃんは同じクラスだよね?」
「隣の席だよ」
「あーそう、じゃあこれ渡しておいて」
 印刷物の入った封筒を渡される。美咲のお母さんは夜勤の仕事をしているから、今日の保護者会には来られなかったのか。
「なんの話だったの?」
 ぼくが訊くと、お母さんはメイクを落としながら言う。

「学校の子が二人、妊娠しちゃったんだって」

 背筋が凍りつく。ぼくは平静を装って、あーそうなんだと生返事しながら封筒の中身を見る。二学期の連絡事項と、保護者向けの連絡網の更新のお知らせ。
「それ誰?」
「知らないよ。誰か教えて貰えなかった。あなたのクラスじゃないの? 休んでる子とかいない?」
「うーん、わからん」
「それ忘れずに渡してね」

 ぼくは部屋に戻って、受け取った印刷物の封筒をランドセルに入れる。敷き直した布団の上に凜花と愛菜がシャツ一枚で寝転んで、一緒にスマホの動画を見ている。二人の前でアリスに相談することはできない。
 ぼくは自分のスマホで、美咲にIMCでチャットを送る。

「学校で二人、妊娠した子がいるって。それで保護者会が開かれたみたい」

 しばらく待つ。待っている間に、凜花と愛菜がぼくのパンツを下ろして、フェラチオを始める。仰向けになって、好きにさせる。
 チャットの返事を待っていたけれど、美咲からIMCで通話着信。出る。
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