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凜花を犯す・2

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 愛菜がぼくの背中を抱いて、乳首を摘む。肩越しにぼくと舌を絡める。
「お兄ちゃん、凜花のおまんこきもちいい?」
「きもちいいよ……愛菜にそっくり」
 ぼくは嫌がる凜花を残酷に突き下ろす。ちゅぶちゃっ、にゅぶちゃっ、ぶちゃっぶちゃっぶちゃっとセックスが響く。凜花が圧し出すような声を漏らす。
「いっ、いっ、うっ……ぐっ、はーっ、ほ、お、うっうっうっあっ、おっきい、おっ……あっあっあっあん」
「凜花、痛くない?」
「いっ、いっ、あっ、痛い……、あん、おっき……」
 結合を見下ろすと、出血しているように見えない。美咲と明日香も血が出なかった。処女だからといって、みんなが処女膜が裂けて血が出るなんて童貞の妄想だと明日香が言っていた。

「んはぁ、はぇ……お兄ちゃん、凜花にも、せーし、いっぱい出してあげてね」
 舌を絡ませながら愛菜が言う。ぼくの下腹部を撫でる。
「ここにせーし入ってるの?」
「もっと……奥の方だよ」
「奥の方? どのへん?」
「おしっこ貯めるところの裏側」
「ウフフ、それどこ?」
「お尻の穴の前の方? おまんこだと、恥骨の裏側」
「あー、奥の方だ」
「そうだね」

 精液が溜まっているときに走ったりすると、精嚢が上下にタプタプ揺れるのがわかる。お尻から指を挿れて抉ったら、全部絞り出せるんじゃないかと想像することがある。いつもお腹の奥にそんなじんじんしたしこりを抱えているのは落ち着かない。
 男子がみんなそうではなくて、ぼくみたいに精液がたくさん出るひと特有の感覚だとアリスが教えてくれた。そういうひとは異常性欲に陥りやすいとも言われた。ぼくの性欲は異常なのかもしれない。満腹中枢が機能しなくていくら食べてもおなかいっぱいにならないフードファイターみたいに、ぼくはなんかい射精しても満足できない。
「じゃあ、お兄ちゃんの処女も奪っちゃおう」
 そう言って、愛菜はカラーボックスにしまっておいたバイブを取り出す。愛菜に何度か挿入して遊んだけれど、すぐに飽きてしまって、存在を忘れていた。

 愛菜はバイブを自分の膣に挿れてちゃぷちゃぷ出し入れしてよく濡らし、ぼくのお尻におしつける。ぐっと先端がめり込む。ぼくは凜花の上で四つん這いになる。
「だめ……愛菜、入らないよ」
「お兄ちゃんのちんぽの半分もないよ」
 そう言って残酷にぼくのお尻を貫く。みちみちみちっと巨大な質量が直腸に滑り込み、前立腺と精嚢を下から上へゴリゴリゴリっと抉る。
「やっ、あっ……くはーっ」
 半ば強制的に精液が圧し出され、凜花の膣にびじゅるるるるるっとかなりの勢いで噴射する。愛菜は容赦なくぼくのお尻をゴリゴリ抉る。今まで犯された分を仕返しするみたいにぼくのお尻を犯す。みちみちに拡張したお尻を乱暴に掻き回されて、ぼくは痛いんだかきもちいいんだかわからなくて、涙を流しながら凜花の胎内に精液を放つ。
「何? 出してるの? しゃせーしてるの?」
 結合から溢れた精液を拭って、凜花が絶望的な声を出す。
「かはーっ、うっ、うっ、あっ,はっ、あー、まだ出るっ。いっぱい出るよ」
「やめて、お兄ちゃん、抜いて」
「まだ一回しか出してないよ。これからだよ」
 凜花は涙目でぼくをみつめて、おちんちんを掴んでいた手を離す。
 ぼくはお尻にバイブが突き刺さったまま、再び凜花を突き下ろす。腕に凜花の両脚をひっかけて、膣口を上に向かせて、ぶっちょぶっちょとプレスする。溢れ出した精液が凜花のおへそを伝って脇腹に流れる。凜花は抗うことを諦め、ぼくに突かれるまま上下に揺れる。

 * * *

 生気を失った凜花は一度シャワーを浴びさせ、お風呂場でも壁に押し付けて犯し、部屋に戻ってからもこうやってやりたいように犯す。バイブは挿れるときはものすごい圧を感じただけだったのに、お風呂場で引き抜くときが一番痛かった。

 夜十一時を過ぎて、お母さんが帰宅する。
 ぼくだけ部屋を出て、授業参観の連絡を渡す。お母さんはお茶を飲みながら連絡の紙を読む。
「凜花と愛菜の授業参観は?」
「五年生はまだみたい」
「ふーん、今お母さん忙しいから、行けるかどうかわからないよ」
「いいよ、来られたらで」
 正直、あんまり来てほしくない。もともとあまりぼくに向き合ってくれない母親だったけれど、凜花たちと縁組してから更に子供に目を向けなくなった。縁組で大金を手に入れてから、まるで他人になったように感じる。
 ぼくは口を縛ったコンビニ袋を燃えるゴミのゴミ箱に捨てる。新しいビニール袋をキッチンから何枚か取って、部屋に持ち帰る。

 ベッドランプだけが灯る六畳間に、裸のままの凜花と愛菜が横たわる。ついさっき絶頂した愛菜は呆けて天井をみつめる。
 ぼくも服を脱いで、凜花に覆いかぶさる。濡れた割れ目におちんちんを押し付ける。ちゅるんと滑らかに滑り込む。引き抜く。突き挿す。何度も抜き挿しする。ちゅぽっ、ちゅぽっ、ちゅぽっ、という卑猥な音だけが響く。凜花を滅多刺しにする。

「お兄ちゃん、お母さんと、ふぐっ……なに話してたの?」
 凜花が訊く。
「授業参観のお知らせが来てたから」
 ぼくは凜花を突く。
「しゅっ……修学旅行は?」
「修学旅行は九月だよ」
「はっ、あっあっあっ、ふっ、長崎だよね?」
「そうそう」
「おっ……お土産買ってきてね」
「凜花、乳首触って」
 凜花はぼくの乳首を触る。腰に両脚を巻き付ける。処女を失ったばかりの少女を四時間以上犯し続ける。ぼくの凌辱を受け入れる愛菜の姿をみたせいか、凜花は素直にぼくを愛撫する。

「お兄ちゃん、もし、あたしに彼氏ができたら、どうする?」
「どうするって……?」
「こんなことするの、辞めてくれる?」
「辞めない、ぼくがいいと言うまで、辞めさせない」
 酷い言葉がスラスラ出てくる。凜花は泣き腫らした顔でぼくをじっとみつめ、セックスに揺れる。
「どうして、あたしたちなの? お兄ちゃん、モテるでしょ」
「モテないよ」
「嘘、よりどりみどりでしょ」
 凜花が乳首を指先に挟んで震わせる。おちんちんがぎゅーっと剛直し、ぼくは腰を回転させて凜花の膣をぐちゃぐちゃにかき混ぜる。
「あたしたちが、弱いから?」
「違うよ」
「馬鹿だから?」
「違うよ」
「嫌いだから?」
「嫌いじゃないよ」
「エロいから?」
「そうだよ」
「あたしたち、子供だよ。まだ、十歳だよ。エロいの?」
「エロいよ……エロくてきもちいい」
「お兄ちゃん、ロリコンだ」
 凜花が少し笑う。ぼくは耐えきれずに凜花の膣に精液を放つ。びじゅっ、びじゅっ、びゅくっ、と僅かに射精して、その後延々と空打ちの痙攣が続く。精液が尽きかけているのに、性欲がおさまらない。
 ぼくはおちんちんを引き抜き、今度は隣で魂が抜けたように寝そべる愛菜に覆いかぶさる。濡れた巨根を膣に収める。たったいま凜花にしていたのと同じ勢いでピストンする。さっき出した精液が溢れて、びちゃびちゃ、ぶちゃぶちゃ、ただれた音を響かせる。
 汗だくの凜花が横向きになって、ぼくの肩に触れる。
「お兄ちゃん、休まなくていいの? 朝からずっとしてるでしょ」
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