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凜花を犯す・1

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 三十分ほど経った。
 隣から大きな声が聞こえてきたあと、足音が行き交う。双子の部屋のドアが開いて、今度はぼくの部屋のドアが開く。愛菜が凜花を伴って入ってくる。
 ぼくが向き直ると、愛菜がぼくのバスタオルを剥ぎ取って裸にする。自分もロングTシャツを脱いで全裸になる。下着姿の凜花がぼくたちの隣に正座する。

 愛菜はまだ乾かないおちんちんを凜花の目の前でにゅるるるっと飲み込む。唐突すぎて抵抗できない。
 扁桃腺を掻き分け、食道を通過するとき、喉仏が陰茎の裏側をゴリゴリ刺激する。限界まで飲み込むと、おちんちんの先に愛菜の鼓動を感じる。
「んはーっ、あっ……愛菜……」
「んぐ……んっ、ぐじゅぽっ、ぐちゃぼっ、ちゅるごっ、じゅるぼっ」
 愛菜は唇を開いて恐ろしい音を立てながらぼくの巨根を愛撫する。その光景を凜花が複雑な表情でみつめる。身体を傾けて、咥えているところを覗き込む。ぼくと目が合う。
「きもちいいの?」
「きもちいいよ……」
 凜花が頬を赤くする。羞恥なのか、嫌悪なのか、好奇心なのか、そのどれともつかない顔つきで愛菜のフェラチオを観察する。
 凜花は背中を壁につけて、膝を抱える。シャツの下はパンツ一枚で、割れ目に食い込む。下着姿で現れたら、ぼくに犯されることを期待しているとアリスが言った。アリスは今まで間違ったことを言ったことがない。

「んちゅるるるっ、ぷはぁっ、はぁ、はぁ……、お兄ちゃん、あのね……」
「うん……」
 愛菜はぼくを押し倒して上になる。みぞおちまで反り返ったおちんちんに割れ目をおしつけて、腰を前後に揺らす。濡れた割れ目が濡れた陰茎をマッサージする。未熟な小陰唇が巨根をにちゃにちゃ舐め回し、先端をぱくりと咥えて、みちゅるるるっと飲み込む。
「ほあぁ……あっ、あのね、凜花は、あたしたちのこと、みたいんだって」
「ぼくたちのこと?」
「こそこそされるのが嫌なんだって……アハハ、あん、あっ、あっ、いっ」

 ぼくは愛菜の胸を撫でながら、愛菜をゆっくり突き上げる。愛菜もぼくの乳首を爪で弾く。凜花はぼくたちの結合をじっとみつめる。
「ねえ、凜花。あたし凜花と喧嘩した日に、お兄ちゃんにレイプされて、はぁ、はぁ、あっ……それ以来、ずっと、毎日……犯されてるんだよ。お兄ちゃんの肉便器にされてるの。凜花があたしを部屋から追い出したから……」
「あたしのせいだね……」
「そうだよ、凜花が仲直りしてくれなかったから、お兄ちゃんに何回も膣出しされて、今日なんかあたしお兄ちゃんに犯されてイったんだ。数え切れないくらい何回も。あたし、もう、きっと普通の恋愛とかできないし、もし彼氏とかセフレができてエッチしても、お兄ちゃんのちんぽを思い出してしまうんだよ。だって、一日中、なんかいも、んはーっ、あっあっあっあっ」

 愛菜が喘ぐ。凜花が涙をぽろぽろ流す。愛菜はぼくの凌辱を受け入れたようにみえるけれど、ぼくに毀されたすべてを許していない。相当恨んでる。
「どうすれば、許してくれる?」
 凜花が泣き声で訊く。ぼくは息を止めて愛菜を激しく突き上げる。
「はーっ、あーっ、あっあっあっあぇぇ……んっあっあっ、ゆっ、るっ、さっな……あ、いく、またいく」
 ぼくの上で愛菜が仰け反って絶頂する。今日、初めて絶頂を経験したばかりなのに、一日で数え切れないくらい何回もイく。凜花が涙目で愛菜の絶頂をみつめる。
 愛菜が仰向けに崩れる。こうなってもぼくの長い陰茎は愛菜の膣から抜けない。起き上がって、ゆっくり引き抜く。反り返ったホカホカの巨根を凜花が涙目でみつめる。

「凜花も、あたしみたいに、お兄ちゃんに犯されればいいんだ」
 仰向けの愛菜が言う。凜花はぼくをみる。怯えた目でみつめる。

 ぼくは凜花のTシャツを脱がす。パンツも無理やり脱がす。裸にする。凜花が犯されることを愛菜が望んでいる。凜花自身も望んでいる。

 あたしを犯してもいいから、凜花を犯さないで。

 愛菜はそう言った。だけどそれは、ぼくたちの関係が凜花に露呈しないことが前提であって、バレてしまった今は情況が変わってしまったのだから、愛菜に義理立てする必要はない。
「お兄ちゃん、やめて……」
 凜花が鼻声で懇願する。ぼくを初めてお兄ちゃんと呼ぶ。
 ぼくは強引に凜花を押し倒す。凜花は泣いていて抵抗しない。左右の乳首を交互に舐める。左脇腹、左の乳首、首筋を通って右の乳首、右の脇腹へ舌を往復させる。ゆっくり、ゆっくり溶かしていく。
 この三週間前後でもう五人の少女と結ばれて、数えきれないくらい何度もセックスしてきたけれど、ちゃんとした前戯をしたことがほとんどない。知識はあるけれど、実践が伴っていない。ぼくはまだ子供だし、子供の身体しか知らないから仕方がない。

 舌を割れ目に滑らせると、凜花は恥ずかしがって片手で割れ目を覆う。その手を強引に引き剥がして、舌を処女の膣口にねじ込む。掻き回す。もうすっかり濡れていたけれど、更に時間をかけて愛撫する。愛菜が起き上がって、凜花の胸を舐める。
「あっ、あーっ、いやっ、やだ、いやぁ……」
 凜花が声をあげる。ぼくは凜花に覆いかぶさって、おちんちんを割れ目に押し付ける。体重をかけると、ぶちゅるるるっと簡単に底まで沈む。愛菜とそっくりの硬くてタイトな膣。凜花はじぶんの膣に突き刺さった陰茎を掴んで引き抜こうとするけれど、体液に濡れた巨根はぬるぬる滑って掴めない。
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