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第3部
第29話「紗英と最後に会ったときの回想」
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二年生になってから、ぼくと紗英はいつも通っている渋谷の外れのホテルではなく、下北の近くの新しい無人精算のホテルに鞍替えした。
その日は夏休み初日で、お父さんの学会に同伴する予定の前日だった。ぼくは美術部の合宿と偽って、紗英と二人で初めて外泊する。
天蓋にレースのカーテンがかかったベッドの上で、仰向けの紗英を夢中で突き下ろす。紗英はぼくの乳首をつまんで、涙目でぼくをみつめたまま、ピストンの振動に乳房を上下に揺らす。
「あっあっあっ、あっあーっ、イクっ、梨央、またイクっ、あっ、いっ」
紗英は胸を持ち上げて首を仰け反らせ、腰をガクガクと引き攣らせる。ぼくは紗英の絶頂に構うことなく、ピストンを続ける。
ぼくが一回射精するまでに、紗英は数えるのがバカバカしくなるくらい何回も絶頂する。ぼくは紗英の身体を抱き起こして、座位で突き上げる。二十センチの陰茎が紗英の子宮を突き上げて、紗英はぼくの頭を胸に抱きしめて悲鳴をあげる。
「ひっ、あーっ、きもちいい、梨央、はぁ、はぁ、待って、待って、あたし上になる」
「上がいいの?」
「だって、あっ、ぐっ、イクっ」
紗英がまた絶頂する。ぼくは紗英を抱き起こして仰向けになる。下から紗英を突き上げる。先端に子宮頸がゴリゴリあたって堪らない。ぼくもイキそう。
「梨央、ほんと……体力、すごいね」
「ずっと紗英とセックスしてるから、体力ついちゃった」
紗英がぼくの胸を撫でてマッサージする。レースのカーテンがピストンの振動に揺れる。浴槽のお湯が溜まって、メロディが流れる。紗英の指先が乳首を摘む。だめ、いく。
紗英の腰を突き上げて、おもいきり中出し。びじゅっ、びじゅっ、びじゅっ、と射精の振動を紗英の子宮に伝える。紗英がガクガク震えて、また絶頂する。ぼくの胸に崩れ落ちる。キスをする。
「あっ、はぁ、はぁ、梨央、いっぱい出した?」
「うん、出た……。きもちよかった」
「まだガッチガチだよ、ウフフ……元気だね、あン」
ぼくは身体をゆっくり波打たせるように動かして、紗英の中を突きほぐす。潤んだ粘膜がぬちゃぬちゃと音を立てる。
頬を赤く上気させた紗英が、切れ長の眼で陶酔した視線をぼくに注ぐ。その黒い瞳に、ぼくの緩みきったエロい表情が映る。まるで快楽に溺れる女の顔だ。
中性的よりもずっと女に寄った繊細な顔立ちと、声変わりしていない少年のようなボイストーンは、ぼくがぼく自身に抱いているイメージと随分乖離したものだ。
その顔立ちのお陰でモテるのだろうけど、イメージのズレから自己肯定できなくて、女の子からの好意に素直になれないし、自信も持てない。だけど、紗英に対して、その種の気後れをかんじたことはない。他の子と違って、紗英はぼくの容姿を無闇に褒めたりしない。もっと凡庸な本当のぼくをみてくれて、そんなぼくを求めてくれる。
「明日、大阪に行くの?」と紗英が訊く。
「うーんと、福岡だったかな……大阪かな、どっちだったか忘れた」
「お父さんと?」
「うん、論文の発表会だって。初めて連れて行ってもらえる」
「いいな、あたしも旅行に行きたい」
「ね、一緒に行きたいね」
ぼくたちはキスをする。お互いの唇を舐める。紗英のお尻を掴んで上下に揺さぶる。高校生なんてみんなセックスしてるけど、ここまで濃厚なセックスをまいにち何時間も楽しんでるカップルはいないとおもう。
一年以上、こんなふわふわした関係を続けて、ひたすら快楽に溺れたツケは、突然訪れた。
「梨央、あたしね、赤ちゃんできたかも」
ぼくは紗英をみつめる。潤んだ瞳をじっとみつめる。様々な不安と焦燥と罪悪が過るけれど、なぜだかぼくは安堵した。いつか離れていくと思っていた紗英と、とうとうつながったのだから。
「明日、お父さんに言うよ」
「ごめんね……」
「どうして謝るの?」
「あたし、里子だから、きっと家を追い出されるとおもう」
「ぼくんち、来ればいい。空き部屋もあるし」
紗英がまたキスをする。舌を絡める。紗英の睫毛が涙で濡れる。
「梨央は優しいね」
* * *
翌日、ぼくたちは午前中にチェックアウトして、駅前で別れた。
一度家に帰って旅支度をする。服を余所行きのジャケットに着替えて、ネクタイを締める。旅行かばんに着替えを詰めて、歯ブラシとドライヤーは持参する。ホテルの歯ブラシとドライヤーは信用できない。
部屋でガサゴソしてると、妹の友梨が三階のぼくの部屋に上がってくる。
「お兄、朝帰り~」
「部活の合宿だよ」
「そうなの、なんかいい匂いするよ」
「お父さんは?」
「トイレに閉じこもってる」
「もう時間ないのに……」
「どうせチャーター機でしょ、ちょっとくらい遅れても平気だよ」
飛行機の中で読む本を本棚で選ぶ。学校放送のために借りた早稲田文学が平積みにされて、奥の本が取れない。ぼくは友梨を振り返る。
「なんか文庫本貸して、飛行機の中で読むから」
「えーいいけど、ラノベしかないよ」
「いいよなんでも」
ぼくは友梨と一緒に階段を降りる。二階の友梨の部屋に入ると、緑の蛇の抱き枕が転がっていて、料理の本が開きっぱなし、ノートパソコンに友梨のインスタのページが表示されたままで、座卓の上に麦チョコが散乱する。だらしなくみえるけど、これでも去年よりマシになった方だ。
「これ面白かった」
友梨が文庫本を差し出す。大きな飛行船の砲座に座る少年と赤いマントの少女の表紙絵、ポップな黄色いロゴタイプ。ラノベのタイトルは火サス並に長いから読んでられない。
「ありがとう、借りるね」
そう言って妹の部屋を出る。階段を降りてキッチンへ。妹の食べ残しのクロワッサンを咥える。洗い物をしていたお母さんが振り返る。
「梨央、朝ごはん食べる?」
ぼくはクロワッサンを咥えたまま頭を横に振って、モゴモゴいいながらまた自分の部屋に駆け上がる。降りてきたお父さんとすれ違う。
「梨央、もう出るぞ」
「んー」
「財布忘れるな」
「んー」
* * *
羽田空港のビジネスジェット専用の待合室は、一般のロビーから離れた高級ホテル内にある。
出発時刻の一時間も前に到着して、ぼくはお父さんに荷物を預けて一人で一般ロビーに飲み物を買いに行く。
国際線の出発ロビーは夏休みが始まったばかりで、旅行に行く家族連れでごった返していた。保安検査所の向こう側にはお店がたくさんあるけど、こちら側は京急への通用口にコンビニがある程度だ。
ぼくは自販機で飲み物を買って、お父さんの待つ専用待合室に戻る。時計塔の前を通過したとき、ぼくは柔らかく手首を掴まれる。振り返る。紗英が立っている。
「みつけた」
「紗英、どうしたの?」
「チャーター機って言ってたから、ここかなと思って」
紗英はチェックプリーツのスカパンを履いて、黒いカットソーに臙脂色のカーディガンを羽織る。朝とは違う服だ。
「見送りに来てくれたの?」
「うん、なんか……うん」
「なに?」
「少し嫌な予感がしたから……」
「どんな予感?」
「梨央くんが、離れていくような」
「離れないよ、絶対離れない」
ぼくは周りの目を気にせず紗英を抱きしめる。紗英もぼくを抱きしめる。到着便の遅れがアナウンスされる。紗英が耳元でささやく。
「あたし、梨央くんの彼女になってもいい?」
「ぼくにとっては、ずっと彼女だったよ」
「よかった」
「ぼくたち、まだ高校生だけど……」
「うん」
「卒業したら、結婚してくれる?」
* * *
チャーター便に乗り込んで、手荷物を棚に上げて、ぼくは友梨に借りた本とペットボトルのお茶を座席テーブルにのせる。
飛行機が滑走路をゆっくり走り出す。窓のシャッターを上げて、外の景色をみる。
待合室の前で別れた紗英は、もう帰ったのだろうか。ぼくは友梨に借りた本の背表紙に書いてあるあらすじを読む。隣りに座ったお父さんはテーブルに書類をひろげる。老眼鏡をかける。書類に目を走らせる。ふと顔をあげてぼくを眼鏡越しにみる。
「梨央、向こうについたら夕飯は何がいい?」と父が聞く。
その日は夏休み初日で、お父さんの学会に同伴する予定の前日だった。ぼくは美術部の合宿と偽って、紗英と二人で初めて外泊する。
天蓋にレースのカーテンがかかったベッドの上で、仰向けの紗英を夢中で突き下ろす。紗英はぼくの乳首をつまんで、涙目でぼくをみつめたまま、ピストンの振動に乳房を上下に揺らす。
「あっあっあっ、あっあーっ、イクっ、梨央、またイクっ、あっ、いっ」
紗英は胸を持ち上げて首を仰け反らせ、腰をガクガクと引き攣らせる。ぼくは紗英の絶頂に構うことなく、ピストンを続ける。
ぼくが一回射精するまでに、紗英は数えるのがバカバカしくなるくらい何回も絶頂する。ぼくは紗英の身体を抱き起こして、座位で突き上げる。二十センチの陰茎が紗英の子宮を突き上げて、紗英はぼくの頭を胸に抱きしめて悲鳴をあげる。
「ひっ、あーっ、きもちいい、梨央、はぁ、はぁ、待って、待って、あたし上になる」
「上がいいの?」
「だって、あっ、ぐっ、イクっ」
紗英がまた絶頂する。ぼくは紗英を抱き起こして仰向けになる。下から紗英を突き上げる。先端に子宮頸がゴリゴリあたって堪らない。ぼくもイキそう。
「梨央、ほんと……体力、すごいね」
「ずっと紗英とセックスしてるから、体力ついちゃった」
紗英がぼくの胸を撫でてマッサージする。レースのカーテンがピストンの振動に揺れる。浴槽のお湯が溜まって、メロディが流れる。紗英の指先が乳首を摘む。だめ、いく。
紗英の腰を突き上げて、おもいきり中出し。びじゅっ、びじゅっ、びじゅっ、と射精の振動を紗英の子宮に伝える。紗英がガクガク震えて、また絶頂する。ぼくの胸に崩れ落ちる。キスをする。
「あっ、はぁ、はぁ、梨央、いっぱい出した?」
「うん、出た……。きもちよかった」
「まだガッチガチだよ、ウフフ……元気だね、あン」
ぼくは身体をゆっくり波打たせるように動かして、紗英の中を突きほぐす。潤んだ粘膜がぬちゃぬちゃと音を立てる。
頬を赤く上気させた紗英が、切れ長の眼で陶酔した視線をぼくに注ぐ。その黒い瞳に、ぼくの緩みきったエロい表情が映る。まるで快楽に溺れる女の顔だ。
中性的よりもずっと女に寄った繊細な顔立ちと、声変わりしていない少年のようなボイストーンは、ぼくがぼく自身に抱いているイメージと随分乖離したものだ。
その顔立ちのお陰でモテるのだろうけど、イメージのズレから自己肯定できなくて、女の子からの好意に素直になれないし、自信も持てない。だけど、紗英に対して、その種の気後れをかんじたことはない。他の子と違って、紗英はぼくの容姿を無闇に褒めたりしない。もっと凡庸な本当のぼくをみてくれて、そんなぼくを求めてくれる。
「明日、大阪に行くの?」と紗英が訊く。
「うーんと、福岡だったかな……大阪かな、どっちだったか忘れた」
「お父さんと?」
「うん、論文の発表会だって。初めて連れて行ってもらえる」
「いいな、あたしも旅行に行きたい」
「ね、一緒に行きたいね」
ぼくたちはキスをする。お互いの唇を舐める。紗英のお尻を掴んで上下に揺さぶる。高校生なんてみんなセックスしてるけど、ここまで濃厚なセックスをまいにち何時間も楽しんでるカップルはいないとおもう。
一年以上、こんなふわふわした関係を続けて、ひたすら快楽に溺れたツケは、突然訪れた。
「梨央、あたしね、赤ちゃんできたかも」
ぼくは紗英をみつめる。潤んだ瞳をじっとみつめる。様々な不安と焦燥と罪悪が過るけれど、なぜだかぼくは安堵した。いつか離れていくと思っていた紗英と、とうとうつながったのだから。
「明日、お父さんに言うよ」
「ごめんね……」
「どうして謝るの?」
「あたし、里子だから、きっと家を追い出されるとおもう」
「ぼくんち、来ればいい。空き部屋もあるし」
紗英がまたキスをする。舌を絡める。紗英の睫毛が涙で濡れる。
「梨央は優しいね」
* * *
翌日、ぼくたちは午前中にチェックアウトして、駅前で別れた。
一度家に帰って旅支度をする。服を余所行きのジャケットに着替えて、ネクタイを締める。旅行かばんに着替えを詰めて、歯ブラシとドライヤーは持参する。ホテルの歯ブラシとドライヤーは信用できない。
部屋でガサゴソしてると、妹の友梨が三階のぼくの部屋に上がってくる。
「お兄、朝帰り~」
「部活の合宿だよ」
「そうなの、なんかいい匂いするよ」
「お父さんは?」
「トイレに閉じこもってる」
「もう時間ないのに……」
「どうせチャーター機でしょ、ちょっとくらい遅れても平気だよ」
飛行機の中で読む本を本棚で選ぶ。学校放送のために借りた早稲田文学が平積みにされて、奥の本が取れない。ぼくは友梨を振り返る。
「なんか文庫本貸して、飛行機の中で読むから」
「えーいいけど、ラノベしかないよ」
「いいよなんでも」
ぼくは友梨と一緒に階段を降りる。二階の友梨の部屋に入ると、緑の蛇の抱き枕が転がっていて、料理の本が開きっぱなし、ノートパソコンに友梨のインスタのページが表示されたままで、座卓の上に麦チョコが散乱する。だらしなくみえるけど、これでも去年よりマシになった方だ。
「これ面白かった」
友梨が文庫本を差し出す。大きな飛行船の砲座に座る少年と赤いマントの少女の表紙絵、ポップな黄色いロゴタイプ。ラノベのタイトルは火サス並に長いから読んでられない。
「ありがとう、借りるね」
そう言って妹の部屋を出る。階段を降りてキッチンへ。妹の食べ残しのクロワッサンを咥える。洗い物をしていたお母さんが振り返る。
「梨央、朝ごはん食べる?」
ぼくはクロワッサンを咥えたまま頭を横に振って、モゴモゴいいながらまた自分の部屋に駆け上がる。降りてきたお父さんとすれ違う。
「梨央、もう出るぞ」
「んー」
「財布忘れるな」
「んー」
* * *
羽田空港のビジネスジェット専用の待合室は、一般のロビーから離れた高級ホテル内にある。
出発時刻の一時間も前に到着して、ぼくはお父さんに荷物を預けて一人で一般ロビーに飲み物を買いに行く。
国際線の出発ロビーは夏休みが始まったばかりで、旅行に行く家族連れでごった返していた。保安検査所の向こう側にはお店がたくさんあるけど、こちら側は京急への通用口にコンビニがある程度だ。
ぼくは自販機で飲み物を買って、お父さんの待つ専用待合室に戻る。時計塔の前を通過したとき、ぼくは柔らかく手首を掴まれる。振り返る。紗英が立っている。
「みつけた」
「紗英、どうしたの?」
「チャーター機って言ってたから、ここかなと思って」
紗英はチェックプリーツのスカパンを履いて、黒いカットソーに臙脂色のカーディガンを羽織る。朝とは違う服だ。
「見送りに来てくれたの?」
「うん、なんか……うん」
「なに?」
「少し嫌な予感がしたから……」
「どんな予感?」
「梨央くんが、離れていくような」
「離れないよ、絶対離れない」
ぼくは周りの目を気にせず紗英を抱きしめる。紗英もぼくを抱きしめる。到着便の遅れがアナウンスされる。紗英が耳元でささやく。
「あたし、梨央くんの彼女になってもいい?」
「ぼくにとっては、ずっと彼女だったよ」
「よかった」
「ぼくたち、まだ高校生だけど……」
「うん」
「卒業したら、結婚してくれる?」
* * *
チャーター便に乗り込んで、手荷物を棚に上げて、ぼくは友梨に借りた本とペットボトルのお茶を座席テーブルにのせる。
飛行機が滑走路をゆっくり走り出す。窓のシャッターを上げて、外の景色をみる。
待合室の前で別れた紗英は、もう帰ったのだろうか。ぼくは友梨に借りた本の背表紙に書いてあるあらすじを読む。隣りに座ったお父さんはテーブルに書類をひろげる。老眼鏡をかける。書類に目を走らせる。ふと顔をあげてぼくを眼鏡越しにみる。
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